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「うちで踊ろう」首相に賛否。おうち時間充実ハッシュタグまとめ

Instagramのライブ配信機能を利用してリアルタイムでトークを繰り広げたり、YouTubeを開設して「おうち時間」を楽しむ様子を配信するなど、「家にいても退屈しないように」と著名人が自身のSNSを利用し、エンターテインメントを届けてくれている。なかでも、シンガー・ソングライターで俳優の星野源さん(39)がInstagramに投稿した「うちで踊ろう」などは大きなムーブメントを起こしている。

各界で広がる「#うちで踊ろう」

4月2日深夜、星野さんは「家でじっとしていたらこんな曲ができました」「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と自身のInstagramに動画を投稿。これに賛同した、三浦大知さんや高畑充希さん、大泉洋さん、香取慎吾さん、中島美嘉さん、渡辺直美さんなど各界著名人が次々と自身のSNSにコラボ動画を投稿した。これについて星野さんのSNS上には「泣きそうなくらい感動しました」「希望を感じる歌」「ありがとう源さん」などの声が多く寄せられた。

星野さんは7日に放送された自身のラジオ「星野源のオールナイトニッポン」で「家にいましょうとか、外に出るなということではない曲を作りたいと思ったんです」「家の中で楽しくなれる、面白がれる仕組みを作りたいなと思って」と経緯を説明。「この動画を好きに使ってほしい」と許可も連絡も不要と話した。

安倍首相も「#うちで踊ろう」

安倍首相も12日、この動画とコラボした動画を自身のSNSで発信。自宅のソファに腰かけ、愛犬のミニチュアダックスフントを膝に乗せたり、カップを片手にくつろいだり、読書をしたり、テレビのリモコンを操作する安倍首相の姿がおさめられた動画と共に、「友達と会えない。飲み会もできない。ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます」と投稿した。

安倍首相は国民に外出自粛を促すために投稿したと思われるが、これについて日本のネット上では「安倍首相のおかげでこんな素晴らしい活動が展開されていることをしりました」「コラボではなく利用では」「せっかくみんな楽しんでたのに」と賛否両論の声があがっている。

これを受けてタレントの松尾貴史さん(59)は、「過酷を極める現場を助長させたかもしれない責任はどこ吹く風の様子で自分のイメージアップに腐心する醜悪」と強く批判。「安倍首相が想像するシリアスなストレスは、友達と会えないことや飲み会もできない程度なのか。死活問題で涙を流している人たちにはまったく思いを寄せない」と怒りの声をあげていた。

政治的な関与はなし

なかには、星野さんが「政治に関与している」と勘違いしているようなコメントも見られた。これを受けて、星野さんは自身のSNSを更新。「安倍晋三さんが上げられた”うちで踊ろう”の動画ですが、これまで様々な動画をアップしてくださっている沢山の皆さんと同じ様に、僕自身にも所属事務所にお事前連絡や確認は、事後も含めて一切ありません」と関与を否定した。

著名人の「おうち時間」投稿は、ほかにも…

「#うたつなぎ」は、次の投稿者と曲を指定し、指名された人は歌唱動画と次の投稿者を指定するリレー形式の企画。発起人となったのは、京都出身の5人組ロックバンドLOCAL CONNECTのヴォーカリスト・ISATOと大阪出身の3人組ロックバンドHEADLAMPのヴォーカリスト・平井一雅ら。すでに菅田将暉さんや高橋優さんなどが参加しており、話題になっている。


「手洗いチャレンジ」も広がりを見せている。手洗いチャレンジもリレー形式の企画で、手洗い動画を紡いでいく。有吉弘行さんや城田優さんが参加し、正しい手洗い方法を教えてくれている。

お笑い芸人の間で広がりを見せているのは「ギャグつなぎ」だ。その名の通り、ギャグをリレー形式で繋いでいく。ウド鈴木さんらベテランから、R-1グランプリで優勝したマヂカルラブリーの野田クリスタルさん、第7世代として人気を博している四千頭身の後藤拓実さんなどが参加している。



これらの動画で、楽しい「おうち時間」を過ごしてみてはいかがだろうか。

Twitterの声






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source:NHK日刊スポーツ

image by:Shutterstock

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