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鏡張りのような美しい紅葉も。京都を美しく撮れる紅葉エリア10選

 10月に入り、紅葉の季節がやってきました。紅葉のスポットといえば、真っ先に浮かべるのは京都ではないでしょうか? 数ある京都の紅葉スポットの中でも最近では「鏡張り」が見られる紅葉スポットが人気のようです。「鏡張り」も含めた、京都が美しく撮れる紅葉エリア10選をご紹介します!

 

今秋の「そうだ京都、行こう」は「東寺」

image by: 「そうだ京都、行こう。」ポスターギャラリーより

京都といえば、紅葉。紅葉といえば京都。

JR東海が1993年より実施しているおなじみのPRキャンペーン「そうだ京都、行こう。」では観光客を誘致するため、写真や映像などで京都の魅力をアピールするPR活動をおこなっています。今年の秋のキャンペーンで紹介されているのが、「東寺(とうじ)」。東寺は796年に創建された、京都市南区九条町にある仏教寺院で、観光スポットとしても有名ですが、秋には見事な紅葉を見ることができます。

思わず息を呑む美しさですね。この「東寺」の写真カットのように、いまのトレンド鏡張りの紅葉です。「鏡張り現象」とは水面や床などに周辺の風景が反射した現象のことを言います。この現象をうまく捉えて、鏡張りの京都の紅葉を美しく撮る人が続出しています。

鏡張りを含めた紅葉が美しく撮れるスポットをみていきましょう!

 

春と秋のみ拝観できる「瑠璃光院」

春と秋にしか拝観できない瑠璃光院(るりこうじ)」。今年は10月1日〜12月10日まで秋の特別拝観ができます。拝観料は2000円と少々お高めですが、書院の1階と2階から見る紅葉は息を飲む美しさ!鏡張りのショットも撮れることで知られています。
春は青もみじが観覧できることでも有名で、写真を撮ってSNSであげる人が続出!

 

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床からのショットも。

 

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見頃:11月中旬から12月初旬
拝観料:一般 2,000円
住所:京都府京都市左京区上高野東山55
公式サイト

 

世界遺産に登録「醍醐寺」

image by: 京都素材フリー

古都京都の文化財として世界遺産にも登録されている、京都市内最大の寺院「醍醐寺(だいごじ)」。モミジ、イチョウなどの落葉広葉樹も多醍醐寺の中でも注目すべきは、林泉の北東岸に建立された弁天堂 。水面が反射して、圧巻の光景に出会えます!

 

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見頃:11月中旬~12月上旬
拝観料:大人 1500円(10月15日~12月10日)/ 通常期 800円
住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
公式サイト

 

秋を写す水鏡が美しい「高台寺」

1606年に創建された高台寺は豊臣秀吉の妻ねねが、秀吉の死後に亡き夫を弔うために開いたお寺と言われています。桃山時代の名残りを感じさせる美しい池泉回遊式庭園は国の名勝としても指定されています。紅葉の季節にはライトアップも!約1000本のもみじが赤く闇夜に浮かぶその姿には美しくてため息がもれるかも。

 

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見頃:10月中旬~12月上旬
拝観料:600円
住所:京都府京都市東山区 高台寺下河原町526
公式サイト

 

期間限定のライトアップも!「永観堂」

image by: 京都フリー素材

京都の紅葉スポットの中でも人気の高いのが「永観堂」。通称「禅林寺(ぜんりんじ)」と言います。古今集で「もみじの永観堂」と詠まれているのは有名ですね。申し分のない庭園に赤く染まるもみじと歴史的な建造物との風合いがさらに風景の美しさを引き立てます。紅葉シーズンは、境内がライトアップされ、華麗な風景にただただ圧倒されることでしょう!

