飯塚玲児
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『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!

飯塚玲児
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『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!

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温泉業界にはびこる「源泉かけ流し偏重主義」に疑問を投げかけた『温泉失格』の著者が、旅業界の裏話や温泉にまつわる問題点、本当に信用していい名湯名宿ガイド、プロならではの旅行術などを大公開!

著者プロフィール

飯塚玲児

S41/9/20、愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、(株)旅行読売出版社に入社、編集部記者として10年以上にわたり全国を取材。情報版副編集長、季刊ムック『クチコミお出かけ旅情報』編集長、『月刊旅行読売』編集長を経て、H14年に退職・独立。現在編集プロダクション「レイジーオフィス」代表。紀行作家・写真家として雑誌や新聞の連載多数。H25年に上梓した『温泉失格』(徳間書店)は、盲目的なかけ流し温泉信仰に警鐘を鳴らした1冊として業界内外で大きな注目を浴びた。編集した雑誌や情報誌は数100冊に及び、泊まった宿は700軒余、入浴した温泉は2500湯以上。温泉入浴指導員(厚生労働大臣認定)、温泉ソムリエアンバサダーでもあり郷土料理などのグルメ雑誌や料理専門誌の取材経験も豊富。著書に『みちのくの天才たち』(修正学園出版局)、『うつ…倒れる前のずる休み』(飯富景昭名義・ブレーン出版)など。

「ネットの宿情報にだまされた」「旅行ガイドブックも信じられない」。そんな思いを持つ方が世の中にたくさんいると思います。それでも僕は、20年以上旅行雑誌に携わってきた取材経験から、自分の旅で選んだ宿や味の店で失敗することはほとんどありません。なぜなら、失敗しない情報収集法にはコツがあるからです。このメルマガでは、そんなプロならではのコツのほか、間違いだらけの温泉情報の真実、知って得するうんちく、旅先で味わいたい郷土料理やグルメ情報、日々の温泉巡り雑記や紀行作家のプライベート生活などをご紹介していきたいと思います。

サンプル号
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『温泉失格』著者がホンネを明かす〜「飯塚玲児の“一湯”両断!」
Vol.000
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/ 2015年5月吉日 発行 /サンプル号
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<創刊のごあいさつ>
旅好き、温泉好き、そしてグルメな皆さん、こんにちは。
紀行作家、写真家の飯塚玲児です。

僕は3年ほど前に『温泉失格』というかなりショッキングなタイトルの
書籍を徳間書店から上梓しました。お読みいただいた方もいらっしゃるかも
しれませんが、タイトルとは裏腹に、過激でもなく、揚げ足取りではない、
源泉かけ流し温泉に関する真実と現状を、真っ正直な気持ちで綴りました。

タイトルが良かったのか、内容が良かったのかはわかりませんが、
おかげさまで温泉業界でも大きな話題にしていただき、売り上げも好調です。

その『温泉失格』を読んだ「まぐまぐ」の担当者から、
有料メルマガをやってみませんか? というご提案を受けました。
原稿料のシステムに関して訪ねると、要するに読者がいなければ
1円にもならない(恐ろしいですね)というお話でした。
正直言って、どれだけの読者の方に読んでいただけるようになるのか、
想像もできません。

ただ、ホンネをバラすと、僕は自身のブログやフェイスブックなどでは、
真面目に文章を書いておりません。
原稿を書くことが僕の仕事であり、無料で書く自己満足的文章に、
神経をすり減らして推敲をしたりするのが面倒くさいからです。
ブログの読者の方、すみません。

そこへ行くと、このメルマガは有料配信であり、毎月お金を支払って
読んでくださる方に、購読料の対価になる情報と、読んでよかったと
思っていただける文章をお届けしなければなりません。

そうした物書きとしての矜持を持って、一生懸命書いたメルマガを
配信していこうと思っています。
ごあいさつはですます調で書きましたが、本編では
もう少しくだけた感じの文章で綴っていこうと思っています。
皆さんからのご質問にも、可能な限りお答えしていきたいと思っています。
よろしくご愛読のほど、心よりお願い申し上げます。

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今週の目次
1.コラム〜うつうつ湯避行
2.今週の“一湯”両断!
3.知って得する――なるほど“温チク”
4.不定期連載〜お気楽ビジネス温泉ひとり旅(予告)
5. 読者からのQ&Aコーナー
6. 先週のお仕事ご紹介などなど

