安いし、できればもっと使いたいのに、余裕があるときにしか買えない野菜──筆者にとって、それは「もやし」。
傷みやすいので、すぐ使えるときに買おうと思っていると、意外とタイミングが限られてしまうんですよね。
ところが『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です！』（KADOKAWA）で、もやしを冷凍するという裏ワザを発見！
「冷凍するとベチャベチャになるのでは？」と半信半疑でしたが、これが大正解だったんです。
もやしの冷凍＆解凍方法の正解は？
（画像はすべて本書84～85ページより）
スーパーでは洗わずに使えるもやしも販売されていますが、ニチレイフーズさんによると、冷凍する場合は「洗ってから保存する」のがおいしさキープのコツ。洗うことで特有の臭みが軽減されるからです。
水分が残ると霜の原因になるので、洗ったあとの水気をしっかり切ることも大切だそう。洗ったもやしを冷凍保存袋に入れたら、空気を抜いて袋の口を閉じ、そのまま冷凍します。
使うときは必ず加熱調理を。炒め物やスープにするときは、凍ったまま使うことができます。もしくは、冷凍もやしを耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをし、電子レンジ（書籍中では500W）で2分ほど加熱してもOK。
画像の左は生のもやしをゆでたもの、右は冷凍もやしをゆでたものです。ニチレイフーズさん曰く、「シャキシャキ感は生より劣るが、冷凍もやしは味の染み込みがよくなる」とのこと。さっそく、本書で紹介されていた2品をつくってみました。
「焼きそば風」が新鮮！ 懐かしい給食風のサラダも美味
まずは「もやしの焼きそば風」。500Wの電子レンジで、冷凍もやし100gを2分加熱。ペーパータオルの上に広げて水気を取り、大さじ2杯のとんかつソースと、塩・こしょう少々で味つけをします。
青のり・かつお節・紅しょうがの3点セットをトッピングすれば、見た目も味もかなり「焼きそば」！ 麺類の糖質が気になるときにもオススメのレシピです。
こちらは「もやしのカレーマヨ」。もやしを使ったサラダというと、なぜか給食を思い出して懐かしくなります。
100gの冷凍もやしをレンチン1分で手早く解凍し、マヨネーズを大さじ1、カレー粉を小さじ1/3、塩・こしょう少々を投入。マイルドなカレー味ともやしのシャキシャキ感が絶妙なんです。
今まで「もやしは水分が多いから冷凍には向かない」と思い込んでいましたが、この方法ならレンチンでもシャキシャキ感が残るのが嬉しいところ。
レンチンしたあとにしっかり水気を取ると、調味料が浸透してよりおいしくなる気がします。ぜひ試してみてくださいね。
［ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です！］
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提供元：ROOMIE