世界恐慌　日本財政破綻は本当に起こるのか

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その経済知識を皆様のお役に立てればと思います。


今現在　世界的に債務が積み上がり今後のいく末に関して確度の高い情報を求めている人が増えていると思います。
しかし日本の隠ぺい体質、国民の横並び意識によって本当の情報が遮られてしまっていると感じます。
地動説の正しさを純粋に追及していた研究者が処罰されていた時代と似てきたとさえ思う今日です。
経済をある程度、勉強した方の興味は、財源がつきても中央銀行がお札を刷れば・・・。
インフレになるまではお札を刷れる・・・。
財政政策で成長可能、財政赤字がひどくても、MMT理論によって解決する。
これらの疑問に明確な答えがないということでしょう。
完全な答えは出ないにしても、もうおよその答えはあるといえる段階にあります。
今、先進国の扱いを受けている国もかつては途上国でした。
途上国の通貨と賃金が上昇して先進国に成長していくのですが、成長が止まり頭打ちになる段階に至ると金利を下げて
経済を上向せようとしても反応しなくなります。
かつての日本も、バブル崩壊後の９７’あたりから今の異次元緩和に至ったプロセスがそうです。
そしてゼロ金利政策以降は、ほぼ必ず銀行の超過準備が積み上がり、異次元緩和のような大規模緩和にすればするほど、出口の
困難さが増していく。
この様なパラドックスは今後の新たな実験の結果として残るように思います。
今先進国がやっている大規模緩和は結局、一時的な回復で終わり非常に厳しい局面が訪れる。
それはマクロの経緯調整をしたところでミクロの構造改善を促すことはできない。
ケインズは基本、資本主義は創造的破壊で成り立っていること、節約のパラドックスの部分的な誤り
について深い洞察を怠っていたのです。
オーストリア派のハイエクが指摘したことです。
そのほか　今後の資産防衛のことや、なぜ貴金属が上がらざるを得ないのかなど
総合的に分析していこうと思います。
読者さんのお役に立てれば幸いです。