理央 周(めぐる)
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理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】

理央 周(めぐる)
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理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】

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あのヒット商品はなぜ「ヒット」したのか?
あのレストランの予約は、なぜいつも取れないのか?

世の中で「売れているモノや人気者」はなぜヒットするのでしょうか?毎号実際の店舗や広告を取り上げ、その背景には、どんな「仕掛け」と「思考の枠組み」があるのかを、MBAのフレームワークとマーケティングの理論を使って解説していきます。

1.「中小企業経営者・個人事業主」が売り上げを上げる
2.「広告マン・士業」クライアントを説得する
3.「営業マン」が売れない病から脱する

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  • 売上と利益を上げるためのヒント満載
  • フレームワーク習得で即仕事に実践
  • MBA理論を事例で紹介
著者プロフィール

理央 周(めぐる)

理央 周(めぐる) マーケティング アイズ株式会社 代表取締役関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 准教授静岡大学人文学部、インディアナ大学経営大学院卒。フィリップモリス、アマゾンなどで、マーケティング・マネージャーを歴任。日本一わかりやすく「マーケティング」をすべてのメディアで伝えることを理念とする。収益好転につながるコンサルティングと、従業員を顧客視点に変える社員研修に定評がある。著書に「なぜか売れるの公式」「サボる時間術」(日本経済新聞出版社)「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」(PHP研究所)など。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌への出演、寄稿も多数。趣味は料理とペット。ニューヨークと映画が大好物。名古屋出身。本名:児玉洋典

サンプル号
■目次
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… 1. 特集「アスクルのロハコに学ぶ潜在的なニーズの見つけ方」
… 2. コラム 「基礎を固めて変化球を打つ」
… 3. 時間術「情熱を持続させるために」
… 4. おすすめビジネス書「子供と読む東洋哲学 易経」
… 5.著作・イベントのお知らせ
… 6. 編集後記
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いつも、このメルマガを読んでくれて、
ありがとうございます。


今月から、このメルマガも大きくリニューアル、
パワーアップしてお届けしたいと思っています。


今号から特集を刷新して、
今、旬の話題を中心に、
競争力のある売り物を作るにはどうすればいいのか?
新しいビジネスモデルは?
市場のトレンドは何か?
を、お伝えしていきます。


また、私が読んだ数あるビジネス書の中で、
マーケターの視点で、推薦する本を、
このメルマガで紹介していきます。


できるビジネス・パーソンは、
常に自分に必要な「情報」を求めています。
それは、仕事だったり、また、人生だったり、
もちろん両方だったりするわけです。


学びや気づきを得るために、
セミナーに行ったり、ネットで調べたり、
学校に行ったり、資格を取ったり。
もちろん、友達と飲みに行く時にも、
自分にとって大事な気づきを得られることもあります。


そんな、数多くの情報源の中で、
本は、気づきを得られ、
モチベーションも上がり、
さらにコスパがいい、
やる気のあるビジネス・パーソンにとって、
とても貴重な情報源だと思っています。


気をつけるとすれば、
数ある書籍の中で、何を選び読むのか、ということ。
ベストセラー、定番書などなど、
読みたい本は山のようにあります。


そんな中で、あなたの視点だけで選んでいると、
あなたの好きな本に偏ってしまいます。
気がついたら、無意識のうちに、
毎日のランチがカレーになっているのと似ていますよね。


ということは、あなたが自分だけで選んでいると、
自分に必要だけれども、
興味がない、好きではない種類の本は、
選べない、ということになりがちです。


このメルマガの「オススメのビジネス書」のコラムでは、
ビジネスに、また、プレイベートに役立つ本を、
私の視点で紹介していきますので、
あなたが気づかなかったけれど、
必要そうだな、という本を見つけてもらえればいいな、
と思っています。


さらに、月2回の定期発刊の号に加えて、
不定期ではありますが、
「号外」も発行する予定です。
内容は、街で発見した、ちょっとした売れるヒントや、
面白いキャンペーンなど、
マーケターの視点で、使える情報を発信する予定です。


あなたのビジネスに役立ててくださいね。


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特集【アスクルのロハコに学ぶ潜在的なニーズの見つけ方】
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アスクルがYahooと組んで運営している、
個人向けネット通販のブランド、
「ロハコ」が元気だ。


ロハコは、サイトの名称だが、
食品や、日曜消費財のメーカーが、
そのナショナルブランドを、
「ロハコ」オリジナルのデザインでのOEMで出す商品の、
販売数が伸びているため、
各メーカーも、次々に商品を投入しているとのこと。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メーカーがロハコに群がる理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


なぜ、メーカーはロハコに商品を投入したがるのか?
まずは、前述の通り「売れる」から。
競争が激しい、日用消費財の、
さらに競争が激しいEコマースの世界で、
なぜ売れ続けているのだろうか?


