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飲食店で「イラッ」とさせられた時には2つの対処法がある

お店側から不快な気分にさせられれば、誰でも苦情のひとつも言いたくなるもの。けれども実際に口に出してしまうと、それこそこちらに何の非もないのに店員には嫌な顔をされ、他のお客さんにはジロジロ見られ…こんな時、一体どうしたらいいのでしょうか? 無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが、自分も相手も嫌な気持ちにならない「正しいクレームの入れ方」をレクチャーしてくださいます。

お店にイラッとさせられたらどうすべきか

尊大になるつもりはないんだけど、

と言いたくなる場面もありますよね。明らかに売り手側に非があって、それに対する不平不満が生じてしまった時にはどう対処したら運勢に悪影響が出ないのかというケースですね。

昨今ではアルバイトが店舗従業員の主力というビジネスモデルがほとんどですから、お客の方がガマンさせられることってそんなに珍しく無いんですよね。そんな場合にはどうしたら良いのかというと、これは状況のふたつのケースに分類します。

ひとつは、あなたが、そのお店やサービスを初めて利用した時で、もう利用する可能性が低いというのであれば、そのお店の中ではグッと堪えて、お店の外に出てから感情を発露させましょう。要するに店を一歩出てから、「もうこの店には絶対に来ぇへんからな!」と悪態をつけば良いのです。相手に聞こえないところで言う分にはエネルギーのやりとりは発生しませんから。テメェこのやろ、と面と向かって言ってしまったら、売り言葉に買い言葉的に相手もイラッとしますけど、いないところでならその心配はありません。飲食店などで期待値を大幅に下回るものを提供された時に家人は、「こんなマズいところ、もう絶対来ないからね!」とお店を出てから叫びますから(笑)。

もうひとつのケースでは、何度も通っていて、たまたま今日はイラッとする対応をされた、というのであれば、これはその状況をガマンしてグッと飲み込むのではなく、お店のエライ人を呼んで冷静に評価を伝えましょう。こことここ、これが理由で不愉快になったんだよね、次回はちゃんと直しておくように、と伝えればおしまいです。

セミナーの2次会で頻繁に使うお店がいくつかあるんですが、ここでいつもよりサービスの質や、料理の質が落ちているのに気付いたら、帰り際、会計の後にマネージャーを呼んで、かくかくしかじかだからこれじゃダメよ、と伝えます。ここで重要なことは、感情的に話さないということ。評論家として評価をするようなつもりで、具体的に彼らの至らなかった部分を指摘してあげるのです。

次回そこが直っていれば良し、そうでなければそれでサヨウナラですね、ということがお店側に伝われば良いのです。これなら大人の会話ですから、感情的にネガティブなエネルギーが生まれることはありません。

このふたつを意識して使い分けると運勢をコントロール出来ると思いますよ。

image by: Shutterstock

 

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