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未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ

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未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ

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いま私たちは先の見えない世界に生きています。これからどうなるのか、世界の未来を、政治経済のみならず予言やスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い見通しを立ててゆきます。ブログ『ヤスの備忘録』で紹介しきれない重要な情報や分析をこのメルマガで配信します。『ヤスの備忘録』とともにお読みください。

著者プロフィール

ヤス

高島 康司(たかしま・やすし)北海道札幌市生まれ。早稲田大学卒業後、大手語学学校で教材、コース開発、講師研修、企業研修等を担当。現在は独立し、企業の語学研修、IT関連研修、企業関連セミナー、コンサルティング等をおこなっている。主な著作は、『1週間で実践 論理的会話トレーニング』、『知的論理トレーニング』『英文社内メール すぐに使える例文集』(以上ベレ出版)、『きちんと伝える英語』(DHC)ほか多数。

いまわれわれはもしかしたら、論理的な思考や理性的なアプローチの予測やモデルの彼岸に突入しつつあるのかもしれない。したがって、現在のわれわれの世界の向こう側にどんな世界が待ち受けているのか、予言系、スピリチュアル系まども含め、利用できるあらゆる手段を使って、ブログと連動しながら予測を進める。

サンプル号
━━━━━━━━━━━━
未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ
~世界の未来を、政治経済のみならずスピリチュア
ル系など利用可能なあらゆ
る枠組みを使い占う!~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
いつか来た道 第36回 多極化とブロック経済化へ
の道36
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
━…━…━…━…━…

この記事を音声ファイル化してダウンロードできる
ようにしました。デジタル音声で、なおかつ読み間
違いがあります。決して完成度は高くはありません
が、読むのが面倒な方にはいいと思います。以下の
リンクから右クリックでダウンロードしてください。
なお、ファイルは4日程度で削除いたします。

http://www.yasunoeigo.com/melma10


▼前回のメルマガ

アフガニスタン派遣軍のマクリスタル司令官が米国
紙府に1万人から4万5千人の増派の要請を行った
ことを前回の記事では紹介した。この増派の要請は、
これより少し前のアフガニスタン評価報告書の内容
を基礎に行われたものである。

この評価報告書は、戦線をアフガニスタンに限定す
るとタリバンを効果的にたたくことは困難であると
して、パキスタンとイラン領内にあるタリバンの基
地の攻撃を提案している。ベトナム戦争は70年と
71年に北ベトナムの補給路を攻撃する目的で、戦
線をカンボジアとラオスに拡大したことが戦争の一
層の泥沼化をまねいた。これとほぼ同様のことがい
まアフガンで起ころうとしている。泥沼のベトナム
の再来である。

しかし、アフガン戦争はベトナム戦争とは明らかに
異なる側面をもっている。ベトナム戦争は明らかに
資本主義対社会主義という、異なる政治体制の戦争
であった。それに対し、アフガン戦争はイスラム原
理主義対キリスト教原理主義という宗教的なイデオ
ロギーの戦争としての側面をもっている。そのよう
な原理主義のイデオロギーからこの戦争を見たとき
どのように見えるのか、前回のメルマガでは紹介し
た。

このため、マクリスタル司令官の要請が受け入れら
れ、戦線が拡大した場合、ベトナム戦争を越える泥
沼になりかねないことを前回は指摘した。

▼今回のメルマガ

今週は実に多くのニュースがあった。そのため、3
つの話題について書く。

一つはアフガン戦争で新しい発展があったようなの
でまずこれについて簡単に紹介する。次に、イギリ
スのインデペンデンス紙に「ドルの終焉」と題する
衝撃的な記事が掲載された。これに伴い金価格は1
オンス、1050ドルという史上最高値をつけ、反
対にドルは下落した。これらの動きはイラン情勢と
連動している可能性があるので、これについて書く。

11月7日からコルマンインデックスの第六の夜の
期間に入るが、11月が近づくにしたがって情勢が
急激に変化してきている。そのため、今後の情勢を
予測するためにコルマンインデックスを参照する。

▼アフガニスタン情勢

●アフガンからの米軍の撤退の可能性

前回、アフガニスタン派遣軍のマクリスタル司令官
が、兵員の大幅な増派と戦線の拡大を米国政府に要
求してきたことを紹介し、それが受け入れられた場
合、アフガン戦争はベトナムを上回る泥沼になる可
能性を指摘したが、ここに来て情勢が一気に変化す
る兆候が出てきた。

