松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう

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メルマガ名
松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう
発行周期
月1回
最終発行日
2018年03月31日
 
発行部数
61部
メルマガID
0000137082
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > エッセイ

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「松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう」2018年3月号
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目次(ごあいさつ)
  (1)娯楽
  (2)哲学
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(ごあいさつ)
みなさんこんにちは。年度末というものは、誰にとってもそこ
そこ忙しいものであるらしく、私にとっても忙しいものでした。
ところで、TPP11が3月に正式調印されたそうです。もっと前に
決まっていたような気がしていましたが、案外時間がかかるも
のですね。民主主義諸国のパートナーシップとして、私はとて
も期待しています。EUも同様の制度ですが、政治統合という面
が強すぎ、メンバー国の主体性を犠牲にしている面があります。
自律的国家のパートナーシップ、これは、自律的個人のパート
ナーシップと同様、私たち人間、人間社会の一つの目標だとい
えるでしょう。こうしたパートナーシップを成立させるための
模索のうちに、意識というものの真の成長があります。自主性、
順応性はもちろん、相手にそれが備わるまでは安易に協働しな
い、という慎重さや辛抱強さも求められます。
今月も最後までお楽しみに。(2018年3月30日高山)

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(1) 娯楽

・将棋~「これが雁木ならたしかに」
 先日今流行の雁木囲いについて書いて、以前の印象だと、普
通に矢倉に組んで4筋を突き返せば、先手まずまずではないかと
書きました。その後、「どうやって雁木がよくなるのかな」と
少し興味を持って将棋ブログをいろいろと読んでみました。す
ると分かったのは、後手の雁木は4筋の位を取らずに、ひねり飛
車戦で用いる43と63に銀、52と32に金を配置した構えを取ると
いうことです。
 先手矢倉から見ると相手の角が玉を狙っていますし、囲いは
金銀が連結して、33の角も加わって、それなりの強度がありま
す。4筋に争点がないと、先手から攻めるときどうしようか、頭
を悩ませそうです。
 先手は先手の利を生かして矢倉という堅陣を築く、後手とし
ては追随するという戦略もあれば、昔からある急戦を仕掛ける
という考え方もあります。雁木に囲うのは後者の考え、先手に
追随せず、組むのに時間のかかる矢倉の弱点を突けそうな態勢
を目指す。これは自然な考えに見えます。
 「どう攻略するのか」
 先手居飛車の矢倉が良しと仮定するなら、その派生形として、
相居飛車先手持久戦は先手良し、という仮定を試しに置くこと
ができるでしょう。厳密に同じものではありませんが、一手先
に指せる方が有利だと考えられている、その形に近いので、こ
の仮定を試してみる価値はあるでしょう。最初に思うのは、後
手の角が働いているなというものです。なので角筋を避けるこ
とのできる菊水矢倉に組めないか、藤井矢倉ではだめなのか、
この2つから戦略を組み立ててみたいです。
 余談ですが、先手居飛車では左美濃急戦が有力戦法だとか。
将棋ブログを読みましたが、こちらもたしかに良さそうな戦法
です。先手居飛車も角を引き角にせずに使うのが共通していま
す。先手矢倉の思想は何かというと、先手の利を生かせば、後
手居飛車が先に仕掛ける順は成立しない(なぜならそれが可能な
ら先手にはもう一手早くそれが可能であろうから)、というもの
ではないかと推測します。後手雁木で、先手矢倉が苦戦するな
ら、先手はまた別の戦略を編み出してくる。これは筋が通った
戦略だと思います。定位置の角と飛車の攻めが受けにくい、と
言われると、居飛車の玉は、もろにこれら大駒の射程に入るの
で、たしかにその通りだと思います。
しかしながら、古来、先手矢倉はあまたの後手居飛車急戦を凌
いできたので、何か方策がないものかとも思います。(2018年3
月27日高山)



