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東京マラソン縮小、一般参賀や音楽会は中止。新型肺炎の影響続々

3月1日に行なわれる東京マラソンについて、一般ランナーは参加させず、招待選手などの出場に限って開催する方向で最終的な調整に入ったとNHKが報じた。東京マラソンには、およそ3万8000人の出場が予定されていたという。東京マラソン財団はほかにも、中国在住のランナーに出場を自粛するよう要請しているとしている。

熊本や京都マラソンは実施

しかし、16日に開催された熊本城マラソンは開催され、約2万枚のマスクが配布されて着用しながら走る選手が目立った。同マラソンや、北九州マラソン、京都マラソンでは中国からエントリーした選手に参加自粛を促していたという。東京マラソンは、さらなる特別な措置を取るのだろうか?

墨田区の第九コンサートは中止

また、23日に東京・墨田区で予定されていた「5000人の第九コンサート」は、新型コロナウイルスの感染を避けるため中止を決定している。このコンサートは毎年開催されており、今年で36回目。47都道府県から5198人の登録があり、すでに3千枚以上のチケットが販売されていた。

一般参賀中止

新年と天皇誕生日に毎年行なわれている皇室ご一家の「一般参賀」も、新型コロナウイルスの感染を拡大させる恐れがあることから取りやめることとなった。午後の記帳も中止するという。一般参賀は、毎年数万人の人出があり、密集状態で長時間並ぶこともある。

続々とイベントの中止が発表される中、東京マラソンは一部のエリート選手により続行。しかし、新型コロナウイルスの拡大に繋がる可能性が高いことから、ネット上では批判の声が集まっている。

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source:NHK時事通信朝日新聞

image by:ウィキペディアコモンズ経由で

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