知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

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フランチャイズ業界23年、合計30を超えるFCに関わってきた発行者が、「FCで成功するための考え方」を中心にアドバイスしていきます。FC加盟検討される方、またFC本部の方いずれにも役立つ情報を発信します。

 

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メールマガジン最新号

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竹村義宏 公式メールマガジン

「新フランチャイズ発想法」第382号

平成29年6月25日(日)配信

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今週もメルマガ開封ありがとうございます!



業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏が
フランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。
今年で8年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。
【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/



では、ここから本編です!



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1>今週の竹村
2>NEWS&お知らせ
3>フランチャイズ酔話~酔いどれだけど深い話<第8回>
4>このFCニュースにひとこと!
▼コメダ、常連客失いかねない「危険な改革」にFC店が猛反発…
5>Q&Aコーナー
▼FC本部の上場について
6>今週の赤ペンチェック
▼「リクルートの構創力」杉田浩章 著
7>編集後記<GI 宝塚記念予想>
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1.【今週の竹村】

週初めに札幌へ。なかなか難航していた武田塾新札幌校の物件が
漸く見つかり開校へ。夕飯は成吉思汗の名店Dを目指し、17時開店
の列に並ぶもあえなく撃沈。食べログで拡がるから難度が増しますね。
水曜日はいつもの社長飲み会、仙波会をいつもと同じように(笑)。
木曜日は世界的企業でトップ幹部だった外人社長と面談。
こんな方がFC加盟を検討する、なんて少々じゃなくて大ビックリ。
その他も今週はFC新規加盟相談の面談がい多かった感じ。
先々週開催の幻冬舎セミナーからも面談希望が多々あります。
来週は火曜日にFCチャンネルの撮影。AICキッズの本部の桑原専務
撮影予定。あと、大阪に出張予定あり、です。






2.【NEWS&お知らせ】

▼今週のフランチャイズ・チャンネル

今週はこの3本が公開!

FC広告を見る際に絶対に嘘をつけないポイントをチェックしよう!!vol.196
https://www.youtube.com/watch?v=q8fCrhVx44U

絶好調!!マンマチャオに超巨大企業が参入する!!vol.197
https://www.youtube.com/watch?v=c55tOEQO_Bs

三原さんが考えるフランチャイズに必要な考え方!!vol.198
https://www.youtube.com/watch?v=-e-8Q9g_PhM



vol.198で三原社長と林社長が語っている「相思相愛」。
FCにおける本部と加盟店の、という意味。

まずは「相思」のスタンスが大事。

ところが多くのFCでそうならないのは、加盟勧誘の段階で
FC本部が加盟検討者を「お客様」扱いしてしまい、そこから、
加盟店が本部に「依存心」をいだく関係に発展するから。

実は加盟営業の担当者としてはこの「依存系」の方のほうが、
営業としてクロージングしやすい、ということもあり、
余程意識しないとアチコチで起こる。

FC本部は「まず加盟店を儲けさせてその後掛け算で儲ける」
加盟店は「自分が選んだ本部がどんどん儲けて伸びて大きくなるのが善」
ということが真に理解できれば「相思相愛」に近づく。



<<フランチャイズチャンネルでとりあげてほしいネタ、
質問&相談を募集中です!>>

こんな話を聞きたい!などお寄せください!
info@fc-takemura.com

フランチャイズチャンネルのチャンネル登録はコチラ↓↓↓から。
https://goo.gl/qeJW7U







3.【フランチャイズ酔話~酔いどれだけど深い話】

真面目なことは本などに書きますから、このメルマガではもう少し
脱線もして過激なことも言いたい、ということで居酒屋での酔話的に
お送りする「フランチャイズ酔話」。



ということで、第8回。

今回から竹村と大学時代の同級生である逃切良夫(仮)との居酒屋談義。
逃切氏はW大卒業後、大手生保に入社で現在副部長で年収1100万円
(推定)。奥様と大学生、高校生の子ども2人。



<スタート40分、ここまで二人でビール(中)×5本>



逃切:しかし今週の『SPA』の特集はヒドイね。


竹村:『SPA』なんて読むの?50代が(笑)?