**質問を大募集!**
温泉や温泉宿について質問がある方はlazy-spa@mbr.nifty.comまで。
メルマガ内で回答いたします。読者のおススメ温泉などの情報も大歓迎です!

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1. コラム〜うつうつ湯避行 #000 「あー、まぐわいたい・・・・。」

このコラムでは、かなり「ゆるゆる」なタッチで、日々の湯めぐりや取材秘話、
裏話、さらに温泉ライターであり、グルメライターであり、紀行作家であり、
料理写真家であり、釣り人でもある僕個人の、プライベートなことなどを書い
てみたいと思う。サンプル号ではまず、この話。

今年の2月、双葉社から発行されているムック『温泉批評』の企画で
ぬる湯座談会に出席した。出席者は、司会進行役の二之宮編集長を始め、
温泉達人こと飯出敏夫さん、温泉エッセイストの山崎まゆみさん、
飯出さんの知人で、ぬる湯マニアの井澤俊二さん(温泉達人会会員)、
経済記者でありながら国内外の温泉に非常に詳しく、海外の温泉含め1500湯に
入浴している田淵美穂さん、そして僕。

座談会の内容については、現在発売中の『温泉批評』2015年春夏号を
ぜひ読んでほしい。雑誌では11ページにも及ぶ長い記事になっている。

だが実際の座談会は、この分量でも、とても書ききれない濃厚な内容だった。
時間にして3時間、録音テープをベタ打ちで起こしてもらったら、なんと
45ページ分にもなった。この内容を11ページに減らす、本当に本当に大変な
苦労がわかってもらえるだろうか。

記事中でも書いている通り、ぬる湯の魅力として「お湯との一体感」を
話題にしている時、これを表現して山崎さんが「お湯とまぐわう感じ」
といったのには仰天した。
だって、あんなに可愛い顔して「まぐわう」だよ。
この話、ブログで書いたらセクハラ発言になっちゃうな。
というか、ここに書いたってセクハラそのものなんだろうが。

僕は当然この言葉を初校記事に盛り込んだのだが、さすがに山崎さんの
キャラとしては、文字に残すのはいやがってゲラに赤字を入れてくるだろうな、
と思っていた。ところがどっこい、山崎さんからは何の修正もなし。
堂々たるものである。さすが売れっ子は肝が据わっている。
感動して、「ああ、山崎さんとまぐわいたい」、と僕は思ったものである。
本人に言わせればまっぴらごめんだろうが・・・。

ほかにも、ちょっと記事に書くのははばかられる雑談も多かった。
具体的な施設名は諸般の事情で出せないが、たとえば以下のようなもの。

A旅館(ここは取材拒否の宿なので、マスコミにはほとんど登場しない。
でも全員知っていた)は、(近くにある)B旅館のかつてのご主人が2号さん
にやらせた宿なんだって聞きましたよ/あ、そうなの? まあ、よくある話
ではあるけれどねえ・・・・

C旅館も足元湧出のぬる湯ですよね?/Cはそう謳っているけれど、あそこ、
足元からお湯出てた?/そうそう、それなんですよ。湯が透き通っているんで
よーく目を凝らして見たんだけれど、どうも湧いている感じがしなかった/私
が行った時も湧いてなかったが気がする/怪しいですかね/うーん・・・

そんな雑談は記事では全部カットしてしまったので、このメルマガで少しずつ
ご紹介していこうと思う。
もっともあくまで少しずつである。なんたって週刊である。すぐにネタ切れに
なっても困る。過去に週刊誌の連載を何度かやったことがある僕は、
その恐ろしさを身をもって何度も体験している。書いても書いてもすぐに
締め切りがくる。どうなるか心配だが、そのうちなんとかなるだろう。

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2.今週の“一湯”両断! #000
「ホンモノの炭酸泉ではない“炭酸泉”が山ほどある実態」

 毎週このコーナーでは、温泉やそれに関係した事柄に関する誤解、間違い、
個人攻撃にならない範囲での批判、逆に、個人的に感動した湯のことなどを
取り上げていこうと思う。なので、このコーナーは真面目な文体で書く。