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(2) 哲学

・順応と自律の協働

 個性をミックスさせることがファンク(という音楽)である、
という格言がどこかにありまして、まさしくこれは言い得て妙
という言葉です。これはバンドメンバーに人種を一そろえ集め
ましたというお笑い芸とは全く異なるものです。
 世間にあまたの組織論がありますが、私にとってみますと、
その理論の真の論点というのは、個の視点に引き寄せて解釈し
たときにどのような姿を取るかにかかってきます。いうまでも
なく、組織の規模にかかわらず、思考と行動の単位は個人であ
るからです。
 自律性が生かされる集団というものの個人的視点からの解釈
というもの、これに以前も言及したことがあるかと思います。
上述したようなお笑い芸などは、所詮は手慰みのレベルのもの
でしかありません。
 メンバーの自律性を活かして、比喩的にいえばパレート的な
意味で最適化するとします。つまり、メンバー全員が納得する
ポイントを、まさにメンバー全員が納得しているという理由に
よって最適な解であるとみなすとした場合に、その解が、たと
えば生産性の面からも最適である保証はもちろんありません。
問題は、このような方針で得られた解が他の観点からも十分に
満足のいくものにするにはどうしたらよいかです。
「各自の自律的思考のレベルが高い」
このような場合には当然、パレート的な解もそれなりのもので
あろうと期待されます。
「各自が他人の自律的思考に適切に反応することができる」
このような場合にも、この集団における解は、メンバーの納得
というアウトプットには本来関係ない観点以外の観点からもそ
れなりの水準であることが期待できます。
 たとえば商品をつくる、サービスを展開する、他人に何かを
売る、こういう場合に、成員の納得は決して契約成立の十分条
件ではありませんし、成立した契約にとっての必要条件でもあ
りません。
 組織運営の上では、しかしながら、成員が納得しているとい
うことは絶対的とまではいいませんが、必要条件を構成するも
のだと考えることができます。そこで、成員の納得ということ
と、集団のパフォーマンスのバランスに常に私たちは苦慮する
ことになります。
 パレート的な組織運営をしてパフォーマンスを維持するには、
その成員は、「自らの意見を出すこと(自律性)」そして「他の
意見に順応し、肯定的に反応すること」の2つを同時に求められ
ます。
 言い換えれば、この両面を日ごろから意識し合うことが、こ
うした組織においては必要だということだと思います。
 パレート的な組織運営においては、順応できない人は、別の
場所にもっていくのがよいでしょう。「納得しない」という否
定的態度は、小さな子どもにもできるもので、したがって虫の
居所が悪いくらいの理由で、このような態度に訴えることはど
んなに能力のない人間にもできます。こうした一部メンバーの
納得に引きずられると、そのアウトプットはしばしば「原子論
化」するものだと覚えておいてください。原子論とは、「人は
みな生き物だ」というレベルの事実認定に陥るということです。
 何かの目的で組織された集団にとって、このような原子論は
何ももたらすものではありません。したがって、それぞれの自
律性が生きるような組織をつくりたいというときは、つくる前
に、だれかに入ってもらう前に、十分にその組織へのコミット
メントを確かめたり、あるいは高めるように働きかけ、原子論
化が生じないだろうというところまでの準備が必要になるでし
ょう。
 偶然にせよ、メンバーがそれぞれの意見をいい、お互いに順
応性をもって議論するのであれば、個々の能力がごく普通のも
のであっても、おそらくかなりよいものができるだろうと思い
ます。(2018年3月30日高山)



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(編集後記)
・今年は夏の甲子園大会が100年目だそうです。記憶に残る、隠
れた好取組を覚えていれば毎月載せていこうと思います。
第2回目は、北海道勢の活躍を願いまして、私の地元北海道の学
校を選びます(これを書いている時点では負けてしまいました
ね)。昭和58年選抜の一回戦駒大岩見沢対今治西です。今治西は
愛媛代表の古豪でして、このときまで初戦負けは一度もありま
せん。対する駒大岩見沢は初出場ながら新聞評価では攻守のバ
ランスがよいとされていました。実はこの前年の秋、私は駒大
岩見沢の試合を球場で視察しておりました。視察の結果は、
「上位進出可能、全国優勝さえ可能」。時流のパワー野球をい
ち早く取り入れ、従前の北海道代表とは一味違うパワフルな
チームでした。対する今治西ですが、池田のパワー野球流行の
当時では、ややクラシックな上手さが目立つチームでした。時
の勢いがこちらにあるように小学生ながら私は思っていたのだ
と思います。
 振り返ってみますと、うまさにやられてパワーが空回りする
可能性もかなりあったのだろうと思いますが、この試合に関し
ては13安打を放ち4対1で駒大岩見沢が快勝しました。
 駒大岩見沢は次戦で夏のベスト4久留米商業に3対1で勝利して
ベスト8進出。私にしてみればこれは当然の結果でした(ただ試
合としてはこちらのほうが面白かったかもしれません)。なぜ
準々決勝で負けたのか、そのほうがどうにも分かりませんでし
た。
 というわけで、視察段階からのお墨付き「初出場ヒグマ打線
快勝」の一戦でした。(2018年3月30日高山)


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