著作権判例速報

  • ¥0

    無料

最高裁判所サイトで公表された最新の著作権判例について行政書士大塚大(東京都行政書士会知財担当理事)が紹介しています。2006年4月配信開始。年間50件程度。法務,不正競争防止法,ライセンス,フランチャイズ事件もブログ「駒沢公園行政書士事務所日記」で掲載中です。 知財,音楽,漫画,ゲーム,アニメ,法律,プログラム,ソフト,イラスト,広告代理店,出版,起業,営業秘密,知的財産管理技能検定,弁理士,弁護士,司法書士,社会保険労務士,特許,商標,意匠,請負,イラスト,写真,資産

著者サイト
 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
著作権判例速報
発行周期
月に3~4回程度の配信となります
最終発行日
2017年07月15日
 
発行部数
1,222部
メルマガID
0000194248
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 一般ニュース > 社会

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号

◆◇著作権判例速報◇◆  配信2017/7/15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは!駒沢公園行政書士事務所日記メルマガです。
http://ootsuka.livedoor.biz/archives/52499002.html
最高裁判所ウェブサイト掲載日2017/7/13(謝意:裁判所判例Watch)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

チップ選別機プログラム事件

東京地裁平成29.6.29平成28(ワ)36924著作権侵害差止等請求事件
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/920/086920_hanrei.pdf

東京地方裁判所民事第46部
裁判長裁判官 柴田義明
裁判官    萩原孝基
裁判官    林 雅子

*裁判所サイト公表 2017.7.13
*キーワード:プログラム、著作物性

   --------------------

■事案

ソフトウェア開発受託業務に関連してプログラムの著作物性が争点とな
った事案です。

原告:ソフトウェア開発業者
被告:精密機器製造販売会社

   --------------------

■結論

請求棄却

   --------------------

■争点

条文 著作権法2条1項1号、10号の2

1 本件プログラムの著作物性

   --------------------

■事案の概要

『本件は,個人としてソフトウェアの受託開発業を営んでいる原告が,
被告は原告の著作物であるプログラムのソースコードを使用してプログ
ラムを作成し,当該プログラムを搭載した機器を取引先に納入すること
により,原告の著作権(翻案権,譲渡権及び貸与権)を侵害したと主張
して,被告に対し,著作権法112条1項及び2項に基づき,被告が作
成したプログラム及びそのソースコードの使用の差止め並びに廃棄を求
めるとともに,民法709条及び著作権法114条2項に基づき損害金
180万円の支払を求める事案である。』(1頁以下)

<経緯>

H27.08 被告がSEDI社からチップ選別機製造受託
H27.09 原被告間でソフトウェア開発請負契約締結
H28.02 請負契約終了
H28.04 原告が被告に対して別件提訴、60万円認容

   --------------------

■判決内容

<争点>

1 本件プログラムの著作物性

本件プログラムの著作物性について、被告は、本件プログラムは指令の
表現やその組合せ等について作成者の個性が表れたものとはいえず、著
作物に当たらないと反論しました(7頁以下)。
この点について、裁判所は、プログラムの著作物性の意義(著作権法2
条1項1号、同項10号の2)について言及した上で、原告は本件ソー
スコードを証拠としてして提出し、また、本件プログラムの処理の内容
を述べたのみであり、本件ソースコードの具体的な表現について、その
表現自体や表現の組合せ、表現順序からなるプログラムの全体に選択の
幅があり、かつ、それがありふれた表現ではなく作成者の個性、表現上
の創作性が表れていることを主張立証しなかったと判断。本件プログラ
ムの著作物性を否定しています。

結論として、棄却の判断となっています。

   --------------------

■コメント

ソフトウェア開発請負案件での発注元と請負側との紛争ですが、本人訴
訟ということもあって、プログラムの著作物性について原告側の立証が
尽くされていません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
後記:検診を受診しましたが、半日絶食は酷暑のなか、
   きつくて、かえって病気になりそうでした(苦笑)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼企業内イントラネット配信、業務・勉強会
資料にご自由にお使い下さい。皆様と著作権
問題について認識を共有できれば幸甚です。

執筆者:特定行政書士 大塚 大
駒沢公園行政書士事務所
東京都世田谷区駒沢5-12-7
E-mail:houmu@pc.nifty.jp
http://ootsuka-houmu.com
facebook.com/ootsuka.dai
twitter.com/ootsuka
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