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米国人は何を歌っている?2015年NYカラオケ・ソングトップ10

年末も差し迫って色んな「今年のランキング」が登場しています。NY在住でメルマガ「ニューヨークの遊び方」の著者・りばてぃさんが、アメリカでの今年のカラオケソングランキングTOP10を紹介してくれています。日本で人気のあの曲から、海外ドラマのあの曲まで。さてどんな曲が入っているのでしょうか。

NYで人気のカラオケ・ソングトップ10

それでは、さっそく第10位から。

じゃーん!!!

第10位、ディズニー映画『アラジン』の挿入歌で誰でも知ってる名曲、『ホール・ニュー・ワールド』(A Whole New World)。

1992年に公開されたディズニー映画『アラジン』で世界的にヒットした男女デュエットのバラード曲。

近年、日本ではアニメ・ソングが人気だが、アメリカでもディズニー・アニメの名曲は大人気。

たぶん、日本のカラオケで歌われている方も多いのでは?

〔ご参考〕

●第10位:Aladdin – A Whole New World

続いて第9位!!!

イギリスの若手シンガー・ソングライター、サム・スミス(Sam Smith)の2014年8月リリースのヒット曲、『アイム・ノット・ザ・オンリー・ワン』(I’m not the only one)。

この曲は、同年5月に発売した彼のデビュー・アルバム『In the Lonely Hour』からの4曲目のシングル・カット曲。

このアルバムにより、グラミー賞6部門にノミネートされ、最終的に、Best New Artist(最優秀新人賞)、『Stay with Me』へのRecord of the Year(年間最優秀レコード賞)とSong of the Year(年間最優秀楽曲賞)、『In the Lonely Hour』へのBest PopVocal Album(最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞)の合計4部門での受賞を果たした。

これは、第57回グラミー賞授賞式での最多受賞数で、サム・スミスは一躍、世界の人気シンガーに…。

あと、この曲は、同じアルバムからシングル化され、大ヒットした曲でも、カラオケでは、グラミー賞受賞曲ではない曲の方が人気が高い…ということを示す分かりやすい実例の1つでもある。

〔ご参考〕
●第9位:Sam Smith – I’m not the only one

続いて第8位!!!

アメリカの超実力派R&Bシンガーソングライターで音楽プロデューサーのR・ケリー(R. Kelly)の
『イグニション』(リミックス)(Ignition(Remix))。

今のアメリカのブラックミュージック界で、歌・作曲・アレンジ・音質の追求のどれにおいてもほぼトップ、才能の固まり、ただただ器用と評価され、ブラックミュージック界のポール・マッカートニーとも言われているR・ケリーの名曲の1つがコレ。

でも、カラオケでこのラップ調のバラード曲を上手に歌うには、めちゃめちゃ歌唱力が必要だろう。

〔ご参考〕
第8位R. Kelly – Ignition(Remix)

続いて第7位!!!

♪ありの~ままの~姿見せるのよ~。

もはや説明不要だろう。

昨年2014年に日本を含め世界中で大ヒットしたディズニー映画『アナ雪』の挿入歌のオリジナル、イディナ・メンゼル(Idina Menzel)さんによる『レット・イット・ゴー』(Let It Go)。

イディナ・メンゼルさんの凄さや、『レット・イット・ゴー』のヒットぶりについては、ブログの過去ログでも多々ご案内しているとおり。

〔ご参考〕
●第7位:Idina Menzel – Let It Go

「アナ雪」本家のイディナ・メンゼル(Idina Menzel)さんの凄すぎるご経歴

続いて第6位!!!

イギリスの若手シンガーソングライター、エド・シーラン(Ed Sheeran)が2014年にリリースしたアルバム『X(読み方はマルティプライ、multiply)』から同年9月にシングル化されたバラード曲、『シンキング・アウト・ラウド』(Thinking out Loud)。

この曲で、エド・シーランは2度目の全英1位を獲得。アメリカのビルボード・トップ100でも8週続けて2位という歴史的記録を打ち立てた。

ちなみに、このエド・シーランの2011年のデビュー・シングル曲、『The A Team』を、オリジナルを凌駕するほどの歌声で、しかも、地下鉄のホームで歌ってるシンガーの方の動画を、以前、ブログの方でご紹介したことがあったので、その過去ログもご参考まで。

〔ご参考〕
●第6位:Ed Sheeran – Thinking out Loud

NYの地下鉄シンガー、David Laboyさんの歌うThe A Team

続いて第5位!!!

