試乗オヤジ
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雑誌に書けないクルマの通知簿

試乗オヤジ
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毎週 水曜日(年末年始を除く) 今月0/4回(最終 2016/12/14)
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雑誌に書けないクルマの通知簿

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ズバリ雑誌やWebなどでは得られない情報をお届けします。つまりいいところだけではなく、気になる短所も全て書きます。私はあらゆる業界団体に属していませんし、メーカーから接待を受けることもありません。なので新車の本当の実力、誰も書けなかった欠点、辛口コラムなど、どこにもない情報を目指します。もちろん単なる批判ではなく、全てはクルマ愛に起因します。「感じたことを感じたままに。愛のある本質」を主軸に、偽りのない原稿をお約束します。

著者プロフィール

試乗オヤジ

大学で自動車工学を修得後、日刊自動車新聞社に記者として入社、後にフリーの自動車ライターとして独立、2誌の自動車雑誌の編集長として活動するも、あまりの辛口ゆえ? 2誌とも廃刊に追い込まれる。その後ブログや電子書籍などで独自の評論を展開。

誰にも制約されず、思ったことを自由に表現します。「感じたことを感じたままに、愛のある本質」を偏見なく書くことをお約束します。

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Vol.
                              2014
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 「雑誌に書けないクルマの通知簿」
~覆面自動車ライターによるぶっちゃけトーク~

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※発行日は毎週月曜日です。できるだけ早く送ろうと思いますが、たまに配信が
夕方とか夜になってしまうかもしれません。予めご了承ください。
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私はこれまでもブログhttp://sijixyouoyaji.blog18.fc2.com/ 「試乗オヤジの
たわごと」では単に客としてディーラーを訪れ、ディーラーの試乗車を試乗する
ことによって、メーカーとのしがらみを排除した本音のレポートを書いてきまし
た。このメルマガではその内容をさらにパワーアップして毎週月曜日にお送りし
ます。

今週の目次

●近況報告
●今週の1台「ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4」
●編集後記
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

●近況報告

こんにちは。試乗オヤジこと佐藤・広幸です。

トヨタのミライですが、ほとんどのメディアはやはり絶賛の嵐ですね。流石は
技術立国日本の象徴!第二のプリウスか!みたいな論調です。

でもヨーロッパをはじめ世界の自動車会社は冷静に見ているのですね。次は間
違いなくEVの時代でFCVではないという事です。

何といってもすでに数千か所の設備がある充電ステーションに比べ、水素ステー
ションが全国に設置されるには最低でも20年以上かかると言われています。

主導する日本ですら20年ですから新興国での普及などはさらに先です。試算で
は50年以上かかると言われています。つまりミライはガラケーならぬガラカー
になる可能性が極めて高いという事です。

クルマの寿命を20年として、今ミライを買ってもそれまでにインフラが整う可
能性は低いという事ですね。

またミライには多額の税金が投入されようとしています。まず新車(税込みで
723万6000円)を買うと200万ほど補助金が出ますが、これは当然税金です。豊
田市ではさらに75万ほど独自に補助するとか?ここにどんな正義があるのでし
ょう?

もちろん水素ステーションの建設コストは通常のガソリンスタンドの5倍と言
われていますので、ここにも多額の補助金が投入されます。まずは首都圏や関
西圏には20~40カ所の水素ステーションが設置されるそうです。


こんな金があるなら高速道路をもっと安くした方が移動が活発になり経済効果
は高くなるでしょう。

また水素だって現時点ではその生成にはガソリン以上の環境負荷とコストがか
かります。プリウスでよく議論される(LCA)「ライフ・サイクル・アナルシ
ス」で言えば、現時点ではエコでも何でもないのです。

よく「水素は空気や水から無限に取り出せるため、枯渇しない究極のエネルギ
ー」など無邪気なことを書くモータージャーナリストも多いですが、これはと
んでもない間違いです。


現状、水素を水や空気から生産するのには莫大なエネルギーが必要であり、そ
の投入エネルギーが水素に置換されただけのことです。その投入エネルギーが
化石燃料であれば当然二酸化炭素も発生しているわけで、ライフサイクルで見
れば「ゼロ・エミッション」ではありません。

ミライが真の意味で実用になるのは本当にかなり先のミライという事です。



今週のニューモデル試乗


「BMW 218iアクティブツアラー ラグジュアリー」

“BMWでなくてもいいクルマ?”

BMW初のFFという事で何かと話題の2シリーズアクティブツアラーです。
サイズ的にもキャラ的にもメルセデスのBクラスがライバルですが果たしてど
う違うのでしょうか?