まず、10月4日、オバマ政権の安全保障担当補佐
官のジェームス・ジョーンズ将軍がCNNのインタ
ビューで「アフガニスタンのアルカイダはすでに一
掃されており、米国本土の攻撃を意図するグループ
は存在しない」ことを明らかにし、「そうであるな
ら米軍がアフガニスタンに駐留する意味は何なの
か?」と問い波紋を投げかけた。

マクリスタル司令官など現場で指揮をしている高官
はいっせいに反発した模様だが、一方、翌日の月曜
日にはゲイツ国防長官は「これからアフガンをどう
するのか率直な検討を極秘理に進めなければならな
い」とし、米軍のアフガンからの撤退を実質的に示
唆したと思われる発言をした。これからホワイトハ
ウスはこの検討に入ることは間違いと言われている。

●イスラム原理主義勢力の拠点となるアフガニスタ


むろん、米軍のアフガン撤退が決まったわけではま
ったくない。これから極秘理の検討に入るというだ
けのことである。しかし、もし撤退が決定されたら
アフガニスタンがこれからどうなるのか気になると
ころである。

前回の記事でも紹介したが、3つあるコーランの予
言の中では、アフガニスタンはイスラムの聖戦士が
結集し、ヨーロッパに攻め込む最終戦争の拠点とな
るとされているクルアサンと呼ばれる地である。

したがって、もし米軍や、さらに現在展開している
各国軍が撤退するような状況になった場合、地元の
タリバンのみならず、アフガニスタンはコーランの
第3予言を実現すべく世界各地から結集したイスラ
ム原理主義勢力の一大拠点にならないとも限らない。
ここを拠点に、あらたな宗教戦争の準備が進められ
る可能性だった決して否定はできないだろう。

だが、そうであってもアメリカは将来的にはアフガ
ンからの撤退を決断しなければならない事情がある
といわれている。それはイラン情勢の変化である。

▼大きく変化するイラン情勢

9月25日、イランは新たなウラン濃縮用施設をイ
ラン中部の都市、コムの地下に建設していることを
認めた。このためイランは核兵器開発を疑われ、ア
メリカを始めとする欧米諸国はイランに対する新た
な制裁を課す方向で動き始めた。

しかしこれでイラン攻撃が始まると考える意見は皆
無に近かった。イランはこの施設が原子力の平和利
用を目的にした施設であることを強調し、一方、中
国とロシアはアメリカが国連の安全保障理事会で提
出したイラン制裁決議に拒否権を発動するので、イ
ランへの制裁は実行されず、イランの秘密核施設は
容認されるだろうと見られていた。

●重大な情報のリーク

しかし、ここに来て情勢は大きく変化してきた。そ
れはイランに関して3つの情報のリークがあったの
である。

まず、国連のIAEA(国際原子力機関)はこれま
での報告書を見直し、イランの核技術は予想よりも
早く核兵器を製造できる段階に到達しつつあること
を非公式の報告書で認めた。IAEAは2007年
以来、イランは核兵器を製造する意図も能力もない
としていたが、この評価を変更しつつある。

そしてこれに呼応して、米国の国家安全保障委員会
もイランの核兵器製造の意図を否定していたこれま
での評価を見直す検討を開始した。

さらに、イスラエルからと思われる情報のリークが
あった。9月7日、イスラエルのネタニアフ首相は
ロシアを電撃訪問し、メドベージェフ首相と会談を
行った。会談の内容は極秘とされ報道されることは
なかったが、今回イスラエル側からこの会談内容の
リークが行われた。

それによると、この会談では、現在多くのロシアの
科学者や核技術者がイランの核施設で働いている事
実が公表され、彼らのリストがイスラエルから提示
されたという。ロシアの科学者は、核兵器に転用可
能な技術を提供する能力があるので、イランはロシ
アの協力のもとで核兵器を開発することがすでにで
きる状態であることが、イスラエル側から明らかに
された。

一昨日、ロシアはこの情報を否定しつつも、ロシア
とイランが軍事技術で協力関係にあり、関係をこれ
から強化して行く方針であることを改めて明確にし
た。

つまり、これはどういうことかというと、現時点で
はイランの核兵器開発のカギを握っているのはロシ
アであり、ロシアはこれをアメリカに譲歩を迫る最
強のカードとして使ってくる可能性が大きいという
ことである。

●アフガニスタン戦争で動けない米国

オバマ政権はポーランドに設置を計画していたミサ
イル防衛システムの配備の中止を決定した。しかし
ロシアはこれに満足せず、東ヨーロッパおよび中央
アジア全域がロシアの支配圏であることをアメリカ
に認めさせることをねらっている。アメリカから譲
歩を引き出し、これを認めさせる外交カードがイラ
ンへの核技術の協力なのである。