 まずサンプル号では、炭酸泉を取り上げたい。
 炭酸泉というのは、正式には「二酸化炭素泉」といい、鉱泉分析法指針では
温泉1キログラム中に流離二酸化炭素(炭酸ガス)が1000ミリグラム以上
含まれているものをいう。有名なところでは福島県の大塩温泉、大分県の
長湯温泉などがあるが、国内にそれほど数が多い泉質ではない。
 遊離二酸化炭素1000ミリグラム以上というのは、入浴剤の「バブ」で
いうと、家庭の浴槽に10個以上入れたほどの分量にあたる。すごい濃度だ。

温泉を加熱するとガスが飛散してしまいやすいので、二酸化炭素泉の温泉には
ぬる湯が多い。炭酸ガスの血管拡張作用で血流が増し、血圧を下げる
効果もある。じっくりと浸かっていると全身に気泡が付く湯である。

しかし、二酸化炭素泉でなくとも、入浴するとあっという間に全身に
びっしり泡が付く温泉というのが全国各地に実在する。
こうした温泉は間違いなく“いい温泉”であるといっていい。

しかし、少し問題がある。二酸化炭素泉でないのに「炭酸泉」と謳って
営業している施設がかなり多いのである。これは間違いなのだ。

こうした施設の多くの泉質は「炭酸水素塩泉」であることが多い。
だから「炭酸泉」だと謳ってしまうのだろうが、炭酸水素塩泉は
炭酸泉(二酸化炭素泉)とはまったく違うものだ。

同じ「炭酸」の言葉を使ってはいるけれど、二酸化炭素泉の主成分は
炭酸ガス(CO2)であり、炭酸水素塩泉は炭酸水素イオン(HCO3 - )である。
この二つは化学的性質がまったく違う。前者は気体であり、後者はイオンだ。

例えばナトリウム―炭酸水素塩泉は、重曹泉と呼ばれることが多い。家庭で
よく使う重曹は「NaHCO3」で、加熱すると以下のような変化を起こす。

2NaHCO3=NaHCO3+CO2+H2O

ここで分解されたCO2は微細な気泡となる場合もあるが、炭酸水素イオンが
分解して生まれるCO2の量は煮沸でもしない限り知れている。
しかも、前述のようにCO2は加熱すると飛散してしまいやすい。

僕は科学者でもないし、理系の知識にはまったく疎いのだが、上記のことは
(一財)中央温泉研究所の甘露寺泰雄専務理事にうかがったことであるから、
科学的にも信頼できる内容である。

すると、炭酸水素塩泉でびっしりと身体に付く気泡は何なのか?
むろん、遊離二酸化炭素の場合もなくはない。これは脱衣所などに
掲示してある温泉分析書を見ればどれだけ含まれているかすぐにわかる。
問題は、遊離二酸化炭素の値が「検出せず」などとなっているのに、
気泡が付く場合である。

この気泡は、炭酸ガスではない。多くは窒素や空気、メタンなどで、
フレッシュな温泉にはこうした気体が含まれていることも多い。
これらの気体が気泡となって身体に付いているのである。

一方、こうした温泉水中の気体が体に気泡となって付くということは、
それだけ温泉が新鮮であることの証でもある。循環湯ではこうした泡付きは
まず見られない。湯口の近くほど泡付きがいいのも、これらの気体成分が
いかに飛散しやすいかを表しているわけだ。

よって、こうした「アワアワ温泉」はすばらしい温泉なのである。
ただ、これを「炭酸泉」といってしまうのは間違っているのである。
炭酸水素塩泉を炭酸泉と謳って営業しているところが少なくないのは、
施設の人の知識不足が原因だが、彼らには悪気はない。知らないだけだ。

ネット上の温泉マニアのサイトなどでも同様の間違いが散見されるが、
これも、知らぬが故のことであろう。

専門家でなければわからないことだし、フレッシュでいい温泉な訳だから、
それでいいじゃん、といわれたらそれまでだが、僕は、勘違いをそのままに
しておけぬ性質(たち)なのである。「無知は罪」だとも思っている。

どう見ても揚げ足取りだろ、といわれると、ちょっと切ない。

少し温泉に興味があって、「炭酸ガスがほとんどはいっていないのに、
ものすごく泡が付くのはなぜだろう?」と思っている人への、種明かし的な
知識だと思ってもらえたらうれしいのだが・・・。

