武相荘だより ~白洲邸 折々の記~

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白洲次郎・正子夫妻が半世紀を過ごした茅葺き農家が、2001年10月より、旧白洲邸「武相荘」として一般公開されております。本マガジンでは、催しもの情報、白洲夫妻にまつわる多彩な読み物をお愉しみいただけます。

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メルマガ名
武相荘だより ~白洲邸 折々の記~
発行周期
月刊
最終発行日
2018年05月05日
 
発行部数
11,487部
メルマガID
0000079496
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 美術・デザイン > 美術館・ギャラリー

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武相荘だより ~白洲邸 折々の記~ 2018年5月5日 第198号

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★~イベント~
◇茅葺き職人による武相荘の屋根葺き替えのお話や、ヴァイオリンコンサートなど、
多彩なイベントが目白押し!武相荘イベントページをチェック!
https://www.buaiso.com/ki/info/event

 
◇武相荘ミニシアター「「おクジラさま ふたつの正義の物語」上映会
 
5月12日(土)-13日(日)にかけての全4回、12日のB回にはNYから帰国中の
佐々木監督ご本人が登場〜懇親会も開催致します。
作品についての直接のお話をお聞きしましょう。
この機会をぜひお見逃しなく!
会場:能ヶ谷ラウンジ(旧白洲邸武相荘)
定員:各回とも30名 自由席
《 日程・料金 》
A-5/12(土)13:00~14:50
B-5/12(土)16:00~17:50 + 佐々木監督による作品紹介&懇親会 〜19:00
C-5/13(日)13:00~14:50
A、C = 1,300円(税込)
B = 3,240円(税込)佐々木監督との懇親会・ワンドリンク軽食付き
詳細・申し込み → https://buaiso.com/ki/info/event/6923.html


★展示スケジュール 
 
「武相荘―春」2018年2月27日(火)~ 5月27日(日)
「武相荘―夏」5月28日(火)~ 8月27日(日)
《 夏季休館 8月27日(月)~9月3日(月) 》
「武相荘―秋」9月4日(火)~11月25日(日)


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  武相荘 四季便り
―――――――――б
 
☆大山れんげ…咲いています。年々、花が小さく、少なくなっている状況です。
☆源平菊(ペラペラヨメナ)…石垣に点在しています。
☆禅寺丸柿…色鮮やかな若葉を茂らせています。静かな日には、花が間引かれて、
ポコポコと石畳に落ちる音が聞こえます。

