ID: 0001275994

牛熊ウイークリー

¥540(税込)/月 初月無料!
毎週 金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
PC・携帯向け/テキスト形式
月途中の登録でも、月内に
発行されたメルマガがすべて届きます!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ID: 0001275994

牛熊ウイークリー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今週の日本の債券市場の解説と来週の債券市場の予想をまとめたものを毎週末に発行します。加えて、国債や債券市場に関するコラム・豆知識もお送りします。

サンプル号
☆★☆――――――――――――――――――――――――――――――――

牛熊ウイークリー


――――――――――――――――――――――――――――― サンプル号

発行人の牛熊(うしくま)こと久保田です。
今週の債券相場の状況と来週の債券相場の予想、
そして債券や国債に関するコラムを加えたものを
メルマガとして発行させていただくことになりました。
毎週金曜日の夕方に発行いたします。よろしくお願いします。

___________________________________

■牛熊ウイークリー
___________________________________


2011年4月4日~4月8日分

「10年国債の入札や決定会合の結果に注目」

◇ 今週の動き ◇

 フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁が、そう遠くない将来にFRBは緩和的な
金融政策を解消していく必要があるとの見解を示し、セントルイス連銀のブラード総裁
はQE2の規模縮小について言及するなど、FRBが出口に向けて方向転換を図るのではない
かと思惑が出てきた。

 28日の米2年債、29日の5年債、30日の7年債の入札はそれぞれ低調な結果となった
こともあり、米10年債利回りは3.4%台に上昇する場面もあった。

 国内では決算期末を控えて参加者も限定的な中、債券先物は139円台後半でのもみ
合いが続いたが、29日にはまとまった買いにより先物は一時139円96銭と140円に迫った。

 しかし、ECBの利上げ観測に加え、FRBの出口政策が意識されていた半面、日銀は
震災による景気などの影響から超緩和策を継続せざるを得ないとの見方から、外為
市場では円安の動きが強まり、この円安も好感されて東京株式市場は上昇基調を
強めた。

 さらに31日に日経ネット版が東日本大震災復旧復興対策基本法案の素案なるものを
報じ、そのなかで「復興財源を確保するため、復旧復興特別税の創設や震災国債の
発行、日銀引き受けの検討」ともあり、可能性はさておき日銀による国債引受が意識
され、4月1日の債券先物は一時139円15銭まで売られ、10年債利回りは1.280%まで上昇
した。

◇ 来週の予想 ◇

 4月1日に債券先物は139円15銭まで下げたのは、日銀による震災国債の引受が意識
されたというよりは、5日の10年国債の入札が意識されてヘッジ売りが入った可能性が
ある。

 しかし、市場内で日銀による国債の直接引き受けが多少なり意識され始めていること
も確かである。政府は東日本大震災の被害額を16兆~25兆円と発表したが、原発事故や
計画停電による影響も加味されると被害額が膨らむ可能性が高い。

 そのため複数回の補正予算が組まれる可能性があるが、問題は財源である。増税案
などを含めていろいろな案が出ているが、ある程度の国債増発は避けられまい。前倒し
発行などのやり繰りを行った上で国債増発が行われる可能性を市場も想定しているが、
これによる市場への影響は限定的とみられる。

 しかし、日銀による国債の直接引き受けが本当に行われるようなことになれば債券
市場は急落する懸念がある。このように市場が神経質になっている中で行われる5日の
10年国債入札の動向には注意が必要となろう。また、4日には日銀が震災発生後分を
再集計した短観を発表する予定であり、その数値にも注意したい。

 また、6日から7日にかけて開催される日銀の金融政策決定会合では、低利での復興
支援貸出を検討し表明する可能性もある。そして、期初の投資家動向にも注目したい。

長期金利の来週の予想レンジ 1.22~1.35%


◇ コラム 日銀による国債の直接引受と買入れの違い ◇
 
 財政法第五条には「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受け
させ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。
但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この
限りでない。」とあります。

 これは日銀による国債の直接引き受けを禁じたものです。 中央銀行が、いったん
国債の引受などにより政府への資金の供与を始めてしまうと、その国の政府の財政
規律を失わせ、通貨の増発に歯止めが効かなくなり、将来において悪性のインフレを
招く恐れが高まるためです。

 中央銀行による国債引受は麻薬にも例えられます。いったん踏み入れてしまうと
常用することになり、元には戻れず最後に身を滅ぼすことになるためです。日本だけ
でなく米国や欧州など先進主要国も中央銀行による国債引受は判じられています。

 これに対して日銀はオペを通じて市場から国債を購入しています。結果として
日銀が国債を保有するならば、国債引受も買入れも同じではないかと思われますが、
そこには目的に大きな違いがあります。国債買入はあくまで市場に対する資金の
供給手段であるのに対し、国債の直接引受は国の資金調達に手を貸すことになる
ためです。
___________________________________

ご感想・ご意見、お待ちしております。

___________________________________

メールマガジン「牛熊ウイークリー」

☆発行責任者:久保田博幸
☆公式サイト:http://fp.st23.arena.ne.jp/
☆問い合わせ:admin@fp.st23.arena.ne.jp
☆登録・解除:
ID: 0001275994

牛熊ウイークリー

¥540(税込)/月 初月無料!
毎週 金曜日(祝祭日・年末年始を除く) 今月2/5回(最終 2017/12/08)
PC・携帯向け/テキスト形式
バックナンバー
2017/11/24 牛熊ウイークリー(11月24日号)
2017/11/17 牛熊ウイークリー(11月17日号)
2017/11/10 牛熊ウイークリー(11月10日号)
2017/11/02 牛熊ウイークリー(11月2日号)
2017/10/27 牛熊ウイークリー(10月27日号)
さらに以前のバックナンバー一覧