アートマガジンVOID chicken

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メルマガ名
アートマガジンVOID chicken
発行周期
月刊・不定期刊
最終発行日
2017年09月18日
 
発行部数
246部
メルマガID
0000164509
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 美術・デザイン > 美術館・ギャラリー

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┃VOID Chicken Nuggets 2017年9月18日号
┃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
┃快調アート小咄ブログ ⇒http://voidchicke.exblog.jp/

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017/9/18━

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C o n t e n t s :

[1] 漫談:ゲージュツの秋、食の秋は札幌で!
[2] レビュー:杉戸洋「とんぼとのりしろ」東京都美術館 by 塩崎浩子
[3] チケットプレゼント「札幌国際芸術祭2017」パスポート(5名様)
[4] 編集後記


◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

漫談ゲージュツの秋、食の秋は札幌で!


さぼ 札幌・十勝行ってきたー!美味しいものたくさん食べたー!ってか、まずは「札幌国際芸術祭2017」のご報告をせねば。
さかぐは真面目に忙しそうだったねー?少しだけ会えたけど。

さかぐ 連日イベント多いからね。でもどっちかっていうと食べる方が忙しくなってきた。採れたてのとうきび、じゃがいも、トマト、ズッキーニなどなどがコンビニにまで溢れかえってます。
食料自給率200%越えの実力見せつけられる、まさに収穫の秋を満喫中!(カロリーベース)

さぼ 食べもの美味しいと人間明るくなるよね。ミサイルなんてだれも気にしちゃいない。短い夏を惜しむ宴に連夜忙しいよねー。やはり冬は厳しいのかな?

さかぐ 今年けっこう暑かったんだけ9月中旬あたりからぐーんと寒くなって紅葉も始まりました。
10月後半には初雪。やっぱり人間も気分あがってるのは夏だろうね。10月ごろになるとみんなうなだれて歩いてる印象あるもの。

さぼ そうか。冬には開催できないね。雪まつりでジェフ・クーンズのパピーの雪像とか見てみたいけど予算的に無理?個人的にはクリスチャン・マークレーと毛利悠子はとても良かったよ。マークレーはさかぐのこと覚えてたんでしょ?むかしvoidchickenでもインタビューしたよね。

さかぐ 10年以上前のインタビューなのに覚えてた、びっくり!VOID Chickenの0号でしたね。札幌は芸術の森美術館がまるごとマークレーの個展で、かっこいいです。
で、その隣の札幌市立大学の毛利悠子の新作「そよぎ またはエコー」はぜったいみてほしーい!
市立大まで森の坂道をちょっと登るけど、でっかいどうほっかいどうの旅気分もプチ味わえます。

さぼ  札幌芸術祭の森は広いね。バスで迷ってヒッチハイクデビューしちゃったけど。なんとか「マレウレウ祭り」の野外ライブに間に合ってよかった。台湾の少数民族バンドなんて初めて見たよ。広い芝生の上に大風呂敷を敷いて、ビール片手にダラーーンと寝そべって気持ちよかったね。

さかぐ 彼らのカラフルな民俗衣装と大風呂敷が意外とすんなりマッチしてた。子どもも大人も大風呂敷に寝っ転がって、ピースフルで良いイベントだったな。

さぼ ゆるいウッドストックみたいな?笑
ステージ上にも舞台美術のように大風呂敷がドーンと吊るしてあったね。屋外もステージもどこもかしこもパッチワークのカラフルな布が!笑 最後まで盛り上がったよね?

さかぐ 陽が落ちてからはみんなでアイヌの歌と踊りを輪になって歌って踊って。寒かったし、やけくそ?楽しかった。

さぼ 札幌ゲーサイは会場をぜんぶまわるには車があるといいね。路線バスで行けなくもないけど、本数少ないしね。

さかぐ でもバスも目を皿のようにして計画立てればけっこう制覇できるよ。
かつてトーマス・クックを熟読してヨーロッパ鉄道の旅を組み立てたみたいな楽しさ?
と思ってたら、なんとトーマスクック廃刊してたガーン!
まあ北海道だしエリアは広くて遠い。逆にまちなかは碁盤の目でわかりやすい。レンタサイクルで回ると便利です。
私もたぶん最後まで行けないところとか知らない作家もいっぱいいると思う、ようやく先週円山にいけたところ。