逃切:部下が会社に持ってくるから、たまに(笑)。


竹村:ま、俺も読むけどね(笑)。(とkindle版をみせる)
『SPA』の特集記事はきちんと独自取材していて読み物として
それなりの価値はあると思うし、面白い。

扶桑社だからフジサンケイ的な「格差社会」の切り方に違和感
を感じるところもあるけど、世間的にはそこが面白く売れている、
のだと思う。


逃切:なんだよ、そっちこそ詳しく読んでんじゃねーかよ(笑)。
定期購読かい(笑)。

で、今週の特集「漂流中年 負け組50代の背中」。
これは読まずにいられない。


竹村:こんなの読んで自分は逃げ切り勝ちの組だ、なんて
優越感に浸ってんだろ。相変わらず性格悪いね(笑)。


逃切:お前に言われたくないけど。でもどうしてこうなっちゃう
んだろ?とは正直思う。


竹村:周りにいない?


逃切:そうだなぁ、うちの会社にはここに出てるようなやつは
いないよ。ラインを外れても、まぁ給料はそこそこ出るし。


竹村:50歳だと外れるやつは外れちゃってるでしょ?
「窓際」だとどのくらいの年収?


逃切:「部長付」でも750とか800とかは出てるんじゃないかなぁ。


竹村:ライン上にいる副部長さんとの差は年収で300くらい(笑)。
そこ、面白くないでしょ(笑)。


逃切:まぁね。残業なんてモチロン無いから18時帰りだし、暇そう。
人生の競争から先に降りた、と諦めて割り切れば楽といえば楽。


竹村:それ「人生の競争」じゃないでしょ(笑)。
会社の中の「出世」の競争でしょ。

この『SPA』の特集をしっかり読んだほうがイイよ。
50代男性の6割が「負け組」を自認するのは、会社に依存している
から、書いてある。


逃切:確かに特集の冒頭の山本一郎と田中俊之の対談で語られている、
「40代で勝った勘違いする層が50代以降続々下に落ちていく」
という話は自分も含めて恐ろしい。


竹村:山本一郎のいう「他社から呼ばれる人と会社にしがみつく人
に二分される」というのはそのとおりだと思うね。

大会社でこれから上に行く人は他社から年収倍、3倍で声がかかる
ような人物じゃないと。

そんなのないお前は副部長から「いかに会社にしがみつくか」を
考えたほうがいいよ(笑)。


逃切:相変わらずストレートだなぁ(笑)。でも確かに今ウチの部は
副部長だけで6人、だからねぇ。確かにここからどうしがみつくか(笑)。

まぁ、しがみつけるところが恵まれてる、ととらえてるさ。


竹村:それがお前の「逃げきり感覚」な。そんなの我々世代まで、
だけどね。10年後輩なんて絶対にそんな感覚ないと思うよ。


逃切:ところでさぁ、この山本さんが言ってる「スキルもニーズも
ないのに転職や独立しちゃうのがもっとも悲惨」というは、どう?

俺はそのとおりだと思うんだけど、竹村の仕事はそれを推奨する
仕事だろ?

そこんとこどう思うの?


竹村:「スキルもニーズもないのに独立」は無帽で危険とは思うし、
そんなこと考えずにおとなしく会社にしがみつく方がいい、という
人も多い。

とくにお前のような大企業に勤めてりゃ、なおさら、ね(笑)。
安定した生活をあえて壊したくない、という気持ちも分かる。

でも、別な世界もあるんだよ(笑)。


逃切:別な世界?


竹村:サラリーマンというまぁ安定している(ように見えるだけ)
の社会で年収1000万目指すんじゃなくて、もっともっと「上」を
目指す世界、だよ。

年収1000万のゴールを達成している「勝ち組」のお前には悪い
けど(笑)。


逃切:別に悪くはないよ(笑)、俺はそんなリスクをとって、
バクチみたいな確率で年収何千万も目指したくないし。


竹村:ほら、大誤解(笑)。もちろんリスクはあって、それは
計算するけどバクチみたいにやるわけじゃない(笑)。


逃切:でもこの『SPA』に出てる「負け組」サンプルでも、
自分の力を過信して安定を捨ててやってみたらドツボにハマった、
という人が多いじゃない!


竹村:そりゃ、そういう人もいるし「人の不幸は蜜の味」なので
読者が喜ぶ記事をつくればこうなる。

でもね、僕から見たらこの駄目な人たちは共通項があるわけ。


逃切:共通項?


