ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント

  • ¥0

    無料

グローバルビジネスマンなら必読の米経済誌ウォールストリートジャーナル「THE WALL STREET JOURNAL」。この記事を読んで、新規事業・新商品のヒントを掴みましょう。英語の勉強にもなります。

著者サイト
 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント
発行周期
火曜・土曜
最終発行日
2018年07月15日
 
発行部数
608部
メルマガID
0000261802
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 独立・起業 > ベンチャー

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ウォールストリートジャーナルから見た起業のヒント
          ~ビジネスアイデアと英語力の習得~
              2018/07/14 Vol.1203
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※今回も事情により簡易(≒おもしろい!)版になっております。
◎本日のニュース

1)見出し 
Amazon’s Pharmacy Deal Threatens Retail Drugstores

【出典】
https://on.wsj.com/2KAXE6T

2)ビジネスのヒント
最近アマゾンを取り上げる事が多いですが、
ウォールストリートジャーナルでもアマゾンの記事が多いのは事実。
株価も大きく上昇していますし、アマゾン株で儲けた人や
これから儲けようと考えている人が多いのでしょう。
多くの人が注目しているから、新聞もアマゾンを取り上げることが多いのです。

そのアマゾンが、処方薬市場に参入するようです。処方薬のネット通販企業・
ピルパックを買収することで同意しました。

【アメリカ処方薬市場】
1.市場規模は4130億ドル
2.毎年58億件の処方箋が処理

1について、4000億ドルあまりの市場を牛耳るのが実店舗の処方薬局。
ネット通販が日本より普及するアメリカですが、
処方薬に関してはまだまだ実店舗が強いようです。

2について、アメリカの人口が約3.3億人なので、
アメリカ人一人あたり年間で約18回処方してもらうことになります。
これが多いのが少ないのかはわかりませんが、巨大市場なのは事実。
1の市場規模も考えれば、アマゾンが参入を目指すのも不思議ではありません。

【アマゾンの強み】
1.集客力
2.物流効率
3.財務体質(≒手持ちキャッシュ)

1について、特に有料のプライム会員の多さとロイヤルティの高さは、
大きな集客力となっています。買収した高級スーパー・ホールフーズも、
プライム会員向けの割引を実施することで、売上を伸ばしています。

2について、通販で築き上げた物流施設も、アマゾンの大きな強み。いや、
これこそが一番の強みかもしれません。高度の効率化された
フルフィルメントセンターをフル活用すれば、
早く手にしたい人の多い処方薬をスピード配送可能になります。
これは大きな競争力になります。

3について、記事によれば167億ドル(≒約1兆8400億円)ものキャッシュを使えば、
価格競争によりシェア獲得は可能になります。プライム会員向けのサービスも、
いわばこの巨額のキャッシュを活用したサービスであり、
プライム会員にはこれらのサービスを無料で提供することで、
他の通販サイトのユーザーを獲得していると言っても過言ではありません。
同じやり方は、処方薬市場でも十分導入できます。

しかし、そうは問屋が卸さないようです。処方薬市場にも
アマゾンエフェクトが起こる引き金となる買収のようですが、
実際には既存プレーヤーにとってそうではないようです。

【アマゾンの処方薬市場参入が脅威でない理由】
1.高額な処方薬ほど管理コストが高いため、価格競争を仕掛けにくいから。
2.特別な取り扱い方法など専門性が必要となるから。
3.処方薬のネット通販自体根付いていないから。

1について、アメリカ処方薬市場で大半を占めるのが、
高価格の処方薬。固定費が同じとすると、高価格薬ほど利益率が高いので、
大きな魅力ですが、特別な管理が必要なお、管理費用がそれなりに
高くつくようです。そのため、利益率自体がさほど高くなく、
アマゾンお得意の価格競争が仕掛けにくいのです。

2について、1で取り上げた高価格薬の多くは、特別な取扱方法が必要など、
専門性が求められます。ネット通販ではプロのアマゾンも、
処方薬ではまだまだ素人。専門性が大きなハードルになるとされています。
アマゾン自慢のフルフィルメントセンターも、高度な保管を要する薬には
力を発揮しません。だから、アマゾンは、錠剤など常温保管が
可能な処方薬から始めるとされています。

3について、もともとメールオーダーなど処方薬のネット通販は存在するようです。
しかし、そのシェアはごくわずかで、実店舗の薬局が大きなシェアを握っています。
アマゾンと言えども、ネットで処方薬を買うように消費者行動を変えることは、
至難の業です。

では、なぜ処方薬のネット通販が受け入れられないのか?
このハードルを理解してこそ、アマゾンの成功確率は高まるでしょう。

【処方薬のネット通販が広がらない理由】
1.処方薬市場を牛耳る実店舗処方薬局が、値下げで対抗したから。
2.メールオーダーの利用を制限する規制がいくつかの州で施行されたから。

