食の安全・監視市民委員会メールマガジン

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メルマガ名
食の安全・監視市民委員会メールマガジン
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2018年06月15日
 
発行部数
172部
メルマガID
0001598395
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > NPO・NGO

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メールマガジン最新号

■◇■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 食の安全・監視市民委員会 FSCWメールマガジン 第61号
                  2018年7月17日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■◇■

もくじ
…………………………………………………………………………
■お知らせ:GM表示を求めるためのチラシ作りました!
■トピックス:カナダで違法GM小麦の自生見つかる
■活動報告:不適正表示問題で再発防止策の公表を実現
■焦点:「茶のしずく石けん」判決について
◇イベント案内◇報告会「韓国の遺伝子組み換え表示に学ぶ」
◎編集後記◎
…………………………………………………………………………

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■お知らせ:GM表示を求めるためのチラシ作りました!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

遺伝子組み換え(GM)食品のより良い表示を求めるため、「こんなに食べ
ている遺伝子組み換え食品~表示ではわからない~」というチラシができ
ました。

2001年にできたGM表示制度については消費者庁が昨年4月に「遺伝子組換
え表示制度に関する検討会」を立ち上げ、1年間にわたって議論されまし
た。今年3月に報告書が公表されましたが、内容はほとんどの加工食品が
GM表示を逃れている現行制度から1ミリも進展しないものでした。

そこで、食の安全・監視市民委員会では、表示はないけれどGM原料が入っ
ている可能性が高い食品のイラストを載せ、すべての加工食品にGM表示を
させるために私たちができることを紹介したチラシを作りました。A4サイ
ズ・両面カラーで、イラストを多用したチラシです。必要な方は当会まで
ご連絡ください。送料のみのご負担でお送りします。近々、当会HPにも掲
載予定です。

【チラシ注文先】
電話:03-5155-4765/FAX:03-5155-4767
電子メール:office@fswatch.org


(食の安全・監視市民委員会)



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■トピックス:カナダで違法GM小麦の自生見つかる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

カナダ政府食品検査局(CFIA)は6月14日、アルバータ州でモンサント
の遺伝子組み換え(GM)小麦「MON71200」の自生が確認されたと発表し
ました。今年1月に見つかり、4月には同定されています。

GM小麦については、世界中の市民の反対運動に包囲され、モンサント社
は10年以上も前に試験栽培を中止しています。そのためGM小麦は世界中
どこの国も承認しておらず、カナダでも違法栽培にあたります。同局の
発表では、このGM小麦は以前モンサントが行っていた試験栽培地から300
キロメートルも離れており、なぜこの地に自生していたか不明だという
ことです。

除草剤をかけても枯れない小麦があることから、不審に思った農家が届
け出て明らかになりました。たまたまこの問題に対する知識があったか
ら見つかったのです。もし、そのような農家でなかったら見逃していた
でしょう。

これを受けて日本政府は6月15日に、カナダからの小麦輸入をいったん
停止し、輸入済みの分の製粉会社などへの引き渡しを停止しました。
さらには日本と同様に、米国とカナダへの依存度が高い韓国政府もまた、
カナダ産小麦の販売を中止しました。

これまでも違法GM小麦の国際的な流通事件は2度起きています。2013年
には米国オレゴン州で自生しているのが見つかりました。なぜ自生して
いたのか、原因は不明のままです。その後、2016年にアルゼンチンから
韓国に輸出された小麦からも見つかりました。これまた原因は不明です。
いずれも日本政府により輸入停止の措置が取られましたが、両事件に関
して、原因不明なまま処理されています。今回もその可能性は高いと見
られています。


天笠啓祐(食の安全・監視市民委員会運営委員)



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■活動報告:不適正表示問題で再発防止策の公表を実現

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前号でご紹介したように、5月8日に農林水産省は、福島県いわき市に本
社がある株式会社伴助が製造販売をしていた韓国産や台湾産等のさんまの
加工品の原料原産地表示に、事実とは異なる「北海道産」との表示をして
いたことを確認したとの発表をしました。

株式会社伴助による「さんま加工品の原料原産地名の不適正表示」は極め
て遺憾と考えた当会は、農水省の発表後、伴助公式ホームページ上におい
て掲載されていた「さんま加工品の不適正表示について」と題されたお詫
びの文書だけではなく、今回の「さんま加工品 不適正表示問題」の経緯
と、同社が実施した再発防止策など具体的な対応について詳細に公表すべ
きだと考えました。そこで、当会は、同社に対して要請書「『さんま加工
品 不適正表示問題』に関する要請書」を出しました。

伴助からは、「農水大臣宛の改善報告書の全文を自社の公式ホームページ上
に公表するのは営業上の秘密・個人情報保護の観点より難しいが、取引様・
消費者様向けの改善報告書(要約版)は掲載する」との回答が届きました。
現在、同社の公式ホームページ上には、「お客様への改善報告」と題された
要約版の改善報告書が掲載されております。

なお、当会の神山代表は、本件事案に関して、「私たちの食生活にとって大
事な魚の干物加工販売業者が、表示制度と、消費者への正確な情報提供の重
要性を理解していなかったというのは驚きです。今後消費者の意見を直接聞
いてほしいと思います」との見解を示しております。今回の要請活動を通じ
て、「消費者の知る権利を守るための活動」の重要性を改めて認識しました。

参考
株式会社伴助におけるさんま加工品の不適正表示に対する措置について:農林水産省(プレスリリース)
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/180508.html

