インフレ突入の日本では物価の値上がりで、多くのところから「高い」という声がよく聞かれるようになりました。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、単純に価格だけ見て高いと言っている人は要注意であると語っています。
「これ高い!」ってホント?
今や完全にインフレに突入した日本では、価格に対する感度が高まった人がたくさんいると思います。そういう人たちの口癖は、
■ これ高い!
だったりします。
この口癖、注意しないとあなたの金運を下げてしまう結果になるので要注意なんですよ。
あるモノやサービスの価格が高いと言う時に、単純に価格だけ見て「高い!」と言うのはマズいんですよ。
例えばロールスロイスや、ポルシェという高級外車の価格を見て、「高い!」って言ってしまったら、それはあなたがロールスロイスやポルシェの価値が分からない人間だということになるんです。
なぜならば、これらの車は価格に相応しい価値があるからです。高い値段が付いている正当な理由があるんです。それをあたかも不当に高い価格であるかのように、「高い!」って言ってしまうと、
▼ あなたはモノやサービスの価値が分からない人間だ
▼ 価値の高いモノを手に入れる値打ちのない人間だ
ということを、あなたの潜在意識に埋め込むことになるんです。
価値と価格が見合っているのなら、それは高くないんですよ。あなたの所得が低いから、アフォーダブルではないだけなんです。アフォーダブルでないモノを高いと言ってしまったら、あなたの未来にそれらがアフォーダブルになる世界は作られません。
このようなモノに対して発するべき言葉は、
● 価値に見合った価格だけど、今の私には買えないな
ですよ。
そういう目線を持つことで、価格と価値の紐付けができるようになるんです。これがムダ金を使わない、人に欺されない、浪費しない生き方に必要になるんです。
真の意味で高いモノというのは、価値が低いのに価格が高いモノですよ。でもそのモノを見た時、触った時に、どの程度の価値があるモノなのかを判断できなければ、欺されてしまうんですよ。
例えば、私はコンビニのコーヒーは安いと思いますが、スターバックスのコーヒーは高いと思います。あのクオリティーであの価格は(特に本日のコーヒーなどは)、高すぎてぼったくっていると思いますよ。ですから余程のことが無い限り買いません。それならコンビニを探して、100円のコーヒーを買いますね。
こういうのをコスパっていうわけですけど、フツーの意味でコスパって「安い割りには良いよね」という概念になっていますよね。そっちの方向だけではなく、
● それなりに高いけど、ちゃんと価値があるよね
というモノを探す必要があるんです。こっちの方のコスパも気にすべきなんですよ。
例えば我が家の冬で大活躍する囲炉裏テーブルは、絶対的な価格は高いですが、あれがあるのと無いのとでは、冬の味覚の満足度が段違いでおまけに、他のモノでは代替不能なので、全く高くないんです。
最近買ったモノでは、コーヒーの生豆を焙煎する機械で、これもそこそこの値段だったんですが、焙煎仕立てのコーヒーの美味しさと、生豆の安さを知ってしまったら、
● 使えば使うほど元が取れる
感じがして、全然高くなかったんです。
サービスでいえば、歯列矯正の治療は、80万円以上しましたけど、完全に価値に見合っています。だって50年間のコンプレックスが解消して、毎日気分が良くなるんですよ。アフォーダブルな人には絶対的にオススメしますよ。家人なんて噛み合わせが治ったおかげで肩コリが解消したわけですし。
こういうのって、価格を中心に見たら見つけられないんです。それがビンボー人に共通したことなんです。価格ではなく、価値にフォーカスして、モノやサービスを見る、そういう目を養うことがあなたの金運を育てることになるんですよ。
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