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メルマガ名
仮説社PublicRelations
発行周期
不定期刊
最終発行日
2018年08月10日
 
発行部数
742部
メルマガID
0000246834
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 教育実践 > 教育全般

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メールマガジン最新号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔仮説社PublicRelations〕No.323
2018年8月10日
http://www.kasetu.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◎仮説社の最新刊2点
◎8月最初のメルマガ
◎仮説実験授業研究会の大会に参加してきました
◎『たのしい授業』2018年8月号の反響(その1)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


◎仮説社の最新刊2点

◆板倉聖宣/犬塚清和・小原茂巳『板倉聖宣の考え方』税別1800

◆高野 圭『たのしく 教師デビュー』税別1800円

 まさに出来たて!
 ぜひ,手にとって,そして,ぜひ,若い先生方におすすめくださ
い。
 読んでくだされば,そういう気になると思います。

 読後の感想文も募集しています。(『たの授』などに掲載させて
いただく場合は,掲載誌をさしあげます)
 Eメール〈tanoju@kasetu.co.jp〉へどうそ。

◆峯岸昌弘『たのしいマット運動への道』税別2800円

 これは6月に発行していますが,まさに好評発売中。
 「実際の動きが見てわかるDVDつき」です! 

 もっと古い本も紹介したくなってきました。ムズムズ。
 しかし,ここはぐっと我慢して,本日は上の3冊にしぼります。
 よろしくお願いいたします。


◎8月最初のメルマガ
 先週,あまりにも日程がつまっていて,休刊にしてしまいまし
た。
 すみませんでした。


◎仮説実験授業研究会の大会に参加してきました
 仮説社の8月は,いろんな集会で展示/販売するために,出張盛
りだくさん。なかなか全員がそろう日がありません。
 その皮切りが,毎年,仮説実験授業研究会の夏の大会です。
 今年は,私(三)と(じ)の二人が愛知県三河三谷の大会に参加
してきました。
 参加者は370名くらいだったようです。
 今年は発表する資料の数を,「一人3編まで」という制限がつき
ました。
 これは,「責任のもてる内容・分量・発表体力」を考えてのこと
ですが,一般の研究会考えてみると,浮世ばなれした,贅沢とも思
える制限です。
 学会だって,「口頭発表」の申込みは多いのに,いざ論文となる
と激減です。
 〈仮説〉の会では,「資料」という言葉がよく使われますが,実
は「論文」ですから,すごいです。
*〔補足〕学会などで〈資料〉というのは,「口頭発表(講演)の
ときに,その内容を補うためのグラフとか,データなどのペラっと
した資料」をさします。
 「講演のための資料」ですから,特別な使い方ではありません。
そのかわり,〈講演〉の意味は,普通の意味とはちょっと違うか
も。
 全体会などで行われる〈講演〉は,「特別講演」と呼ばれること
が多いと思います。
 論文を読み上げるのは〈論文発表〉で,普通の学会の場ではめっ
たにないことです。
 なお,学会によって,論文のスタイル(約束事)も,言葉の使い
方も,かなり違うようです。上の補足は,昔の科学史学会とか,物
理学会を念頭においてのことです。

 「売り場」が例年以上にたくさん出ていたような気がします。
 ほとんど「きまり」がないのに,トラブルもほとんどないという
のは,不思議のようで,しかし,あたりまえかもしれません。きま
りをやぶるのがトラブルのもとですから,破るものがなければたお
らブルになりようもない。……というのは,ちょっと詭弁で,それ
よりも,「参加者の自主性」が決定的なのでしょう。
 参加するたびに,「民主主義」を実感します。
 めったに会えない人と,たくさんお目にかかれました。
 しかし,あわただしい。 

 それで,昔,「会期を1日延期したらどうか」という意見が出ま
した。
 だって,3日目には話したりなく,別れがたい思いの人がいっぱ
いでしたから。
 そしたら板倉聖宣さんが,「それはやめたほうがいいよ。今みた
いな,夜明けまで議論してるような会で一日増やしたら,みんな死
んじゃうよ」といわれて,フラフラの皆さんは納得。
 アメリカの学会は,もっとのんびりしてて,家族サービスの時間
がたっぷりあって,期間は一週間ほどの学会も珍しくないとか。
 日本でも,だんだんとそうなっていくのでしょうか。
 豊かさというのは,そういうことでしょうか。 (三)


◎『たのしい授業』2018年8月号の反響(その1)

