どうなの司法改革通信

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元専門紙編集長の法曹界ウォッチャーによる司法改革に疑問をもっている人たちのための情報マガジン。意見投稿サイト「司法ウオッチ」と連携して、マスコミが報じない意見・情報を紹介。

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メルマガ名
どうなの司法改革通信
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2017年12月30日
 
発行部数
318部
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0001296634
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 一般ニュース > 社会

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  <<ど う な の 司 法 改 革 通 信 >> Vol.102 2017.12.30

__________________________________________________________________
 司法関連投稿・言論サイトを主宰している河野です。
 このメルマガは、この国の「司法改革」について、疑問を持っている方々のための情報マガジンです。「司法ウオッチ」に寄せられたご意見や「改革」をめぐる注目できる発言、さらには疑問などを取り上げていきます(vol.0サンプル号参照)。


 《甘い「改革」アピールのツケ》

 今回の司法改革で繰り出された推進派の論調をみてきて、ずっと感じてきたことがあります。それは、不思議なくらい、非常に甘い見方が、共通してこの「改革」にくっついてアピールされてきたようにとれることです。時にそれは「改革」がもたらすメリットの安易な見積もりであったり、この動きへの協力へのハードルをむやみに下げるものであったり――。

 それが、司法を熟知しているはずの専門家から繰り出されていることの不思議さでもあります。その都度、この「改革」をもし、推進するというのならば、本来、彼らはもっと社会伝えるべきことがある(あった)のではないか、という気にさせられるのです。

 例えば、「改革」の目玉のひとつであった裁判員制度については、「誰でもできる」と言わんばかりに、「裁く」ことのハードルを下げるアピールが行われました。裁判員裁判参加への拒絶感が強いとされた主婦層相手に、事実認定は「ダンナの浮気発見と同じ」とまで言った、あきれた女性検事もいましたが(本誌Vol.29)、この例だけでなく、そもそも「普段着の感覚で」とか「普通の市民の常識」といった、「あなたにも裁けます」キャンペーンが、同制度では繰り広げられたのです。

 しかし、どんなに裁判員制度を成功させたくても、「裁く」ことの重大性、求められる厳格さは変わらず、そのことを一番分かっているはずなのが法曹です。主役は、「裁く」側でなく、「裁かれる」側だし、民主的な「正当性」が強調される制度といっても、裁判は司法理解のための手段でもなければ、民主的司法の啓蒙の場所でもない。まず、厳しい覚悟を求めるのは当然だし、現に厳しい覚悟を求めない結果は、裁かれる側にも、参加する市民にとってもいいことになるわけもありません。

どんな導入前から国民が敬遠することが明らかだった制度であっても、専門家が伝えるべきことを十分伝えず、裁判そのものの本質を誤解されかねない、あるいは歪めてしまうようなやり方をする、というのは、あり得ないことです。

 弁護士の増員政策は、弁護士自身が自らの経済的な影響を当初甘く見積もり、社会に対しては、そのメリットがたやすく社会に還元されるようなアピールがなされた、といえます。

 前者については、弁護士の仕事の現状を熟知しているはずの弁護士会主導層までが、年間3000人司法試験で合格されても弁護士は「大丈夫」と大見えを切り、大量の潜在需要を甘く見積もり、増えれば需要も顕在化する、というような捉え方をしました。弁護士は社会の隅々で待望されており、そこで市民はおカネを投入するという見通し、要は足りない弁護士が増えされすれば、市民はおカネを投入する用意があると見積もりました。

 一方、増えれば、「敷居が高い」と言われた弁護士は身近に、そして利用しやすい存在になる、ということがアピールされました。自分たちにおカネを投入する用意があると見積もりつつ、一方で利用しやすくなる、アピールするというのは、いまにしてみれば彼らの勘違いの程度を示すものといえます。なぜならば、もともと市民にはおカネを投入する用意はないし、多くの利用者市民にとっておカネの問題抜きには、弁護士が利用しやすくなる、ということもないからです。

 その結果、弁護士にとっては有償需要は顕在化せず、利用者市民の無償化の期待だけは膨らみ、顧客誘引期待とともにとられた「相談無料化」の流れで、集まった、おカネを投入する用意がない依頼者市民が、結果として経済的に窮している弁護士には、有り難くない存在のように扱われ出しています。

