ルアーの博物館が解説するルアーの取説

デカダッジ
重さ2oz　長さ130.5mm　適応ライン14〜20ポンド
オススメタックルMH以上、7ftクラスのロッド　リールギア比　7前後のハイギア

取説
最初投げる前、儀式と言っても過言でないフェザーフックに水を馴染ませるところから始める。水につけて優しく揉むとすぐに水に馴染む。
とにかく投げて巻くだけでオッケー。
キャスト時、飛行中回転するような場合には少しラインのたらしを長めにとり、キャストする。
羽根がついているので横風を食らうと回転し易いので、向かい風か追い風の縦ラインで投げるのを意識してポジションをとる。
風の強い日はあまり向かないので出番が少ないが無風から風が吹き始めたタイミングなどで投入するとヒット率高い。
真夏のピーカン無風なんかでもバスイラつかせ系バイト狙うのもあり。
この手のトップウォーター系ルアーは下から見て透けるボディカラーと透けないボディカラーを用意しておきたい。
迷ったらブラック。

応用編
ボートとオカッパリで状況も変わるが投げたあとラインを水面に浸けずに巻くのが理想だ。
それができない場合はラインは通したいコースに落ちるようメンディングする。
落ちたラインのコースを通る事をアタマに入れてその先にバスが追い込み捕食できそうな場所があるかどうかをチェックしたうえで投げる。
この投げる前に食わせる場所、出そうな場所をイメージできるかが他人と差をつける鍵となる。
わかっててもついついテキトーに投げてしまうので一投を大切にするという気持ちで毎回向き合いたい。
リトリーブスピードはロッドを立てた状態でラインの重さだけで手前に寄せてくるスーパーデッドスローの巻き方と、普通にリールの巻きスピードで巻いてくるノイジー系アクションの巻き方がある。
他の羽根モノはどちらかができないものがあるがデカダッジはどちらも高次元で対応可能なのでオススメしたい羽根モノの一つである。

フッキング
口いっぱいにルアーが入る丸呑みバイトが多いので焦る必要はない。ワンテンポ遅らせてしっかりアワセを入れる。
理想は乗せるようにグッと魚の重みを感じるまでアワセる。
ルアーを弾いて飛ばしてしまうようなバイトのときは口の小さいバスだったと思って諦めるべし。
口いっぱいにルアーが入ってる状態でのハンドランディングは危険ですので優しくボディを抱っこするスタイル。
オカッパリならズリ上げなども視野に入れてファイト時は安全な場所に誘導する。

保管
フェザーフック（マラブーフック）が水を含み、そのまま放置するとフックがサビて終わるので必ず釣行後はボックスから出して日蔭干しする事。
マラブーフックは高いし手に入りにくいので神経質なほど気を使うべし。
他の羽根ルアーにはマラブーフックが無く、デカダッジの個性でもあるのでマラブーフックはできるだけ大事にしよう！
魚がかかったときもペンチなどで外すときに毛が抜けないように細心の注意をするべし。

アフターパーツ
羽根が壊れたり羽根の穴が広がり、グラグラになった時には交換可能なアフターパーツのウイングと
毛が抜けまくったときや色変したい時用のマラブーフックがあるが価格のことを考えると使い込んだデカダッジは部屋に飾り、新しいのを買うのもありかなと思います。
そこまで使い込まれたならもう十分働いてくれたということで休ませてあげましょう！