竹村:そう。「プライドだけ高くて自分に甘い」というね。
この二枚のカードがそろった人は起業しちゃダメ。

でもこの「プライドだけ高くて自分に甘い」という人は
会社の中でも仕事ができないし、それを会社の他人のせいにする
傾向が強いので、自分は会社勤めより起業に向いている、と
勘違いしやすい。


逃切:で、そんな人でもフランチャイズなら成功させれる、と(笑)・


竹村:違う違う、フランチャイズはそんな魔法のようなもんじゃ
ないよ。

ただ、先のプライドと自分への甘さに関して言えば、プライドという
のはそもそも大事なもの。当然あるほうがいい。

ただ、このプライドがどこかでネジ曲がってしまって、
モチベーションの継続につながらない、という人が多いわけ。
原因は過去の成功体験のはきちがえ、にあることが多いけど。

そこを丁寧に修正してプライドを「負けず嫌い」という形に戻せれば、
成功はできる。

「負けず嫌い」が前面に出てくれば、「自分への甘さ」はつぶす、
はずだから。


逃切:なんか話が難しくなったけど、分かる気はするね。
「プライドだけ高くて自分に甘い」確かにそういうやつは仕事もダメ。


竹村:「闇金融ウシジマくん」読んでみな。世の中そんな人たちばかり、
だから。

で、「プライドだけ高くて自分に甘い」という勘違いしている人が、
フランチャイズにはいったらどうなるか?

当然そのままなら失敗します。
世の中そんな甘いもんじゃありません(笑)

でも何割かは「変われる」人もいるんだよ。
そこが面白いところ。


逃切:それは見抜けるポイントがあるの?


竹村:あるよ。それはフランチャイズオーナーとして、みんなと、
仲間と盛り上がれるコミュニケーション能力があるか?ということ。

それに尽きる。

仲間と盛り上がれる人ならFCで変われる見込み大、大してこの
『SPA』の人たちはなんか自己完結して自我を保ってるような人、
ばかり。こういう人はフランチャイズでもお断り(笑)。


逃切:なるほど、じゃあサラリーマンとしてダメな奴でも、
フランチャイズで成功できる、ということもあるんだね?


竹村:ある、どころか多いよ(笑)。



ということで次回、

<サラリーマンでダメだった人がFCで成功する話>

につづく。





4>このFCニュースにひとこと!

今週はこのニュースについて。

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コメダ、常連客失いかねない「危険な改革」にFC店が猛反発…
全世代客取り込む攻撃経営
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2824188
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書いている高井さんは日本のカフェに造詣が深く、この記事も
コメダのチェーン店としての強さ、を伝える記事。



やはり「常連」を大切にしながらロングスパンで「世代交代」
していくには、

 定番商品+期間限定商品

の組み合わせが大事であり、本部としては「季節限定商品」を
マーケティングとして開発しながら、そこから定番への格上げ、
も狙っていく、ということ。



しかし、「期間限定商品」=スポット的な新メニュー、ですから、
加盟店側は嫌がる。オペレーションを乱しますし、なにより、
それがなくれも店は儲かっている、わけで。

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当初は「変わらずに、いつも同じ味の商品を提供し続けるのが
コメダのやり方だ」「季節限定の商品はコメダにはなじまない」
という反対意見も多かった。

FC店オーナーの中には、長年の店舗運営実績に自信を持ち、
本部主導の改革に抵抗感を示す人もいた。

新商品の投入に対して「あ、ウチはやりませんから。
この時期はただでさえ忙しいので」と公言するFC店オーナーも
いたという。
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しかし、これは「目先」しか見ていない加盟店の意見。



FC本部としては先、先の先を見据えて、チャレンジをしていくべき。

それをどこまで加盟店に納得させられるかが本部としての「求心力」。

この記事によればコメダはそれができている。





あとこれも。
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バーガーキングを救った36歳  巨大チェーンを立て直した
ダニエル・シュワルツの正体
https://www.businessinsider.jp/post-34333
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TOPでこれだけ変わる、というのは先日のシャープの東証一部
復帰、のニュースで思い知らされたが、FCも同じ。



マクドナルドに大きく差をつけられていたバーガーキングを、
「refranchising」で改革し、V字回復を成功させる。

「refranchising」=再フランチャイズ
=新たに正しいフランチャイズのやり方に見直す

ということ。

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リフランチャイズを通じて、3万8884人いた社員を1200人に削減した。
つまり直接雇用だった多くの社員をフランチャイズオーナーに託した。
本社所有だった店舗をフランチャイズ加盟者に売却することで、
改装コストも実質、各店持ちとなった(ただし現在も改装コストの
一部は本社が払っているとバーガーキングは述べている)。

