韓国の現代音楽：ゴスペルからK-POPまで

日本におけるK-POPの歩み
第１期
１）日本で初めてヒットした韓国の歌、『黄色いシャツ』
　　当時は、異国情緒を感じさせる歌という位置づけだったと思われます。

２）チョ・ヨンピル
１９７５年、韓国で初めて、チョ・ヨンピルがデビュー
１９８２年、日本でも初めてデビュー（レコードを発売）
１９８７年紅白『窓の外の女』
１９８８年紅白『恨五百年』
１９８９年紅白『Q』
１９９０年紅白『釜山港へ帰れ』（演歌のようで、日本人親しまれ、
今もカラオケなどで歌われています。）

諸族事務所：デビュー前はシステマティックに動いていませんでしたし、新人発掘もしていません。


第２期
１）２０００年　BoAデビュー（日韓同時デビュー、初めからK-POPシンガーとして育てられました。）14歳でデビュー、その前に３年間練習生としてトレーニングを受けています。内容は、歌、ダンス、日本語、英語で日本のバラエティー番組に生出演できるレベルまで、日本語を磨いています。第１期に比べて、かなり特殊なケースといえます。）韓国のSMエンタテイメント（事務所）が育て。２００２年から２００７年まで、６年連続で紅白出演。オリコン・アルバムチャートで、６枚連続１位になりました。

事務所：本格的な新人発掘作業を行い世界的な活躍を出来るアーティストを育てるようになりました。　幼い頃から長期間のトレーニングを行うのだけでなく、早期から有望なものを見つけることに力を注ぐようになりました。。
外国語、ダンス、などのトレーニングをするのは世界進出するためです。そして、オーディションを行い、有望な新人を探します。

２）世界的な人気を得た東方神起。
２００４年、韓国で東方神起がデビューし、デビューアルバムが２４万枚売れました。
　２００５年、日本でもデビュー
K-POPアイドルとして、初のドームツアーを実現。2009年２度の東京ドームコンサート。２０１３年、５大ドームツアーを実施。この時の観客は８９万人。その年の日本国内開催コンサートとしては、第２位。
奴隷契約問題：２００９年に５人の内、三人が訴訟をおこしました。１３年という長期間に及ぶ契約期間と過度な損害賠償額、予定条項、などを主な内容とする、SMエンタテイメントとの専属マネジメント契約に対する（専属契約効力停止仮処分申請）を行いました。最終的に任意調整により、専属契約終了で合意。三人はJYJの新たなグループとして活動を開始したので、残ったユンホとチャンミンの二人体制となりました。

３）２００７年、韓国で少女時代、デビュー
４）KARA
５）ビッグバン


第３期
防弾少年団
TWICE

2015年コンサート市場は３１８６億円
音楽ソフトと有料音楽配信の合計が３０１５億円
コンサートの集客力が大きな意味を持つようになりました。
日本レコード協会の統計によれば2017年の日本の音楽コンテンツ市場は、CDなどの音楽ソフト市場が2,320億円、音楽配信市場が573億円で、合わせて2,893億円の市場規模。しかし、音楽ソフト市場は年々縮小しており、音楽コンテンツを利用する媒体はCDなどのパッケージから音楽配信サービスに移りつつあるのも確かです。
　ICT総研では、音楽サービスの主流となりつつある定額制音楽配信サービスの市場動向について調査を行い、現在の市場規模を推計。ICT総研の需要予測では、2017年末時点で日本国内の音楽配信サービスの利用者数は約1,780万人。

2017年のライブ・エンタテインメント市場規模は、５年ぶりに前年割れとなった2016年から一転、2.5％増の5,138億円＜速報値＞と推計され、過去最高となる見込みです。
日本におけるコンサート NIKKYLE STYLE
２０１３年：３００万人
２０１４年：３４６万人
２０１５年：２８４万人
２０１６年：３８０万人
２０１７年：３６３万人

以上