阪神競馬のメインを飾る宝塚記念、飛躍するのはこの馬!予想ポイントは

2020.06.26
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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現役の実力馬が勢揃い! 前走1〜3番人気の馬に注目か

今週末、阪神競馬場のメインを飾るG1宝塚記念は、ファン投票で選ばれた上位10頭に優先出走権が与えられるグランプリレース。なお、昨年の本競走はIFHA(国際競馬統括機関連盟)が発表する「世界トップ100のG1レース」で第5位の評価を与えられており、日本国内における最高レーティングを獲得してみせた。

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主要な臨戦過程としてG1天皇賞(春)を挙げられるが、このローテーションで好走した馬の大半は4・5歳馬でもあり、過去10年のうち6歳以上の好走例は2017年2着のゴールドアクターに限られる。2013・2014年と連覇を果たしたゴールドシップですら、同臨戦となった2015年の6歳時には、単勝1.9倍の支持に応えられず15着と大敗を喫していた。この臨戦は3200mから2200mへと大幅な距離短縮になるため、加齢とともにスピード能力が衰える高齢馬にとっては苦しい条件なのかもしれない(以下のデータはいずれも過去10年)。

また、現役の実力馬が一堂に会するレースということもあり、前走の人気自体を指標としやすい傾向も見受けられる。前走が国内のレースだった馬に限れば、前走で1~3番人気に推されていた馬が8勝を挙げる活躍を見せており、前走4番人気以下は「1-2-3-57」。特に前走4番人気以下かつG2以下となると「0-0-1-29」と連対例がない点には注意すべきだろう。

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今年はファン投票1位を獲得したアーモンドアイの出走こそ見られないが、G1馬8頭を含む錚々(そうそう)たる顔ぶれでレースが行われる。上位人気を担う(11)ラッキーライラックはファン投票2位。父オルフェーヴルは2012年の勝ち馬でもあり、大阪杯に続いて父子制覇のかかった一戦となる。

捲土重来(けんどちょうらい)を期す(18)ブラストワンピースは2018年G1有馬記念の勝ち馬。昨年もリスグラシューが春秋グランプリ制覇を果たしていたが、有馬記念と宝塚記念は適性が似ている節があり、実績面からは侮りがたい存在だ。

ほか、地力強化が著しい(16)クロノジェネシス、昨年の有馬記念で2着に好走した(5)サートゥルナーリア、いとこに2016年の勝ち馬マリアライトがいる(13)ダンビュライトなど、上半期を締めくくるに相応しいメンバーが集う。

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【宝塚記念】6月28日阪神、G1・芝2200m、フルゲート18頭 発走15:40 サラ系3歳以上 オープン(国際)(指定)定量

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宝塚記念は名実ともに日本競馬を代表する注目の一戦。果たして、今年も飛躍を遂げる馬は現れるのだろうか。

text: シンヤカズヒロ

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image by:Shutterstock.com

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