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無理にがんばらない。やる気がなければ「やらなくて良い理由」を考えよ

やるべきことがあるのにやる気が起こらない…そんな時は誰にだってあるもの。とはいえ、大人であればモチベーションを無理矢理上げて、取り組まなければならないことがあります。では、そんな時、どのように対応すれば良いのでしょうか。そこで今回は、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者である佐藤しょ~おんさんが、目からうろこの方法を教えてくれます。

やる気を出すには「なぜ?」が必要

やるべきことがあって、それをやらなきゃならないのに、やる気が起こらない…そんな時に特効薬になるのが、

 ● なぜ自分はそれをやらなければならないのか?

という理由を考えることです。

やるべきことの裏には、それをすべき理由が存在するわけです。じっくりとこれを考えて、その理由が存在しない、または大した理由ではないと分かったら、これは堂々とやらなきゃ良いんです。

やるべき理由を考えて、もしやらなかったら

 ▼ 会社をクビになってしまう
 ▼ 生活ができなくなってしまう
 ▼ 大きな恥を掻くことになる
 ▼ 健康を害してしまう

という未来に繋がってしまうとしたら…。

そして、もしやったらどうなるか

 ▼ 給料が増えるかも知れない
 ▼ 同僚に認められるかも知れない
 ▼ 自尊心が高まるかも知れない
 ▼ 達成感に満たされるかも知れない

という未来に繋がっているとしたら…。

「なぜ?」を考えるとは、この二つの方向から、行動すべき理由を見つけるということです。ひとつは行動しない時のネガティブな未来。もうひとつは行動した場合のポジティブな未来。この両方をめでたくも見つけることができたら、あなたのモチベーションは自動的に上がるわけです。

ですからやる気を出すために、まず「なぜ?」を考える必要があるんです。

これも思考のクセですから、何度もやっていると自動的に、それをやるべき理由を考えるようになります。サラリーマンで出世する人は、無意識でこれをやっています。

この時にやってはいけないことは、「何をやるべきか?」を具体的に考えることです。具体的とはつまり、最初に何をやって、次に何をやって、最後にこれをやるみたいな手順のことです。

これを考えれば考えるほど、やる気は削がれていきます。そもそもそれをやりたくないという気分になっているのに、具体的な手順を考えたらもっとやる気がなくなるんですよ。

そうではなく、まずはやる気を立ち上げる必要があるんです。そのためには「なぜそれをやる必要があるのか?」という理由を考えるのです。

そしてやる気が十分に立ち上がったら、やるべき行動、つまり「何(What)」を具体的に考えるのです。特に自分にとってチャレンジングな目標については、具体的で、今すぐに手を出せる何かを見つけることが行動に直結します。

つまり気分が立ち上がるまでは、なぜそれをやる必要があるのか?を抽象的に考えて感情を整え、気分が立ち上がったら具体的なステップに落とし込んだ行動が何かを考えるのです。

この順番を間違えてはいけません。そして情況によってこれを切り替えることが大事なのです。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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