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人は見た目が何%? 第一印象で嫌われないために気をつけるコト

ビジネスシーンでも私生活でも、相手に嫌悪感を持たれてしまってはお話になりませんし、何としてでも避けたいものですよね。『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では著者で心理カウンセラー・吉田こうじさんが、他人に嫌悪感を与えずに済む3つの方法を記してくださっています。

どんなに心理テクニックを駆使しても、相手に影響を与えられないシンプルな理由

様々な相手の心理に影響を与えるスキルを研修やセミナーで伝えている僕だからこそ、あえて声を大にして伝えたいことがあります。それは何かと言うと…、

「どんなにテクニックを駆使しても、嫌いな人の言うことに影響は受けない

ということですΣ(゚д゚lll)

まあ当たり前っちゃあ当たり前ですね。だからこそ、「ラポール構築」が何よりも重要なわけです。ラポールとは信頼関係を築くためのプロセスのこと。最低でも「この人の言うことなら、とりあえず聞いてみようかな」といった関係性ができていないと、発する言葉が耳にすら入らないことなんてザラに起きます。ですから、影響を与えたい相手がいるのであれば、会話テクニック、心理テクニック以前の大前提として、相手とラポールを築いておくことが大切なんですよね。

ラポールを築くための効果的なコミュニケーションスキルってたくさんあります。ネットで「ラポール」「スキル」などで検索すれば山のように出てきますから^_^

ちなみに、僕がやっている講座「Buddha Mind」では、ラポールを構築するためのスキルを3つのレベルに分けて学びます。

レベル1は、マッチングやペーシング、叙述語などのコミュニケーションスキルを活用できるレベル。レベル2は、リフレーミングなど、相手の認知レベルに影響を与えるコミュニケーションスキルを活用できるレベル。レベル3は、コミュニケーションによって相手のフォーカスを変化させたり、ビリーフを変化させるためのコミュニケーションスキルを活用できるレベルです。

ただ、はじめにお話しした通り、いくらスキルを駆使しても、嫌悪感を抱かれていたらアウトなんです(T_T)。マッチングとかミラーリングとかペーシングとか、スキルはなんでもそうですが、相手に嫌悪感を抱かれたらアウトなんです。

人が人を嫌いになる要素ってたくさんありますが、ざっくり言うと、相手の価値観を逆撫でしなければ、そうそう嫌われることはないと思ってます。価値観の中には「ルックス」も入っていて、これってかなり好き嫌いの重要なファクターになります。ただし、ここで言っているルックスには身体的な特徴は含んでいません

例えば外見的なことで言えば、

などは、先天的な「センス」はあるにしても、後天的にいくらでも磨けます。ここで言っているルックスとは、そうした後天的に磨ける部分のことです。

例えば、僕の価値観では、初対面の人とビジネスの話をしようとする時に、シワがクシャクシャよって、ボタンが欠けてて、首回りが真っ黒になって、異臭を放つワイシャツを着ている人の話を聞こうとは思いません。ラフな格好でも、カチッとした格好でもどちらでもいいですが、清潔感がないのはNGです。

また、仕事柄、人を観察することが多いのですが、靴の踵の減り具合なんかも、僕の場合は気になるかな~。歩いていれば踵が減るのは当たり前なのですが、踵全体の1/3くらい急角度で減っていたりする人を見ると、「靴を履く前に、踵に注意を払う余裕がないのかな…」とか思っちゃって会話に集中できなくなるんです。あ、ルックスでいうなら「鼻毛」も僕的にはアウトですね^_^;;

こんなふうに人それぞれ色々な価値観を持っていると思いますが、これらは「ほぼ無意識にジャッジしちゃている」ものなので、なかなか止められないんですよね…。「おい!そういうお前はどうなんだ!」と言われそうですが、上記の点くらいは、一応気を配っているつもりです\(//∇//)\

ですから、コミュニケーションスキルで影響を与える以前に、こうした価値観のフィルターではねられてしまうと、スキルの影響を及ぼせなくなるわけですよ。

「じゃあ、どうすればいいの?」ってことなんですが、実はそんな小難しいことしなくても大丈夫なんです。

  1. 歯を見せて笑顔を作る(できれば目だけでも笑顔を作れるようにしておく)
  2. いつもオープンな姿勢を維持する(腕組み・足組しない、手を隠さない、縮こまらない、他者を否定・批判しない など)
  3. 相手の話に興味関心を持って細かく反応する(頷き、相槌、質問 など)

最低限、これら3つをしていれば、嫌われることは避けられるはずです。もちろん、清潔感のある身なりもですが…。

こうした土台があって、はじめてスキルが活きてくるので、コミュニケーションのノウハウを集めて駆使してもなかなかうまくいかないと思う時には、「清潔感を感じられるか?」「相手の価値観を逆撫でしていないか?」、これはチェックしてみるといいですよね^_^

image by: Shutterstock.com

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