 弁護士は、自営業者であり、当然、おカネがかかることをアピールしなければならず、かつ、無償の需要にこたえなければならないのであれば、経済的な基盤や制度的な支え、あるいはかつてのような経済的余裕がなければ無理、ということをもっとアピールすべきでした。諸外国と違い、厳然と日本では弁護士の他に「隣接士業」といわれる司法書士などの専門資格者が存在していることが、ニーズの受け皿として存在することも、もっと強調されてしかるべきでした。

 さらに、法曹養成にしても、法科大学院の参入規制なき導入にしても、当初いわれた修了者の「7、8割程度合格」も、さらに法学未修者を本道とし、既習者と1年間の違いで同等レベルにもっていくという制度設計にしても、どれも専門家が議論しながらなぜ、と言いたくなるほどね「甘い」見通しが、結果として現在の「失敗」といえる「改革」の状況につながっている、といえます。

 なぜ、こうなったか、ということは、わざわざ言うまでもない、一目みれば分かるといってもいいものです。彼らは「改革」自体を自己目的化した。そして、もっといえば、そのために専門家としての筋を通すこともしなかった。最高裁の裁判員制度合憲判断にも象徴されるように、専門家である前に「改革」の政策推進者の一員となってしまったのです。

 その結果はあまりにもお粗末といわなければなりません。「改革」が社会にアピールしたことは果たされず、その負の結果は、社会にも彼ら自身にもブーメランのように返ってきてしまっているからです。だが、問題は、さらにこれからです。彼らは今なお正直に、この結果を直視していませんし、伝えるべきことをきちっと伝えているともいえません。

 彼らの「自業自得」では済まない、負の影響がこれからさらに社会に及んでこないか、引き続き監視する必要があるのが、この「改革」の現状なのです。

 「浮気発見」にたとえられた裁判員裁判」(本誌Vol.29)
 http://archives.mag2.com/0001296634/20111218214050000.html
 「弁護士が転嫁できない『改革』の責任」
 http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1056.html
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 【1】最近の気になるセリフ
 【2】最近の注目ご意見~「司法ご意見板」から。
 【3】「弁護士観察日記」バックナンバーテーマ
 【4】催し物・「司法ウオッチ」からのご案内
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 【1】最近の気になるセリフ

 「未修者を中心に入学志望者が減り続けており、学生の質を保つために基準が不要と判断した。数値目標を失い、『多様な人材を法曹に呼び込む』ことをめざした制度開始当初の理念から後退する」
 「文科省専門教育課は『数値目標はなくなるが、多様な人材を入学させるという理念は変えていない。未修者の質を確保して司法試験の合格率上昇につなげたい』と説明している」
 (12月15日付け、日経電子版の記事から)

 法科大学院の入学選抜で、文部科学省が掲げていた法学未修者や実務経験者割合を3割とする努力目標を撤廃する方針を明らかにしたことを伝える記事からの引用です。法学未修者を、既習と1年の差で司法試験合格レベルまでもっていくとする法科大学院の制度の無理であり、失敗であったことは、既に「改革」の実績が明らかにしていることといえるだけに、遅すぎたとはいえても、この結果は驚くようなことでも、異を唱えることでもないように思います。

 ただ、この記事で引っかかるのは、文中に登場する「多様な人材」というワードです。法科大学院という、司法試験銃剣要件化による新プロセス強制化は、旧司法試験体制に比べて、そもそも多様性を後退させる要素があったということをまず確認する必要があります。それゆえに、制度は「未修者」にこだわらざるを得ず、無理なことが十分に予想がついたはずの制度設計になったのです。

 記事は未修の入学者、司法試験の合格者減少という現実から、本来、正しい「理念」の後退が余儀なくされた、ととれる書き方ですし、引用の文科省の人間の言にいたっては、未修者の質が上がり合格率が上がることまで期待まで述べています。

 結局、多様性確保において失敗し、旧試から後退したという事実をぼやかしているとしかとれません。それでは「後退する」ではなくて、「改革」である以上、どこにいったのか、どうするつもりか、にこだわらなくてはならないのはずです。

 そもそも「改革」の実績から、「理念」も潔く撤回します、という姿勢であれば、「予備試験」が法科大学院に比べ、司法試験合格率でも、人気でも、凌駕しているという実績から、「理念」にしがみつかず、潔く受験要件化を手放し、堂々と司法試験「一発」チャレンジを認め、そこと合格率でも人材の中身でも「価値」で勝負していいのではないか、という気になります。


 「法科大学院『未修者3割』目標撤回 文科省方針」(12月15日付け、日経電子版)
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2470172015122017CR8000/


