家賃が6万1000〜6万7000円の賃貸マンションに家族4人。夫の飲み会は月に1回4000円…こうした「普通の暮らし」に、税、社会保障費込みで30代なら月48万6900円、40代なら54万9800円、50代なら70万7500円が必要だという調査結果を労組の「京都総評」が発表したと毎日新聞が報じた。これについて、日本のネット上では「これは真っ当な数字」「共働きで普通の生活に届く」「これ以下でも生活はできるけど、最低限の暮らしになる」「大人しくみんな独身で暮らすしかない」「48万は高そうに見えて子供がいればそうでもない」とさまざまな声があがっている。
「非正規労働者にとって家族を持つことが不可能に近い…」。労組の京都総評が調査結果を発表し、賃金の底上げの必要性を訴えています。https://t.co/T28lftHUBc
— 毎日新聞 (@mainichi) December 19, 2019
アンケート対象
労働組合の「京都総評」は、子育て世代に人気の伏見区で暮らすと想定し、組合員やその家族にアンケートを実施。30代は321件、40代は481件、50代は563件のデータを分析した。
ここでの「普通の暮らし」の定義
アンケート結果から生活実態と所持品を調べ、「普通の暮らし」を定義。ここでの普通の暮らしは、「43～50平方メートルの賃貸マンションで家賃が6万1000～6万7000円」「夫の飲み会は月1回で4000円」「中古乗用車の維持費に3万7000円」「日帰りの行楽が月1回、4人で5000円」の夫婦ふたり子どもふたりの4人家族とした。
子どもたちにしわ寄せが
私立幼稚園、小中高は公立、大学は、京都市内の私立大学に進むと仮定。教育費は30代で2万8000円、40代で3万9000円、そして子どもが私立大学にあがると仮定した50代には、13万円にも跳ね上がる。調査を監修した中澤秀一准教授は、教育費に必要な賃金を得ている家庭は少なく、「奨学金」という形で借金をしたり、アルバイトに追われている子どもたちも多いと指摘。子どもたちにしわ寄せがいっている現状が明らかになった。
他にも、子育て世帯に必要となる家計への負担も大きく、大企業に務める一部の人しか必要とされる賃金に達していないことも判明。近年の非正規労働者の増加が原因だと述べた。
「普通」は「贅沢」
働いていても「普通」に暮らすことが精いっぱいという状態では、「独身」や「子どもを産まない」と選択する人がさらに増えるだろう。これまでの「普通」が「贅沢」とされて、「最低限の生活」が「普通」になっていることから、問題の深さが浮き彫りになった。
Twitterの声
30代で月収40万も貰える仕事なんて営業マン以外ほとんどない。税金も物価も上がる昨今で20年前と同じ水準の給与でゆとりある暮らしや子供産んで育てるって本当難しいよ。官庁は数字じゃなくて現実を見てほしい😢#月48万円必要
— 佐々木陽子 (@sasayou1129) December 19, 2019
#月48万円必要
共働きなら余裕だろとか車辞めればいいとか言われてるけど、自分でさえ週6で朝から晩まで働いて手取り20が稀なのに子供の面倒みてくれてる奥さんに更に働けって無理な話でしょ
車だってどこ行くにも公共交通機関の繋がりがいい都会ならまだしも田舎じゃ手放せないよ…— 東雲夕紀 (@youto_4545) December 19, 2019
月48万円必要のトレンド見てたけど
それ以下でも問題なく暮らせてるんだから普通の暮らしできてるだろ
的な意見書いてる人いたけどそれって『普通の生活』ではなくて『最低限の生活』だと思うんだけどどう？— きさきのえる🍀🌱 (@ykn_voice) December 19, 2019
月48万円必要のやつ、ダンナひとりで稼ぐ計算だからおかしくなるんだよね
冷静に考えたら、共働きで普通の生活に届くよね
— タケ@兄さん (@take_naka_) December 19, 2019
俺たちが子供頃に過ごした、家族四人で平凡に暮らし、習い事を一つくらいやって、月に一回くらい外食し、年に一度は国内外に旅行へ行ける、 いわゆる『普通の暮らし』には年収600万円〜700万円必要です。今の状況がいかに『普通じゃない』ってことか😢#月48万円必要
— たけだ (@taketomonkey2) December 19, 2019
これは「税・社会保障費込み」です。
ボーナスの扱いが分かりませんが、
所得税と住民税が3万ほど、
社会保障は13万ほどで手取りは30万ほどです。家族4人なら家賃は10万はかかるでしょう。
ここから食費・電気ガス水道・通信を引かれます。
だからこれは真っ当な数字です。
— Experimente (@LfsO3Ga1MyiouQ9) December 19, 2019
#月48万円必要 という話、
「自分達の給料は全然達してない。もっと給料や収入を上げる取り組みをしなきゃ」
という上向きの力よりも
「自分の給料は全然達してないが、生活できている。言っている奴らは贅沢」
「そんな給料は非現実的」
という下向きの力の方が強く働いているあたり、病の根は深い— シュターデン提督 (@AdmiralStaden) December 19, 2019
月48万円生活ってさ、中流
生活に必要なんだよ？
学校、生活費、車、保険。
教育費には塾代が入るかも
しれない。
携帯だってバカにならない。これ以下でも生活はできる。
ただ、最低限の生活であり、
余裕のある生活ではないかも。
「普通」の生活は、
日本人のどれくらいの割合で
出来てるかな。— yakiyaki (@dsyaki) December 19, 2019
むりぴなので大人しくみんな独身で暮らすしかない
生まれた子供も将来少ない給料でお金ない親世代を養わなきゃいけないし不幸しかないじゃん
衰退してくのを指加えて見てくしかない
底打って先を考える教育も娯楽も無くなったらまた子供産み出すだろ #月48万円必要— iyu☁️💫 (@yuihsoh) December 19, 2019
月48万円必要
共働きなら余裕という意見もあるけど、共働きでも我が家は届いてない。だから子どもはひとりだけ。それでも十分な環境にしてやれないと思うから、息子には本当に申し訳ない。
乳がんの保険金、治療費につぎ込むくらいならさっさと死んで息子に遺したほうが良いんじゃないかと思ってる。— 淳スケ@乳がん治療２年生 (@junsuke0517) December 19, 2019
4人家族が生活するためには月収48万円必要・・・
そう！
35年ローンで家を買い、車(バン)を一台所有し、子供を大卒までやり、月２ペースで外食、年１で帰省か旅行。老人ホームに入るための貯金もする。48万は高そうに見えて子供がいればそうでもないという。
— 🍣mackee04🍣 (@magic_mackee) December 19, 2019
コレは4人家族の1世帯でってことかな？
旦那の月収がコレなら、私はパートでも専業でもなれるんだけどなぁ。そしたら、家のことももっとちゃんとできるし、子どもとの時間もとれるし。
お金はあればいいに決まってる。いつ病気になって働けなくなるかわかんないんだから。#月48万円必要— コスモ@2y＋27w (@precure_Cosmo) December 19, 2019
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source:毎日新聞
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