クレモナ通信

ルーク・カフェ　ローストラボ　『クレモナ』　　　　　　第560　2019年3月22日
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もくじ
ストリップの衣装のようなもの
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　おはようございます。現代音楽について前回まで書かせていただきましたが、これだけ真剣に考えても現代音楽が理解できません。
もちろん、私の理解力が不足しているのかもしれませんが、２５歳の普通の女の子が理解できない音楽を芸術とは呼ばないという結論に達したので、本日より新しい連載をいたします。
　　
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　◆楽譜というものについて
　現代音楽というものが理解できないという結論で締めくくりましたメルマガですが、ここで楽譜について考えていきます。
　一部の現代音楽ではしっかりと楽譜を書かれていない作曲家もいます。そこに存在するのは偶然性というものらしいのですが、
偶然で音楽をしてもわからないというのは、前回までのメルマガで結論に至りました。また、他のジャンルの音楽でも楽譜をしっかりと書かないジャンルもあります。
　ジャズやロックなどがそういったジャンルになるのですが、モチーフだけで音楽を成り立たせようとする行為で、
これらの音楽は中身がなく薄っぺらいものでしかないということは以前もお話をしました。
　では、クレモナとして楽譜をどのように考えているのかを少し考えていきたいと思います。


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　次回第７会定期公演は、9月7日（土）　１３時開演
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　◆ストリップの衣装のようなもの
　クラシック音楽の演奏家にとって楽譜というのはなくてはならないものです。ですが、楽譜だけがすべてではありません。
結局は楽譜に頼って演奏するわけにもいかなく、その先にある美しい芸術を見出さなければなりません。
　でも、楽譜がないと絶対に美しさを表現することができません。モチーフだけでは、音楽にはならないんです。
この問題はベートーベンの時代でも多くの言葉が残っているくらい古くて新しい問題だといえます。

　もっと、分かりやすく説明すると、楽譜はストリッパーの衣装のようなものと言えます。
ストリップって実は見たことがないのですが、初めは絶対に衣装を付けて出てくるわけじゃないですか。
最後には脱いで衣装は要らなくなるのですが、はじめは絶対になくてはならない必須アイテムです。
　美しさを表現するためには、すっぽんぽんで登場するわけにはいきません。つまり、楽譜というのは出発点であり、楽譜がないということは出発できないということです。




　本日は、ここまでにします。
ぴかりん　２５歳
　
『ルーク・カフェ』　ローストラボ　クレモナ
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