リフランチャイズを経て、2010年には1300店舗を超えていた
本社直属店舗は、現在わずか71店舗となっている。
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このシュワルツ氏30歳でCFO、33歳でCEO。見事です。






5.【Q&Aコーナー】

このメルマガによせられたり、面談などで直接出た相談・質問の中から読者の皆様に
シェアして役立つというものを選び、質問に回答していきます。

時には「人生相談風」に、時には「知恵袋」風に。

このコーナーへのご質問・相談は随時受け付けます。
info@fc-takemura.com



あるいは、下記ホームページのコンタクト欄よりおよせください。
www.fc-takemura.com



それでは今週の質問です。

FC本部の上場について
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Q.竹村さんはFC本部企業の上場は反対、という考えだとお聞き
しました。でもお仲間であるmammaciaoの三原社長は上場を
目指している、という話をされていました。
コインランドリーならば上場すべき、ということでしょうか?

東京都 Fさん
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先日のSoftBankの株主総会でARM社の買収について「自分なら
あの金額では100%買わない」と公に発言してた社外取締役の永守さん
に質問がとびました。「こんな重要な問題に意見が対立していると
株価に影響しませんか?」と。それに対して永守さんも、孫さんも
「違う意見もあるから社外取締役がいる」と丁寧に答えてました。
永守さんは「自分のこれまでの企業買収の経験で言えばありえない、
と言ったまでで孫さんには孫さんの見方があるんでしょう」と
話しました。

これと同じ感じ、ですね。

竹村のこれまでの経験からFC本部の上場というのはメリットよりも
デメリットのほうがはるかに多い。どころか竹村が「上場」をみて
きたFC本部はこれまで17社ありますが、そのうち証券市場に
生き残っている会社は4社しかありません。残り13社は証券市場から
退場しました。MBOあり上場廃止あり、倒産あり、様々ですが。
その経験から「FC本部というのは上場には向いていない」というのが
竹村のひとつの結論、なのです。理由のひとつはフランチャイズ、
という仕組み自体が他人の資本を集めて事業を行う、という事業戦略
であるからです。FCで伸びていくには大きな資金は要らない、はず
なのです。もともと他人の資本で事業を行っているところに、さらに
株式市場から調達を行う。そのニューマネーを新たな事業に投資し、
失敗する、という例がいくつもありました。
そしてもうひとつの理由は上場すれば株価の上昇を求められること。
株価を上昇させるためには成長し続けることが求められますが、
FC本部というのは成功すると初期段階で急成長し、全国に店舗が
拡がると安定成長に入る、というのが普通です。エリア、テリトリー
などの関係でそうなるのです。
つまり、急成長期の業績で簡単に新興市場への上場までは漕ぎつけ
ますが、そこから先の成長戦略を示しづらい、のです。ひとつのFC
本部が新しいFC業態を次々に成功させてければ本部は成長を維持でき
ますが、過去日本おいて2つ目のFCを大成功させた、というのは、
ダスキンがミスドを成功させたくらいしか例がありません。

なので、「FCが順調に伸びてきているので上場を考えたい」という
社長からの相談には「FC本部は上場するなら簡単ですが、安易に
考えると上場がゴールになってしまい、失敗しますよ」ということを
アドバイスしています。

三原社長にはそのような話は昔からしています。海外逃亡を余儀なく
された社長から、社長すらグリーン車にすら乗れなくなった本部の話
もしています(笑)。

そういう竹村が経験、体験してきたFC本部上場における「負」の
経験を活かして、そうならないようにとが学習する、あるいは、
三原社長自身が全く別な価値を感じて上場を目指す、ということ
であれば、それを止めるようなことをするつもりはないわけです。







6.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」
から刺激を受けて、考えたことなどを綴っていきます。
竹村の健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。
フランチャイズとは直接関係ないものも多いですが、ご了承下さい。

今週はこのフレーズ。

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リクルートのビジネスは、採用・求人、住宅、結婚、旅行、飲食、
美容など、ジャンルも多岐にわたり、一見何の共通点もないように
見えるが、実はすべてリボンモデルで表現できる

「リクルートの構創力」杉田浩章 著
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ボストンコンサルティンググループ日本代表の杉田浩章氏が、
リクルートの新規事業の作り方を、他企業にも展開しやすいメソッド
としてわかりやすく紹介。



