食の安全・監視市民委員会メールマガジン

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メルマガ名
食の安全・監視市民委員会メールマガジン
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2018年05月15日
 
発行部数
171部
メルマガID
0001598395
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > NPO・NGO

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メールマガジン最新号

■◇■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 食の安全・監視市民委員会 FSCWメールマガジン 第59号
                  2018年5月15日発行

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■◇■

もくじ
…………………………………………………………………………
■トピックス「機能性表示食品に関する情報公開請求訴訟」
■焦点「トクホや機能性表示食品による健康被害に公的救済制度を作るべき」
■トピックス「TPP11の強行採決は許されない!」
■トピックス「GM不使用表示に関するしょうゆメーカー回答」
◇イベント案内◇「暴走するゲノム編集技術~分子生物学者からの警告」

◎編集後記◎
…………………………………………………………………………

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■トピックス「機能性表示食品に関する情報公開請求訴訟」

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今年2月27日、主婦連合会参与の佐野真理子さんが、国(消費者庁長官)
に対して「機能性食品に係る機能性関与成分に関する検証事業 報告書
(平成27年度)」のうち不開示とした部分の開示を求める情報公開請求
訴訟を提起しました。第1回期日は5月15日10時30分です。被告から
は本日答弁書が出ました。指定代理人が東京法務局訟務部部付訟務官2人、
消費者庁参事官、総務課訟務対策官他、食品表示企画課長など、11名が名
前を連ねていますが、訴えの却下と請求の棄却を求めるというだけで、理
由は今後提出予定の準備書面に書くそうです。

機能性表示食品制度は、許可制のトクホとは異なり、国が安全性と機能性
の審査を行わず、事業者が自らの責任で、国の定めるルールに基づき、安
全性と機能性に関する科学的根拠などを、販売前に消費者庁長官に届け出
れば、機能性を表示することができる制度です。

消費者庁は、事後確認のための検証事業を行っています。その結果、届け
出された分析方法が間違っていたり、表示と内容が異なるどの不都合が多
く発見されました。しかし開示された資料では、商品名がすべて黒塗りで
した。これでは消費者は、表示された機能性成分が入っていなかったり、
過剰に入っている食品を知らずに買うことになります。

非開示の理由の一つは、公にすると、届出事業者の特定につながり、当該
事業者による届出に問題点や不備があるとの印象を与える結果、当該事業
者の信用を低下させ、権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそ
れがあるとするものです。

間違った商品を売っている事業者の信用が低下して何が悪いのでしょうか。
表示と違う成分が含まれている食品を買わされる消費者の権利こそ守られ
るべきです。

皆さん、この訴訟についてぜひ関心をお持ちください。


神山美智子(食の安全・監視市民委員会代表)



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■焦点「トクホや機能性表示食品による健康被害に公的救済制度を作るべき」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


健康食品が原因で起こる肝障害が増えていることについては、このメール
マガジンでも何度も書いているので、読者の皆さんは、すでによく御存じ
の事と思います。国民生活センターは今年の5月8日に、高齢者・障がい
者を対象とした「見守り新鮮情報」というメールマガジンで再度、健康食
品で肝障害を起こした70歳代の女性の例を報告し、注意勧告をしました。
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen307.pdf

しかし、国民生活センターの注意喚起は、マスコットキャラクターの「見
守るくん」が「注意してね」というだけです。どの健康食品で被害が起き
たのかなど具体的情報が掲載されていないため、消費者は何をどう気をつ
ければよいのかがまったくわかりません。

どういった健康食品が肝障害の原因となっているのかについて、患者を診
察した医者から情報を集め、データベースを作り公表するような制度が必
要です。

また健康食品の場合、医薬品と違って被害者に対する公的な救済制度が無
い点も大きな問題です。せめて国が制度化し、機能性を表示して販売して
よいと認めている「特定保健用食品(トクホ)」と「機能性表示食品」に
ついて、それらが原因と疑われる健康被害が起きたときに、治療費などの
救済が行われる制度が必要です。現状では被害を受けた個々人が、弁護士
を見つけて個別に企業に対して補償を求めるか、訴訟を起こすしかありま
せん。健康食品事業者には中小企業も多く、損害賠償責任保険に加入して
いないところもあります。そうなるとたとえ訴訟で勝ったとしても補償金
を受け取るのは難しい場合もあります。

