こうじ神父の説教

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メルマガ名
こうじ神父の説教
発行周期
不定期
最終発行日
2017年08月12日
 
発行部数
34部
メルマガID
M0012750
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > こころ > その他

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‥‥‥†‥‥‥‥
ID:M0012750
(2000字縮小版)
こうじ神父
「今週のお説教」
2017/8/15(No.899)
‥‥‥†‥‥‥‥
聖母の被昇天
(ルカ1:39-56)
憐れみを忘れない神の働き
‥‥‥†‥‥‥‥
●聖母の被昇天の祝日を迎えました。マリアを祝い、マリアのもとにとどまると
いうことは、どんな意味合いがあるのでしょうか。与えられた朗読を通して考え
てみましょう。
●朗読の後半、46節から56節にかけては「マリアの賛歌」と呼ばれる個所です。
マリアが言葉に表した世界が、わたしたちにどのようにつながるのかが分かれば、
わたしたちがここにとどまる意味も理解できるようになり、8月15日にミサに集
う意義と価値を人々に語って聞かせることもできるでしょう。
●「マリアの賛歌」はマリアの個人的な体験から始まります。「身分の低い、こ
の主のはしためにも目を留めてくださった」(1・48)。それはマリアの個人的
な体験でしたが、そこから神の働き方を見たのです。旧約時代、人々が神の声に
耳を傾けない中、神に忠実なノアとその家族に目を留め、洪水が地上を覆って、
ノアの家族だけが救われました。
●アブラハムはカルデアのウルから出た小さな部族でした。エジプトという大国
にあって虐げられていたイスラエルの民を救い出し、エッサイの子供たちの中で
末の弟に目を留め、イスラエルの王となさいました。人々が目を留めるものには
目もくれず、人々から低く見られていた部分に目を留めるお方だと理解したので
す。
●マリアは、自分の個人的な過去の体験から神のなさり方を知ります。過去から
現在に至るまで、神は思い上がる人、権力をふるう人、富める人ではなく、身分
の低い人、飢えた人に近づいてくださるのです。そしてこの小さな人々に寄り添
う態度は、未来にも変わらない。これがマリアの理解した神の働き方でした。
●わたしたちも、今こうしてマリアの賛歌を聞きながら、神のなさり方は過去現
在未来、変わらないということを知りました。わたしたちはなぜここに集まって
いるのでしょうか。それは、マリアが声を上げた神のなさり方を、わたしたちも
いっしょになって讃えるためなのです。
●わたしたちは見物人でしょうか。マリアの賛歌を聞きながら、なるほど神のな
さり方はそうなのかと理解し、それでもなおマリアのそばを通り過ぎるのでしょ
うか。そうであってはいけません。わたしたちがマリアを祝い、マリアのそばに
とどまるのは、マリアが体験し、理解したことを現代に向かって証言するためで
す。
●神のなさり方は今も変わらない。世の人々がほめたたえ、あこがれる人々の脇
を神は通り過ぎ、低いとされている者、取るに足らないとされている存在のもと
へやってくる。わたしたちは神のこのような働き方を讃えますと、ミサの中で表
明するのです。
●これをひとことで言うなら、「憐れみを忘れない神の働き」と言えるでしょう。
わたしたちはこの世がほめたたえる生き方に立たず、「憐れみを忘れない神の働
き」を讃える「新しい神の民」なのです。

‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第20主日
(マタイ15:21-28)
‥‥‥†‥‥‥‥

‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥

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