リクルートのスゴさ、とくにその「営業」の強さについて、
元リクルートの方が外で成功した後、同社のDNA的視点から語る本は
過去にたくさん出ていますが、この本はそれらとはレベルが違う本。



ご存知の方も多いと思いますが、竹村はリクルートという会社が
大嫌い、です。このメルマガでも何度か書いてきました。

正確に言えばリクルート式の「営業」が嫌いで、にも関わらず、
25年以上前、採用はB-ingを使い、FCでもアントレを使ってきました。

使わざるおえなかった、のです。

「リクルート」の媒体には強さがあり、他の媒体ではリクルートを
超える成果が出せないので営業の方と話をするのが嫌、でもここを
使わざるをえない、という関係でした。



今回この本を読んで、その「仕組み」の強さが理解できました。



世の中の人はリクルートは営業力があるから売れる、と思っていて、
竹村的にはそうじゃない、ということは25年前に気づいてましたが、
なぜリクルートがスゴくて、他の企業はリクルートにはなれない、
真似できないのか、が理解できたという感じです。



そして、この本のすごいところは、かなり具体的なんで、ここまで
書いちゃうと「マネできる」んじゃないかと思わせるレベルなところ。

----------------------------------
「結局リクルートだからできるのであって、我が社には役立たない」
というのは大きな誤解
----------------------------------

という著者杉田氏のスタンスが随所に感じられます。



メインテーマである「リボンモデル」や「不の発見」プロセスを読めば、
新規事業の成功さえも再現性を持たせることが可能、と思えます。

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リクルートのビジネスは、採用・求人、住宅、結婚、旅行、飲食、
美容など、ジャンルも多岐にわたり、一見何の共通点もないように
見えるが、実はすべてリボンモデルで表現できる
----------------------------------

リボンモデルとは、リクルート流のキャッチをつければ、

「みんなのマイナスをベストなプラスに変える仕組み」

であり、これこそ創業者江副浩正さんの大発明、なわけです。



リボンモデルの図
https://goo.gl/f9yYzY

図だけではわかりづらいですが、単に大量のカスタマーと
クライアントを集めればいい、という話ではない、ところがミソ。



この動画がわかりやすい、と思います。

Recruit - The Ribbon Model
https://www.youtube.com/watch?v=P5OXV1ctdiQ

ついでですがこれもイイ。

RECRUIT PRESENTATION
https://www.youtube.com/watch?v=XOn46vYwcYU

「まだここにない出会い」このフレーズを本質的にとらえるのが、
リクルートという会社を理解するキモ、ですね。



続いて、「不の発見」。

同社における「不」は「不便」「不満」「不安」など、
あらゆるネガティブな概念の象徴。



これも「ニーズをつかむ」とか「潜在需要を掘り起こす」
というような考え方のレベルではない、のです。

3つの条件で「不」をふるいにかけます。

----------------------------------
1 見過ごしがちだが誰も目をつけていなかった「不」かどうか
2 その「不」は、本当に世の中が解決を求めているものなのか。
既存の産業構造を変えるほどの、大きな可能性を秘めているのか
3 その「不」を解消することが、収益につながるかどうか
----------------------------------

ネガティブな概念の解消にイノベーションが求められ、
それが成功したときにはどれだけ儲かるか、という発想。

このへんを「スタディサプリ」がどうやって生まれ、軌道に乗せたか
などの事例で解説。



読めば読むほど、狙っている分野、テーマが良いのだ、
と思ってきます。完全に後づけ、ですが(笑)。



ここから、
「0→1」「1→10前半」「1→10後半」の3つのステージに分け、
ステージごとにやるべきことが記載されていて具体的。

「不の発見」もスゴイ仕組みなのですが、実はリクルートの
新規事業が強い理由は「1→10前半」「1→10後半」のノウハウにある、
ことがわかります。

そこに「集合天才」の考え方がベースにあってグルグルしながら、
ブラッシュアップがなされている、のです。



重要テーマの解説に目がいきますが、細かな視点も参考になる。

----------------------------------
希望的観測ではなく、「誰の財布から、どの分の支出を代替するのか」
というレベルまで突き詰めて考えなければならない
----------------------------------


とくにこれ↓↓↓なんか。

----------------------------------
「今週の売上はどうだった?」ではなく、
「今週なぜ売れたのか?」
「なぜ売れなかったのか?」が問われる
----------------------------------

