風からの便り。

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風からの宛先のない手紙が誰かのポストに届きますように…。ほぼ週刊、月四回程度を予定しています。このペースで配信できればいいなぁと思っていますが、未定です。

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メルマガ名
風からの便り。
発行周期
月刊
最終発行日
2017年01月01日
 
発行部数
16部
メルマガID
0000111893
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > エッセイ

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風からの便り。 水月

Elephant 2

そして象は森へ帰る
A elephant finally goes back to the forest

No.77
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
since2003~

゜'・*:.。☆プロローグ゜'・*:.。☆

僕は旅をする・・・

たくさんの出来事の中を・・・
たくさんの人々が僕の前を通り、
去っていく中を・・・

僕の旅は始まったばかりだ。

僕は旅の途中、
立ち寄った名もない街から、
手紙をポストに放り込んで、

次の街へと向かう・・・

…………*………*……*…*…*……*………*………

ぱーん、という音とともにヒグマが椅子から崩れ落ちた。
隣にいた客はあまりに突然のことで、
何が起こったか状況を飲み込めていないらしく、
状況の把握に努めていた。
同席して、向かいに座っていた女は、
突然のあまりの出来事に声も出ない様子で呆然としていた。

ヒグマは毎晩のようにここで酒を女と飲んでいたし、
その日もいつもと変わらない、
その出来事を除いてはいつもの日だった。
誰も予測できない出来事だった。
ヒグマは30代なかばで、
自由人、政治家であり、作家であり、作曲家であり、画家であった。
芸術家であり、実業家でもあった。インテリであり、博識であり、
多くのことに精通し、社交的でもあった。
ヒグマは常に都会的な生活をしていた。
日常的に芸術家活動し、実業家としても活動していた。
常に苦闘、葛藤の連続であった。
ヒグマは以前こんなことを言っていた。
この国は平和な国だ。
外部からの侵略もない。
もう200年以上、戦いが起こっていない。
時々、この平和は退屈でしょうがない。
日中の日差しでさえ、煩わしく思えるほど、退屈なんだ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 マガジン名 風からの便り。
発行周期 週刊
発行者 水月
 E-mail mailto:mizukimoon@hotmail.com
 Web Site 水月HP『I am Here...』
 http://www.geocities.jp/mizukilune/
 購読解除 http://www.geocities.jp/mizukilune/html/index2.html

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