☆☆ 2018年8月号(No.480)算数・数学の考え方 ☆☆

編集委員 8月9日現在5人
 行頭の数字は,おたよりで言及されている数です。

5◆小川 洋「算数の授業 3つのポイント」
4◆吉永淳一「0を使って考える」
4◆竹田かずき「授業書案〈社会にも法則はあるか〉」
4◆山田岳史「民主主義のクラスへ」
3◆郡 進「鶴がとりもつエン?」
3◆出口陽正〈深い学び〉ここにあり!」
2◆荒井公毅「繰り下がりのある引き算の指導」
1◆板倉聖宣(犬塚清和編)「科学教育と科学史」
1◆高畠 謙「勉強にもなるし,遊びにもなる!?ジャマイカ」

 以下,おたより本文
 以下の行頭の数字は,到着順を示すだけです。

1●中西 康(三重・小学校)

 伊勢の暑さもかなりのものです。日中はなるべく外出せず,教材
研究や,読書をしています。
 8月号も昨日今日で一気に読んでしまいました。「数学特集」,
とてもよかったです。読み応えのある記事がたくさんありました。
◆郡「鶴がとりもつエン?」
 中学までは算数・数学は好きだったけど,高校数学で出てくる
「虚数」あたりで落ちこぼれました。
 二乗してマイナスになる数なって,なんだそれは???
 今思えば,虚数というのも,「数」の概念を拡張していたのだろ
うと思います。でも,あの頃は感動を伴って学べなかった。
 三角形を四角形と見立てる。
 かつて牧衷さんの「見立ての効用」という記事がありましたが,
見立てという行為はつまり,「概念を拡張する」ということなのだ
ろうと思いました。
◆小川「算数の授業 3つのポイント」
 そうそう,そうそう。膝を何度も打ちました。
 そうです。今,見聞きするのはこんな授業です。「めあて」と
「振り返り」というのは,学力調査に出てくるからでしょうね。
 ボクも「めあて」など,書きません。小川さんのやり方に大賛成
です。
 「やり方を考えさせる授業」は,算数苦手な子を余計に苦手にさ
せると思います。
◆荒井「繰り下がりのある引き算の指導」
 今2年生担任なので,荒井さんの『たし算・ひき算プリント集』
を手元に持っています。
 水道方式は素晴らしい財産だと思います。が,現場ではほとん
ど,ベテランさえ知らない人がほとんどですので,こういう記事も
貴重だと思います。
◆出口「〈深い学び〉ここにあり!」
 教材内容より,「教師の授業力とか運営で何とかしよう」とい
う,今流行っている主張?がそもそも間違いだと思います。
 タイトルも,新しい指導要領を意識してのことだと思いますが,
 この記事を通じて,「深い学び」に到達するには,「内容が決定
的に重要」ということを気づく人が増えるといいなあ。 
◆山田「民主主義のクラスへ」
 素晴らしかった。数学こそ,民主主義を教えうる学問なのだと思
いました。
 《円と角度》は内容を(わざと)詳しく知らないでいるのです
が,最後にある「ギリシアの話」が素晴らしいですね。
◆吉永「0を使って考える」
 いい記事です。学んだ数学を使うということは,具体的にはこう
いうことなんだと,ひとつの例を見せてもらった気がしました。
◆竹田「社会にも法則はあるか」
 「階段・ステップの問題」はすごくいいですね。ほぼ同じだろう
と予想しましたが,これほど同じとは。ビックリしました。
 そのあとの流れもスムーズに頭に入りました。グラントさんのお
話も,よくできているなあと思いました。
 カギカッコの中のセリフが,いきいきとしています。
◆板倉「科学教育と科学史」
 若い読者や新しい読者にはとっつきにくい内容かな,とも思いま
したが,こういう硬い(本格的な)記事,今後も載せてほしいで
す。


2●肥沼孝治(埼玉・中学,社会)