現在のオバマ政権は、国内問題、およびアフガン戦
争で手一杯なのでイラン攻撃を実施できる状態には
まったくないと考えられている。ロシアは、アメリ
カが動けないこうしたタイミングをねらってイラン
への核技術の提供を行い、これを外交カードとして
効果的に使用しているというわけだ。

したがって、もし米国がこれからアフガニスタンで
兵力を増強して戦線を拡大し、長期駐留するような
ことにでもなれば、米国にはイラン攻撃を行う余裕
はまったくなくなる。その結果、イランを外交カー
ドとして最大限使うロシアにアメリカは歯が立たず、
徹底的な譲歩を迫られる。このような状態に陥るの
を避けるために、米国はアフガニスタンからの撤退
を模索し始めざるを得ないということなのだ。

●ホルムズ海峡の閉鎖

もし米国がアフガンから兵力を部分的にでも引き上
げるなら、兵力の余裕ができるので、アメリカによ
るイラン攻撃の可能性はこれまでよりもずっと高く
なる。

イラン攻撃が実際に実施されるかどうかにかかわら
ず、イラン危機がより大きくなるとイランはホルム
ズ海峡の閉鎖を実施する公算か大きいと見られてい
る。現在、世界のタンカーの40%、そして天然ガ
スの90%がホルムズ海峡を経由しており、海峡の
閉鎖は原油と天然ガスの価格に甚大な影響を及ぼす
ことは避けられない。さらにイランは世界第2位の
産油国でもあるため、海峡の閉鎖にイラン産原油の
禁輸処置が加わると、原油価格は1バーレル、25
8ドルまで高騰するだろうという説もある。

こうした可能性を見据え、CIA系シンクタンクの
ストラトフォーは、ホルムズ海峡の閉鎖が実施され
る可能性を細かく分析した3部作のレポートを発表
した。このレポートによると、イラン攻撃の可能性
が現実になるとイランはホルムズ海峡を実際に閉鎖
し、米国の艦隊のみならずタンカーも攻撃目標とす
る可能性が大きいという。むろん、このようなこと
がすぐに起こるわけではない。しかし、イラン攻撃
が現実味を帯びてくる場合、このような可能性も否
定できないということである。

▼インデペンデンス紙の記事

このように、アフガンおよびイラン情勢は大きく変
化しているが、こうした変化は基軸通貨としてドル
が放棄される流れの加速化を背景に起こっているこ
とに注意しなければならない。いわばこうしたこと
は、アメリカの覇権の凋落の現れなのである。

10月6日、レバノン在住で中東の調査報道では世
界的に著名なジャーナリストのロバート・フィスク
は「ドルの終焉」と題する衝撃的な記事をインデペ
ンデンス紙に発表した。

記事は、中国、ロシア、フランス、日本、および産
油国が、原油の決済通貨であるドルを放棄し、金を
含めた複数の通貨のバスケット制へと移行するため
の秘密協議をすでに行っているというものである。
移行は9年後の2018年に行うとしている。

この記事の発表直後からドル売り金買いが進み、金
は史上最高値の1オンス、1050ドルまで買い進
まれた。

しかし、記事発表の翌日には、サウジアラビア、フ
ランス、日本、ロシアなどの各国政府は記事の内容
を全面的に否定し、秘密協議などいっさい行ってい
ないことを明言した。市場もこれに呼応し、ドル売
り金買いの傾向はいまは落ちついている。

●フィスクの証言

一方、ロバート・フィスクはカタールの衛星放送局、
アルジャジーラに出演し、この情報が香港の中国政
府系銀行の高官、および産油国の政府筋からもたら
されたことをあかし、香港の銀行家から、記事が発
表されると各国政府はすぐさまこれを否定するだろ
うと事前に言われたことをあかした。

まさにその通りになったわけだが、この記事を無視
するのではなく、各国政府がすぐさまこれを否定す
る声明を発表したことから、記事の内容はおそらく
事実であろうと考えられている。ドルを基軸通貨と
した体制の終焉は加速化していることは間違いない。

●IMFの中央銀行化と地域経済圏のシステム

さらにこのような動きに呼応するかのように、IM
Fのストロスカーン専務理事はイスタンブールで行
われているIMF総会で、将来IMFが金融危機な
どの緊急時に、各国に資金を貸し出せるような世界
の中央銀行としての機能をIMFにもたせることを
提案した。これに伴い、IMFは新興諸国を含めた
G20によって運営されるべきだとしている。

