調達購買コンサルタント野町直弘の『目指せ!購買改革!』調達購買改革最前線

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このメルマガは調達購買コンサルタントの野町直弘が発行するものです。野町は大手自動車会社、外資系企業での調達経験を持ち株式会社アジルアソシエイツの創業者で120社以上のコンサルティング経験を持っています。現在は某日系コンサルティング会社で調達購買コンサルタントをしています。調達購買関連業務に従事する全てのバイヤーに購買改革最前線の情報を提供します。

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メルマガ名
調達購買コンサルタント野町直弘の『目指せ!購買改革!』調達購買改革最前線
発行周期
2週間に1回だいたい水曜に発行します。
最終発行日
2018年07月04日
 
発行部数
373部
メルマガID
0001678685
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > その他

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───────────────────────────
        「目指せ!購買改革!!」     
      ~調達購買改革最前線~
──────────────────── 2018.7.4─-

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◆┃ INDEX
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 ☆今週のメッセージ「日本製造業の危機」
 ☆「調達・購買トレーニングセミナー」日程のお知らせ
 ☆野町直弘の辛口コラム「割り箸」

□■…………………………………………………………………
■ 今週のメッセージ
□■「日本製造業の危機」
■□…………………………………………………………………

最近かなりショッキングな話を製造業バイヤーから2点ほど
聞きました。

一つはサプライヤの供給力不足です。
サプライヤの供給力不足はかなり以前からそういう状況で
あることは理解していましたが、どちらかというと限られた
業界、品目の課題と捉えていました。根幹的な問題は人手
不足であり、業種的には人を使う建設、土木、SI、運輸や
コンサルなどのサービス系職種が中心であり、製造業には
あまり影響が大きくないと捉えていたのです。

それが先日あるバイヤーから話を聞いたところ、サプライヤ
の供給力不足から発注企業側がサプライヤの選択をするので
はなく、サプライヤが選択受注をしているという状況が
あらゆる業種に広がっているという話でした。それも昔から
の伝統的な業種である板金加工や溶接などにも及んでいる
とのことだったのです。

理由はいくつか上げられるようですが、リーマンショック
以降の製造業の生産拠点の海外シフトが大きな理由の一つ
と言われています。そもそも一時期生産の海外移転のため
生産キャパ全体が過剰になっていた状況と後継者がいない、
もしくは子供には家業を継がせたくない、などの意向から
廃業が相次ぎ、こういう地味なモノづくりの担い手がいなく
なり、それが国内回帰した生産に追いついていないようです。
またこれは私の推察も入っていますが、従来の量産型から
多品種少量生産型に製造業全体が移行しつつあるなかで、
そういうモノづくりに上手く移行できていない点も上げら
れるでしょう。

もう一つは現場力の低下という課題です。あるバイヤーから
「購買がモノづくりの現場を支援するようになり守備範囲が
広くなっている」と聞きました。その理由はモノづくりの
現場が弱くなっているからとのこと。

モノづくりはかなり属人的な作業です。特に多品種少量生産
になればなるほど人の介在する場面は広がります。原材料を
セットすると自動的にモノができるという世界は殆どあり
ません。例えば品質の安定化のためには、安定した原料の
調達投入が必要であり、気温や湿度などその他の外部環境
にあった加工条件を設定しなければ安定したアウトプット
を作ることはできません。

このような加工条件や生産条件などの設定は全てノウハウ
であり、技術です。ところが最近はそのノウハウが引き継
がれていないという問題が発出しているとのこと。その理由
はサプライヤの供給力不足と似た問題が根幹にあるようです。
団塊世代が本当にリタイヤしだしたのは実はここ数年です。
これらの現場のモノづくりノウハウは団塊世代が脈々と培っ
てきたものでした。ある企業ではモノづくりのノウハウを
持っている名人をマイスターという称号を与えており、
その工場のロビーには50人位のマイスターの顔写真が飾られ
ています。しかしその内の半数の方は既に退職されている
マイスターなのです。これが実態でしょう。

聞いてみると団塊世代が本当に引退しだしたのは最近だそう
です。その上彼らののノウハウを継承する若手人材が育って
いないとのこと。考えてみれば日本の製造業は以前は毎年
現場を支える人材を一定人数定期的に採用してきました。
しかしバブル崩壊以降、製造現場を担う人材を(人手不足や
コスト削減のため)社外に委託するようになってきました。
これもノウハウ継承が難しくなった一つの要因と考えられ
ます。