ベンチャー・リンク時代の自分に言ってやりたいお言葉(笑)。



全部読んでの、ひとこと感想は、

全てのビジネスは「出会い系」になっていく

ということ。



なぜなら、「出会い系」こそ「不」の解消であり、
難しいから、です。



そして、「出会い系」ビジネスで成果を出し続けるための
ベースの考え方として、

リボンモデル

があるのだということです。







7.【編集後記】

「人生の直線は長い」と言ったのは寺山修司。
そして50年前なら50代は直線半ばも、今の50代などせいぜい4コーナー。

50代で「人生負け組」なんて言ってる輩には競馬でもやってみろ!
と薦めたい。

最後の直線を全馬がトップスピードで走っているのではないことを
知るだけでも価値がある。先に行ってバテた馬を直線まで脚を温存した
馬が差す。先行した馬がバテなければ後ろからじゃもちろん差せない。
要は自分の適性を知って「速い脚の使いどころ」で勝負するのが競馬。

50代から使える「脚」はなんなのか?まだまだバテる歳じゃない。

宝塚記念は11頭にも関わらずなかなかの盛り上がり。オッズで言えば
1.5倍とカタイにカタイが、ここまでカタイと「絶対カタイ」と「絶対
はない」の丁半博打の盛り上がり。YouTuberの1000万円投票もこんな
盛り上がりだからこそ。

1999年の宝塚は単勝1.5倍の武豊スペシャルウィークを道中ピタリと
マークした的場のグラスワンダー差し切った。自信満々に早め先頭に
たったスペシャルWを外から余裕で引き離し圧勝したレースで、
ゴール板通過後の武騎手の表情は今でも覚えている。

竹村の博打はもちろん「絶対はない」に一票。これは「人生に絶対なし」
主義で生きるのと同じ。

◎はシャケトラ。ルメール人気で3番人気が残念だが天皇賞後からの
初心貫徹。天皇賞は出遅れからジッとせず好位に出していくことで、
引っかかったが、あれは田辺騎手がそれでも勝てる、という想いから。
実績よりも器にか賭けたい。
勝負馬券は3連単でもちろんキタサンBの1着は外し。ミッキー2騎は
日経新春杯で◎を競り負かしたロケットを上に。

あと爆穴でスピリッツミノル。鳴尾記念で買って見どころがあった。
2200得意で、もしかして逃げの手も。競馬に絶対はない。



今週はこんなところで。



最後までお読頂き、感謝いたします。



ご意見、ご要望は

ytakemu0729@gmail.com

まで、お気軽に。




竹村義宏 公式メールマガジン

【発行責任者】 竹村義宏
【公式HP】http://www.fc-takemura.com
【メインBlog】http:/http://ytakemura.hatenablog.com/
【Facebook】 http://www.facebook.com/yoshihiro.takemura


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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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フランチャイズ・プロデューサー。

1966年茨城県取手市出身。清真学園高校から早稲田大学卒業後、平成元年株式会社ナガセ
(東進ハイスクール)入社。東進衛星予備校のFC展開に携わる。
平成9年にFC総合支援企業であるベンチャー・リンクに転職。同社にて「車買取専門店
ガリバー」を皮切りに「炭火焼肉酒家牛角」「TULLY'S COFFEE」「ITTO個別指導学院」
他、有名FCの加盟開発を経験。平成19年同社退社後、脱サラ個人起業向けFCのトータル
サービス社に入社、パートナーサポート部マネージャーとして全国1000FCのサポート業務
を経験。

平成21年フリーランスとして独立。「個別指導学院ヒーローズ」など複数のFC開発の
プロジェクトに参画。
現在は業界を革新する可能性のあるビジネスの発掘からFC化を行い、その全国FC展開を
支援する、FCプロデュース業を中心に活躍中。『エコランドリー マンマチャオ』では
副業型FCとしてコインランドリーブームをつくり、『日本初!授業をしない塾 武田塾』
では営業マンをおかずFC募集開始から2年半で全国100校舎という成功例をつくりだす。

妻1人(笑)子ども3人の5人家族で、千葉県新浦安在住



▼仕事に関する問い合わせ等は



ytakemu0729@gmail.com



までお願いします。
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メルマガ名
知って差がつく! 新フランチャイズ発想法
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2017年06月25日
 
発行部数
247部
メルマガID
0001005201
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 独立・起業 > フランチャイズ

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