調達購買コンサルタント野町直弘の『目指せ!購買改革!』調達購買改革最前線

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このメルマガは調達購買コンサルタントの野町直弘が発行するものです。野町は大手自動車会社、外資系企業での調達経験を持ち株式会社アジルアソシエイツの創業者で120社以上のコンサルティング経験を持っています。現在は某日系コンサルティング会社で調達購買コンサルタントをしています。調達購買関連業務に従事する全てのバイヤーに購買改革最前線の情報を提供します。

 

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───────────────────────────────
        「目指せ!購買改革!!」     
      ~調達購買改革最前線~
──────────────────────── 2017.6.21─-

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 ☆今週のメッセージ「買い物は簡単なのか」
☆「調達・購買トレーニングセミナー」日程のお知らせ
 ☆野町直弘の起業苦楽記 第5回「袂は必ず分かつもの」

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■ 今週のメッセージ「買い物は簡単なのか」
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ちょっと仕事が忙しくて中々メルマガがかけずに一回飛ばしとなり
ました。申し訳ございません。

今回はあまり難しいトピックではなく調達購買業務=いわゆる買い物
ですが、これが簡単なのか、難しいのかについて考えてみましょう。

物を買うということは誰でもやってます。また買うという立場は
どちらかというと売るよりも強い立場です。また値切るとか交渉
するということに抵抗を持つ人も少なくありません。

これが調達購買という仕事が簡単で誰でもできる、また面倒なこと
という認識につながっているのではないかと感じます。

しかし買い物って本当に簡単なのでしょうか。

豆腐を買うことを例にして考えてみましょう。美味しい豆腐を買う
ことはそんなに難しいことではありません。お店に行ってお気に
入りの豆腐を手に取ればいいからです。多少高くてもよければ
いくらでも美味しい豆腐を買うことはできます。今はお店に行かなく
てもインターネットで物は買えるでしょう。個人の買い物では
相当希少な物を買う以外、買い物はそんなに難しいことではない
です。

しかしもう少し起源を考えてみましょう。美味しい豆腐を毎日作る
ためには良質の大豆と水、天然のにがり、などが必要です。それを
安定的に毎日仕入れなくてはなりません。それもずっと長い期間。
これって難しくないでしょうか。

もちろんいい作り手がいるから成り立つことですが、いい作り手が
いても安定した良質な仕入れがない限り、美味しい豆腐を作ること
はできません。もちろんそれを続けることはもっと難しくなります。

調達購買という仕事(機能)は企業としての買い物であり、企業と
しての買い物だからこそ、継続且つ安定して買い続けなければなら
ないので、それを仕事としてやることは簡単なことではないと言い
たいのです。

いい大豆を見つけなければなりません。またその農家と話をして
安定的に供給してもらうようにしなければならないでしょう。場合
によっては不作な時もあります。またそれを適正な価格で購入
しなければ美味しいけどとても手が出ない豆腐になってしまうの
です。そういうことを考えると買い物は決して簡単ではありません。

以前ある銀座の焼き鳥屋さんで同じような経験をしたことがあり
ます。そのお店は90年の歴史を持つ有名な焼鳥屋さんです。
一口食べると感動する位美味しいお店だったと記憶しています。

私は店主に「なんでこんなに美味しいのですか?」と尋ねました。
すると店主は「素材がいいからです」と一言答えたのです。
「素材もそうでしょうけど、焼き方もあるのでは?」私が繰り
返し尋ねると店主はこう答えました。

「いや、素材だけです。いい鳥を90年育て続けてくれている
養鶏家の方が素晴らしいんです」と。

私はびっくりしました。このお店は90年間契約している養鶏家
から安定的に鶏肉を調達し続けているのです。その間に戦争が
あったりオイルショックがあったり、バブルがあったり、
それでも調達し続けているのです。話を聞いたところ、店主は
今でも毎月2回この養鶏家を訪問して自分の目で鳥を確かめに
行っているとのこと。

「素晴らしい素材や物を調達し続けるのは難しいし、手間も
かかる」調達することって難しいことなのです。もっと言えば
素晴らしい素材を調達できることはそれだけで製品や商品、
サービスの価値を高めることにつながると言えます。

90年という長い年月のことを書いてもう一つ思いだしました。
米国にISMという組織があります。ISMはInstitute for Supply
Managemnetの略です。全米サプライマネジメント協会。この
協会の設立は1915年です。つまり設立後100周年を超えています。
102才の組織です。102年前からこのような協会を立ち上げて
いるということにまずは驚きを隠せません。と同時に米国では
調達購買の重要性にいち早く気が付いているという事実には
関心せざるを得ないでしょう。

