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めんつゆ、カレー粉、塩レモン。完成調味料を使う罪悪感の拭い方

そろばんは決して捨てたものではなく、数字の感覚や計算力を身に付けるのに非常に役立ちます。それでも業務で「そろばんを使え」などと指示する上司はいないでしょう。ところが家事、とくに料理ではこれと似たことが起きるのです。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、忙しい中で美味しい料理を作りたいなら臆せず完成調味料を活用すべしと論じています。

市販の調味料

さて、本日は昔は売っていなかったもののお話。

みなさんもキッチンにいくつか調味料を保存していますよね。たとえば

などなど。料理を美味しくする手軽なコツは、『良い調味料を使うこと』。これは、本当にその通りです。ちょっとお高いといっても、調味料ですから数百円の違いしかないですから。一回あたりに換算すると、そりゃもう誤差の範囲内みたいなもんなんです。なので、これにお金をかけるのは、時短家事の点からしても正しいでしょう。

ですが、今日のテーマはコレじゃない(^Д^)

です。いや、味噌だって醤油だって完成品なんですが、ここではそれのことじゃなくて

こういうヤツです。みなさんのおうちにもありますよね?

これらは、洋風の調味料が多いんですよね。日本人がずっと食べてきた食事ではないので、味自体に馴染みがなく自作するハードルが高いんでしょう。

この完成調味料については

ほしいと考えています。ちょっと考えただけでも

などなど。星の数ほどありますよね。こうした完成調味料は、プロの方々が試行錯誤を繰り返して

にした味なんですよ。好みはあるとしてもね。逆に言うと、基本的な調味料だけを合わせていって、これら完成調味料と同じレベルの

になるかと言えば、ほとんど無理なんじゃないでしょうか。

もちろん1から合わせていって手作りするのが苦じゃない方は

と思います。それはそれでヨシです。ですが、それはその方の特有のスキルの高さと時間的な余裕などのために可能なだけで

のです。なので、好みのものを常備しておいてテキセツに使うことは

ことになるのです。なので、忙しい方ほどこれを活用した方がいいんですよ。

特にこのことは、女性だけではなく男性にも覚えていてほしいことだと思います。忙しい毎日の中でご自身で料理をされる男性ならこれはすぐに解ることでしょう。ですが、自分で料理をしない男性に限って完成調味料を使うことをあたかも手抜きであるかのように言うんですよね。

もちろん私はこれらを手作りするのは、

と思っています。料理研究家と言われる方は、完成調味料を自分で好みの味に調整して手作りしていて、しかもかなりの量をストックしているんです。だから、手早いし味も決まるんです。これはこれですごくアリです。料理の好きな方にはたまらないでしょう。

ただ、繰り返すように、それは

で、全員がいつもやらなきゃいけないことだとは思っていません。便利なものがあるなら使ったらいいんですよ。

市販の調味料。それはプロが真剣に考えてつくった安定した味。是非テキセツかつテキトーに活用して料理の手間を省いてくださいね。

image by: FS11 / Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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