さぼ 円山公園は動物園もあるから行きたかったけど。旭川の動物園も行きたかったな。
あきらめも肝心。(笑)潔く「食」に走りましょう。

さかぐ そう、諦めは肝心!円山のソフトクリーム屋バーンズも定休日だったから諦めたよ。限られた時間で全部こなそうとするよりも、寄り道したりライブみたり、自分で楽しみ見つけてほしいな。
音や現象を楽しむ作品が多いから、リラックスして楽しんでください。

さぼ これからもライブたくさんあるじゃん。ラスト3days見にまた行きたいくらいだ!

さかぐ 15日からはOPEN GATEが石山緑地で始まってます。
今週は指輪ホテルの市電演劇、アジアンミーティングフェスティバル、ラストウィークはゲストディレクター大友良英の
3days にモエレ沼では音楽&アート解放区、梅田哲也のオールナイト夜噺などなど、書ききれないくらいイベントだらけよ!
来て見て聞いて体験しないとわかんないし、ここまで進行形の芸術祭あまりないと思うからみんなほんと来てきてー

さぼ 札幌はおしのべて宿が高いのでゲストハウスをお勧めするよ!

さかぐ ゲストハウスでも札幌のアーティストの展示を開催中。いろいろあったけど良い試みだしコーヒーもうまいし
ホテル混んでるしナイスな企画だったと思うな。さぼもゲストハウス泊まってたよね。どうでした?

さぼ まぢよかった。Booking.comで札幌ゲストハウスWayaに一泊したよ。ドミトリースタイル(4人部屋)は初めてなんだけど、ベッドが広くてリラックスできた。お風呂やトイレが最新式でめちゃ快適すぎ!wayaは駅からちょっと歩くからその分設備がとても充実してるんだよねー。共有スペースも広くて家族やグループでの旅行にもおすすめしたい。
ゲストハウスXギャラリープロジェクト「アートは旅の入り口」の展示会場にもなってて、鈴木悠哉(すずきゆうや)というアーティストの作品が展示してあります。札幌ゲーサイオフィシャルバー「出会い」atOYOYOで本人に遭遇したから「作品見ましたっ」とお話したら「自分の作品を見たという人に初めて会いました」っていうから笑ったよ。他のゲウトハウスも評判よいみたいよ。

札幌ゲストハウスWaya
http://waya-gh.com/

さかぐ いろんなところでいろんなことが同時多発してる、それが大友さんのゲストディレクターらしさだと思う。全体を統括するようなキュレーターはいないけど、それぞれの現場はここでしかできないことをフルでやり切っていて、すがすがしいよ。
いわゆる芸術祭としてスカスカとか薄いとかコメントする人もいるんだけど、そもそもその囚われているフレーム自体を疑えっていう。だから「芸術祭って何だ?」ってことでー

さぼ 横浜やあいちの芸術祭がめちゃコンパクトな展示に感じてしまうでっかいどーな札幌ゲーサイを堪能してほしいっすね。せっかく遠くまで来たんだから仕事のこと、日常の雑事、失恋、失業もぜーんぶ忘れよう!笑

さかぐ あと2週間で終わりだけどいまから予約しても間に合う!
LCC&ゲストハウス&レンタサイクルでリーズナブルな秋の旅。ヒッチハイクデビューするなら北海道!


<<<札幌国際芸術祭2017(SIAF2017)>>>
2017年8月6日(日)~ 10月1日(日)〈57日間〉
テーマ「芸術祭ってなんだ?」
サブテーマ「ガラクタの星座たち」
ゲストディレクター 大友 良英