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3. 知って得する――なるほど“温チク” #000
「知る人ぞ知る“種なし梅”はものすごい」

このコーナーでは、毎号、温泉にまつわる雑学ネタをご紹介しようと思う。
今回は、かの有名な?「種なし梅」のものすごさについて。

宿のお着きのお菓子と一緒に、最近「種なし梅」というのが置いてあるのを
しばしば見かける。しかも日本全国のあちこちの宿で、である。

こんなに勢力を伸ばしてきたのは、ここ10年くらいのことではなかろうか。
いったいなぜ? と記者魂がうずいて、調べてみずにはいられなくなった。

この商品、正式名称は「まろやか干し梅」といって、山梨県にある会社
「ハッピーカンパニー」の看板商品だ。

最初にお着きの菓子として取り入れたのは石和温泉の宿数軒だという。
だが、現在は北海道から石垣島まで直取引している宿があり、
問屋を介した宿を含めると、4000軒以上の宿で提供されているそうだ。

しかも、である。
なんと、この商品だけで年商25億円以上というから驚きだ。

そもそも、昔(江戸時代だとか)は、旅籠ではお着きの菓子などは
提供されておらず、かわりに梅干しを旅人にお出しして喜ばれていたことから
発想し、商品化したとのことだった。

梅干しのクエン酸には疲労回復や食欲増進の効果がある。
宿に着いて、この種なし梅を一粒味わうことで、旅の疲れがいやされ、
胃も活性化して、夕食をおいしく味わうための準備も整うのである

商品名は「種なし」だが、宿での自慢話の「タネ」になることうけあいだ。
だって25億円だよ。ものすげえ話だよねぇ。

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4. 不定期連載〜お気楽ビジネス温泉ひとり旅(予告)

このコーナーでは、僕が昔から温めていた温泉特集の企画「ビジネス温泉」の
魅力や、おすすめ宿をご紹介していきたい。

とは思うのだが、サンプル号から全部のコンテンツを出すと、あっという間に
ネタ切れになりかねないので、今号では、どんな記事になるのかをまずご案内。

旅行雑誌業界では、数年前から「ひとり旅」が安定した人気を集めている。
定年退職して時間がある方、相方に先立たれて一人気ままに旅を楽しんでいる
方(これはほとんどが女性のようである)、人付き合いに疲れた方(これも
ひとり旅に出かけるのは女性が多い)などが、諸情報を求めているのだろう。

おおむね、日本の温泉旅館というのは1泊2食付きで2人1室から受け付け、
というところが多く、1人1室利用だとかなり料金が割高になることが多い。
で、低料金の宿を選ぶと、ありきたりの悲しい夕食メニューをもそもそ食べる
ことになりがちだ。宿泊料金が安いのだから、うまいものは出ないですわ。

そこで提案したいのは、昨今、ようやく増えてきた温泉宿のビジネスプランや、
温泉付きビジネスホテルを利用するひとり旅である。

宿のビジネスプランは素泊まりや朝食付きで、レイトチェックインOK
などというものが多い。
温泉付きビジネスホテルは、そもそも素泊まりまたは朝食付きが基本である。
こうした宿に泊まって温泉を満喫し、夕食は温泉街や繁華街の料理店で、
地元ならではの郷土料理に舌鼓を打つ、というのがイチオシなのである。

1泊2食付き1万円ちょっとの宿の夕食で、感動するほどおいしい
料理を味わえるということは滅多にない。宿はもてなしやお風呂など、
トータルな魅力で勝負しているわけだから、仕方がないところだろう。

しかし、街に繰り出せば、おいしい料理だけで勝負している店が
いくらでもある。旅先でしか味わえない味覚だって、1品料理で味わえるから、
女性や小食の人だって安心だ。酒だって宿で飲むよりずっと安い。

うまく行けば、地元の人とのふれあいだって楽しめることがある。
酔っぱらいオヤジの、わけのわかんねぇ方言を聞くのは実に楽しい。
旅先でのアバンチュールだって、ないわけではない、し・・・。

