師走に入り、そろそろ「今年の忘年会、どうする?」なんて声が社内のあちらこちらから聞こえ始めるころでしょうか。でも、もし職場の忘年会の幹事を自分がやることになったら、「どのように振る舞えば良いのだろう」と少し緊張してしまいますよね。
そこで今回は、パーソルキャリア株式会社がオリコン・リサーチ株式会社と共同で行った「職場の忘年会の幹事を一緒にしたい芸能人」についての調査結果をご紹介。このランキングに輝いた芸能人こそ、忘年会幹事の鑑と言えるかもしれません。彼ら、彼女らが支持される理由を、さっそく見ていきましょう。
男性幹事に求められるのは、段取り力と盛り上げ役
男性の1位は櫻井翔さん。「きっちりまとめてうまく進行してくれそう」、「お店選びから段取りまで、きっちりと完璧にこなしてくれそう」と高い段取り力への期待から多くの票が集まりました。
2位の山里亮太さんは、「頭の回転が速くて気配り上手」、「きちんとしていて司会も上手。機転のきいた盛り上げができる」など、しっかりとした進行力やサポート力が評価されました。
3位は明石家さんまさんで、「何でも笑いに変えてくれそう」、「私が何もしなくてもセッティングして盛り上げてくれそう」など、一緒に幹事を務めながらも、自身も参加者として楽しむことへの期待が表れる結果となりました。
女性幹事に求められるのは、一緒に楽しめること
女性の1位はイモトアヤコさん。女性からの支持が高く、2位以下と差をつけての1位となりました。「企画からずっと楽しんでできそう」、「不満を言いながらも一緒に頑張ってくれそう」など、忘年会当日だけでなく準備するプロセスも一緒に楽しめるのではという期待が寄せられる結果となりました。
2位の「指原莉乃さん」も、「同じ目線に立って企画を出してくれそう」と、幹事の仕事を共に楽しめる存在であることへの期待から票を集めました。
3位の「ハリセンボン」は、「忘年会のような集まりの雰囲気が苦手な人にも配慮しながら盛り上げてくれそう」、「明るさと真面目さと優しさがある」など、気遣いのできる人柄が評価される結果となりました。
幹事も仕事も、デキる人の共通点
大人数が参加する忘年会の幹事の仕事は、日程の調整や店選びから当日の司会進行まで、多くの手間がかかります。一緒に幹事をするなら、男性には、段取り力があって場を盛り上げてくれる相手を、女性には、一緒に楽しく頑張れる相手を求める傾向があることが分かりました。
そして、男女ともに共通して求められるのは、さりげない気配りができることでした。この気配りこそが、忘年会だけでなく仕事でも、プロジェクトを円滑に運ぶ上で重要だと言えそうです。
20〜30代の職場の忘年会の捉え方は?
企業の働き方改革が推進される中、職場の「飲み方」も時代に合わせて変化を遂げており、近年では忘年会を改革しようという動きも見られます。この調査からは、現代の20代・30代が忘年会をどのように捉えているのか、忘年会に参加する目的についても報告されています。
20代・30代総合での1位は、「上司・同僚・部下と親睦を深める(39.6%)」、2位は「食事やお酒を楽しみたい(30.1%)」となりました。さらに、性年代別で見ると、20代では「人脈を広げること」が3位となり、社内の人的ネットワーク構築に意欲を持って参加している様子がうかがえました。
一方30代では、「参加しない時の評価が怖い」、「参加が義務だと思っている」などを理由に、仕方なく参加しているという回答が多くなりました。特に女性にはその傾向が強く、「職場の忘年会があっても参加しない」と回答した割合は、性年代別では30代女性が最も高い結果となりました。
「評価に影響しないけれど、義務ではないけれど、参加したい」。来年の新年会にそんな声をもらえるような仕切りができたらいいですね。ランキングに挙がった芸能人の振る舞い方を、是非参考にしてみてくださいね。
source: PR TIMES
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