戦略経営の「よもやま話」

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戦略経営のためには、各業務部門のシステム化が必要です。またその各部門のシステムを、ミッションの実現のために有機的に結合させていかなければなりません。それと同時に正しい戦略経営の知識と知恵を身につけなければなりません。 ここでは、よもやま話として基本的なマネジメントの話も併せて紹介します。

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メルマガ名
戦略経営の「よもやま話」
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2018年09月15日
 
発行部数
1,370部
メルマガID
0001643717
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > マネジメント

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│1├───────────────────────────────┐
└┬┘     ★     未来の開拓法    ★      |
 └────────────────────────────────┘   
  「道の駅」へ行こうと「ナビ」に目的地を打ち込んでマイカーを発進させた
  のですが、ところが私が予想した道とは全く違った方向に導かれ右往左往し
  ながら標示や標識を頼りにしてやっとたどりつくことができました。
  そして帰りには知っている道まで出て、また「ナビ」の指示に従って進んだ
  のですが、帰れたのはよいのですがとんでもない回り道に案内されました。

  原因は何だったのか「ナビ」にまかせれば大丈夫という思い込みが激しかっ
  たため、その「道の駅」が新たに開通した道路に面して開業されたことなど
  思いもつかなかったからです。
  帰りでの回り道は、操作を間違ったのか先に入力していた目的地情報がひろ
  いあげられてしまい違ったルートへと誘導されたようです。

  飛躍ですが、ここで考えたのです。
  今日にような経営環境の変転速度の速いなかで“未来”に対してどのような
  情報を得てどのように運転すれば道を切り開いて行けるのでしょうか。
  最新の地理情報を持つ「ナビシステム」であれば、どんな施設にでも確実に
  導いてくれるのでしょうが、未来という到達点については“ルート”はおろ
  か“目的地”すら定かでないので手の施しようがありません。

  「未来」について、どのように運転すれば私たちは安心できるのか。
  またドラッガーを引っぱり出しますが“未来”について「われわれはふたつ
  のことしか知らない。ひとつは、知りえない、もうひとつは、今日存在する
  ものとも、今日予測するものとも違うということである」と言っています。
  さすれば、私たちは何を縁に未来に向かって運転して行けばよいのか。

  さらにドラッガーの言うところを聞きますと。
  「それでも未来を知る方法は、二つある」「一つは「自分で創ることである」
  「もう一つは、すでに起こったことの帰結を見ることである。出生率の動き
  を見れば、少子高齢化の到来は誰の目にも見えたはずだ」とし、そして「明
  日を創るために、今日何をなすべきかを決めることである」と言っています。
 
  そんなことを言われても、いざ発進となるとなかなかイメージが湧きません。
  そこで参考になるかどうか分からず、またこの人のマネなど出来ようはずは
  ないとも思いながらも根底に流れる「原則」は同じなのでさぐります。
  「大ぼら吹き」であり「大構想家」である「ソフトバンクの孫正義さん」の
  その足跡を見ながら“未来”をつくる「原則」を考えたいと思います。

  孫さんはアメリカに留学した19歳の学生の時、1日5分間だけ働いくとい
  う目標のもとに3億円以上を稼いでいます。
  その方法については、いろんなところで自身で語られているので詳細は省か
  せてもらいますが、簡単に述べると最先端の社会ニーズを先取りしその実現
  のために最優秀な専門家たちを巻き込んで一か八か実行して成しています。

  そんな孫さんですが、大学を卒業して日本に戻ってきてからの1年半の間、
  自身の「行く末」について悩みに悩み続けたそうです。
  そこで思い着いたのが「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる」
  そして「事を成す、その事って何だろう」ということでやっと出た結論が、
  「デジタル情報革命で、知恵と知識を共有し人類に貢献する」でした。

  決める基準として考えたのが、
  「人々がやってないこと」「新しいこと」「人の役に立てること」「1番に
  なれること」「儲かること」「自分が継続して好奇心を持ち続けられること、
  意欲を持ち続けられること」「多くの人々に役立つこと」で。
  冷めない情熱を一生持ち続けられるテーマが「デジタル情報革命」でした。 

  「世界中の人々の知恵と知識を共有できるようなネットワーク、プラットフ
  ォームを作って、人々の知恵と知識がそういうものに収められて、それをみ
  んなで共有し活用できれば、人々がより幸せになれる、より幸福になれる、
  より仕事の生産性が高まる、楽しくなる、病気の人が助けられる、そういう
  ような仕事であれば、人生をかけるにふさわしい。」と思ったそうです。

  ドラッガーですが「あらゆる組織において、共通の物の見方、理解、方向づ
  け、努力を実現するには『われわれの事業は何か。何であるべきか』を定義
  することは不可欠である。」さらに「企業の目的としての十分に検討されて
  いないことが、挫折や失敗の最大の原因で。成功を収めている企業はその答
  えを明確にすることによってそれをもたらされている。」と言っています。

  また「企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない“顧客”で
  ある。顧客によって事業は定義される。」
  「顧客や財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によっ
  て定義される。『顧客を満足させること』こそ企業の使命であり目的である。
  企業を外部、顧客と市場の観点から見て始めて答えることができる。」

  「顧客にとっての関心は『彼らの価値、欲求、現実』である。『われわれの
  事業は何か』との問いは、ここからスタートしなければならない」
  つまり事業がよりよく継続して成功できるのは、この『顧客の価値、欲求、
  現実からスタート』して『われわれの事業は何か。何であるべきか』を的確
  により本質に沿って“定義”することに成功した時であると言っています。
  