ひとり旅の気軽さ、気楽さは、旅好きにとっては大きな魅力である。
だが、先述のような「ひとりで安心して味わえる店」を見つけるのが
なかなか難しいものである。

そこで、この連載では、ビジネス温泉の宿近くのおすすめの店情報も
一緒に紹介したい。女性がひとりで出かけても安心の店情報だ。
ただしそこでナンパされたら、それはあなたが魅力的なだけなので、
そこまでは僕も責任が取れない、ということはあらかじめお断りしておく。

次回創刊号では記念企画として、僕の定宿とその周辺の味の店を4軒まとめて
ご紹介しようと思う。お楽しみに。

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5. 読者からのQ&Aコーナー

タイトルそのまんま、読者の方からのご質問にお答えするコーナーである。
最初はどうせたいして読者もいないし質問も少ないだろうから、可能な限り
すべてのご質問にお答えしていきたいと思っている。

今回はサンプル号なので、僕がしばしば質問されることについて
お答えしてみようと思う。

Q:これまでに2500湯以上に入浴したと聞いていますが、その中で一番良
かったのはどこですか?

A:実はこの種の質問は、僕に限らず同業者の誰もが質問され、なおかつ
回答が極めて難しいものの筆頭なのである。

たくさんの温泉に入ったからこそ、甲乙つけがたい温泉が
全国にいくつもいくつもあるのだ。
温泉には温度や泉質の種類も多彩だから、それを一律に評価するのも難しい。
宿であれば宿泊料とのバランスだって鑑みないといけない。

質問者が実際に訪ねられるところをご紹介したいとも思うので、
「温泉そのものがよければ、どんなボロ宿であろうとかまわないのか」
「エリアでいうと、どの辺りの温泉が知りたいのか」
「予算は一人当たり、どのくらいを想定しているのか」
「カップルで行くのか、夫婦で行くのか、家族連れで行くのか」
「多少高くても料理がおいしいところがいいのか」
「日帰りで訪ねられる温泉施設がいいのか」
といったことを、具体的にご質問していただきたいと思う。

というわけで今回は、これからの季節におすすめの日帰り温泉を
関東周辺で教えてください、という質問ということにして回答したい。

もちろんいくつもおすすめはあるのだが、これからの季節、という点で、
山梨県山梨市の「岩下温泉旅館(旧館)」がイチオシである。
http://iwasitaonsen.com

本館は改装されてまだ新しい感じがするが、旧館は日帰り専用になっていて
非常に趣のある、歴史を感じさせる重厚なたたずまいである。

本館にもお風呂はあるが、宿泊客もほとんどがこの旧館の源泉風呂に入浴する。
源泉は28度の単純温泉で無色透明のきれいな湯である。
源泉そのまんまかけ流しの浴槽と、加温した浴槽に交互に浸かることが可能。

だが、必浴は脱衣所から廊下を渡った半地下の源泉大浴場である。
昔は混浴だったが、現在は男女別になっている。

何しろ源泉28度だから、ぬるいというよりは冷たい風呂である。
これが、汗ばむ季節には最高に気持ちいいのだ。

長湯して少し冷えてきたな、と思ったら加温浴槽に入り、
また冷泉に浸かる。すると1時間くらいあっという間に過ぎてしまう。
夏には本当におすすめの温泉です。
9時30分〜20時、月曜休。500円。

【 質問のルール 】
送付先/********@***********
◆メルマガ登録アドレスから送ってください。
◆1週間にお1人1件のみ(400文字以内)。
◆掲載時に一部要約することや掲載されないこともあります。
◆匿名希望などの場合はその旨、お書き添えください。
◆本メールマガジンおよび投稿物の著作権は「飯塚玲児」に帰属します。

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6. 先週のお仕事ご紹介などなど
約3年前に新書として発売された拙著『温泉失格』が、今年9月頃をメドに
文庫化されます。最新の情報などのほか、新規の取材ネタなども盛り込み、
巻末のおすすめ宿も倍近くに増やして「完全増補版」としての文庫化です。

現在、そのリライトなどの作業(にとりかかる前の準備)に追われています。
その他の仕事では、今、全国の温泉病院について秘密裏に調査をしています。
そのわけは、おいおい、このメルマガでお知らせしていきたいと思います。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。次週もお楽しみに!

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2017/05/10 VOL.103 /温泉は五月病に効果あり、なのである
2017/05/03 VOL.102 / 露天風呂でお銚子を傾けて一献、の危険
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