花輪陽子のシンガポール富裕層の教え　海外投資＆起業実践編

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花輪陽子のシンガポール富裕層が教えるお金持ちになる方法
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■はじめに
ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。私が住む、シンガポールには世界中から富裕層が集まります。富裕層の投資動向を調査分析するウェルスインサイト社は、2020年までにシンガポールはスイスを抜いて、世界最大のオフショア金融センターになると予測しています。新興アジアでは日々新たな富裕層が産まれて続けているので、お金の執事であるプライベートバンカーの数を増やしている金融機関も多いのです。

私がシンガポールに渡ったのは4年以上前。きっかけは夫の海外での仕事でした。当時1歳になりたての子供を連れての初めての海外生活で、実は最初の2年間は、たまにコラムを書く程度の駐妻（海外駐在員の妻）ライフを満喫していました。

世界一物価が高いと言われ、全米大ヒットの映画「クレイジー・リッチ」の舞台にもなったバブルのシンガポール生活。華やかな外国人駐在妻に憧れて、見栄からの消費もあって、日本にいた時に共働きでがむしゃらに働いて作った貯金は大きく減るばかり。夫のMBAや子供のインター校の学費を払うと銀行口座が空っぽという恐怖の日々も体験しました。

そんな私にとって転機が訪れたのはシンガポール富裕層達との出会いから。背伸びをして子供を学費の高い学校に入れ、夫がシンガポール大学のエクゼクティブMBAコースに通い始めると、中国、インド、インドネシア、タイなどアジアの富裕層と知り合う機会が増えました。世界的な富裕層で冒険投資家として著名なジム・ロジャース氏の自宅に行ってインタビューもしました。

また、仮想通貨や株式などで利益を上げたり、会社の売却などで、億り人（おくりびと）となって海を渡って来た日本人のニューリッチ達。寝ていてもお金が入ってくる仕組みを作り出した20代の若者など起業家達にも出逢い、話を聞きました。そう、シンガポールはトップ１％上澄みの人たちが世界中から目指してくる場所だったのです。

富裕層と身近に接することによって、そのエネルギーを肌で感じ、行動や思考などを真似ることによって、それまでと見える世界が変わるようになりました。また、「ひょっとして自分でもできるのではないか」といった嫉妬のブラックパワーを野心に変えていくようになります。日本にいた時には満足をしていたライフスタイルも、海外に出てみると完全に自分達が若輩者だと気づかされ、再び焦りと初心を取り戻し、ハングリー精神に火をつけることができたのです。

「心地の良い今の場所にいては成功できない。背伸びをしてでもたかみを臨みたい」と思うようになったのです。

また、AIによって職が奪われる現代は「キャリアショック」とも言われていますね。グローバルという大海の中に、個人としてポンと放り出され、今までに培った強みを活かして何ができるのかを日々真剣に考えるようになりました。サバンナを生き抜く女豹のように、「今日も生きられた」と、毎日、緊張感の中に生きるようになりました。

富裕層と仲良くしていて驚いたことに、彼らはあくせく働くことなく、次のビジネスチャンスや投資先を考え、子供の休みに合わせて世界中を家族旅行し、子供の行事にも家族で参加をしているのです。スマホをずっといじって常に仕事をしていて、子供の学費の請求書にオドオドし、ビザの更新にドキドキしている自分達とは大違いだったのです。中には今は仕事を一切していないという人すらたくさんいます。

「一生懸命勉強をし、勤勉でないと成功できない」-努力は報われる型の成功体験がガラガラと音を立てて崩れ落ちていきました。夏は１ヶ月以上バカンスに出かけるヨーロッパの人達、高校まで一貫で中学校までほとんど宿題のないインター校、学歴も職歴もパッとしないニューリッチ、遊んでばかりでも成功している人たちがたくさんいたのです。彼らのようなライフスタイルを実現させるには日本型の成功モデル「努力は報われる」を変え、成功するためのアクセスカードを手に入れる方法を考えるしかないと気付かされたのです。

シンガポールは良い意味でも悪い意味でもお金が物を言う国です。「こんなに遊んでばかりで」と思っていた人たちも実は配当収入や不動産収入があったり、会社のビジネスオーナーで社員に仕事を任せていたりと、会社からの給料だけではない方法で収入を得る仕組みをガッチリと作っていたりしているのです。

そこで、一念発起。成功をするためにまずはベースとなるお金を作り、働き方を変えるしかないと強く念じるようになったのです。

世界中どこであれ、おカネを殖やすためにできる要素は、次の3つの要素しかありません。

「収入を増やす」
「支出を減らす」
「運用リターンを上げる」

（収入　-　支出）×　運用リターン

「言うのは簡単だけどできないよ」と言われる人もいるかもしれません。ですが、今銀行口座がゼロになって、目の前の請求書の支払いをするために何ができるのかを想像して真剣に考えてみてください。