 【2】最近の注目ご意見~「司法ご意見板」から

 「検察の懲役10年の求刑に対し、裁判員裁判で懲役15年の判決が出たことに驚愕。『市民感覚』を取り入れるというのが裁判員制度の謳い文句であったが、一般市民の間には、凶悪犯罪は一貫して減少しているにも関わらず、もっと厳罰を、もっと厳罰をと厳罰主義が横行しているのが現状である」
 「しかも、法律知識のない裁判員は3人の裁判官にいいようにあしらわれる。その裁判官はといえば、最高裁事務総局を頂点とする、ヒエラルキーの下、人事で完全に支配されており、行政追認判決を拒否することや、無罪判決を出すことには極めて消極的になっており、憲法判断についても司法消極主義に陥っている。要するに、現在の下級審判事のほとんどがいわゆるヒラメ判事であるといって間違いない」(林健二)

 「改革」論議の当初、裁判への市民参加に頑強に反対していた最高裁が、最終的に裁判員制度に賛成し、その旗振り役に回った最大の理由として、業界内でずっと言われてきたことがあります。それは、要するに彼らはこの制度が、現在の裁判を根底から変えることにはならないと見切ったからだ、と。

 市民が職業裁判官とともに「裁く」制度、二審以降はこれまで通りの職業裁判官による裁判。現行裁判への深い「反省」のためではなく、「理解」のための導入、民主的な制度という建て前を通す見通しも立った。目くじらを立てて、「改革」に反発して裁判所への風当たりが冷たくなるよりも、ここは積極的な姿勢をみせるべきという、対法科大学院でも漂った裁判所内空気とつながっていました。

 大マスコミも、この市民の直接参加をこぞって賛美し、弁護士会内からは、刑事裁判の閉塞感のなかで、市民参加のお膳立てを迫られた裁判所は変わらざるを得なくなった、という一点に期待し、「風穴論」などを口にする者たちが旗を振る。しかし、その現実はどうであったのか。本来、この制度の現状を評価する上で、国民が知っておかなければならないのに伝えられていない現実が、この投稿には書かれています。

 「厳罰化」が、反映すべき「市民感覚」ならばそれでよし、ととらえる見方も社会の中にあるかもしれません。しかし、それは本来の筋の通し方にかかわっています。投稿は、憲法判断の司法消極主義にも言及していますが、本来の司法の役割、何を彼らがやらなければ、あるいはやってもらわなければならないか、が、きちっと伝えられていないうえでの「市民感覚」としなければなりません。

 しかし、一方で、国民の方も、この制度を半ば見切っているように思います。つまり、この制度推進派側の大宣伝にもかかわらず、国民は直接参加を強制してまで必要な制度とは思っておらず、また、何かが大きく変わるとも思っていない。本来、プロに依存したい、というか、プロがダメなら、納税者であるわれわれを引っ張り出さずプロが変わりなさい、という意識だって根底にある。推進派は、それをアンフェアにも喚起させないように、宣伝を続けたのです。

 この投稿をみれば分かるように、本当に裁判を変えるのであれば、後者の再場所の現実が根本的に変わらなければならず、そうでなければ、市民の強制参加だけでは、裁判所のの当初の見積もり通り、変わらないということなのである。

 戦前の陪審制では、導入後早々に、国民が参加しても「変わらない」ということが報じられ、不要論に拍車をかけたという話も伝えられています。この話を聞くほどに、制度ありきの姿勢を一貫して変えず、必要か否かの判断の動機も材料も、国民に提示しない、現在の大マスコミの姿勢にも奇妙な違和感を覚えてしまいます。