 8月号で特に良かったのは,次の3点です。
◆(1)竹田さん「授業書案〈社会にも法則はあるか〉第2部」
 偶然に起こっているかに見える事件・事故も法則的に起きている。
 これを見つけ出せたら.社会を良くしていくのにとても役立つ。
 そういう意味で,ぜひ本格的な授業書として作り上げたいです。
そして,それは今回かなり実現できているように思います。現役の
時,授業に掛けたかったな,と思いました。
◆(2)吉永さん「0を使って考える」
 私も昨年まで教育現場にいたので,4段階評価に疑問を持ちまし
た。たくさんの調査項目があり,真ん中の評価がないもので,「つ
いつい2番目」を選んでしまっていたのです。
 これは「マイナスが付けにくい評価の仕方だな」と思いました。
 そして,こんなアンケートを取っているうちは改善されないと思
いました。
◆(3)出口さんほか(郡,小川,荒井,山田さん),算数・数学
のいくつかの報告
 算数・数学は私はあまり得意ではなかったので,『たの授』掲載
の授業書や授業の進め方のコツを活かした授業を受けていたら好き
になることができたかもしれないと思います。
 それにしても,出口さんの作られた授業書の多いこと! 《図形
と角度》《2倍3倍の世界》《円と角度》……。


3●島 百合子(富山・小学校)

 特集が「算数・数学の考え方」というのを見ると「おお,苦手分
野か」と,一瞬拒否反応がおこります。
 でも,『たの授』を読んでいくうちに「なるほど」と,ノーミソ
が働き始めます。ありがたいことです。他の本や講演では「やっぱ
り苦手かも」と思えることがよくあります。
◆小川洋「算数の授業3つのポイント」
 これは,まさに「授業あるある」でした。今,新採さんと一緒に
組んでいますが,似たような光景が繰り広げられています。
 私も若い頃は似たようなものでした。だいたい,教科書や指導書
がそういう流れになっていますものね。やっぱり子供が達成感をも
てるように習熟の時間をしっかりととってあげることは大切かと思
います。
 こちらの地域では,まず課題があってまとめがある授業の型が重
視されていますが,前後はプリントやドリルで習熟する授業は子供
が集中できていいなと思いました。
◆竹田かずき「社会にも法則はあるか」
 先月号から楽しみにしていたのですが,今月号は期待通りでした。
「死亡編」ですか! なるほど!おもしろいです。偶然と思えるよ
うな数字にもこんな法則性が隠れていたとはびっくりしました。
生命保険会社はどうして利益を出すことができるのかずっと不思議
でしたが,今回の記事を読んで納得しました。
◆由井宏幸「ドッカ〜ン!」
 前に『たの授』で紹介された「沈没ゲーム」を算数の九九で楽し
くやらさせてもらっていました。今回のこれは,さらに応用がきい
て手軽でいいですね。
 いろいろな教科でできそうです。マッキーノをする時間がたりな
いときは,これからはこれをやろうと思いました。紹介,ありがと
うございます。


4●高畠 謙(神奈川・小学校)

◆吉永淳一さん「0を使って考える」
 4段階かと思っていた評価が「5.4.2.1」と考えると
「3」がない!! そして,読み進めていくと……〈基準となる
「0」の話〉で「ほ〜〜〜〜〜,なるほど!0ってすごい!」と感
じると同時に「そりゃあ基準がない評価じゃ偏るよな」と思いまし
た。
 夏休み中だったこともあり,研修がたくさんありました。そのア
ンケートを書いていて,「これは白か黒かの2択を迫られているん
だな」と思いました。
 そして,だいたいみんな気をつかって「3.つまらなかった」と
は付けれずに,「2.よかった」をつけることで実は「4」の評価
をつけているんですね。
 そう思って,こっそり研修の同じグループの人がアンケートを書
いているのを覗いてみました。
 すると見事にみ〜〜〜〜んな「2.よかった」に付けているので
す。みんなつまらなそうにしていたり,寝ていたり,「ムダな時間
ですよね」と口にも出していたのに……。
◆小川洋さん「算数の授業3つのポイント」
 ホントにいま「〜を考えましょう」がやたらに多い。小川さんの
言うように,まずは「分かってドリルしてできるようになること」
だと思います。
 そのためには習熟の時間を授業の中で,学校の中でとってあげる
のが大事だと思います。
 前に『たのしい授業』で「残り物を持って帰って食べさすな」み
たいなことが書いてありましたが,〈終わらなかったところは宿
題〉は初任のボクはやっていました。それは「ぼくの(子どものこ
ろの)先生」がやっていたのをマネして「そういうもんだ」と思っ
ていたからです。しかし,「ドリル」を知ってからは「教室で…」
を基本にして,練習問題をたくさんやって,「解けるようになる」
を大事にしています。
 それでも,できるようになりきらない子もいるけど,ポイント3
の「分かったような気分も大切に」して,いじめないように「一斉
指導」で「できた(ような気がする)」気持ちを味わえるようにし
ています。小川さんは「今日のめあて」を書かせる時間がもったい
ない,と言っていましたが今はみ〜〜〜んな「めあて」は書くもの
だ,って常識レベルになっています。でも,ボクもそれは先生が分
かっていればいいのかなと思います。
◆山田岳史さん「民主主義のクラスへ」
 途中まで,中学生の気分でいっしょに授業を受けているように読
めました。しかし「円周角・中心角」という言葉が出てきた時点で
読むのをやめてしまいました。
 すっごくおもしろかったのに,どんどん読めたのに,「数学なの
に読めてるぞ!」と思ってたのに……。なぜでしょうか。どうして
もそこから進めませんでした。
 でも,授業を受けてみたらきっと楽しかっただろうな。こうやっ
て学んでいった子は,ボクみたいに「言葉」で拒否反応がでるなん
てことはないんだろうな。
 そういえば,最初に「たのしい授業の会」に行ったときのことを
思い出しました。そのパンフレットの「初心者コース」というとこ
ろに《もしも原子がみえたなら》という文字が書いてあったので
す。そのとき「うわっ!原子って書いてある!!」とノーミソがと
てつもない拒否反応を示したのを覚えています。いまでは〈原子=
好き・たのしい〉ですが,そのころは〈原子=嫌い,つまらない,
わかりっこない〉でした。なので,数学で半分も読めたのは進歩で
す。
 今号は「算数・数学」特集でしたが,算数は『たのしい授業』で
あっても拒否反応が起きてしまいます。きっとボクは算数でよっぽ
どいやな思いをしたんだろうなあ。ボクは「算数オンチ」です。
 でも,≪1と0≫に興味が沸いてきました。これは今号のシメタ
です!