実は我が家は、学費の支払い、税金の支払い、法人設立のためにかかる費用などが同じ月に同時に発生してしまって普通預金がすっからかんになってしまったことがあります。
そこで真剣に現地通貨を生み出す方法を考えぬいたことがあります。今自宅にあるものを買取りショップに持っていく、日本語が必要な外国人の手伝いをする、タクシーに乗らずに公共の交通機関を利用するか歩く、自宅にあるもので食事を作るといった容易にできることをいくつか組み合わせて、日本から送金をする、他の金融資産を取り崩したり、銀行の口座維持費を取られることなく、しのぎました。
人間追い込まれると馬力が出るので色々とアイディアが沸くのです。

収入に関しては、副業解禁から会社員でも副業ができる会社も増えました。私のセミナーの受講生の多くもサラリーマン大家だったり、金融投資をバリバリしている人が多いです。中にはビジネスオーナーの人もいます。私も海外法人を作りましたが、法人をうまく活用することによって信用を引き出し、売上を伸ばしていくことも可能になります。収入を上げる具体的な方法も今後じっくりとお伝えしていきます。

支出の管理に関しては富裕層の方が非常にシビアです。
配当収入の範囲で支出をする、資産になるもの以外は一切買わない、タクシーに乗らない、自宅で食事を取る、クレーマーと紙一重なほど自分の権利や資産を守る、など感心するほど徹底している方も多いのです。
また、普通預金にお金を置き過ぎると使いがちなので口座を複数に分けて使いにくくさせることも必要です。特に海外の口座は一定以上の残高がないとペナルティーが取られるのでその要件をクリアさせるインセンティブが働きます。シンガポール富裕層から学んだ驚くべき倹約法もこのメルマガの中でもご紹介していきましょう。

運用リターンに関しては、シンガポールでは３％リターンを目指すのは当たり前です。欧米人は６-７％をリターン、中華系は二桁リターンを目指します。対して、日本では３％で運用をすることもおぼつかないでしょう。
果たして、金融機関がオススメする投資信託を買えば本当に老後資金が準備できるのでしょうか。私が見てきた多く方は日本の投資信託で損失を出している人が非常に多かったです。投資信託は元本が確約ではない上に保有している限りコストがかかり続けるからです。
また、日本の金融商品の中では国外には持っていけないガラパゴス商品が多くあると言うことにも気がつかされました。できる限り安全に３％以上の利回りを確保していく具体的な方法や国内外の金融機関の使いこなし方をこのメルマガの中でお伝えしていきたいと思います。

このメルマガでは、悲喜こもごもなその体当たり体験と、そこから分かった、実行可能で高利回りの資産運用やビジネス、倹約や節税によって毎月のキャッシュフローを最大限に増やす方法をご紹介していきます。それは、低金利で資産運用難に悩む日本人を救うための一つの解決法になると確信しています。

世界の富裕層の間では常識だけど、日本人が目を丸くするような海外での資産運用の手法とグローバルライフプランニング、節税も含めた相続対策が分かり、国内では低金利でよい運用先が見つからないと悩む人、日本の財政リスクから老後資金を防衛したり、キャリアショックから海外に拠点を作りたいと考えている人の資産運用やライフプランを救う支えとなれば幸いです。皆さんの一歩前を歩むメンターとして、お金やライフプランの悩み相談にも回答していきます。

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■本日のまとめ

おカネを殖やすためにできる3つの要素

「収入を増やす」
「支出を減らす」
「運用リターンを上げる」

（収入　-　支出）×　運用リターン

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■次回お伝えする内容

日本に住み続けるのは損？
海外に行く方が得をする人　
シンガポールでできる節税は？

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■著者のセミナー情報
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・東京　
7月17日　6:30-9:00PM @都内のタワーマンション
7月18日　11:30-2:00PM ＠銀座SIX
7月31日　6:30PM ＠四谷　
8月3日　PM1:00〜PM 2:30 ＠幻冬社　
https://100mylifeplan.com/2019/06/10/tokyoseminar/
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・シンガポール　
8月10日AM11:00〜PM1:00@トリプルワンサマセット
https://100mylifeplan.com/2019/01/14/seminar_info/

■花輪陽子の著書一覧
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アマゾン著者セントラル
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ジム・ロジャーズ著者　花輪陽子他 監修
『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)　
7/20発売の予約が開始されました。
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