2018年3月2日の日経MJの記事にある、
花王の消臭剤「リセッシュ除菌EX」の事例で、
考えてみる。


以下、記事より抜粋:
1. 製品自体は、どこのスーパーにもある定番商品
2. 価格も20円ほど高い
3. 菌・ニオイを元から撃退 という謳い文句がない
4. リセッシュという商品名も小さい
5. 全体はグレーを基調とする落ち着いた色使い


もう一例、花王の
「ビオレu 泡ハンドソープ」も、
同様のデザインだが、通常より70円高い価格で、
販売されているとのこと。


Eコマースでは、どうしても価格勝負になるところを、
ロハコでは、デザインの質を中心に、
高めの設定でも支持を得ている、
ということが言える。
ネット販売をする者にとって、
価格競争は悩みの種なのだが、
ロハコでは逆に、高めに売っているのだ。


価格ではないデザイン性で勝負できている理由として、
記事に書かれているのが実際のユーザーの声。
「お気に入りのものなら20円高くても気にならない」
ということだ。


ロハコはターゲットを、
「同じ商品なら1円でも安い方がいい」
という価格コンシャスな人ではなく、
「気に入ったものなら少しくらい高くてもいいから欲しい」
という価値観を持った人に設定しているのだろう。
功を奏していると言える。


メーカーの立場から考えると、
ナショナルブランドとして、
リアル店舗やネットで販売すると、
価格競争になりがちなところ、
販売数も稼いでくれ、
さらに若干高く売る(値崩れをしない)
ロハコに魅力を感じるのであろう。


もう1点、新商品のテストマーケティングができる、
という点がメーカーにとっては魅力的だとのこと。


記事には、ミツカンの「ゆず風味ポン酢」の事例が、
紹介されているが、
私も経験したことがあるのだが、
画期的な商品だと、そのぶん上司の抵抗が予想される。
特に、全国展開に踏み切ることは難しい。


Eコマースであれば、効果測定もできる上、
ロハコのように、自社ブランドが前面に出ないケースでは、
想定されるリスクも低いため、
リアル店舗と比較すると、
テストマーケティングに向いていると言える。


このように、ロハコは、
ユーザーも、ロハコも、製品を供給するメーカーにとっても、
有益な売りの場、すなわち、
三方よし、と言える。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私たちはロハコから何を学ぶべきか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


アマゾンの台頭や、新しいサイトが続々登場する中で、
小売を取り巻く環境は一層厳しくなっている。
中でも、価格競争は避けて通れない、
という状況になりがちだ。


しかし、このロハコにおいては、
現段階では上々の滑り出しを見せている。


私たちは、ロハコに何を学ぶべきなのだろうか。


まず、ターゲット層を明確にすること。
その際に、年齢や性別といった、
旧来の考え方にとらわれず、
ターゲット層が何を欲しがっているのか、
という彼ら・彼女らの「価値観」を軸に、
想定をしていくべきだろう。




次に重要なことは、
顧客が欲しいものは何か?を、
今一度考え直してみることだろう。


先述のリセッシュのケースで考えてみると、
ターゲット層は、2〜40歳代の女性の中でも、
価格ではなく心地よさを大事にする人となる。


また、欲しいのは「匂いを取る」という、
機能的な側面だけでなく、
さらに「部屋に置いておいてもいい気持ちになれる」
「タンスの中でも自己主張しない」
といったデザイン性が合わさり、
ブランドマネジメントでいうところの、
顧客が感じる「自分との関連性=アソシエーション」が強まり、
数多くある消臭剤の中から、選ばれるブランドになるのだ。


では、このような発想が出てくるには、
どうすれば良いのだろうか?