5●飯田哲夫(山梨・小学校長)

◆高畠謙「勉強にもなるし,遊びにもなる!?」
 写真をみて,さっそく計算してみました。なるほど面白い。四則
計算が出来る段階でとなると三年生の後半からか。高畠さんの教室
での使い方を読み,子どもの感想を知ると,これは導入ありだなと
おもいました。注文して,とりあえず校長室にきた子どもたちにや
ってみよう。
◆群進「鶴がとりもつエン?」
 まとめの文章が心に残ります。
 「よく,〈小学校教師って何のためにいるのだろう〉と考えま
す。いま現在思いつくボクの答えの一つは〈学問(勉強)との良い
出会いを取り持つこと〉です」
 群さんが教科書や学習指導要領がいつも頂点にある発想にならな
いのは,仮説実験授業を知ってしまったからでは……。たぶん読者
の多くも同じ感想でしょう。時代がどんなに変わっても,人間の心
に残るのは〈学ぶたのしさ〉。授業書はそれを実現させてくれま
す。
◆小川洋「算数の授業 3つのポイント」
 新人先生の授業風景をよみながら「あ〜,あるある」と思うのは
ボクばかりではないでしょう。子どもが困るのがみえない,困るだ
ろうということがよめない,困った子の対応に追われてざわつくの
が予想できない……等々。
 でも,マニュアルにはそう書いてある。経験を通して体得するも
のがこの仕事には多い。そうすると「みえる,よめる,予想でき
る」ようになる。でも,「ベテランの年齢になっていもこれができ
ないのはなぜ?」とおもう現実も少なからずあり……。でしょう?
 むかし新居信正さんの職人技のような授業を参観したり,記録を
よんだりしたものでした。木下さんのやり方はとても有効であろう
おもいます。小川さんがわかりやすくまとめてくれました。これは
職員に紹介しよう。
◆出口陽正「〈深い学び〉ここにあり!」
 「主体的・対話的で深い学び」という言葉が枕詞のようにつかわ
れてしまう最近の教育現場。実態があってこの言葉がでてくるのな
らいいですが……。その意味で,授業書はすべて満たしてくれま
す。実態がともなうわけです。《二倍三倍の世界》はこれまでの算
数・数学のイメージを崩してくれる。実感として驚く。そして実験
がある。本授業書を作成した出口さんならはの記事と感じます。
◆山田岳史「民主主義のクラスへ」
 民主主義という考えの起源にさかのぼれる授業書だと,この記事
をよみ,あらためて気づきます。問題を解いたあと「民主主義の国
ギリシャに生まれた数学」という知識がストンとはいった子どもた
ちは,「多数決=民主主義」とか「じゃんけん=民主主義」という
レベルを越えるでしょう。〈自由にものをいい,考えをだしあい,
実験や証明で,だれもが納得するようにたしかめ,物事を決めてゆ
く社会〉を実感として理解するのでは。仮説実験授業をすると,自
ずと民主的な人間関係がクラスに出てくる。民主主義をことばでは
っきり説明したのはこの授業書だけでしょうか。いずれにしても意
義深いことです。
◆吉永淳一「0を使って考える」
 なかなか考えさせる記事です。しかもとても重要な指摘。感覚的
に四段階評価や二段階評価に違和感を覚えていたのですが,改めて
「偶数評価による思考の2極化」と整理されると納得します。その
根底には「基準となる0」という考えがあるんだ,という地点に導
くところはさすが。感心しないわけにいきません。
◆竹田かずき「授業書案〈社会にも法則はあるか〉」
 第二部「死亡編」です。基本的になんとなくそんな感じがすると
いう,いわば「勘のようなもの」で判断していたことが統計的に法
則として導き出される,なるほどなと思わせる授業書になっていま
す。「大数の法則」というものを,ボクはなんとなく「勘のような
もの」と思っていた。しかし,賭博の世界,保険の世界では,これ
は重要な認識だったわけです。なるほど。校長室の棚に積んである
『社会の発明発見物語』をもう一度手にとりました。
◆板倉聖宣「科学教育と科学史」
 光の本質は粒子なのか波動なのか? むかしからよくわからず
(もともと理科系でないけれど,この点については関心があっ
た),「永遠の謎」状態だった。ですが,このアーカイブで思いだ
しましたよ。それより何より,科学の世界でも師弟関係のなかで発
見が生まれるということがひどく印象に残りました。徒弟制度とい
うものが全く否定できないのかなと考えたり……。「論文や著書だ
けをたよりに独力で先人の研究を受け継ぎ,それを大きく発展させ
た人がほとんどいない」といいますが,板倉さんは,どうなんでし
ょう? 教育史に残る大発明,仮説実験授業を生み出した板倉さん
には直接の師匠がいたのでしょうか? 
 仮説実験授業の発明の歴史を研究されている方の記事を期待しま
す。

