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仕事がデキる優秀な人々が「昼から遊ぶ」ために日頃心がけていること

一般的に、仕事が出来る人は忙しくて遊んでるヒマもないイメージがありますが、実はまったく逆のようです。今回のメルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』では、著者でベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんが、忙しくても趣味の時間を作る方法を伝授。岡崎さん自身が実践する「部下へ仕事を振る方法」など、マネジメントのコツを明かしています。

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仕事ができる人ほど「遊びの時間が多い」

「仕事が出来る人=忙しい」というイメージを持つ人も多いでしょう。僕のまわりにも仕事が忙しい人がたくさんいますが、意外とみんな遊んでます(笑)。昼間、ウェイクボードをやったり、夜、仕事の話抜きで会って飲むこともしばしば。

昔の僕は、仕事を3つ掛け持ちしていたこともあり、夜寝る間も惜しんで働き、就職して会社員になってからも、毎日残業続きで休日もなし。そんなに一生懸命働いていたにもかかわらず、収入は今のほうが格段に上。仕事と時間の関係を見直して、好きなことに時間を使えるようにするためには、どのタイミングで、何を変えていったのか、これからお伝えします。

僕は、よくまわりの人から「いつもいろんな人と飲んで、バク転の練習をして、ウェイクボードをやっているけど、よくそんな時間があるね」と言われます。これについていえば、遊びも仕事の延長です。

たとえば、よく知り合いの編集者さんと飲みに行きますが、いろんな話をしているうちに「今度はこんな企画で本を書きましょう」ということになります。また、ウェイクボードでご一緒していた田中孝太郎先生も、僕が出版コーディネーターとして『やらせない、教えない、無理強いしない 天才キッズクラブ式 最高の教育』(きずな出版)という本を出されました。

このご縁も、遊びから始まったものです。逆にいったら、損得抜きの遊びを通じて仲良くなったからお互いの人となりがわかり、一緒に仕事をしてみたいという気持ちになったともいえます。僕のまわりには、このように年収が高くても趣味の時間を十分に取れる人たちがたくさんいます。

部下に任せられる仕事は積極的に依頼する

「考えて仕事をするようになった」ということの1つが、前々回の『「仕事の棚卸」は定期的に。不要な業務の減らし方』(71号)で書いた仕事の断捨離です。やらなくていいことはやめて、やらなければいけないことに集中する。この「やらなければいけない仕事」は、「自分がやらなければいけないこと」と、「人にやってもらってもいいこと」に分けられます。

「これは自分がやらないといけないな」と思う仕事は、当然ながら自分がやります。ただ、部下(他人)にお願いできるものは依頼する。

以前、お話したかと思いますが、かつての僕は仕事を全部囲い込みたいタイプだったんです。部下に仕事をふると、もしかしたら自分のポジションが取られるのではないかと思っていたからです。しかし、副業をやるためには時間の確保が必要。そこで「部下に依頼できる仕事は積極的に任せる」ようになったのです。

「自分にしかできない仕事」「部下に任せられること」仕事の優先度は?

さきほど「やらなければいけない仕事」というのは、2つにわかれるといいました。「自分にしかできない仕事」と「部下に任せられること」の2つです。もし、この「2つのやらなければいけない仕事」があったら、あなたはどちらから先に手を付けますか?

多くの人が「自分にしかできない仕事」を優先するでしょう。逆です。「自分にしかできないこと」というのは、放っておいても必ずやります。問題は、「部下に任せる仕事」です。

どういうことかとうと、「やらなければいけない仕事×部下に任せる仕事」というのは、進めなければいけないから監督責任があるわけです。

よく自分の手元に指示を出すべき仕事があることを「ボールを持つ」といいます。自分が指示を出さずに自分だけ動き出してしまうと、ほかの人は動きません。そうすると、ほかの人のリソースが眠ったままになり、物事が進まなくなります。

部下にふれる仕事はガンガン人にふる。そのうえで大事なことは仕事のクオリティを下げないこと。部下に仕事をふるということは、必ずしも自分と同じクオリティで仕事ができるとは限りませんよね。むしろ、自分が求めているものよりも低いものが上がってくる可能性のほうが高いです。そうならないために、クオリティを落とさないためにやるべきことは、明確で具体的な指示を出すこと。

 

部下への指示。明確な指示を出してこそ高い結果を出せる

「仕事の売り上げをあげたい」と思った時、部下に「今日の売り上げを上げて」といったところで急には上がりませんよね。

そうではなくて「売り上げを上げるために、100件の会社にアポを取って」と指示を出す。もし、仕事を頼んだ部下が、アポ取りが得意じゃなければ「まずは、今の声の2倍の声を出して、明るく挨拶をして」と、なにをどうするのかを具体的に教えてあげる。そこまでやれば「結果報告をよろしく」といって仕事をふることができる。

自分の手元にはボールがないけれど、部下が自分の仕事をやってくれるのでトータルの仕事量は変わりません。そして結果をちゃんと報告してもらう。これが管理の仕事です。

部下の仕事能力を引き上げる行動科学マネジメント

これは行動科学マネジメントといいます。上司の指示が抽象的だと、部下の行動も中途半端になってしまいます。その結果、勘と経験と度胸に基づいた仕事になってしまう。昭和時代、それで突っ走ってきた上司世代の人たちはそれでいいでしょうが、平成、令和を生きる人たちはそれでは伝わらないですよね。

最近、新卒の部下が聞いてくる質問の1つが「ちゃんと教えてくれますか?」というものがあります。教えてくれることが前提。同時に、ちゃんと教えさせすれば、仕事ができるようになり、人間関係が良くなれば離職が減り、結果的に組織がよくなると思います。

昔は「いやだなと」思っても、また人づてにいかなければいけないというのがあり、転職が大変だったんですよね。でも、今は転職エージェントもいるし、仕事もネットで探せるし、昔と比べてかなり簡単に転職できますよね。今は我慢をする理由がありません。

これを読んでいる人で上司の立場の人は、部下に我慢させることを前提にした仕事のマネジメントはやめたほうがいいですね。

話をまとめると、行動マネジメントで明確で具体的な行動指示をして、その結果、報告をしてもらうことが大切です。(続きはメルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』にご登録の上、お楽しみください)

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image by: Shutterstock.com

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多くの人が仕事や人生において困ること。この力がないことで、どれだけ多くの人が悩んでいることでしょう。仕事が進まない、起業したがうまくいかない、恋人ができない、実はこれら全ては共通する問題により起きています。 それは、『人が集められない』 ということ。毎月1000人が集まる講演会を成功させるベストセラー作家であり起業家の岡崎かつひろが教える、コミュニティ作りと集客の秘訣。人が集まる自分になるための一歩を踏み出しましょう。

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