ターゲット層を考える際に、
年齢や性別、職業といった属性的なところで分けることは、
過去のデータなどで規定していくことができる。


しかし、顧客が欲しい付加価値は何か?
ということは目に見えないし、
顧客も自分では分かっていない、
顕在化していない欲求になるため、
リサーチなどで聞いてみても、
出てくるものではない。


このような潜在的なニーズを発見するには、
顧客観察をして、仮説を立て、
検証してみる、というステップを踏む方法がある。


あなたが、カフェのオーナーで、
アラサーOL向けのスイーツを開発したいとする。
彼女たちに、「どんなメニューが欲しいですか?」
と聞くのではなく、
まずは、「いちごには飽きているはずなので、
色鮮やかで、これまでにあまり使われていない、
オレンジが受けそう」
と仮説を立ててみる。


次に、「試食会」など催して、
実際に食べてみてもらい、その様子を観察することで検証する。
観察している中で、
自分の仮説が正しかったかどうか、ということに加えて、
想定外のこと、例えば、
「酸っぱいのが生クリームにぴったりで、
意外と美味しいよね」
などという、
「自然に」会話の中に出てくる、
ちょっとしたコメントをヒントにする。


これこそが、ユーザーの本音なのだ。


中には、顧客観察ができない業態場合もある。
私もEコマースのマーケティングマネージャー時代に、
深夜に若年層が購入する際の行動を知りたかったのだが、
「ちょっと、買っている様子を見せてください」
と言って、深夜にお邪魔することもできない。


このような場合は、
顧客の疑似体験をすることで、
顧客観察の代替とすれば良い。


上記の例で言えば、
3人くらいで手分けして、顧客になったつもりで、
同じ日時に同じ商品を、
自社と競合他社のサイトで購入してみる。
そして翌日、その顧客体験を共有する。
「私はアマゾンで買ってみたけど、
さすがアマゾン、買いやすさが抜群だね」
「楽天市場のこの店では、見つけにくいけど、
そのあとのポイントがなかなかいいですよね」
などといった具合だ。
これで、顧客観察と似通った効果を得ることができる。


いずれにしても、
顧客が何を考えているのか、
本当に欲しいものは何か、
あなたが売りたいものとの「ギャップ」は何か?
を常に自問自答することで、
答えが見えてくる。


===========================
2.コラム 基礎を固めて変化球を打つ
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【リサーチデータは素振り、広告表現は試合】


権威や目上の人と同じくらいに、
数字というものが時に柔軟発想の邪魔をするものである。
言語と違って数字は誰が見ても、
1は1という感覚になるので、おのずと信じがちになる。

マーケティング活動では、売り上げやシェア、
リサーチデータなどで数字を引用したり使ったりすることが多い。


私の場合は、特にMBA取得後は勢い込んで、
マーケティングリサーチなどの調査結果をうのみにすることが多く、
痛い目にあったことも多かった。


フィリップモリス時代に先輩から、
パーラメントというタバコを米国から日本へ、
輸入販売したときの逸話を聞いたことがある。


外国たばこが、まだ今のようにどこででも買うことができなかった時代に、
流行った当時売れていた外国たばこの商品名は、
LARKとかKENTといったように、
アルファベット4文字のものが多く、
またイメージカラーは、
赤を基調にしたものが大半だった。


新製品のパーラメントは、
Parliamentと長いネーミングで覚えにくいうえに、
イメージカラーも青であった。


当時売れていたどのタバコとも異なる要素ばかりだったらしい。


当然、消費者リサーチの結果も、
「買う気にならない」という傾向にあったとのことであった。


しかしその先輩は、
「ほかの外国タバコにないよさがあるので、
このままいかせてください!」
と主張しやや高めの価格設定で販売したところ、
高級たばこのイメージもつきヒットにつながったという。


この事例がすべてにあてはまるわけではないが、
このように過去の成功体験と、
リサーチデータの裏返しのことを、
あえて実施してもヒットする場合もある。


ここで重要なのは、「成功体験と数字にとらわれすぎないこと」である。


過去に成功したことは、
二番煎じや劣化コピーになりがちで、
結果を出すことが逆に難しかったりする。


全く新しいことを発見することは容易ではないが、
このパーラメントの例のように、
ヒット商品や成功体験のすぐ近くや、
真裏側に優れた発想のもとが潜んでいることがありがちなのだ。