  ここで孫さんの1年半かけて考え抜いた「登りたい山」を繰り返します。
  「世界中の人々の知恵と知識を共有できるようなネットワーク、プラットフ
  ォームを作って、人々の知恵と知識がそういうものに収められて、それをみ
  んなで共有し活用できれば、人々がより幸せになれる、より幸福になれる、
  より仕事の生産性が高まる、楽しくなる、病気の人が助けられる、そういう
  ような仕事であれば、人生をかけるにふさわしい。」

  孫さんの事業スタイルを見て行くと、その集中しての密度の高さに驚嘆させ
  られるのですが。
  その一つは、基本テーマである「デジタル情報革命」から軸足を外さない。
  2.持ち得る資源を、ターゲットとする事業のために一気につぎ込む。
  3.必要とするスキル・ノウハウを獲得するためにNo.1の企業と連携する。
  4.課題解決のためには回り道をせず、最短距離の最適な手段を実行する。

  とにかく孫さんの活動は、一見すると非常にリスキーです。
  事実、大病という思わぬトラブルに合ったとき、もうここまでかと思われた
  のですがそれらを跳ね除けて復活しています。
  今回考えたかったのは、そんな孫さんの事実から大きな幸運を実現させるた
  めの基本要件とそれがなされる背景とは何であるかということです。


┌─┐
│2├───────────────────────────────┐
└┬┘      ★     幸運の意味       ★      |
 └────────────────────────────────┘ 
  企業は、顧客に関心を向け貢献することでその存続と成長を可能とします。  
  しかし、顧客は、企業がもたらす“効用”のみに関心があり、例え倒産して
  もそれに対して何の哀惜の情を示すことはありません。
  ただし、企業が顧客に“大きな欲求満足”を与える時さらに与え続ける時に
  は、ファンともなり見返りとして幸運をもたらしてくれます。

  ソフトバンクの経営理念は「デジタル情報革命で人々を幸せに」です。
  孫さんの時々に提供する「幸せの種」は、社会の希求している“潜在欲求”
  と同機して、これがために孫さんの行う無茶振りが時節に適って歓迎されて
  時代がこの冒険家を愛することになります。
  1年半、悩みに悩み抜いて得た“精華”が、孫さんを支え活躍させます。

  「私が、やりたいことは何なのか。」「私が、成すべきことは何なのか。」
  この問い真摯に答えることが、本質的な成功の基盤を築きます。
  ただし、ここに「社会に、どのように一番貢献するのか。」という「自己
  存在の意義」が加わらなければ、その世界は拡がりません。
  「悩み抜いて、思い至ること」が、私に“解答”を与え道を開かせます。

  そうしたら「悩み抜いて、思い至ること」には、どうしたらよいのか。
  松下幸之助さんは「私は貧乏で体が弱くて学歴がなかった。だから成功でき
  た。」このことを「運がよい」とも言われています。
  その伝で行くと、日本にいながら日本国籍のなかった孫さんは逆説的な意味
  も含めて「成功するのに最も近い。大幸運である。」と言えるのでしょうか。

  そのカギを握るのは「悩み抜く」なかで“価値観、使命感”という強い行動
  基盤を持てるかどうかにかかっているようです。
  根拠のない不条理の中で、司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』に出会い「郷士
  であるがために、不当な差別を受けた「坂本龍馬』」の“広く高い志”に感
  銘を受けて触発された「気付き」が孫さんを変身させました。

  大きく脱線しますが、聖書から2つの句を拾いあげます。
  「幸いなるかな。心の貧しき者よ、天国は汝のものなり!」
  「人はパンのみに生きるにあらず、神の口から出る一つ一つの言葉による」 
  マネジメントは、人が行う「御業」であるのですが、松下さんのいう「不遇
  である幸運」がなけれが「神の言葉」を知ることはないのでしょう。 

  何の努力もなしに飽食できる「多く既に持っている人」は、それを浪費する
  か必死に守ろうとするかの意欲しか起こらないのが人の摂理でしょう。
  そんなハンディキャップのある人が「大きな成果」を上げるというのは、よ
  ほどの高潔さや賢さがなければほとんど不可能なことと思われます。  
  でなければ、人柄の良さで有能な人を感化するより法はありません。

  少し松下幸之助さんの言葉をいくつか挙げます。
  「人がこの世に生きていく限り、やはり何かの理想を持ちたい。希望を持ち
  たい。それも出来るだけ大きく、出来るだけ高く。」
  「力強さは使命感を持つところから生まれる。」
  「小利口に儲けることを考えたらあきません。世の中にぼろいことはないか
  ら、結局流した汗水の量に比例して、成功するわけですわ。汗もかかずして、
  成功するということもたまにはありますけど、それはきわめて僥倖な人で、
  普通はない。」
  「世間には大志を抱きながら大志に溺れて、何一つできない人がいる。言う
  ことは立派だが実行が伴わない。世の失敗者にはとかくこういう人が多い。」
  「いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。それがムダかどうかは、
  あなた自身で考えなさい。これはムダなことかどうか、一つひとつ検討しな
  さい。必ずムダなことをやっているに違いない。」

  
  ここまで来ると、ふと気付くのですが未来に船出して幸運でいられる方法と
  は、ドラッガーの言っている「基本定義」ではないのかということです。

  それをそのまま記載しますと。
  「企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つだけの基本的
  な機能を持つ。それが『マーケティング』と『イノベーション』である。
  『マーケティング』と『イノベーション』だけが“成果”をもたらす。」
  未来へ向かって企業を羽ばたかせる守護者は、この二つの機能だとなります。


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VBA実践塾 塾長 浅井良一
   執筆者 マネジメント担当 野間理市
http://vba.asai.net
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