「司法ウオッチ」の「ニュースご意見板」「司法ご意見板」では以下のテーマでご意見募集中!是非、ご意見を。http://www.shihouwatch.com/
●【NHK受信料】NHK受信料の支払いを事実上義務とする最高裁大法廷判決を受けて、この問題に対する意見を求めます。New
●【弁護士不祥事】「依頼者保護給付金制度」について、意見をお寄せ下さい。
●【刑事司法】成立した取り調べの録音・録画を一部義務付ける刑事司法改革関連法について意見をお寄せ下さい。
●【夫婦別姓】夫婦同姓規定「合憲」の最高裁大法廷判決について意見を求めます。
●【安保法制】安保関連法案の強行採決、同法成立について意見を求めます。
●【安保法制】憲法学者らが「違憲」とした安保関連法案の扱いについて、どのように考えますか。
●【少年事件】少年事件被疑者の実名報道についてどう考えますか。
●司法試験年3000人合格目標の復活を求める動きについて、意見をお寄せ下さい。
●【法テラス】弁護士、司法書士からみた、法テラスの現状の問題点について、意見をお寄せ下さい。
●【刑事司法】全弁協の保釈保証書発行事業について利用した感想、意見をお寄せ下さい
●【民事司法改革】民事司法改革のあり方について、意見を求めます
●【法曹養成】「予備試験」のあり方をめぐる議論について意見を求めます
●【弁護士の質】ベテラン弁護士による不祥事をどうご覧になりますか
●【弁護士の質】弁護士の質の低下について、意見を求めます
●【弁護士の増員】弁護士の競争による「淘汰」という考え方をどう思いますか
●【弁護士会】弁護士自治と弁護士会の強制加入制度は必要だと思いますか
●【弁護士の経済難】弁護士の経済的な窮状の現実を教えてください
●【弁護士のニーズ】地方に弁護士の経済的ニーズはまだまだ存在すると考えますか
●【裁判員制度】裁判員制度は本当に必要だと思いますか
●【弁護士の役割】今、必要とされるは、どのような弁護士だと思いますか
●【弁護士会】弁護士会の会費についてどう思いますか
●【法曹養成】「受験回数制限」は必要だと思いますか
●【法曹養成】「給費制」廃止問題についてどう思いますか
●【法曹養成】法科大学院の実務家教員の現状についてどう考えますか
●【弁護士業務】弁護士専門認定制度は必要だと思いますか


 【3】「弁護士観察日記」バックナンバー

「『改革』から離れる弁護士の意識」。「改革」の結果が深刻化しているにもかかわらず、「改革」失敗へのこだわりも、路線転換への現実感も、日弁連への期待感も薄らいできているようにみえる弁護士界内――
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1059.html

「困窮する若手弁護士への同業者目線の印象」。良心的撤退勧告がある一方で、業界内に広がり出した「見ない」「見えない」という冷たい空気の意味――
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1058.html

「法科大学院修了生『モテモテ』記事の危うさ」。企業側の本音や志望者にとっての「価値」を超えて、制度を維持したい側の思惑をはらんで伝えられてしまいそうな、新たな「選択肢」――
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1057.html

「弁護士が転嫁できない『改革』の責任」。弁護士会内から聞こえてくる「国民が望んだ」論や依頼者「心得違い」論から見える「改革」をめぐる筋違い――
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1056.html

「弁護士『プロフェッション』の行方」。「改革」が彼らを追い詰めた結果としてのサービス業化・ビジネス化と、そのツケ――
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1055.html


 【4】催しもの・「司法ウオッチ」からのご案内

第94回国際人権に関する研究会「ビジネスと人権に関する最新の国際的な動向について」
1月25日(木)午後6時~8時
場所 東京・霞が関 弁護士会館17階1702会議室
※2011年に国連人権理事会でビジネスと人権に関する指導原則が全会一致で採択された後、この「原則」を具体化するための取り組みが、国際的にも行われていることを踏まえ、今年11月にジュネーブで開催されたビジネスと人権に関するフォーラム参加者からの報告や、近時人権条約機関で採択されたビジネスと人権に関連する一般的意見、救済メカニズムに関する報告書を取り上げながら、ビジネスと人権に関する最新の国際的動向について紹介する。
講師 日弁連国際人権問題委員会・弁護士業務改革委員会各委員等
事前の参加申し込みが必要(締め切り2018年1月22日)。以下、申込フォームからか、チラシ兼申込書記入の上、FAX(03-3580-9840)送付で。
WEB申込フォーム
https://qooker.jp/Q/auto/ja/kokusaijinken/ihr/
チラシ兼申込書
https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/event/data/2018/event_180125.pdf
定員40名
主催 日本弁護士連合会
問い合わせ 日弁連企画部国際課 電話03-3580-9741

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◎司法ウオッチでコラム新連載の千田實弁護士の新刊「「田舎弁護士の大衆法律学 岩手県奥州市の2つの住民訴訟」(株式会社エムジェエム)本体2000円+税 発売中!お問い合わせ・ご注文は 株式会社エムジェエム出版部(TEL0191-23-8960 FAX0191-23-8950)まで。

また、千田弁護士の既刊本のご注文は以下のリンクから。
 ・「田舎弁護士の大衆法律学」シリーズ
 http://www.minoru-law.com/inaben.html
 ・「黄色い本」シリーズ
 http://www.minoru-law.com/yellowbook.html
 ・「さくら色の本」シリーズ
  http://www.minoru-law.com/nagaiki.html