今週も早速ですが、逝ってみましょう!


スタイル★★★

キドニーグリルとエンブレムがあるので、すぐにまぎれも無くBMWである事は
分かりますが、そのプロポーションに新鮮さは無く、ディティールもこれまで
のBMWそのもので平凡というか飽きてきた感じです。

もちろんバランスは悪くありません。BMWですからそこまで失敗するわけもあ
りません。

しかし冒険も新しい提案もありません。せっかく満を持してBMWが発表する記
念すべき初のFF車なのに。

何が悲しくてBクラスの2番煎じのようなプロポーション?
BMWらしさ、アクティブツアラーと名乗る根拠、スポーツ性をイメージさせる
何かが必要だったのではないでしょうか?


内装★★★

内装も外観同様に既存のBMWそのもので飽きてきました。

もちろん高品質です。高いのだから当たり前ですね。

ポジションはBクラスに近いです。実際初めて218iに乗り込んだ瞬間、メルセ
デスのBクラスを思い出しました。セールス氏はBクラスよりも床が低く乗り
降りがしやすいことをアピールしていましたが、誤差の範囲です^^

センターパネルはBMWらしく、ドライバーオリエンテッドです。しかしそこだ
けスポーティーでもポジションがFR系のようにタイトでないのでバランスが取
れません。

縁側で景色を眺めながらお茶を飲んでいたらパソコンがメールの受信を知ら
せてきた?みたいな違和感があります。

違和感と言えばラグジュアリーグレードのオヤジ臭いカラーや木目もどうにか
ならないでしょうか?せっかくCMソングにミスチル使って若い層にアピールし
ている感じなのに、まるで7シリーズにしか似合わないようなテカテカの木目
のウッドパネルが張ってあります。


まあ輸入車でいいなと思うのはサンルーフが選べることですね。Bクラスもで
すがこのアクティブツアラーも大きなサンルーフがオプション設定されていま
す。この電動ガラス・サンルーフはチルトとスライドのほか、オープン機能も
あります。車重は30kg増ですね。

またいいのはリアシートの広さですね。ここは1や3シリーズとは比較になりま
せん。おもてなしも日本車的に充実していて、例えばリアシートは左右別々に
スライド調整可能(前後に13cm)ですし、バックレストのリクライニング調整
もほぼ直角の-1.5度から28.5度まで3段階に調節できます。
またバックレストは40:20:40の分割可倒式で荷室側にもリモートスイッチが
左右別々に備わり、ワンタッチで倒すこともできます。キーを身につけていれ
ば足先をリアバンパー下に入れて動かすだけでハッチが開閉するコンフォート
アクセス機能も装備しています。


エンジン★★★★

2シリーズのエンジンは2種、1.5リッター直3ターボ(136ps、22.4kgm)と、2
リッター直4ターボ(231ps、35.6kgm)ですが今回試乗したのは、「MINIクー
パー」と同じ直噴1.5リッター3気筒DOHCターボです。

最高出力は136ps&22.4kgmでスペックもMINIと同じです。

ミッションは1の8ATではなく6段AT。ここらにコストコントロールが見られま
すね。

アイドリングはMINI同様、僅かに振動と音があります。しかし少しでも走り出
すと並みの4気筒よりもスムーズで質感もあります。トップエンドまでスムー
ズでクランクシャフトが短いこともあって精緻感や剛性感が高く質感が高まる
のですね。

3気筒特有の低速のトルク感やビート、サウンドも個人的には楽しめます。静
かでスムーズだけが取り柄のスカスカのほとんどの日本のエンジンよりもは
るかに趣味的です。ここは流石にエンジン屋のBMWです。

確かにBMWイコール高級車というステレオタイプのイメージしか持たない人が
この3気筒に乗ると、その振動や音にクレームを付けるかもしれません。しか
しそのレスポンスやフィール、ガスペダルの向う側の高質なムービングパー
ツの鼓動を感じ取れるくらいの感性をお持ちならば後悔する事は無いでしょ
う。


足回り★★★☆

サスペンション形式もMINIと同様で、フロントがマクファーソンストラット、
リアがマルチリンクとなっています。

しかしその味付けはかなり違います。MINIがダイレクトで重厚なフィールを
持つのに対し、このアクティブツアラーの足取りはあくまで軽やかです。良
く言えば軽快、乗り心地も3シリーズのような深さやフラット感を期待しては
いけません。その辺りはCクラスに対するBクラスと同じですね。

まあ、値段なり。

ステアリングフィールもMINIほどのダイレクト感はあえて出していません。
快適性を重視してキックバックを減らす方向ですね。

ハンドリングも確かにバランスはいいですが、特筆すべき安定性やコント
ロール性はありません。前後重量配分は58:42、50:50を社是としてきたB
MWですが、FFのアクティブツアラーはトラクションを確保する必要がある
ので当然こうなります。それでもBクラスやゴルフなど一般のFF車が63:37
程度であることを思うと流石はニュートルオタクのBMWというところでしょ
うか?