数字を過信してはいけないのと同様に、
無視してもいけないのも事実である。


データを無視して根性だけで売ってこい!
というような精神論よりも、
過去の数字を参考に、自分なりの仮説を立てるほうが打率も上がるのと同じである。


野球でいえば、データなどの数字は毎日の素振りで、
基礎になるものであり、
日々の仕事では急な仕事やクレームなど、
変化球も来るので試合に出るようなものである。


その際に臨機応変に対応できる柔軟なアタマを持っていることが必要である。


【インディアナ大学の家族寮はメルティング・ポット】


柔軟な発想ができるということは、
自分にとって異物であろうが関係なさそうであろうが、
まずは取り入れることができることも重要である。


私がインディアナ大学に留学したときは、
妻と1歳になる息子も一緒に米国に連れて行った。


その時に住んでいたのが、
チューリップ・ツリーという名前の家族寮であった。


家族寮といっても8階建ての鉄筋コンクリートの、
11階建てのマンション風建物で200世帯以上の学生や教授のための家族だった。


私が通っていたビジネス・スクールからは歩いて約10分、
緑に囲まれた広大なキャンパスの一番端にある落ち着いた寮に、
私は巨大なリビングと家具付きの2ベッドルームの部屋を借りた。


米国人はどうやらキャンパスの外の一般のアパートに住むようで、
この家族寮には、それこそさまざまな国々からの留学生一家が多く住んでいた。


まずエレベーターを降りるとツンとする、
アジア系料理の香辛料のにおいがするといった感じだった。


当時1歳半の息子の友達のほとんどは、
ビジネススクール以外の学部のアメリカ人の子供たちで、
特に8歳だった女の子に、
とても可愛がってもらっていた。


食いしん坊な彼女は、
うちに来るとシカゴにあった純日本風の、
柔らかい食パンが好きで、
妻がいつもトーストをおやつにしていたことを覚えている。


また、なぜかうどんを作ると、
必ずしかめっ面をするので聞いてみたら。
「Fisshy!」
という答えが返ってきた。
どうやら鰹節がきいている、だし汁のにおいがダメなようであった。


子育てにまだ手がかかっていた妻は、
早朝に私を学校に送り出すと少しは時間があるようで、
家族寮の中で開かれるボランティアの先生による、
子連れOKの英語学校に通い、
さらには日本人の奥様どうしで、
郊外にある教会の英会話学校にも息子を連れて行っていた。


さらには、大学院の教授の親日家の奥様に、
日本語を教えその代わりに英語を教えてもらう、
という相互家庭教師のようなこともしていた。


家族が安全でかつ充実してくると、
大学院での勉強も軌道に乗り始め、
だんだんとまわりのことが見えてくるようになる。


アメリカ人学生が主催するパーティーなどに呼ばれると、
まさにハリウッド映画に出てくるような感じで、
音楽はならし放題でビール片手に楽しく、
ワイワイ過ごすことになる。


男女も出身国も人種もあまり関係なく、
日頃のハードな勉強のストレスをはらすかのように、
無邪気に騒ぐことが多かった。


また、韓国の友人の招待されたパーティーでは、
基本的に部屋に出てくるのは男性が中心で、
聞いてみたら当時はまだ、
女性がお酒を飲む場所に出ることは少ないと言っていったことを覚えている。


学校でもそうだが、家族寮でもインディアナ大学には、
日本人が少なく、どんなときにも英語で話すことが必要になる。


そうすると自然と英語が話せるようになる。


それまでは、英語で聞いたことを、
頭の中で日本語に訳しそれを再度頭の中で英語に置き換えてしゃべっていた。


ある日、ふと気づいたのは、
英語で聞いたことをそのまま英語で返しているようになったことだった。


よく英語で夢を見るようになると本物だよ、
ということを聞くがこの時に
「やっと英語頭になったんだ」と感じたものだった。


よく考えてみるとわれわれ日本人が話をするときに、
文法通りに話さないのと同じで、
アメリカ人たちも主語、述語、目的語などと、
われわれが中学で習った通りに話しているわけではないことに気がついた。


