河合翼の心理学・科学メルマガ　～1日1ページの教養～

本日は心理学を用いて目標達成率を３倍にまであげる方法を紹介します。

このメールマガジンでは、脳科学や最新の心理学をもとにストレスや悩みを解消していく事が目的です。サークルや飲み会での会話のネタとしてもお使い頂ける様な情報もお届けします。ご家族や友人の会員登録もお待ちしております♪

それでは早速紹介していきましょう！

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こんな悩み事したことありませんか？
「目標を掲げても実行できない」「あの時はやろうと思ったのに…」「気付いたら時間だけが流れいていた」

原因の１つは、目標の内容ではなく「目標の掲げ方」なのです。


人の心理について知り、対策を講じる事でラクに目標達成に近づけます！！！
そこで、ここからは海外の心理学者による２つの実験をもとに心理について説明して行きます。

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心理学者　ヤーコブ・トローぺによる実験

人は遠い将来の目標を考えるときには理想主義者の視点に立ち、近い将来について考えるときは現実主義者の視点に立つことが判明。


１,テルアビブ大学の学生を対象に行われた実験で、まず２グループに分け、Aグループには締め切りを「1週間後」とし、Bグループには締め切りを「2ヶ月後」に設定しました。

2,次にそれぞれの学生は「容易だが退屈な宿題」「難しいが将来に活かせる宿題」の２つから片方の宿題を選択させたところ、Aグループの学生は「容易な宿題」を、Bグループの学生は「将来に活かせる宿題」を好んで選んだのです。



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心理学者　ニラ・リーベルマンによる実験

人は遠い目標を掲げるときは「Why＝達成をする事で得られるメリット」について考え、近い目標を掲げるときには「What＝どのように達成するか」について考える事が判明。

１，まず全員の学生に「引っ越し」というワードを与えました。

２，片方の学生グループAには近い将来（明日）を想像させ、もう一方のグループBには遠い将来（1ヶ月後）を想像させました。
するとAグループは引越しに関して、「新しいアパートに引っ越す」「荷物を梱包して運び出す」という具体的な行動を想像しました。その一方でBグループは「新生活を始める」「一人暮らしを始める」という抽象的な行動を想像する事がわかりました。

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２つの実験結果からわかる通り思考パターンがあり、それらを自覚し再認識する事で良い目標を立てる事ができるのです。遠い目標や近い目標について考えるときにはWhatとWhy両方についても考え、目指す上で起こりうる障壁についても想像しましょう。障壁について考える事で目標達成率も上がると、心理学者ダニエル・ギルバートも述べています。


いかがだったでしょうか？今回は達成率を上げる方法を紹介しました。
大きな目標だけでなく、大きな目標を立てる際にも使えるので様々な場面で活かしてください！



最後までご覧いただき有難うございました。また次回の配信でお会いしましょう！！！

本日の方法以外でも、目標達成に関する情報をお伝えさせていただきますので、
次回配信もお楽しみに♪

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河合翼