たぱぞう投資大学メルマガ

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たぱぞう投資大学メルマガ

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〇たぱぞうメルマガを始めます。

　たぱぞうです。最初に自己紹介をします。

　株式、不動産、太陽光、仮想通貨に投資をしています。
　ブログ「たぱぞうの米国株投資」
　ＹｏｕＴｕｂｅ「たぱぞう投資大学」
　上記を運営しています。

　これらとは別に、米国株関連の著作を６冊上梓してきました。

　書籍がいったん落ち着いたこともあり、月に２回のメルマガを発刊することとなりました。メルマガではおおよそ以下の内容を取り扱っていきます。

・米国株概況
・米国株投資をするにあたっての基礎知識
・不動産投資について
・太陽光投資について
・広い意味での投資、生き方やあり方について

　ブログよりやや範囲の広い話題を、やや踏み込んで綴っていきます。

〇投資概況

　米国株は利上げを織り込みつつも、上昇も一服といった感が強いですね。テーパリングによりマーケットが下がると予想する向きもあります。しかし、直近の決算ではコンセンサス予想を上回る企業が８割近くに及びます。

　テーパリングの方向性を正当化するもので、当面は金利と企業業績の綱引きのような相場になるのでしょう。よく、「お祭りは終わった」と私は表現しています。つまり、過度に資金を突っ込み、勝負するような場面ではないということですね。

　リスク資産と安全資産のバランスを見直し、値動きに備えていく、そのような相場になっています。これに関しては、後半部分でも取り扱っていきます。

〇ハードアセット投資

　ハードアセット、主にここでは太陽光と不動産を指します。依然として物件がなかなか出ず、融資も厳しいですね。一方で、法人向けの融資はコロナ関連でよく出ており、そのため物件価格が高止まりしています。

　太陽光に関しては、セカンダリが成熟してきました。残年数が多いものに関しては融資期間が長く取れるため、新規よりも魅力的なものも散見されます。

　さらっと書きましたが、次号以降踏み込んでいきたいと思います。

〇米国相場とボラティリティ

　ここ最近、相場のボラティリティが大きくなってきています。株価変動指数の一つに、VIX(Volatility Index)というものがありますね。よく知られるVIXは恐怖指数とも呼ばれており、市場が不安定になると、数字も高くなる傾向があります。

　ここ１年のチャートをみてみると、相場のボラティリティが高まっているのがわかります。

　こういう相場では、今のままの投資スタイルで良いのかどうか迷ったり、積立投資を中断したくなったり、はたまた、投資資金を引き揚げてしまって負担をなくしたい、と思うようになってしまう人も少なくありません。

　とかく疑心暗鬼になりがちで、目先の値動きが気になってしまったり、取り乱してしまったりしがちです。

　しかし、このような変動時にこそ、落ち着いて投資を継続していくことが大切ですね。なぜならば、株にしても指数にしても、短期でそんなに急に価値が変わるわけでもないからです。

　目の前の急激な値動きは、機械的なプログラム売買に代表されるような一時的な需給バランスのずれや、投資家の心理の動揺によって生じているものです。つまり、長期投資家にとってはさほど気にする必要はないものです。

　このような相場のブレが大きい時でも心穏やかに過ごすには、自分の中に軸を持つことがとても役に立ちます。S&P500を例に、私なりの目線を書き留めたいと思います。

　S&P500に関しては各企業の決算数字から見て4400ポイント割れは長期で安く、もし4000ポイントを割れることがあれば妙味があるでしょう。私自身、直近高値から10%下げたところで、少々買いに動きました。
　テーパリングを理由とする下げ相場では下げも限定的ですが、その後20％、30％、・・・最大50%下げたときにスポットで入れるような資金計画をたてておいてもよいでしょう。

　今は4500を回復し、大きな値動きはいったん収まりましたね。もちろん、相場がズルズルと下げ続ける可能性もなくはありません。

　いずれにしても、自分なりの目線を持っていないといつまでたってもチャンスをつかめない、あるいは、乱高下に振り回される、ということになります。

　これは不動産や太陽光もある意味では同じで、市況は気にはなるかもしれませんが、家賃相場や土地値、金利が目線に合うならば時間が経てば少なくとも損はしないですね。

　まとめますと、目先の値動きに対する自分なりの軸を持つことで、変動も想定の範囲内にして落ち着いて投資を続けられるということ。そして、常にその目線の先は短期的な変動ではなく、長期的な経済成長を軸に投資しているということ。

　遠近両用メガネのように、近場も遠い未来もくっきりと見据えて、投資を続けていくことですね。

　逆境また愛すべし。うねりはチャンスでもありますから、マーケットを楽しんでいきましょう

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発行・著作：たぱぞう

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