б――――――――――
 武相荘のひとりごと
――――――――――б 
 
最近声をかけて下さった方があり、ボクシングの村田諒太選手のチャンピオン防衛戦を

観戦してきました。

時々テレビでボクシングの試合を見て、実際に観戦したらものすごい迫力ではないかと

思い、心の底に眠る僅かな闘争本能がうごめいて、いつかは生で観たいと思っていました。
 
実際の試合は聞きしに勝るものすごい迫力で、人間が相手を殴る音などがはっきりと聞

こえ、テレビではわからない微妙なやりとりなどが手に取るようにわかり、エキサイティ

ングなひと時を過ごしました。

しかし、試合が終わり席を立ち、出口に向かって歩きだしますと、とんでもない光景が

目に入って驚愕しました。なんとたくさんの座席の下に飲み物のプラカップや割りばしが

はみ出した弁当の容器、その日のプログラムなどが捨てられて散乱しているのです。

私が子供のころの戦後の人々の心が荒んでいた頃にはよく見かけた光景でしたが、最近

では野球場やスポーツ観戦の場であのような光景は見た事がなかったので、心の中に空風

に古新聞が舞っているような寂寥感を覚えました。

まだまだ隣の国の人々のマナーなどとやかく言えないと思いました。

これから子供を育てるお父さんやお母さんにお願いしたい事です。


б―――――――――
  次郎の著作より
 ―――――――――б

『 腹たつままに 』より抜粋  
1952年「文藝春秋」1月号に掲載。現在は、新潮文庫「プリンシプルのない日本」収録。
 
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~私の気付いた憲法改正の要点~

 来るべき議会で当然起って来ることは、再軍備に端を発した憲法改正である。この新憲

法なるものの原案は確かな筋によると、終戦以前に於て既に米国側で占領中総司令部民政

局で、色々と話題をまいたケーディス氏一派によって起草されていたものらしい。言葉を

換えれば、これは米語翻訳憲法であることは周知の事実である。

 私はやかましい日本語の書き方など余り良く知らぬが、まさかと思う人は米文の憲法原

案の前文を見て御覧なさい。日本人が日本の憲法の前文で「我々日本人は云々」とやり始

めるでしょうか。外国人が日本人の立場に於て書こうとしたことによって、思わず「我々

日本人」と始めたに違いないし、又そう始めることは無理でもない。この憲法の翻訳に間

違った処は数ヵ所あると思うが、私の様な法律学知識の皆無のものでも気が付く箇所が二

つある。又この二つは不幸にして重大なるものでもある。

 一つは内閣の首班は国会議員でなくてはならないというくだり[ 第六十七条 ]、参議院

議員もまた国会議員であることに間違いはないと思うが、参議院議員が総理大臣になった

らどんなことが起るだろう。気に喰わぬ衆議院は何度でも解散しても、御本尊は六年間は

一向平気で居られるという始末。

 もう一つは内閣の構成員は過半数は国会議員でなくてはならぬという処[ 第六十八

条 ]。極端なことを考えると、参議院議員ばかりで内閣を構成したらどんなことになる

か。六年間の居据りは、間違いなくこの間御気に召す衆議院が出て来るまで、何度でも解

散をやられてそれこそ大変なことになりそうだ。

 まあこんな非常識な想像をたくましくすることは止めておいて、以上の二点はこの憲法

が翻訳憲法であるという証明にもなると思うから言ったまでだが、この翻訳もこの国民が

法律の字句にこだわってその精神を忘却する傾向があると思うので、憲法改正の時にこの

二点の「国会議員」とあるのを「衆議院議員」と訂正して貰いたい。

 大体この新憲法は、敗戦後将来の日本の政治体制のあり方の根本を、連合国側が制定し

たものだと思う。

 この新憲法の根本は結構なことだと考える。然し独立回復後の日本に於ては、本当に

「我々日本人」によって憲法を制定するべきではあるまいか。憲法改正というと、この米

国製憲法を改正するという意味だろうが、そんなケチなことは止めて、新規蒔き直しにこ

の現代日本に適応する様な憲法を、新規に制定すべきであろうと私は思う。
 
 現代の憲法は余りにも事務的の部面が多過ぎる。一国の憲法などというものは、もっと

根本を示すもので充分であると思う。事務的に余りに規定することが多い故に、その解釈

に於ても運用に於ても、色々の無理が出て来ているのではないだろうか。新憲法の原案を

書き上げた米人の気持は判る様な気がする。米国の議会ほど年々法律を大量生産するとこ

ろはないと聞く。そういう議会が好いのか悪いのかは知らぬし、知ろうとも思わぬが、こ

の心理状態が、日本国憲法を煩雑化(?)の結果に陥れたのではないかと考えるので、原

案作成の米人の気持は判る様な気がすると言うまでなのだ。

 例えば議会解散権をとってみよう。占領中総司令部の民政局の解釈とやらで、議会の解

散は内閣の信任案が否決されたとき、又は不信任案が可決になった時にのみ、議会は解散

されるので、政府に解散権はない[ 第六十九条 ]。時の政府は、この解釈がはからずも当

時の社会党民主党に都合がよかったらしいのでこの解釈に同調した。私はこの日本の議会

制度を米国式の議会構成の立場から判断して、こういう結論を出した民政局の人間の無知

と幼稚さを笑ったと同時に、こんな根本の問題に就て、利己御都合主義のために、こんな

結論を金科玉条の御託宣の如くに振り廻した、一部政治家の不甲斐なさ、無節操に憤慨し

