黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編

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メルマガ名
黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2018年12月12日
 
発行部数
351部
メルマガID
0001672748
形式
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
カテゴリ
教育・研究 > 高校生向け > 歴史

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    黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編
      Vol.140  H30.12.12

        http://rocky96.blog10.fc2.com/

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こんにちは!黒田裕樹です。
通史でたどる歴史講座の「昭和・戦後編」、今回は「保守政権の動揺(
後編)」です。大平首相の急死を受けて誕生した鈴木善幸内閣と、その
後に長期政権を維持した中曽根康弘内閣の「功罪」をそれぞれ詳しく探
ってみましょう。

(※文章中の「◎」は、教科書において太字などで強調された重要語句
です。文末にもまとめて掲載しています)

「保守政権の動揺(後編)」
http://rocky96.blog10.fc2.com/blog-category-579.html

1979(昭和54)年2月にイラン革命が起きると、これをきっかけ
に石油生産が中断されたことを受けて、原油価格が大幅に上昇しました
。これを「第2次石油危機」といいます。2度にわたる石油危機におい
て、企業は「省エネルギー」を進めたほか、新規採用の抑制やパート労
働への切り替えなどで人件費を削減した「減量経営」を行いました。

こうした努力の結果、第2次石油危機の影響は、かつての第1次石油危
機と比べるとそれほど大きいものではなく、危機を乗り切った大平内閣
は財政再建をめざし続けましたが、昭和55(1980)年の衆参同時
選挙の期間中に、大平首相が死亡しました。

現役首相の急死という非常事態を受け、弔(とむら)い合戦となった選
挙戦は、自民党が安定多数を獲得するなど圧勝に終わり、鈴木善幸(す
ずきぜんこう)が新たに内閣を組織しました。

鈴木内閣は「増税なき財政再建」をめざして第2次臨時行政調査会(=
臨調)を発足させたほか、参議院選挙の全国区で「比例代表制」を導入
しました。その他、鈴木首相は現職の内閣総理大臣として初めて北方領
土や復帰後の沖縄を視察しています。

ところで、この鈴木内閣の時代に、我が国の教育や国益そのものを著し
く損ねる出来事が起きてしまったのをご存じでしょうか。いわゆる「教
科書誤報事件」のことです。

鈴木内閣時代の昭和56(1981)年に、政府与党の自民党が教科書
制度改革案を発表しましたが、これに危機感を抱いた人々によって「日
本が再び軍国主義の道を歩む」などと政治問題化されたとともに、わざ
わざ中華人民共和国や韓国に「ご注進」が行われました。

そして、翌昭和57(1982)年6月に「日本の教科書検定によって
、華北(かほく、チャイナの北部地域のこと)への『侵略』が『進出』
に書き換えられた」と我が国の大新聞が一斉に報道し、中華人民共和国
や韓国が日本政府に抗議する騒ぎとなりましたが、これは全くのデマで
あり、明らかな誤報でした。

にもかかわらず、当時の宮澤喜一(みやざわきいち)内閣官房長官が「
近隣の諸国民の感情に配慮した教科書にする」という主旨の発言をした
こともあって、以後の教科書検定において「近隣諸国条項」という名の
自主規制が設けられてしまったのです。

教科書誤報事件によって、我が国の教科書検定という、完全に日本国内
の問題でありながら、中華人民共和国や韓国に「検閲(けんえつ)権」
を認めてしまったことで、健全な青少年の育成に欠かせない教科書が、
外国の干渉を平気で受けいれるようになってしまいました。

しかも、この問題が表面化した以降に、中韓両国による執拗(しつよう
)な内政干渉や、我が国の謝罪外交が常態化するという悪しき慣習を生
み出してしまい、それらは今もなお我が国に深刻な影響を及ぼし続けて
います。

なお、事実と全く異なる報道を行った大新聞のうち、その後に正式に謝
罪をしたのは、産経新聞ただ一社のみです。

昭和57(1982)年11月、鈴木善幸にかわって中曽根康弘(なか
そねやすひろ)が首相となり、内閣を組織しました。「戦後政治の総決
算」を唱えた中曽根内閣は「◎行財政改革」を推進して、電電公社と専
売公社を昭和60(1985)年に民営化(現在のNTTとJT)した
ほか、昭和62(1987)年には国鉄(=日本国有鉄道)を分割民営
化(現在のJRグループ)させました。

また、昭和59(1984)年には、首相直属の諮問(しもん、意見を
求めるという意味)機関である◎臨時教育審議会(=臨教審)を設置し
て教育改革に着手したほか、外交では日米関係の緊密化を図り、当時の
アメリカのロナルド・レーガン大統領と愛称で呼び合うほどの親密な関
係を構築しました。いわゆる「ロン・ヤス」関係のことです(詳細は「
平成時代」で紹介します)。

中曽根内閣は、昭和61(1986)年の衆参同時選挙で自民党が圧勝
するなど、安定した政治ぶりを見せましたが、昭和62(1987)年
に財政再建のための大型間接税の導入に失敗すると、同年11月に約5
年続いた政権に幕を下ろしました。

ちなみに、大型間接税は後の竹下登(たけしたのぼる)内閣によって「
◎消費税」として実現し、平成元(1989)年4月1日より実施され
ました(詳細は「平成時代」で紹介します)。

ところで、中曽根首相が昭和60(1985)年に終戦記念日である8
月15日に靖国(やすくに)神社を公式に参拝した際に、教科書誤報事
件と同様に中韓両国などによる猛反発を受けたことで、以後の参拝を中
止しました。

このことが、我が国の一部マスコミが中心となって歴代首相や大臣らが
靖国神社に参拝することをためらわせる風潮をつくり上げるきっかけと
なったのではないか、と考えられており、現在の安倍晋三(あべしんぞ
う)内閣にまでその影響が続いてしまっています。

なお、中曽根首相が靖国神社への参拝を取りやめた昭和61(1986
)年の終戦記念日に、昭和天皇は以下の御製(ぎょせい、天皇による和
歌のこと)をお詠(よ)みになっておられます。

「この年の この日にもまた 靖国の みやしろのことに うれひはふ
かし」

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  今回の重要語句(教科書において太字などで強調されたもの)

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◎行財政改革
◎臨時教育審議会(=臨教審)
◎消費税

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  最後までお読みいただき、有難うございました。
  次回(Vol.141)は12月19日に発行します。
  「貿易摩擦とバブル景気」

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黒田裕樹の歴史講座・メルマガ編

◎発行責任者:黒田裕樹(歴史講演者/大阪府内の公立高校非常勤講師)

◎公式サイト:黒田裕樹の歴史講座
http://rocky96.blog10.fc2.com/
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