1・2とも、自店舗薬局の対抗策が功を奏したようです。1は、価格競争。
先程価格競争は起きにくいと説明しましたが、おそらく実店舗処方薬局は、
粗利を削ってでも値下げで対抗したのでしょう。それとも、
処方薬のバリューチェーンで大きな力を持つファーマシー・ベネフィット・マネージャー(PBM)
と協力して、通販企業に対抗したのかもしれません。

2について、規制制定に力を発揮した張本人こそ、実店舗の薬局なのです。
ロビー活動を積極的に展開したようです。

先述したPBMについてもう少し説明すると、雇用主や保険会社のために、
薬品企業と値下げ交渉をすることがメインの業務のようです。
この値下げ交渉により、より安く薬を入手して、薬局に販売すれば、
大きな粗利を得られます。このようなビジネスモデルのため、
患者に対しては高い費用を請求し、薬品価格高騰の一因となると、
批判されています。

実際、処方薬のネット通販を行うピルバックもPBMから仕入れているようです。
アマゾンがピルバックを買収して処方薬市場に参入しても、
一番美味しい部分はPBMに持っていかれる可能性は高いのです。
だからこそ、アマゾンはさほど怖くないと、
参入を身構える実店舗薬局は考えているのかもしれませんね。

【注目点】
1.専門性の高い商材は、アマゾンエフェクトを受けにくい。
2.説明を必要とするデリケートな商材こそ、リピートが起こりやすく、
実店舗が強い。

1について、専門性はアマゾンの参入障壁になるようです。
今回の処方薬の取扱いにくさは、障壁にならず参入を招いてしまいましたが、
処方薬の中でも美味しい高価格の薬品の取扱は、アマゾンには相当難しいことは事実です。

2について、処方薬市場で実店舗が強いのは、顧客(≒患者)
と直にコミュニケーションができ、定期的な利用(≒接触機会)が期待できるから。
処方薬はデリケートだからこそ、他店への”浮気”が起きにくいとも言えます。
さらに、デリケートだからこそより密なコミュニケーションを要求されます。
顧客とのコミュニケーションこそが、ネット店舗にはない実店舗の強みでしょう。


***************************
《今回のヒントのまとめ》
1.アマゾンの処方薬参入が脅威ではないのは、
粗利が低いために価格競争を仕掛けにくく、
アマゾンにはない専門性を要求されるから。

2.アメリカ処方薬のバリューチェーンでは、PBMが大きな力を持ち、
アマゾンの買収した処方薬ネット通販企業も、
PBMに依存せざるを得ない。

3.専門性の高い商材は、その専門性がアマゾンの参入障壁になる。

4.説明を要するデリケートな商材こそ、
ネット通販にはない実店舗の強みを活かせる。
*************************


7)おすすめ商品・サービス 
◎最近見つけた気になるもの
六甲アイランドのパントリーがついに閉店するようです。
ショッピングセンターのテナントなのですが、
今ではパントリー以外のお店はなし。
これで、完全に幽霊ビルになってしまう。
どうするんでしょうか。

編集後記
最近疲れが取れずに、大変困っています。
常にだるい。
夏バテ?
ならいいんですが。

高尾亮太朗のツイッター⇒ http://twitter.com/ryotarotakao
高尾亮太朗の公式サイト⇒ http://ryotarotakao.com
高尾亮太朗のTubmlr⇒ http://ryotarotakao.tumblr.com
高尾亮太朗のGoogle+⇒ http://gplus.to/ryotarotakao
高尾亮太朗のPinterest⇒ http://pinterest.com/ryotarotakao/
今日も長い記事を読んでいただき、ありがとうございました。
感謝・感謝・感謝です!

ご質問・ご相談・ご感想がございましたら、ご連絡ください。
⇒ tryotaro1975@aol.com

メルマガ相互紹介を希望されるメルマガ執筆者様は、ご連絡お願いします。

私もごく少ない部数の時に、
いろんなメルマガ執筆者様に助けていただきましたので、
今回は私が恩返しします!

メルマガ相互紹介に関する連絡先はこちら
⇒ tryotaro1975@aol.com

メルマガ連動のブログサイトを作りましたので、
できればコメントお願いします。
http://wsj.ryotarotakao.com/

当メルマガの情報については万全を期しておりますが、内容を保証するもの
ではありません。これらの情報によって生じた、いかなる損害についても、
補償はいたしかねますので、ご了承ください。

また、当メルマガでは広告も誌面の一部として、読者様に有効であると
思われるものを厳選しておりますが、内容については当方で責任を負える
ものではございません。ご配慮の上ご利用頂けます様お願い申し上げます。
----------------------------------------------------------------------
■編集・発行:高尾亮太朗 http://wsj.ryotarotakao.com/
■ご意見・ご感想・お問合わせはお気軽に!→ tryotaro1975@aol.com
■公式サイト: http://ryotarotakao.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