◎司法ウオッチ連載の織田信夫弁護士のコラムが、花伝社から出版されました。タイトルは「裁判員制度はなぜ続く~その違憲性と不合理性」。「裁判員制度廃止論~国民への強制性を問う」(同社)に続く、織田弁護士のコラム集大成第2弾です。

◎司法ウオッチでは原稿を広く募集します。
「法曹界や弁護士に対してこれが言いたい」「司法改革にこんな意見を持っている」「裁判・判決についてこんな意見を持っている」といった方の原稿を、司法ウオッチでは常時募集(匿名可)しています。連載の希望(原則実名、経歴公開。審査あり)も受け付けます。
下記フォームから投稿、お問い合わせください。
「投稿受け付け」http://shihouwatch.com/archives/4941

◎投稿・言論サイト「司法ウオッチ」は全面無料です。
 ・コラムはバックナンパーから、お読み頂くことができます。

 ・「弁護士データバンク」は、弁護士の氏名、顔写真、事務所住所、所属弁護士会、ご経歴、取り扱い案件、案件に関する具体的な実績、事務所所在地の地図等を掲載し、市民が検索し、ジャンルを限定して一括して見積り請求を出せる形などの機能を盛り込んでいます。弁護士の方は、この機会に、ご登録をお願い致します。

・「司法ご意見板」等でこんなテーマを取り上げてほしい、といったご希望も広く受け付けております。
info@shihouwatch.com

・「弁護士に相談にのってもらいたいけれど、こちらからは頼みにくい」。そんな方のために、「司法ウオッチ」では、無料・匿名で弁護士を募集できる掲示板「弁護士急募板」を設置しています。弁護士探しをされている方、ぜひ、ご活用を。詳細はこちらまで。
「弁護士急募板」http://shihouwatch.com/archives/4229

・司法改革に対するご意見を常時募集しています。「司法ウオッチ」ならびに当メルマガでもご紹介させて頂きます。市民の方の率直なご意見・疑問も受け付けます。
「投稿受け付け」http://shihouwatch.com/archives/4941
「市民の声・質問」http://shihouwatch.com/archives/4937

◎「司法改革」、裁判、司法、社会問題関連での出版をご希望の方、こちらまでご相談下さい。
 info@shihouwatch.com

またまたお陰さまで第3弾!
「司法改革の失敗と弁護士~弁護士観察日記Part3」(河野真樹著・定価税別1500円)

好評発売中!
「破綻する法科大学院と弁護士~弁護士観察日記Part2」(河野真樹著・定価税別1500円)
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お買い求めは、いずれも全国書店もしくは共栄書房まで。
 共栄書房→http://kyoeishobo.net/

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 編集長のあとがき風一言:

 安倍政権を取り巻く、もやもやとしたものを、そのまま見せつけられた1年でした。さらにそれに輪をかけているのは、安倍首相とそれを取り巻く方々の、その国民のもやもやを晴らす気が全くない、晴らす努力をする必要がない、という姿勢を見せつけられ続けたことでした。
 そして、さらにそれに付け加えなければならないのは、残念ながら今のところ、この国の国民は、その力で、もやもやを彼らに晴らさせる、ことができていない。そればかりか。彼らの姿勢を続けさせやすいような勢力を、合法的に民主的に、選挙という手段を通して彼らに与えることまでしてしまったのです。
 「納得がいく」とか、「尽くす」とか、「丁寧な」とか、私たちに向けて、議論というテーマにくっ付けて、彼らがアピールする、そうした言葉は、見事なまでに全くの空約束であり、信用できない、というよりも、いまや何も言っていないに等しい言葉と化しています。
 政治の暴走に対して、どこかでどんな形であれ、分立しているはずの司法が筋を通す、という話も、残念ながらこの国では、あまり聞こえて来ない。少なくとも、そういう意味では、残念ながら、この国の司法は「頼りがいがある司法」ではないのです。
 そんななか、来年、この国でいよいよ「改憲」が浮上してくる、といわれています。このもやもや、としたなかで、私たちから得た「信任」を武器に、何も言っていないに等しい言葉を並べて、それを「適正」さの口実として、彼らは堂々と仕掛けてくるかもしれません。
 まず、今、私たちは、こう自覚すべきです。私たちは決してなめられてはいけない。私たちは、そう簡単ではない、と。

 今年も1年、お読み頂き有難うございました。来年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。皆様、よいお年をお迎え下さい。


「司法ウオッチ」 代表 河野真樹
http://www.shihouwatch.com/
登録・解除:http://www.mag2.com/m/0001296634.html
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