株式会社伴助の公式ホームページ
http://www.bansuke.jp/


(食の安全・監視市民委員会)



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■焦点:「茶のしずく石けん」判決について

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小麦がアレルゲンであることは多くの人が知っていますが、洗顔石けんを
使ったら、小麦が食べられなくなるなど誰も予想しません。それが悠香の
茶のしずく石けんです。この石けんに入っている加水分解小麦末が、皮膚
や粘膜を通って体内に入り、小麦アレルギーを引き起こしたのです。小麦
を食べると、顔面の腫れ、痒みなどのアレルギー症状が起き、さらに呼吸
困難、血圧低下、下痢・嘔吐、意識障害などのアナフィラキシー・ショッ
ク症状が出る人もたくさんありました。

茶のしずく石鹸は、フェニックスという会社が製造し、悠香という会社が
全国規模の通信販売を行い、2010年12月7日までの販売総数は4650万個で
す。2008年ころから、被害者が徐々に現れ、皮膚科・アレルギー科の医師
の調査・研究により、茶のしずく石鹸に由来する小麦アレルギーであるこ
とが明らかになりました。原因物質は片山化学という会社が製造した「グ
ルパール19S」という加水分解小麦末です。

全国26弁護団が結成され、2012年4月15日に全国一斉提訴をしました。
原告総数は約1330名でした。東京では169名が提訴しましたが、途中で
多くの原告が和解解決し、判決に至ったのは23名でした。6月22日の判
決は、悠香とフェニックスの責任を認め、損害賠償を命じましたが、原
因物質を製造した片山化学の責任はみとめませんでした。グルパール19S
は釘やねじのような汎用性のある部品で、石けんの製造方法に問題があ
ったというのです。納得できません。

小麦が食べられないというのは、パン・うどん・ラーメン・パスタなどだ
けでなく、小麦が入っている加工食品全部が食べられないということです。
しかも運動誘発性なので、長い入浴もスポーツもできず、使える鎮痛剤な
ども制限されるのです。こうした苦しみを理解しない判決でした。認定さ
れた損害額も非常に少ないので、23名全員が控訴しました。


神山美智子(茶のしずく弁護団、食の安全・監視市民委員会代表)



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◇イベント案内◇国際シンポジウム参加報告会
「韓国の遺伝子組み換え表示に学ぶ」

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韓国では昨年の政権交代後、市民の間で遺伝子組み換え(GM)食品制度
改正を求める機運が高まっています。今年3月には1カ月間で20万人以上
の署名を集め、政府に提出しました。しかし、署名に対する政府の対応
は消費者の要求に応えるものではありませんでした。

そこで、韓国の市民団体は表示改正の運動をさらに盛り上げようと、7月
19日に日本と米国からGM表示制度に関して取り組む専門家を招き、国際
シンポジウムをソウルで開催します。日本からは日本消費者連盟と生活
クラブ連合会が報告者として参加、米国からは「Moms Across America」
で子どもたちの食べものを守る活動をするゼン・ハニーカットさんが参
加します。

日本の先を行く韓国のGM表示制度や改正運動と併せて、日本の表示制度
の現状と問題点、さらに初のGM表示制度制定に向けて動き出した米国の
状況を報告します。

【日時】7月24日(火)13:30~15:30
【会場】東京ウィメンズプラザ 第1会議室
最寄駅:地下鉄「表参道駅」B2出口7分、JR「渋谷駅」宮益坂口12分
アクセス→
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx


【プログラム】(予定)
・「日本の遺伝子組み換え表示制度の現状と課題~生協の取組みから」清水亮子(生活クラブ連合会)
・「市民が主導する韓国の遺伝子組み換え表示改正運動」纐纈美千世(日消連事務局長)
・「遺伝子組み換え生産大国アメリカで始まる表示制度の実態」廣内かおり(日消連運営委員)

参加費:一般500円、日消連会員無料
事前予約は必要ありません。

主催:日本消費者連盟
後援:食の安全・監視市民委員会、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

【問合せ】日本消費者連盟
電話:03-5155-4765/FAX:03-5155-4767
電子メール:office.j@nishoren.org



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 ◎編集後記◎
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今号のトップでご紹介した遺伝子組換え表示に関するチラシ。
その中で、私たちにできることとして
「消費者庁に声を届けよう!」
「このチラシを広めよう!」
「パブコメに意見を送ろう!」
と、送り先等も紹介して呼びかけています。

消費者庁に電話をかけたり、はがきを送ったりするのは、ハードルが高い
と感じる人も多いと思います。でも、私たち消費者が声を上げないと、GM
表示をさせたくない人たちから「消費者は今の表示制度を受け入れている」
と言われてしまいます。

実際、昨年の遺伝子組換え表示制度に関する検討会の事業者ヒアリングで
は、食品メーカーがこぞって「GM表示に関する消費者の問合せは極めて少
ない」と述べ、だから今以上のGM表示は必要ないといった方向に議論を誘
導しようとしました。

どんなに小さな声でも上げ続けることが重要です。この声が広がっていけ
ば、大きな世論になります。それでも電話は…という方は、ぜひお友だち
など周りの方にチラシを紹介してください。人と話すことで問題意識もは
っきりしますし、何と言っても口コミの影響力は大きいのです。(こ)


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 このメールマガジンに掲載されている広告の内容は、
 食の安全・監視市民委員会の活動とは無関係です。

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[発行]食の安全・監視市民委員会
    〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟内
    Tel:03-5155-4765 Fax:03-5155-4767
    Eメール:office@fswatch.org URL:http://fswatch.org/

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