これだけ長期間に渡り職業としても学問としても扱われている
ということはそれだけ調達購買ということが奥深く簡単なもの
ではないという証拠とも言えます。

(野町 直弘)

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■ 「調達・購買トレーニングセミナー」日程のお知らせ
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株式会社アジルアソシエイツは解散いたしますが、引き続き
調達購買コンサルタント野町直弘は「調達・購買トレーニング
・セミナー」で講師を務めます。

2017年上期の開催日程をお知らせいたします。

http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
お早目のお申し込みをお待ちしております。

【基礎セミナー】

  『調達・購買業務基礎』
      2017年 6月23日(金):大阪
      2017年 9月11日(月):東京 
  費用:33,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
     
【現場学セミナー】

  『経費削減・間接材購買業務改革』
     2017年 7月10日(月):東京
  費用:47,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html

  『調達・購買人材向け交渉力』
     2017年 8月28日(月):東京
  費用:47,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html

  ぜひともご参加ご検討ください。

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■ 野町直弘の起業苦楽記 第5回「袂は必ず分かつもの」
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野町直弘の起業苦楽記 第5回。

第5回は「袂は必ず分かつもの」です。

多くの企業では創業者とは別に創業者をサポートする役割の人が
います。昔で言いますソニーの盛田さんと井深さん、本田技研の
本田さんをサポートしてきた藤沢さんなどが代表的な人です。

米国でもアップルのスティーブジョブスのパートナーのスティーブ
ウォズニアックやマイクロソフトのビルゲイツとポールアレンなど
が有名なパートナーとして上げられます。

同様に様々なベンチャー企業で創業者をサポートするいわゆる
懐刀のような方の存在を無視できません。私の場合も創業時の
立上げを支援してくれた人、それから企業規模がやや大きくなって
会社組織を運営するための支援をしてくれた人、それから新しい
事業の立ち上げを支援してくれた人、第二創業期の支援をして
くれた人など、懐刀が必ずいました。私はどちらかというと
職人肌なので営業や会社運営などが上手い方ではありません。
それをサポートしてくれたメンバーと言えます。

しかしそれらのメンバーとは結果的にいずれの方とも袂を
分かつことになりました。理由は色々ありましたが、基本は
相手が私に愛想をつかしたというのが理由と思われます。

今でも私はそれぞれの人たちにたいへん感謝しています。しかし
会社経営上そのパートナーとだけがっちり組みながら経営を
していくことはできません。必ずと言っていいほど、その時の
パートナーと他の社員のどっちを取るか、というような意思決定
に迫られることがあるのです。意思決定と言っても取るに足ら
ないことも多いでしょう。細かい点でパートナーの意見と私の
意見が違うというような場面はたびたび出てきますし、
そういう意思決定や考え方の違いが積もり積もって相手の心が
徐々に離れていくのです。

これは後からわかる話です。会社を辞めたいという話をされて
初めて心の溝が広がってきていたことに気がつかされます。
そうして結果的に起業家は孤独であることに気がつかされる
のです。

でも「袂は必ず分かつもの」なのです。私が見てきたベンチャー
企業や成功しているベンチャー企業でも全く同じ経験をされて
いる方が多くいらっしゃいます。
殆どのベンチャー企業で創業者の腹心、懐刀だな、と思われた
方が突然退職します。本当にそういうケースを多く目にしたり
聞いたりするのです。ですから「袂は必ず分かつもの」。そう
考えておいた方がリスク管理上もよいでしょう。

こいつだけは創業のメンバーだし私は100%信頼しているから
退職することはないだろう、は起業家の一方的な考え方なの
です。相手はわがままな起業家と社員の間に挟まれ、そうは
言っても社長に意見できるのは私だけだから、ということで
日々傷を負っていきます。そういう鬱積したものが何かの
タイミングで爆発し退職にいたるというのがよくあるパターン
です。

これを防ぐことはできるでしょうか。多分できないでしょう。
ですから「袂は必ず分かつもの」と考えておいた方がいいの
です。「いつの日か袂は分かつ」という前提で様々なことを
考えておくことを起業家にはお勧めします。


次回は「人は採用より定着が難しい」というテーマで書きます。
お楽しみに。

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最終発行日
2017年06月21日
 
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321部
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カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > その他

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