これは、IMFを世界の中央銀行として再編成して、
ドル以降の多極化した世界経済の体制を準備する動
きであることは間違いない。4月にこのメルマガの
第9回で多極化した世界経済の体制を予想したが、
まさにその方向に向かって動いている。

では今後の世界経済はどのような体制になるのだろ
うか。少なくとも、今後の世界は以下のような地域
経済圏に別れて行くことは間違いない。

EU経済圏

すでにEUは最初の地域経済通貨圏として自立して
いる。

南米諸国連合(UNASUR)

2008年5月に設立。南米12カ国がメンバー。
本部はエクアドル、南米議会はエクアドル、南米中
央銀行はベネズエラにおかれる。共通地域通貨の導
入を唱える。

湾岸協力理事会(GCC)

ドルペッグ制(ドルとともに自国通貨を変動させ
る)をとっていたが、いまではペッグを外し、20
10年までに地域共通通貨の導入を目指している。
最近は、2010年という期限にはこだわらなくな
っている。

アジア経済共同体

中国、韓国、日本の3カ国に東南アジアのASEAN諸国
を加えたアジア広域経済圏。各国ともEUのようなが
っちりとした統合体は望んでいない。比較的にルー
スな多国的協定になる可能性が強い。中国、日本、
韓国の通貨当局の間では、すでに共通通貨の導入に
向けた話し合いが進行している。

アフリカ連合

2002年に設立。アフリカ53カ国が参加。20
09年3月には、アフリカ中央銀行をナイジェリア
の首都アブジャにおき、共通通貨の導入を模索する
ことに同意した。

北米共同体

アメリカ、カナダ、メキシコは、2005年以来
「繁栄と安全のためにパートナーシップ構想」を立
ち上げ3カ国の関係強化の可能性を模索してきた。
公式には否定されているものの、2007年、CN
Nテレビに出演したフォックス前メキショコ大統領
は「かなり長期的な計画になるが、共通通貨のアメ
ロの導入と北米共同体の形成を模索している」こと
を明らかにした。

そしてこのような地域経済圏が相互に関係をもつと
き、G20の通貨の加重平均の通貨バスケットを新
しい基軸通貨とする。このとき、IMFが持ってい
るSDRという特別引き出し権を通貨の一つに加え
ることになっている。ちなみにSDRとは、IMF
加盟国の資産を補完するためにIMFが作り出した
国際準備資産である。それは価値を持ち、政府間で
は実質的に貨幣のように機能する。この方式で、I
MFが基軸通貨を管理する世界の中央銀行として実
質的に機能することになる。

すると、新しい多極化したグローバル経済は、基本
的に地域経済通貨圏への依存が非常に高まるものの、
それらの地域通貨経済圏はいつもオープンで他の経
済圏と結ばれているため、グローバル経済の全体性
は失われることはない。異なった経済圏の間の貿易
や投資の決済には、IMFの発行する新基軸通貨が
使われる。各国は、自国通貨をIMF基軸通貨に交
換して決済を行う。

今回のロバート・フィスクの記事は、まさにこのよ
うな方向に向かって確実に動き出していることを暴
いた結果になったのである。

▼これからどうなるのか?

アフガン戦争、イラン危機、そしてドル基軸通貨体
制の終焉と情勢は急激に変化しているが、これから
どうなってゆくのか気になるところである。移行の
プロセスが国際協調によって管理され、安定した多
極化の体制にスムーズに移行するのだろうか。それ
とも、移行の過程で予測を越えた事態が起こり、思
っても見ない方向に動いて行くのだろうか。

この予測は論理を越えている。そこで今回も筆者が
もっとも的中率が高いと考えるマヤカレンダーのコ
ルマンインデックスを参照に、未来のイメージを見
て見たい。

●コルマンインデックス

ヤスの備忘録を始め、すでにさまざまな記事でコル
マン博士の予測は紹介しているが、確認のため再度
掲載する。今年の5月に発表した論文にコルマン博
士は以下のように書いている。

「昼は好景気のことであり、夜は不況期のことであ
った。しかしながら、2007年11月9日から始
まったギャラックティックアンダーワールドの第五
の夜で乗り越えられたのはまさにこのリズムと動き
なのである。ではこの時期の後でも経済成長は可能
なのだろうか?一時的な成長や特定の産業分野が成
長することはあり得るのかもしれないが、基本的に
は経済成長はあり得ないと私は考える。第6の日に
も成長は落ち込むが、これがよりはっきりと強い形
で現れるのは2009年11月7日から始まる第6
の夜の期間である」