主な会場 モエレ沼公園/札幌芸術の森/札幌市立大学/北海道大学総合博物館/JRタワー プラニスホール/mima 北海道立三岸好太郎美術館/札幌大通地下
ギャラリー 500m美術館/狸小路商店街/大通すわろうテラス/金市舘ビル/りんご/北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化/複合施設 HUG/AGS6・3ビル/
北専プラザ佐野ビル/CAI02/札幌市資料館/札幌市円山動物園/円山公園/札幌宮の森美術館/TOOV cafe/gallery/OYOYOまち×アートセンターさっぽろ/大漁居酒屋てっちゃん/UNTAPPED HOSTEL/WAYA/雪結(yuyu)/Ten to Ten Hokkaido Hostel & Kitchen/SappoLodge/めざましサンド店/THE STAY SAPPORO/札幌コンサートホール Kitara/扇谷記念スタジオ・シアターZOO/石山緑地/中島公園/札幌市電 ほか

参加アーティスト
ARTSAT × SIAFラボ/アーノント・ノンヤオ/∈Y∋/相川 みつぐ/Adam Kitingan/アヨロラボラトリー/有泉 汐織/イ・カホ/五十嵐 淳/イサム・ノグチ/
石川 直樹/伊藤 隆介/WinWin/植野 隆司/上ノ 大作/上原 なな江/宇川 直宏/梅田 哲也/MC MANGO/大黒 淳一×SIAFラボ/大城 真/大友 良英/
大友 良英+青山 泰知+伊藤 隆之 /オーレン・アンバーチ /OKI/勝井 祐二/カミーユ・ノーメント/カリフ8/菊澤 好紀/岸野 雄一/グエン・タン・トゥイ/クリスチャン・マークレー/栗谷川 健一/クワクボリョウタ/今野 勉/斎藤 歩/斎藤 秀三郎/斉藤 幹男/酒井 広司/Sachiko M/札幌大風呂敷チーム×プロジェクトFUKUSHIMA!/さや/沢 則行/さわ ひらき/C・スペンサー・イェー/篠原 有司男/湿った犬/東海林 靖志/ジョン・リチャーズ/白濱 雅也/鈴木 昭男
/鈴木 悠哉/高橋 幾郎/タノタイガ/陳建年/鄭捷任/chi too/張惠笙/チョン・ヨンドゥ/珍盤亭娯楽師匠/都築 響一/dj sniff /DJ方/荻部絲/テニスコーツ/
テンテンコ/刀根 康尚/中崎 透/中ザワ ヒデキ/中村 としまる/ナムジュン・パイク/のん/灰野 敬二/陳世川/端 聡/ハットコペ/原田 郁子/東方 悠平/
PIKA/樋口 勇輝/藤倉 翼/富士 翔太朗/藤田 陽介/宝示戸 亮二/堀尾 寛太/松井 紫朗/蜜子舞賽/マレウレウ/三岸 好太郎/水内 義人/南 阿沙美/ムジカ・テト/毛利 悠子/山川 冬樹/ユエン・チーワイ/指輪ホテル/吉田 野乃子/吉増 剛造/米子 匡司/リチャード・ホーナー/YPY/渡辺 はるか/渡部 勇介/ワビサビ/赤平住友の炭鉱遺産:坑内模式図/木彫り熊/大漁居酒屋てっちゃん/北海道秘宝館「春子」/三松正夫の昭和新山火山画/レトロスペース坂 会館

http://siaf.jp

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[2]レビュー:杉戸洋「とんぼ と のりしろ」東京都美術館 by 塩崎浩子