また、指を使ってモノを数える時に、
日本人は人差し指、中指の順に1,2と数えるが、
アメリカ人の多くは親指から始めたりする。


買い物の時のお釣りのわたし方などは象徴的で、
1ドルのものを買って10ドル札を渡すときなど、
日本人は10ひく1で9ドルと引き算で計算する。


アメリカ人の多くは、2,3,4ドルと、
札を足していって最終的に10ドルという具合に足し算になるのだ。


語学や計算方法ひとつとっても、
国が違うだけで大きく違ってくる。
そして言葉や生活習慣は、
頭ではなく体で覚えるものなのだと気がつき、
さらに外国語というものは言葉ではなく、
文化の違いによるものだと気がついたのであった。


この辺に、多様性をいかにマネジメントすべきか、
という問いに対するヒントがありそうだと思っている。


============================
3.マーケターの時間術:情熱を持続させるために
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仕事に求められるものはどこまでいっても、
「結果」を出すということになる。


がんばることは重要であるし、
頑張った結果が仕事での成果に結びつくことに間違いはない。
しかし、頑張るだけではいい仕事をした、
ということにはならないこともまた事実である。


情熱が結果を出すための基本になるのだが、
この情熱を持続させることは容易ではないこともまた事実である。


やりきるんだ!という情熱を持続させるためには、
まずストレスなく仕事をすることが重要である。
人間の集中力は数時間しかもたないので、
仕事にメリハリをつけるべきである。


メリハリは別な言葉で表現すると、
オンとオフを明確につけることである。


重要な創造する仕事とこなす仕事をオンだとすれば、
オフは仕事以外のこと、
ちょっとした休憩や趣味・家族や友人との時間だったりする。


私の場合だと、根を詰めて本を執筆している間に休憩し、
好きなコーヒーを淹れたり、音楽を聴くことだし、
家で仕事をしているときは、
娘と一緒に息抜きにテレビを見たりすることである。


オンとオフ、仕事と私生活はどちらが重要かという議論は重要でなく、
両方とも充実させることが理想形になる。
そのためにはメリハリをつけることが重要だがそのコツは、


1. 集中できる時間の長さを把握する
2. オフに何をするとリフレッシュできるかを考えておく
3. オンとオフをストレスなく交互にできるようにするために習慣化する


というステップで、最終的には意識せずに、
自分のライフスタイルの中で習慣化できるのが最も重要である。


前にも書いたように、人生で最も重要なことは、
自分がやりたいことを余すことなくやれることに尽きる。


そのためには自身の価値観を明確にさせ、
自分にとって大事なものは何か、
ということを常に意識すべきである。


私の場合はどちらかといえば、
家族との時間を充実させることが自分の幸福感につながるが、
そのためには好きな仕事を精一杯やれることが前提になる。


オンとオフは車でいえば両輪になり、
比重は個別にあるとしても、
どちらも人生にとって重要なものであることに間違いはない。


仕事とプライベートという、
2つの対極なものを両立させるには、
時間を有効活用することが必須なのだ。


ここまで書いてきたように、ビジネスにおいて、
「結果」を出すということは仕事をするうえでの、
大前提になるといっても過言ではない。


会社員として結果を出すと自分がどうなるのかといえば、
やはり昇進と昇格を期待することになる。


社内での肩書が、係長、課長、部長と上がるにつれ、
より大きな仕事と多人数の部下を任され、
責任が増えるのと同時にやりがいも増す。


また給与という意味での、
お金も仕事に精を出すうえでの、
大きなモチベーションになることに間違いない。


起業をするまでに私が勤務した11社において、
4年間で2回昇進させていただいたこともあったし、
逆にまったく自分の力を出せずに会社を去ったこともあった。


特に外資系企業では仕事での達成度=パフォーマンスが、
大きく評価に反映されるので、
結果を出せればその分会社側も、
年功にかかわらず昇進と昇給をしてくれた。


そうなると俄然やる気も出て、
会社ではどんどんいいアイディアも出せ、
新しいプロジェクトの企画も考えられるモチベーションにつながる。


さらに充実感とともに帰宅するので、
家に帰っても前向きで明るく過ごせるという好循環が生まれるのだ。


仕事だけが人生ではないが、結果をだし仕事を充実させることで、私生活をはじめ自分の環境が好転することになる。
(次号に続く)


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4. おすすめビジネス書
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【子供と読む東洋哲学 易経 陽の巻
〜夢を持つってどういうこと?】


