アメリカ人の「主食」と言い切っても過言ではないソウルフード、ハンバーガー。街を歩くと至る所にハンバーガーショップがあり、どこに入っていいのか迷ってしまった経験をした方も多いのでは。今回のメルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』では、著者でハンバーガー通を自称する米国の邦字紙「WEEKLY Biz」CEOの高橋克明さんが、現地NYで食べに行って絶対に損はない、美味しさ太鼓判のハンバーガーショップを紹介しています。
最新ハンバーガー事情
実はハンバーガー通だと言うと、家族にも社員にも恥ずかしいから他では言うなって言われます。
先週、LAに出張に行った際、NYにはない店舗を巡り、それが楽しみだったりします。
日頃、食べ物をSNSにUPすることはないのですが、社会ネタとして。
3年前からTV放送されている人気リアリティーショー「WAHLBURGERS」の舞台で、視聴率もいいことから何かと話題のバーガー店「Wahlburgers(ウォールバーガーズ)」。 現在9州でお店を展開中。
ハリウッド俳優のマーク・ウォルバーグのお父さんがボストンの郊外でスタートさせ、その後、息子のマークともう一人の息子がフランチャイズ展開し、全国に広めていったバーガー店です。
NYの1号店、コニーアイランド店は連日大盛況で、タイムズスクエアのど真ん中にもオープン予定だとか。 時期が来ればおそらく日本にも進出するんじゃなかろうか(で、はとバスが止まったりするんじゃなかろうか)。
店内には、マーク・ウォルバーグと、彼らファミリーの写真が結構な数で展示されてます(笑)。
マックとシェイクシャックだけじゃないんです。
アメリカ人にとってのハンバーガーは、ソウルフード( ホントに日本人でよかった・笑)。
日本にすでに進出しているチェーン店だけじゃなく、だからと言って個人経営のダイナーのメニューだけじゃなく、それ以外にも、多くのバーガーチェーン店は存在します。
その中で個人的にお気に入りを紹介。 NYに観光で来た際、是非、足を運んで下さい。 いまどきシェイクシャックだと話題にできなくても、この2つなら、ちょっと通を気取れるかも。
オーダーを受けてから作り始めるバーガーは、冷凍でないアンガスビーフを使っているのが特長です。 鉄板に重しで焼き付けて(smash)、グリルされます。 これがSmashburgerの名前の由来にもなっています。
Schnippers もオーダーを受けてから、焼き始めるので、レジ横には、あと何分で焼き上がります、という表示が出ます。
そしてもうひとつ。
厳密に言うと「ハンバーガー」ではなく「ビーフサンドイッチ」なので反則かもしれませんが、ダントツで美味しいのは「Pat LaFrieda | Meat Purveyors(パット・ラフレンダ・ミート・プルベイヤーズ)」のステーキサンドイッチ。 農場からの直輸入のお肉なので、美味しいのも当然ですが、チップ、タックス合わせると日本円で2000円くらいしてしまいます。 レストランでもない、ファーストフードに2000円というのは日本の方にはちょっと考えられない感覚かもしれませんが、こちらでは珍しくはありません。
以前、マクドナルドで1000円バーガーが発売された時は話題になりましたが、こちらのダイナーでは1000円は普通(大きさは違うけどね)。
日本人にとってのハンバーガーと、アメリカ人にとってのハンバーガーは立ち位置が違います。 やっぱりこっちでは主食なんです。
この3つ以外にも数えきれないほど、多くのハンバーガーチェーン店がこの街には存在します。 ただ、僕のオススメ、というか個人的に好きな3つがこれなだけで。
食べ物ブログではないので、どこがどう美味しいかは、各自で来られた際に実際に行ってみてください。 全国展開しているSmashburgerのマンハッタン店はたった2店舗だけですが、SchnippersはNYのオリジナルということで5店舗。
マンハッタンの至る所にあるので、行きやすいかと思います。
もしお口に合わない場合は、、、、そこはただのジャンクフードなので、笑ってやってください。
ただ、それより、心配なのは。 。 。 。
アメリカ産のすべてを、クオリティーを横に置いて、出たと同時に輸入する我が母国。 。 。
すでに、この3つも日本にあるのかもな!(全然可能性あるだろうなぁ)
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