た。いくらなんでも、彼等もこの結論に心から賛成したものとは思いたくなかった。それ

程の無能とは思いたくなかったから。

~政府の解散権大いに結構~

 今度の解散で政府が解散をやるのだ、出来るのだという前例(*)が遅ればせ乍ら出来

上がってホッとした様な気がした。政府に解散権がなければ、絶対多数の政党は党内の内

紛が発生せぬ限り、任期一ぱい居据わることは請合いだ。誰が好んで自分の首を切りたが

る奴がいるか。選挙は神より怖いと恐れている選良諸氏においてをやである。

 この新憲法を書くに当って、私は次のことを提唱したい。


一、今の憲法の様にゴタゴタクドクドしていなくて、なるべく簡単なものを。
(昔の教育勅語じゃないが、中学生なら大体暗記して知っていられる程度の短さと字句の容易さ)

二、議員の任期を
衆議院議員は二年に
参議院議員は三年に

三、参議院議員の数を、百乃至百五十名程度に。(このことに関連して一言いわして貰いたいことがある。
大分前だったが、参議院の構成を如何にするかということを研究立案するある委員会みたいなもので、
新参議院に推薦議員を百名程置くべしという結論には、私は反対である。私の反対の理由は至極簡単明瞭である
。新憲法の精神は、国会議員は国民の直接の選挙によるべしと信ずるからである)

四、参議院議員は衆議院の議場に入ってはならない様に。
(こうすれば参議院議員の大臣なんていう様な変形的の存在は、大体に於て消える様になるだろうから)

五、予算自体は勿論のこと、予算に直接関連のある事項に関しては、参議院の審議権を認めないこと。


 私が参議院の権限を制限縮小すべきと信ずる所以は、解散の対象になり得ない国会の一

部が、衆議院と殆ど同様な権限を持つことは、二院制ということから考えて見て無意味だ

と思うからだ。最近の参議院の行状(?)は、前にもいった法律の字句にとらわれて、そ

の精神を忘却している雄弁な一例であると思う。

 最近の参議院がその性格、並びにその存在の理由を、もっと常識的にもっと冷静に考え

て行動していたら、こんな議論も出て来なかったかも知れぬが。

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(*)1952年8月28日、吉田内閣が憲法第七条の天皇の国事行為(三号、衆議院の解散)を根拠に衆議院を
「抜き打ち解散」した。解散権行使の主体や要件の明確な規定を欠くとして、憲法論争が展開されたが、以後、
「第七条解散」が定着する。
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■当館への御意見・御要望など、こちらまでお寄せ下さい。

⇒ mailto:info@buaiso.com


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   ご利用案内
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◆ミュージアム開館時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)

レストラン営業時間
*ランチ 11:00~15:00ラストオーダー
*カフェ 11:00~17:00(16:30ラストオーダー)
*ディナー 18:00~ラストオーダー20:00(要予約)

※土日祝日のランチ予約はお受け出来ません。(人数等によって応相談)
※ご予約は前日までに。【 ご予約・問合せ:レストラン直通042-708-8633 】
  
メニュー、画像
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◆休館日/月曜日 ( ※祝日・振替休日と重なる場合は開館いたします。 ) 
※夏季・冬季臨時休館があります。日程は前述をご覧下さい。
 
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◆ミュージアム・エリアへのご入場/1,050円 (内消費税等77円) 
※小学生以下の入館は出来ません。※乳児は抱いた状態で可。
団体割引やシルバー割引等、割引の設定はございません。
    
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◆カフェ&レストラン、イベント外での飲食、お持込みはご遠慮下さい。

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◆ミュージアムをご覧になる際は、靴を脱いでお入り頂いております。

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◆駐車場 /
16台分のスペースをご用意しております。(無料)
満車の場合は、鶴川駅前の時間貸しをご利用下さい。
         
※地図はこちらへ⇒ http://www.buaiso.com/annai.html
※バスの駐車場はございません。
       
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◆本館は白洲次郎・正子夫妻が暮らした当時のままのしつらえで
公開しており、バリアフリーにはなっておりません。

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