四書五経の1つ、易経は難解だ、と思い込んでいた私に、
その奥深さと楽しさ、
そして仕事に活用することの有用性を教えてくださった、
竹村亞希子氏の著作。


特に、リーダーの易経で、龍の成長の理論をお教えいただいた時に、
目から鱗が落ちたことを、今でも鮮明に覚えている。


地中に潜み、世に出る準備をしている潜龍が、
見龍となり、ひとから見られるようになり、
乾惕として、反省をし、失敗に学び、落ち込んでも次の日には元気になり、
躍龍として、何度もチャレンジをし、
飛龍として、空を飛び、
ときに、己の力を過信し、威張り、ふんぞり返ることで、抗龍となってしまう、
と、龍の成長物語について、私は理解している。


人間としての学び、気づきが多いことはもちろんだが、
ここで、ビジネス・パーソンとして、
世に出る準備を怠らず、人から見られる準備をし、
失敗に学び、何度もチャレンジをする、
そして、褒め称えられても奢ることなく、常に初心を忘れずにいられるように努力をすること。


まさしく、リーダーとしてあるべき姿なのだ、
と感じる。

この考え方を、子供たちが夢を持ち、
あきらめることなく、かなえていくことの重要さと、素晴らしさをここでは書かれている。


この本は子供が読んでもその成長論を学ぶことができるのだ。


今の子供たちは将来の夢が持ちにくい、と言われている。
ものや情報があふれ、
インターネットの普及で、なんでも簡単に手に入る、
と勘違いしがちな、昨今、
夢を持とう、と子供たちに言うことも大事だが、


夢を持つ意味とかなえるまでの段階、そして、
なにより、夢がかなうとこんなに充実した人生になるよ、
ということを伝えるのが大人の役割なんだな、
と、この本を読んで強く感じる。


その意味で、親として、またビジネス・パーソンとして、
そして、一人の人間として、この本を読まれることをおススメする。
→ http://amzn.to/2oIxDti 


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5. 著書・イベントのお知らせ
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≪名古屋≫

【新法人設立 プレセミナー】
私が代表を務める、
経営者のための、
「学びと実践」の場を提供する新法人をこの春に設立いたします。


そのプレ・発表セミナーを、
名古屋で、3月19日と4月27日に開催します。
経営者として、時代の変化にどう対応すべきか、
そのために何を学ぶべきか、をお話しします。
詳細はこちらから:
→ http://www.businessjin.com/report/2018/02/post-220.html


≪ニューヨーク≫

【ニューヨーク視察ツアー】


今年の6月から約1週間、
ニューヨークにいくツアーを企画しました。


東京と名古屋、大阪からの出発で、
ニューヨークの文化とマーケットを、
私と観に行き、勉強しよう、
というツアーです。


詳しくはこちらをご覧ください
→ http://ccc.sc/?catid=2&itemid=61


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5. 編集後記
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さて、パワーアップしたこのメルマガ、
どうでしたか?


これからも、
あなたのビジネスに役立つ情報、
気づきにつながるマーケター視点での発見を、
できる限りタイムリーに発信していきます。


このメルマガに対するリクエストがあれば、
ぜひ聞かせくださいね。

また、このメルマガ、またはマーケティングに関すること、
自社の売り上げを上げたいけれどどうしたらいいかわからない、
という質問に、理央 周がお答えします。


質問から回答までのステップは:
1.質問を弊社問い合わせフォームで送ってください
⇒ http://www.businessjin.com/contact/
または、info@businessjin.com にメールをください。
2.当月末までにいただいた質問に関し、
3.翌月末までに回答を動画でアップし、
このメルマガにそのリンク先を掲載しますので、
そちらで見てください。

できる限り多くの質問にお答えさせていただきますので、
ふるってご質問してください。


ではみなさん、よい週末を!

───────────────────
発行者:
『売れる仕組み 創造するカンパニー』
マーケティング アイズ株式会社 代表取締役
理央 周(めぐる) (本名: 児玉 洋典)

□ 本社:〒466-0855 名古屋市昭和区川名本町1丁目45番地 
オフィスアルファ 2C
電話番号:052-764-2030 FAX番号 :(03) 6734 0544
□ ホームページ :http://www.businessjin.com/
□ お問い合せは弊社問い合わせフォームから
:http://www.businessjin.com/contact/ 
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
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