 

見頃:10月中旬~12月上旬
拝観料:600円 ※庭園ライトアップ期間は11月7日〜12月6日
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
公式サイト

 

次のページでは、他にもインスタ映えする紅葉スポットを紹介します。

回遊式庭園の紅葉「圓光寺」

平成より庭園を開放して以来、近年では紅葉を見に国内、海外から大勢の拝観者がやってくる「園光寺(えんこうじ)」。寺院内には至るところに紅葉スポットが溢れていますが、なんといっても室内から眺める池泉回遊式庭園の「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」は格別の風情が漂います。

 

動画でも秋の圓光寺をチェック!

 

見頃:11月中旬~12月上旬頃
拝観料:500円
住所:京都市左京区一乗寺小谷町十三番地
公式サイト

 

人生の儚さを感じさせる2つの窓「源光庵」

image by: Photozou / toto 

源光庵(げんこうあん)」は1346年に創建された寺。このお寺の有名な紅葉スポットは「悟りの窓」と「迷いの窓」から覗いた紅葉。

丸い形をしているのが「悟りの窓」。丸い形は大宇宙を表現。ありのままの自然の姿、清らかを意味する「禅と円通」の心が表現されています。

一方、四角い形の「迷いの窓」は、「人間の生涯」を4つの角で象徴。迷いとは「釈迦の四苦」のことです。この時期、この2つの窓からは鮮やかな紅葉が。まさに、人生の哲学を感じさせる紅葉スポットです。

 

見頃:例年11月中旬ごろ
拝観料:大人400円(11月は500円)
住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町47

 

庭の紅葉が素晴らしい!「東福寺」

京都駅から近い場所にある「東福寺」。境内にある通天橋は紅葉の名所として知られており、毎年紅葉シーズンには全国から観光客が押し寄せます。

通天モミジ」と呼ばれる三葉楓や楓の木が多数植えられ、その見事な赤色に染まった景色は見たものを虜にします。国指定の名勝となった「東福寺本坊庭園」も見所のひとつ。鎌倉時代の庭園風景を体感できます。

 

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見頃:11月下旬~12月上旬
拝観料:通天橋・開山堂 400円 / 国指定名勝 東福寺本坊庭園 400円
住所:京都府京都市東山区本町十五丁目778番地
公式サイト

 

別格の寺院「南禅寺」

臨済宗南禅寺派の大本山の「南禅寺」は、禅寺の別格寺院として知られています。
境内に広がる約300本ものカエデが赤色に染まります。歌舞伎の「山門」の舞台でおなじみの「三門」や小堀遠州の作とされる枯山水の「庭南禅寺方丈庭園」など見所がつまっています。

 

 

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見頃:10月中旬~12月上旬
拝観料:方丈庭園 500円
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
公式サイト

 

赤く染まった嵐山も。「天龍寺」

image by: Wikimedia

 「天龍寺」は後醍醐天皇を供養するため足利尊氏が1339年に建立した寺です。京都屈指の観光地である嵯峨嵐山に建ち、赤く染まった嵐山が見渡せます。 紅葉スポットの目玉は「曹源池庭園」。

 

見頃:11月中旬~12月上旬
拝観料:庭園 500円 / 諸堂 庭園参拝料に追加300円
住所:京都府京都市右京区 嵯峨天龍寺芒ノ馬場町6
公式サイト

 

樹齢700年の松が見事!「宝泉院」

額縁庭園「盤桓園」

image by: 京都フリー素材

「宝泉院(ほうせんいん)」は僧坊として、1013年に建てられたお寺。僧坊とは僧侶が生活をする居住の場所「僧坊」と言います。3つの庭園があり、中でも盤桓園(ばんかんえん)は書院の柱や鴨居を額に見立てて鑑賞することから、「額縁庭園」と呼ばれます。庭園には樹齢700年のなんともあっぱれな五葉松が息をしています。

 

見頃:11月下旬~12月上旬
拝観料:大人800円(茶菓子付き)
住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
公式サイト

 

以上、京都の紅葉スポット10選を紹介しました。この秋はやっぱり京都へ行こう!

 

参考サイト:京都府観光ガイド 

image by: saekurodaさん / instagram 

出典元:ジモトのココロ(ジモココ)

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