東京都美術館へ向かったのは厚めの雲が空をおおう蒸し暑い日だった。杉戸洋「とんぼ と のりしろ」展(10月9日まで)の受付で「時間や光で見え方が変わるので、このチケットで会期中もう一度入場できます」と言われた。会期直前に急遽決まったそうでその心意気に嬉しくなる。
 地下3階、大きな窓のある吹き抜けの展示室は最低限の照明と外光のみで、確かに天候や時間帯に影響を受けそうだ。曇り空のその日は版画や写真の展示のように会場は薄暗く、ごつごつとした展示壁が細かな影を作っている。三角屋根の家や塔、幾何学的なかたちの小さな絵が古い額に入って掛けられ、絵の中から飛び出したかのような小さなランプと椅子の場所だけがぼんやり明るい。キャプションや作品説明のないその場所にいると、今がいつの時代なのかどこの国なのか分からなくなる。
 別の部屋では、見えない絵(額しかない絵、重ねて壁に立てかけられた絵)があったり、発泡スチロールやパネル、スポンジ、箱など様々な素材を用いた作品が時に床や展示壁と同化して見えたりもする。吹き抜けの空間から一転して天井は低く、床置きの作品を目で追うと目線がどんどん低くなる。
 地下2階にある最新、最大の作品は、杉戸が絵付けをし常滑で焼いた様々な色のタイルを組み合わせた幅 10 メートル、高さ 3メートルもの「module(for roomA)」。地下3階から仰ぎ見るその姿は高々と立つ巨大な祭壇のよう。裏側には小さなオブジェや道具、他の作家の作品がぽつぽつと置かれ、土に由来するタイルの質感や色が空間に溶け込んでいる。
 美術館特設サイトでのインタビューで杉戸は「もしこの場所が自分のリビングルームだったら、と考えるようになってきました」と述べている。前川國男が設計した重厚な
地下空間に着想を得て作り上げたという今回の展示は、壁や床、空気や光も含む空間全体が一つの杉戸の絵画世界であり、リビングルームの親近感と、すみずみにまで
主人の心が行き届いた茶室のような緊張感とが調和している。どこまでが作品なのか宝探しのような気分で会場を歩けば、窓の外に巣を張るクモ、丸まったテープくず、アンケート記入用の鉛筆でさえ作品に見えてくる(ほんとに作品かも知れない)。印刷・製本用語である展覧会タイトルの「とんぼ」や「のりしろ」が、決められた場所の「そとがわ」を認識させるように、絵のそとがわにある空間への杉戸の意識が強く鮮明に提示されている。
 同時期に小山登美夫ギャラリーで開催の「チリと見返し」展(9月2日で終了)
もまた空間全体が一つの作品となっていて、私を含め訪れた人をまず軽く困惑させる。あるはずの所に作品がなく、あるはずのない所に作品がある。アーチ型の天井さえ作品かと思わせるほどだ。ここでも印刷・製本用語が展覧会タイトルに使われていて、チリや見返しは普段あまり意識することはないが、それがなければ表紙が成立し得ない必要不可欠な部分である。そんなチリや見返し的な仕掛けがあちこちに施されている。展示空間とは何か、絵を見るとはどういうことか、そこにいる自分とは何かーー。
 杉戸洋の絵画は夢の痕跡のように淡くはかなげだ。初めてその絵を見た時、画面の両脇に引かれたカーテンが舞台の始まりを告げ、自分がその画面に入り込んで、カーテンのこちらから遠く向こうの舞台を見下ろしているかのような気持ちになったものだ。絵を見ながらその自分を俯瞰で眺めているような空間感覚。まるで魔法のように、そこにいる自分が空間を決定する。自分の体を介して絵画空間がゆるやかにひろがっていく。

塩崎浩子(ライター)

■杉戸洋「とんぼ と のりしろ」
開催中~10月9日(月祝)まで
東京都美術館 ギャラリーA・B・C
http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_hiroshisugito.html


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[3]チケットプレゼント

札幌国際芸術祭2017パスポート(5名様)

※チケットプレゼント5名様 先着順です!
メルマガの感想、最近お気に入りのアーティストなど、一言メッセージと共に
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voidchicken(あっとまーく)voidvoid.sakura.ne.jpまで

※当方送料負担にてお送りいたします。

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[4]編集後記

札幌国際芸術祭でのOPEN GATE2017、全4日の3日めまで本日終了したとこです(17日現在)
明日は台風。OPEN GATEもファイナル、なにもかも吹き飛ばされる?どうなる?
とりあえずモバイルアースオーブンでお腹いっぱいな台風前夜。(さかぐ)
OPEN GATE 2017
https://www.soundsresearch.com/open-gate-2017
モバイルアースオーブン
http://siaf.jp/projects/mobile-earth-oven


台風が来てるから眠いどー(さぼ)


= t h a n k y o u f o r s u b s c r i b i n g =

VOIDCHICKEN is, Tokyo-based, an independent bilingual art paper.
Blog: VOID Chicken DAYS http://voidchicke.exblog.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/voidchicken

お問い合わせ先
voidchickenあっとまーくvoidvoid.sakura.ne.jp
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