一方で中国を始めとするアジア企業は現場で働く人材も若い
人材が多く、グローバルでの競争で日本企業は今までは品質
で競争優位に立てたがこれからは分らないと、このバイヤー
は危惧されていました。日本企業はノウハウの継承ができて
いないし、気がついたらノウハウを持っている人もいなく
なっていた、という状況なのです。

このようにモノづくりの現場が弱くなるとその影響は調達
購買などの支援部隊にも及びます。具体的には業務の守備
範囲がどんどんと広がっているとのこと。在庫管理、発注
管理、納期管理、品質管理、棚卸、などの、所謂パーチェ
シング系業務や、調達リスク管理やCSR関連などの業務に
なります。一時期契約業務と購買業務を役割分担し、契約
業務に力を入れるべき、という人材配置が行われてきま
したが、現状その逆に舵取りをせざるを得ない状況になって
いるようです。

しかしモノづくりの支援部隊の調達購買部門も若手の不足、
ノウハウの継承者がいない、というモノづくりの現場同様
の問題を抱えています。今はどうにかこうにか回せていても、
そのうち疲弊化していく可能性が高い状況です。

サプライヤの供給力不足とモノづくりの現場の弱体化、この
2つの課題に共通するのは「モノづくり現場の軽視」かも
しれません。私が大学を卒業して自動車会社に入社して
最初に先輩から教えられたことは「工場の現場が一番多く
ボーナスをもらうのがあたり前」ということです。この頃は
まだ日本製造業全体で現場を重視していた時代だったと
言えます。

モノづくりの現場を重視し重点的に人材配置、人材育成、
ノウハウ継承をしていくことが必須であり、今がその最後の
チャンスと言えるでしょう。

(野町 直弘)

□■………………………………………………………………
■ 「調達・購買トレーニングセミナー」日程のお知らせ
□■………………………………………………………………

調達購買コンサルタント野町直弘は株式会社クニエ主催の
「調達・購買トレーニング・セミナー」で講師を務めます。

2017年下期、2018年上期の開催日程をお知らせいたします。

http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
皆様のご参加をお待ちしております。

【基礎セミナー】

  『調達・購買業務基礎』
      2018年 9月21日(金):東京
  費用:33,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
     
【実践・改革セミナー】

  『経費削減・間接材購買業務改革』
      2018年 7月19日(木):東京 
  費用:47,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
  ぜひともご参加ご検討ください。

  『調達購買人材向け交渉力』
      2018年 8月24日(金):東京 
  費用:47,000円/名(税抜、昼食込)
  お申込はこちら
  http://www.qunie.com/seminar/procure1700.html
  ぜひともご参加ご検討ください。

□■………………………………………………………………
■  野町直弘の辛口コラム
□■ 「割り箸」
■□………………………………………………………………

私は割り箸が苦手です。
何で苦手か?
多くの割り箸は臭いが気になるからです。
特に気になるのはカビ臭い割り箸です。

料理は味だけでなく香りや食感、視覚なども含め美味しく
感じるものでしょう。こういう美味しい料理を割り箸の臭い
は台無しにしてしまいます。

特にお刺身やお蕎麦などの和食系の料理はうす味のものが多い
ので特に気になります。飲食店で割り箸が箸立てに目一杯詰め
られているお店ってかなりありますよね。こういうお店は結構
やばいです。何故ならかなり古い箸が使用されないまま残って
いるからです。そして割り箸の臭いは他の割り箸にも移って
いきます。ですから私は使っている箸の種類、保存方法で
お店を選ぶ規準の一つにしています。

「そんなに気にしなければいいのに。」という声も聞こえそう
ですが、私は人より臭いに敏感なのかもしれません。
どうしても気になってしまうのです。

「そんなに気になるのなら、マイ箸を持つのが良いのに」とも
考えますが、直ぐにどこかに忘れそうでマイ箸を持つことも
ちょっと躊躇しています。

飲食店のお店の方にお願いです。

割り箸の臭いはそのまま食べ物の味や香りを削がします。
まずは保存状況を気にしてください。また木材の伐採環境の
問題もあるので是非使い回しできる箸にしてください。

2020年に向けてインバウンドの方たちもどんどん増えていく
方向でしょう。そういう方が楽しく、美味しく箸が使える
ように是非検討してみてください。

(野町 直弘)
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mailto:nao.nomachi@gmail.com
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