長引く不況にコロナ禍も重なり、多くの企業が苦しい経営状況に陥っています。そんな現状にあって、店舗にお客様を呼び戻す妙案はないものでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、「健康」「ダイエット」という2つのテーマで集客する方法のヒントを記しています。
必ず集客につながる「健康」「ダイエット」
中高年以上は「健康でありたい」。女性は「ダイエットしたい」。
文明が続く限り、このテーマは永遠です。多少、ブームによって波はありますが、人びとの関心が無くなることはありません。
このテーマを使って、集客方法を考えてみましょう。飲食店なら、「雑穀ごはんと有機野菜定食」「ビタミンたっぷり美肌みそ汁」。ファッション関係なら、「元気に歩ける、フィットパンツ」「ポッコリお腹矯正下着」。美容室なら、「健康な笑顔に見せる、とっておきスタイル」「ほっそり顔変身ヘア」。旅館・ホテルなら、「健康スポーツ体験宿」「食べて痩せる、エクササイズプラン」。
アイデアとしては、特に珍しいものではありませんが、これを徹底してやることで、“このお店には、○○がある”と、お客さまに認知していただけます。もちろん、斬新なアイデアなら、なお良いのですが。また、PRも大切です。
健康とダイエットに関心の無い人は少ないので、認知されれば、必ず集客につながります。
子どもを預かるサービス
コンサートや講演会では、小さな子どもを預かるサービスを実施している場合があります。これは、非常に助かります。
小さな子どもを持つ親は、さまざまなことを諦めなければいけない場面に、たびたび遭遇します。“親なのだから、仕方が無い”と言われれば、それまでですが、いまの若い親は我慢できません。
「面倒だから、子どもは作らない」という人もかなりいます。これも出生率低下の原因です。少子化対策には、こうした問題を解決することも有効です。
企業・商店が、“何かをしたい”と思う親をサポートするために、子どもを預かるサービスを考えてはどうでしょう。
ショッピング、食事、習い事……短時間でも、子どもから開放されると、息抜きとなり、また子育てに頑張れるようになります。すると、お出かけも多くなり、消費も拡大します。
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