制度改善のための活動の資金源にするためにも、ブックレット「健康食品
で被害にあわないために~あなたの肝臓は大丈夫?~」を是非、サプリ好
きの家族やお友達に広めてください。現状の制度のもとで、どのように気
をつければよいのかの情報を掲載しています。
(4月14日の総会記念講演会報告より)


植田武智(食の安全・監視市民委員会運営委員)



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■トピックス「TPP11の強行採決は許されない!」

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TPP11は、協定の承認案が4月17日に、関連法案(10法案をまとめた
「TPP整備法改正案」)が5月8日に、それぞれ衆議院本会議で審議入り
しました。協定の承認案は外務委員会で、関連法案は内閣委員会で審議さ
れる予定ですが、政府は国会会期末の6月20日までに成立させようとや
っきになっており、拙速な審議の後、採決しかねません。

畜産、酪農などでは豪州、カナダ、ニュージーランドなど輸出大国の輸出
攻勢がはじまり、国内農業への悪影響ははかりしれません。食の安全をめ
ぐってはこの協定はTPP12元協定をそのまま引き継いでおり、消費者に
とって安全性、表示などの問題も懸念されます。ISD条項もほとんどは
留保することもなく存在しています。

「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は今年4月、急遽、リーフレ
ット「いいことひとつもなし!TPP11」を発行しました。著作権、医薬
品問題なども含めTPP11の問題点をわかりやすく解説しています。ぜひ
学習会などでご活用ください。
http://notppaction.blogspot.jp/

「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は継続的に日欧EPAを含め
TPP交渉などにつき国会議員、政府交渉担当者と意見交換会を開いてき
ました。最近では4月11日、4月23日にTPP11をめぐって集会を、5
月15日にも衆議院第二議員会館で「TPP11協定批准反対」院内集会を
開きました。今後も機会をとらえて集会等を開き、訴えていきます。


山浦康明(食の安全・監視市民委員会運営委員)



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■トピックス「GM不使用表示に関するしょうゆメーカー回答」

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当メルマガ3月号に掲載した「GM表示についてしょうゆメーカーに質問
状」の回答をご紹介します。質問状を送ったのは大手しょうゆメーカー6
社(キッコーマン、ヤマサ醤油、正田醤油、ヒゲタ醤油、ヒガシマル醤油、
盛田)で、うち5社から回答がありました。

質問1、不使用表示(「遺伝子組換えでない」などの表示)が認められる条
件を「0%(検出限界値以下)」にすることに賛成ですか、反対ですか。該
当する数字に〇を付けてください。
(1)賛成 (2)反対 (3)その他
■回答
【キッコーマン】(2)反対です。
【ヤマサ醤油】(2)反対
【正田醤油】(3)その他(行政方針決定により判断します。)
【ヒゲタ醤油】(2)反対
【ヒガシマル醤油】(3)その他(改正されれば、その表示法に従います。)

質問2、不使用表示(「遺伝子組換えでない」などの表示)が認められる条
件が「0%(検出限界値以下)」になったら、現在貴社のしょうゆに書いて
ある「遺伝子組換えでない」という表示をどうする予定ですか。該当する
数字に〇を付けてください。
(1)検出限界が0%になると不使用表示は不可能なので止めて、IPハ
ンドリングの輸入も止め遺伝子組換え不分別の大豆に変更する。
(2)「遺伝子組換えでないものを分別」など分別管理が行われていること
を示す表示に変更し、IPハンドリングでの輸入を継続する。
(3)その他
■回答
【キッコーマン】(3)その他(現在対応検討中でございます。)
【ヤマサ醤油】(3)その他(当面IPハンドリングでの輸入は継続致し
ますが、将来については検討中で決まっておりません。)
【正田醤油】(3)その他(行政の指針に従います。)
【ヒゲタ醤油】(3)その他(現在、対応につきましては検討中です。)
【ヒガシマル醤油】(3)その他(表示法改正後に判断します。)