総評★★★☆

ほぼ予想通りの乗り味でした。BMW一流の高品質な走りでしたが、そこも想
定内。FFとしての限界というかハンドリングと安定性もその背の高さなり
で想定内・・。

つまり新しい世代のハイクラスな若者が飛びつくようなものは何もないか
なと。Bクラスと選ぶところなし。スタイルや内装のアレンジに新しい提案
があったり、ディーゼルモデルが入ってきたりしたなら価値はあると思いま
すが・・。

その保守的な内外装が示すように、アクティブツアラーという名前とは裏腹、
BMWが言うほどにアクティブな姿勢は感じられませんでした。



【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4350×1800×1550mm/ホ
イールベース:2670mm/車重:1490kg/駆動方式:FF/エンジン:1.5リッター
直3 DOHC 12バルブ ターボ/トランスミッション:6段AT/最高出力:136ps
(100kW)/4400rpm/最大トルク:22.4kgm(220Nm)/1250-4300rpm/タイヤ:
(前)205/55R17 91W/(後)205/55R17 91W(ブリヂストン・トランザT001
RFT<ランフラットタイヤ>)/燃費:16.8km/リッター(JC08モード)/価格
:381万円


※写真は
フェイスブック:http://www.facebook.com/?ref=logo#!/sijixyouoyajiと
ブログ:http://sijixyouoyaji.blog18.fc2.com/にアップする予定です。

●来週は「BMW 4シリーズ」”これぞスポーティーなハンドリング“です。
お楽しみに!



編集後記

海外の友人が日本に来て驚くことの一つに信号の多さがあります。面積単位
で言えばおそらく世界一信号の多い国なのではないでしょうか?

少し走っては止まるの繰り返しで、これではいくら安全まで犠牲にして燃費
のいいクルマを作っても無駄というものです。国家単位で言えば全然省エネ
になっていません。第一、ドライブの楽しみを大いにスポイルします。

その点、海外では郊外の道路はほとんどロータリーになっておりほぼノンス
トップで走れます。韓国なんかもそうですね。日本は国土が狭いと言っても
流石に郊外ならロータリーにするぐらいの土地はあるはずです。

日本では田舎のほとんど誰も通らないような交差点でさえ信号があります。
そしてそれをほとんどの人が無意味と知りながら夜中でもきっちりと守って
います。ある田舎の地域ではそれまで渋滞なんてなかったのに信号が出来て
から渋滞するようになったなんて話も聞きます。

では何故こんな無駄なことをするのか?どうやらそこには巨大な警察官僚や
国土交通省官僚の利権構造があるようです。信号機って安い物でも300万ぐ
らいするそうです。高い税金を使って燃料の浪費と渋滞、そして走る楽し
みや景観の美しさまでも我々は奪われているわけですね。一部の利権者によ
って。

そしてこの利権に使われるお金(税金)はガソリン税と同じで表に出てこな
いいわゆる特別会計なのですね。

日本の国家予算の一般会計が90兆ほどに対して約200兆といわれる莫大な裏金
です。ガソリンも半分が税金ですからね!マスコミは所得税や消費税などを
例に日本の税金は高くないと言いますがこれは大嘘ですね。いつも書いてい
ますが、日本は高速道路はもちろん電車代やタクシー代など、交通費の高さ
はどれも世界一の水準でこのバックに官僚の利権構造や特別会計に回る税金
が潜んでいます。車検や免許の更新費用なんかもそうですね。

でなければ、アメリカに次ぐ国家予算なんてありえないですよね。中国をしの
ぎ韓国の約10倍ですよ!http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-170.html 
(国家予算ランキング)


国民に内緒でゴミのような米国債を買うのもこの特別会計からですね。毎日
日本人が死ぬほど働いても生活は一向に良くならず国も1000兆を超える借金
を背負ってしまうわけです。なんだか書いていて空しくなってきたのでここ
らで止めておきます。ではでは。

●今月の無料版はVol.112は、BMW X3 xDrive20dブルーパフォーマンス」
“値段の割りに高級感に欠ける?”です。


http://www.mag2.com/m/0001308330.html 


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