第6の夜とは2009年11月7日から2010年
11月2日の期間である。この期間には経済成長が
実質的に止り、経済というものに対する考え方が根
本的に変化するような事態になるというのである。

●コルマン博士の手法

今回の金融危機がコルマン博士の予想した第5の昼
から第5の夜の期間に実際にやってきたように、コ
ルマンインデックスの的中率は高い。だがその予測
の手法は比較的に単純である。コルマン博士はサイ
キックではまったくない。厳密な手法を好む科学者
である。したがってその予測の手法は誰でも適用で
きる論理性に貫かれている。

マヤカレンダーのそれぞれのサイクルは、昼の期間
と夜の期間の交差するリズムで進んで行くが、コル
マン博士によると特定の昼や夜の期間にはどのサイ
クルでもほぼ同じような出来事が起こるという。む
ろんまったく同じ出来事というわけではないが、同
種の出来事であるという。サイクルは上に上がるに
したがって期間が短くなるので、前のサイクルの昼
や夜の期間の出来事がより短い期間で凝縮して起こ
るってくるということだ。

コルマン博士は、これから起こることを予測するた
めには、一つ前の第7サイクル、つまりプラネタ
リーアンダーワールドの第6の夜の期間に起こった
ことを参照すればよいという。第7サイクルの昼と
夜の期間は19.7年で、第6の夜の期間は以下にな
る。

第7サイクル:第6の夜 1972年~1992年

この20年間に起こったようなことが、2009年
11月7日から2010年11月2日の360日に
凝縮して起こるということである。

●第7サイクルの第6の夜で起こったこと

以下がこの期間に起こったことである。主な出来事
だけを列挙した。

1971年から73年
ニクションショック。ニクソン大統領による金とド
ルの交換停止の発表。これにより、戦後のアメリカ
覇権とドル基軸通貨体制は大きく揺らぎ、変動相場
制に移行

1972年、1979年
日中国交回復、沖縄返還、米中国交回復

1973年
第4次中東戦争とオイルショック、米軍ベトナム撤
退

1974年
北ベトナム軍ハノイ占拠、ベトナム戦争終結

1973年~80年代
長期的な世界不況。原油価格の大幅値上げによる原
材料価格の高騰により、日本を除く先進国は出口の
見えない深刻な不況に突入。高失業率と高インフレ
が同時発生するスタグフレーションが一般化する

89年~90年
ベルリンの壁の崩壊と東ヨーロッパの社会主義圏の
崩壊

91年
ソビエト連邦解体

92年
クリントン政権誕生。同政権下で新しい世界経済シ
ステムであるグローバル経済体制が次第に出現して
くる

●第8サイクルとのシンクロ

この期間に起こったことを列挙してみると、現在起
こっていることと興味深いシンクロがあることが見
て取れる。

第7サイクル;
1971年から73年 ニクションショックと変動
相場制への移行
第8サイクル:
基軸通貨としてのドルの終焉と世界経済の多極化

第7サイクル:
1972年、1979年
日中国交回復、沖縄返還、米中国交回復
第8サイクル:
東アジア共同体構想促進、米軍の沖縄部分撤退開始
と普天間基地の県外移転?

第7サイクル:
1973年
第4次中東戦争とオイルショック、米軍ベトナム撤
退
第8サイクル:
イラン攻撃とホルムズ海峡封鎖によるオイルショッ
ク?米軍のアフガン撤退開始?

第7サイクル:
1974年
北ベトナム軍ハノイ占拠、ベトナム戦争終結
第8サイクル:
アフガンの首都カブールのタリバン占拠?

第7サイクル:
1973年~80年代
長期的な世界不況。スタグフレーションの一般化
第8サイクル:
新たな世界的不況への突入?

第7サイクル:
89年~91年
ベルリンの壁崩壊、社会主義圏解体、ソビエト連邦
解体
第8サイクル:
米国の軍事同盟の解体?アメリカの分裂?

第7サイクル:
92年
新しいグローバル経済体制の誕生
第8サイクル:
これまでの経済の概念を越える新しい経済システム
の萌芽の出現?または地域経済圏が姿を現す?

さて、コルマン博士の手法を使って第7サイクルと
第8サイクルの出来事を対照させると以上のようにな
る。基軸通貨としてのドルが放棄される流れが確実
となり、イラン危機がオイルショックにつながる危
険性が指摘され始めているいま、確かに現在はニク
ションショックとオイルショックから始まった第7
サイクルの第6の夜と似ているといえる。

だがどうだろうか。これらのことが360日の期間
で起こるのである。そのようなことが本当にあるの
だろうか。

続く

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