                  ……… 次号へ続く ……
        
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
*メルマガ編集部よりひとこと*
いやーーー夏ですね。暑いですね。
夏の仮説社はまさに繁忙期。昨日・おとといも神奈川県川崎市で
「川崎たのしい授業体験講座」が開催されていて,たくさんの商品
を持って仮説社も参加してきました。体験講座の前日にはいま制作
中の絵本「われから」という生き物を見に,山形県の由良の海まで
シュノーケリングに…!
海の中のジャングル・「藻場」にすむ「われから」。1センチほど
の小さな小さな生き物ですが,著者がつかまえてくれたおかげでギ
リギリ生で見ることができました。20年ぶりくらいの水着,泳ぎ,
そして初めてもぐる海。子供の頃に映画『ジョーズ』を見て以来海
は恐怖の象徴でしたが,なんだかんだ色々大丈夫でほっとしまし
た。取材に行かせてもらったかいがありました。
とにかく海がしょっぱくて,「しょっぱい!しょっぱい!」と何度
も叫んでいたら,「シュノーケリングに来てそんなことばっかり言
ってる人はじめて」と著者が呆れていました。でも,海がこんなに
しょっぱいなんて!
一緒にシュノーケリングに参加したイラスト担当の方や著者の教え
子の学生さんたちは,次々と熱中症や海酔いでダウンしていき,ス
キューバダイビングでは鼓膜が破れてしまった学生さんも。
やっぱり美しくて素晴らしいだけでなく,広くて油断がならないの
が海というもののようです。
それでは,また来号で~!
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
仮説社のメールマガジンをお読みくださいましてありがとうござい
ます。弊社発行の月刊誌『たのしい授業』や書籍をお読みくださっ
ている読者のみなさまや,仮説実験授業を実践,あるいはこれから
実践してみたいと考えている方などに,弊社の新刊情報を少しでも
早くお知らせできたらと思い,このようなメールマガジンを発行し
ています。そのほかにも,『たのしい授業』の情報,新しい実験器
具やおもちゃの情報もいち早くお伝えできればと思っています。当
メールマガジンへのご要望などございましたら,下記メールアドレ
スにお寄せくださいますようお願いいたします。
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