松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう

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メルマガ名
松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう
発行周期
月1回
最終発行日
2017年12月31日
 
発行部数
60部
メルマガID
0000137082
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > エッセイ

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「松風(先生)の遊びの中に哲学を探そう」2017年12月号
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目次(ごあいさつ)
  (1)娯楽
  (2)哲学
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(ごあいさつ)
2017年という年を振り返ると、国際的には、アメリカ・トランプ政権の発足が思
い起こされます。とうの昔に効力が失せていたところのメディア、識者などが解
任処分を受けたとみなすことができます。
平安時代において、貴族は毎月のように行事を繰り返していました。私が信じて
いるのは、そこは当時最高水準の知識と教養が交換される場所であったというこ
とです。おそらく今と同じように、民衆が自分たちを理解しない/尊敬しないと
嘆き、税金をちゃんと納めないと嘆き、ため息をついていたことでしょう。しか
し、彼らには現実を動かす力がなかった。おそらく平安時代に入って、ほどなく
して、彼らは現実を動かす力を失っていたでしょう。 
そう考えますと、もともとメディアや識者が政治的力を持とうとしても限界があ
るということを、そんなに残念がる必要もないのではないかと思います。なくて
当たり前という前提から始めるくらいでちょうどいいのだと思います。
国内的には、TPP11、日欧EPAが相次いで合意されました。すでに国際化は進展し
ていますが、英連邦諸国や欧州、東南アジアとの関係がさらに深まっていくので
しょう。仕事上の必要に迫られて、大学教育のあり方の変化も加速してくでしょ
う。
これらの動きは、懸案であった食糧安全保障の見地からも、政治的安定性の見地
からも歓迎したいです。もっとも私の生活にどれくらい影響があるのかは定かで
はありませんが、自立した国家として、先進的な民主国家と連携する体制に近づ
いていくのは、将来への希望を抱かしむるものではありました。今月も最後まで
お楽しみに。(2017年12月30日高山)

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(1) 娯楽
・将棋~雁木が流行?
 最近、強い若手棋士が相居飛車戦において雁木囲いを指していると知りました。
この雁木戦法というのは、昔は力自慢のアマチュアが好んで指す戦法という印象
で、プロではあまり指されない戦法でした。なんでもコンピュータソフトが、雁
木を選択することがあるとかで見直されてきたそうです。
 プロ棋士の戦法の流行は、その時代時代で強い人が及ぼす影響が強いので、い
ま流行している=戦法としていいというわけではありません。ただ、一石を投じ
るものであることは間違いないと思います。私のイメージでも、矢倉と雁木なら、
矢倉のほうが勝ちやすいです。雁木で勝てる気がしないですね。
 改めて現状を考えてみると、矢倉の攻め方なら私は知っている。雁木の攻め方
は指すことがないし指されることもないから覚えていない。こうした知識の非対
称性は、このゲームをする集団の中に存在しているかもしれません。矢倉がどの
くらいで寄せられるかは分かるが、相手の雁木がどのくらい持つか、どういう逃
げ道があるか、今一つつかめないものがあります。
 その昔の雁木対策としては、普通に矢倉に組んで4筋(後手なら6筋)を突き返す。
これでやや良し、みたいな印象でしたが、強い若手が指す以上、そのくらいでは
全然だめなのでしょうね。雁木はアマチュアにも人気ですから、一部マニアは喝
さいを送っているのでしょうね。この調子で普通の三間飛車、横歩取り33桂など
のマイナー戦法にも光が当たってくれればと思います。(2017年12月30日高山)

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(2) 哲学

・「我欲す」と「汝為すべし」
 先月から引き続いて、同じ20世紀前半の本を読んでいまして、標記のような論
点を見出しました。20世紀の論述においては、よく悪くもニーチェの影響が現れ
ていることがあり、意識してかせざるか、ニーチェの考えに寄せていく傾向が見
受けられます。汝為すべしとは言うまでもなくカントの道徳律を想起させるもの
であり、我欲すとはニーチェがそれを克服するとして対置したものです。
 もし、人がこのような「寄せていく」考えを最初から抱かないのであれば、こ
のような格率は排他的な関係には全くなく、多くの点で交錯しており、ある人に
とって欲するものが、別の人にとって為すべしであり、その人にとっての為すべ
しは、多くの人の欲するところであるかもしれない、そういう事態はいくらでも
考えられるということが分かります。

・文化的格率は、各人の属する時代の文化的状態の分析と価値観から導かれる
 したがって、文化状態への見解がなければ、そもそも文化的レベルでの汝為す
べしも我欲すも出てくることはありません。

・個人的格率は、自分自身の精神的状態の分析と価値観から導かれる
個人についても同様のことがいえる。哲学者でありたいと欲するなら、多くの
「汝為すべし」がある。何かになりたいなら多くの為すべしがある。偶然は、欲
しない領域に人を導くこともある。
著者は私の愛読するシュレーディンガーだが、著者はエゴイズムの克服を、その
ような文化的格率として挙げている。
汝為すべしと我欲すの弁証法的闘争などは、所詮は言葉遊びである。

全身でもって絞り出すくらいの気持ちでないと、自分のものといえる格率はなか
なか生まれてこないものです。恐らく、こういうものをつくりましょうといって
つくれるものではないので、それぞれの人間がつける「実」のようなものなので
はないかと思います。
シュレディンガーがエゴイズムの克服を目指すとき、それは欲するものでもあり、
自己を律するものでもあったでしょう。それに共感した人はともにそれを欲し、
自己を律したでしょう。
欲すると為すべしのように、私にすれば見せかけだけの対句的関係が、人間の思
考を大いに攪乱します。
哲学的思考において留意するべきこととして、「演算は最後に行え」というのを
挙げておきたいと思います。局面を理解する前に、個別的要素の演算を始めてし
まうと、自分がどこで間違っていたのかも分からなくなります。とくに哲学的対
象は、抽象的なものも多いため、実地に見て確かめるということが難しいものも
少なくありません。(2017年12月30日高山)

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(編集後記)
・長年生きてくると、読むもの、聴くものなんでもそうですが、自分自身の精神
生活に関して、妥協というものがなくなります。新しいものの居場所が少しと、
自分自身を高めてくれる、高めてくれたわずかの作品群とがそばにあります。20
18年がいい年になりますように。2018年もよろしくお願いします。(2017年12月3
0日高山)

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