質問3、できるだけ遺伝子組み換え原料の少ないことを消費者に知らせる
ためにはどのような表示がいいと考えますか。
■回答
【キッコーマン】表示スペースが限られておりますので、誤解を招かない
簡潔でわかりやすい表現が望ましいと考えております。
【ヤマサ醤油】消費者庁から具体的な表示例が示されると聞いております。
それに従う考えですが、お客様が見て判り易い表現であることを期待して
おります。
【正田醤油】状況確認後に判断していきます。
【ヒゲタ醤油】消費者の方が分かり易い事が一番と考えます。
【ヒガシマル醤油】表示法改正後に判断します。


(食の安全・監視市民委員会)


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◇イベント案内◇
「暴走するゲノム編集技術~分子生物学者からの警告」

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かつて名古屋大学で遺伝子組み換え技術の研究に取り組んでいた河田昌東
さんは、遺伝子組み換え作物が登場した当初からその危険性を世に問い続
けています。モンサント社による遺伝子組み換え大豆の安全審査申請書に
おける実験上の問題点を指摘しました。

今、遺伝子組み換え技術よりも「早く」「効率よく」生物を改変できると
新しいバイオテクノロジーが登場。ゲノム編集やRNA干渉作物や動物が
次々と研究、開発されています。ゲノム編集技術は何が問題か、どう規制
したらよいのかを、河田さんと共に学びましょう。

【日時】2018年5月25日(金)13:30~15:45
【会場】連合会館501会議室(5階)
最寄駅:地下鉄「新御茶ノ水駅」B3出口すぐ、JR「御茶ノ水駅」5分
アクセス→http://rengokaikan.jp/access/

◆講師プロフィール◆
河田昌東さん:分子生物学者。遺伝子組換え食品を考える中部の会代表。
四日市公害、チェルノブイリや福島の原発事故被災地の支援など、多くの
社会運動に関わる。著書(共著含む)に『遺伝子組み換えナタネ汚染』
(緑風出版)、『チェルノブイリの菜の花畑から』(創森社)、『チェ
ルノブイリと福島』(緑風出版)など。

資料代:500円(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン会員無料)

主催:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
後援:日本消費者連盟

【問合せ】日本消費者連盟
電話:03-5155-4765/FAX:03-5155-4767
電子メール:office.j(アット)nishoren.org
※(アット)を@に変えてお送りください



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 ◎編集後記◎
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農協やスーパーなどの入口に並んでいる野菜の苗が気になります。どこで
栽培されたのか、その種子は国産なのか外国産なのか、といったことでは
ありません。もちろんそれらも気にはなりますが、私の関心をひくのは苗
の扱われ方です。

先週末、家の近所のスーパーで目にしたトマトの苗。葉っぱがしおれて、
「苦しいよ~」という声が聞こえてきそうです。隣に並べられたナスやき
ゅうり、ゴーヤーの苗も心なしか元気がありませんでした。店の入り口な
ので太陽の光を浴びる場所ですが、その日は朝から曇天。思うに、きちん
と水やりをしていないのでしょう。近くの農協で売っていた苗はみずみず
しく元気でした。以前、この農協の前を通ったとき、お店の人が苗たちに
たっぷり水をかけていたのが印象に残っています。

多少、葉っぱがしおれても、夏野菜なのできちんと水をあげればまた元気
になるのかもしれません。でも、スーパーのトマトはあまりにもかわいそ
うでした。苗の扱い方一つにも、そのお店の食べものに対する姿勢が見え
るような気がしました。(こ)


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 このメールマガジンに掲載されている広告の内容は、
 食の安全・監視市民委員会の活動とは無関係です。

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    〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟内
    Tel:03-5155-4765 Fax:03-5155-4767
    Eメール:office@fswatch.org URL:http://fswatch.org/

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