イギリスのシンガーソングライターで音楽プロデューサーのマーク・ロンソン(Mark Ronson)の11枚目のシングル曲で、米国の歌手ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)をボーカルに迎えた2014年11月リリースの大ヒット曲、『アップタウン・ファンク』(Uptown Funk)。

ここまでバラード曲が続いていたが、ノリノリのファンク。

マーク・ロンソンにとっては、初の全英1位となった曲で、世界的にヒットし、2014年11月19日からYouTube上で公開されてる公式動画の視聴回数は、なんと12億回を突破している。

なお、サビの部分の歌詞:DON’T BELIEVE ME, JUST WATCH

があまりにも有名になったため、それがそのまま曲名かと思ってる方も多いが、正しくは『アップタウン・ファンク』なので要注意。

〔ご参考〕
●第5位:Mark Ronson ft. Bruno Mars – Uptown Funk

続いて第4位!!!

やっぱり入ってた、今のアメリカ音楽界を牽引する超一流スター歌姫で、ニューヨーク在住、市の観光大使にもなられているテイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんの大ヒット曲、『シェイク・イット・オフ』(Shake it off)。

発売前の業界関係者の予測を上回って売れに売れまくって、2002年以降のアルバム・セールスの最高記録を更新した2014年リリースのアルバム『1989』からのシングル・カット曲。

もうこのあたりになってくると、あまりにも有名な曲のため説明不要と思うが、ブログの方でも取り上げているのでそのリンクをご参考まで。

〔ご参考〕
●第4位:Taylor Swift – Shake it off

テイラー・スウィフトさんの最新アルバム「1989」が記録的に売れまくってSNLが変なコント作る

さぁ、いよいよトップ3。いったいどんな曲が入っているのか?

第3位は!!!

なんとビックリ、さすがカラオケ、もはや伝説のバンド、クイーン(Queen)の天才フレディ・マーキュリーが作った名曲の1つ、『ボヘミアン・ラプソディ』(Bohemian Rhapsody)

リリースされたのは、今から40年前の1975年10月31日っていうから、「まだ生まれてなかったよ」という方もいらっしゃるのでは?すごい。すご過ぎる。

2002年に、ギネスブックを発行するギネス・ワールド・レコーズ社が31000人以上を対象に行った「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果、『イマジン』(ジョン・レノン)や『ヘイ・ジュード』『イエスタディ』(ビートルズ)を抑えて1位に。

2010年の調査では、この曲はビートルズやレッド・ツェッペリン、エルトン・ジョンなどの大御所の数々の名曲を抑え、イギリスで最も売れた曲にも選出。

〔ご参考〕
●第3位:Queen – Bohemian Rhapsody

続いて第2位!!!

キター!!!やっぱりねという感じだが、アメリカの人気ロックバンド、ジャーニー(Journey)の『ドント・ストップ・ビリービング』(Don’t Stop Believin’)

オリジナルは、1981年リリースだが、2009年に大人気ミュージカル・ドラマ『グリー』(Glee)の重要なシーンで劇中歌としてカバーされたことにより、超スーパー大ブレイク!!!

『グリー』の人気に火がついたシーズン2(全部でシーズン6まで)の最中の2011年に、音楽専門誌Billboardが公式サイトに掲載した「グリーの最も有名な歌唱シーンのトップ10」で第1位になったのもこの曲で、あまりに人気が高いため、シーズン5でも改めて劇中歌としてカバーされた。

〔ご参考〕
●第2位:Journey – Don’t Stop Believin’

人気ドラマ「グリー」(Glee)は今のアメリカ文化を学ぶのにピッタリ?

そして、第1位は!!!

じゃん、じゃ、じゃーん!!!!

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんの大ヒット曲、『ブランク・スペース』(Blank Space)

さすがテイラー・スウィフトさん。第4位の『シェイク・イット・オフ』とあわせてトップ10に2曲入り、しかも、1位。

アメリカに、いったい何人の歌手がいるのか考えたら、これはもう偉業と言うしかないだろう。

女性の皆さんは、もしカラオケで英語の曲を歌うことになったら、とりあえず、テイラー・スウィフトさんの楽曲を練習しておけばオッケーって感じ?

〔ご参考〕
●第1位:Tayor Swift – Blank Space

以上のトップ10を手短にまとめたカラオケ・チャンプのビデオもあるので、そちらもご参考まで。

〔ご参考〕
Happy Holidays from Karaoke Champ

image by:Shutterstock

 

メルマガ「ニューヨークの遊び方」』より一部抜粋

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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