加工食品禁止、キャラクターの顔つき、おかずは多めに……など過剰に手の込んだお弁当を「子どもが喜ぶ」という名目で作っているお母さんたち。睡眠不足や疲れのとれない身体には大変な負担ですよね。そんな世の母親に救いの助言を囁くのは、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さん。真井さんは美味しくて栄養バランスの良い最強のお弁当、「ジミ弁」なるものを紹介してくださっています。
「キャラ弁」から解放されよう、これからは「ジミ弁」
さて、本日は本質にしてお手軽なお話。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、そろそろ新学期の季節ですよね。もう始まっているところもあるでしょう。
学齢期の子供がいる家庭で、重い負担になっているのが
- お弁当作り
です。知り合いの方は、お弁当を作るために毎朝5時起きしているとか。世界的に見ても、日本の女性の睡眠時間はとても短いのですが、その理由のひとつがこのお弁当作りなんです。なにせ
- キャラ弁
- デコ弁
って言葉があるくらいですからね。
でね。こういうチョー手の込んだお弁当を作るのは、
- 日本だけ
(かどうかはホントは知らないんだけど)なんですよ。ちなみに、海外ではお弁当といえば
- ジャムを塗ったパン
- リンゴ1個
- ジュース
みたいなのがフツーなんですよ。手作りせずテイクアウトで買って済ませる家庭も多いようですしね。
あ、このメルマガを読んでくれている海外在住の読者さんたちにアンケートすればいいんだわ。もっとよく解るかも(^▽^)。
お弁当って、っていうか料理って
- 美味しくて
- お腹が一杯になって
- そこそこ栄養のバランスが良くて
を満たしていれば
・それで十分
なんですよ。でしょう??
- 加工品禁止とか
- キャラクターの顔入りとか
- 何品ものおかずとか
もうね、こんんんっっぽん的にやり過ぎですよ。
そこで、そう、ようやく出て来たんですよ。これらを満たす日本のお弁当が! その名も
- ジミ弁
です( ̄∇ ̄)。要は
- ウマくて
- オナカいっぱいになる
- 見た目が茶色っぽい
- だから地味
という弁当のことです。
ま、無意味な彩りのためにプチトマトやブロッコリーが押し込まれていることもないし、スライスチーズと海苔でキャラクターの顔が描かれていることもない。煮物や炒め物、揚げ物がご飯と一緒に詰めてあるだけ。でも、食べると旨い! お弁当のことです。
当然ですが、
- お弁当作りの負荷が減る
んですね。
ワタシ的家事のオススメとしては、なんといってもこのジミ弁ですね。だって、
- カンペキ
なんだもん。美味しくて満腹になれて、手軽に出来て。私もお弁当を作っていますが、ジミ弁メインですから。たまに気が向いたとき(1ヶ月に1回くらい^^)に
- 彩りを考える
くらいですね( ・∀・)。
おそらく凝ったお弁当を作り続けている方のほとんどが苦痛に感じているにも拘わらず止められなくなっているんじゃないでしょうか。それは
- 急に(ジミ弁に)変えたら子供がイヤがる
- 子供がいじめられるかも
という考えがあるからかもしれません。ま、そういうのを
- 忖度
って言うんじゃないでしょうかね(*゜∀゜*)。そんなこと思い込んでいるより、お子さんに聞いてみたらいいんじゃないでしょうか。お子さんは毎朝作ってくれるママの
- 大変さより
- 疲れより
- 睡眠不足より
お弁当が大事なんでしょうか。それはそれで、子供との関係がどこか問題だと思うんですが。
世の流れは、ジミ弁。もうちょっと気楽に手軽にお弁当を作った方がいいですよ。
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