教材・授業開発研究所ニュース

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メルマガ名
教材・授業開発研究所ニュース
発行周期
不定期
最終発行日
2018年07月15日
 
発行部数
701部
メルマガID
0000196253
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 教育実践 > 教育全般

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◆Vol.316 ────────────────────────── 2017.7/15(SUN)◆


Mail Magazine 教材・授業開発研究所ニュース


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─────────────── ■ CONTENTS ■ ──────────────
[1]学級経営のリフレクション  連載8/8
                    関西学院初等部 宗實直樹(山の麓の会)
                           yamanofumoto2012@gmail.com
[2]【連載:部会情報】   休 載
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[1]学級経営のリフレクション  連載8/8
                    関西学院初等部 宗實直樹(山の麓の会)
                           yamanofumoto2012@gmail.com
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 「私の99%以上は「失敗」から成り立っています」
 先日、宿泊行事の中で子どもたちに話した言葉のひとつです。
 教師になって15年、本当に失敗だらけ。そう思います。自分で気づいている失敗なら
まだしも、自分では気づけていない失敗もありすぎて…。考え始めるとキリがないですね。
反省ばかりです。
 私はどちらかというと「集団」を強く意識し、「集団」に重きをおいて学級づくりをし
てきました。「仲間」「団結」「絆」という言葉が常に先頭に並ぶという感じです。子ど
もたちをガッツリつなげることに全精力を注ぎ込む。そんなイメージでしょうか。もちろ
ん今でもそういった言葉を使いますし、大切にしたい徳目でもあります。「TEAMづくり」
は現在の自分自身のテーマのひとつでもあります。ただ、当時は教師である私が子どもを
引っ張りすぎていたのではないかという反省が残るのです。「全員参加」を強く促し、見
えない強制力を働かせすぎていたのではないかということです。
 学級の力を高めるためには学級目標が必要です。目標がなければ「集団」は育ちません。
「学級目標=学級のゴールイメージ」でもあるからです。しかし、そこへ向かう教師の働
きかけが強すぎました。その結果、子どもたちの間に異様な濃密感をつくり出していたの
ではないかということです。集団の関係が濃密になりすぎると「違い」が許されなくなる
ことがあります。抑圧感を感じ、息苦しくなる子が出てきます。本当は同じようにやりた
くない。でもやらざるを得ない状況がある。正直、私の経験上、そう感じていただろうと
いう子の顔が浮かび上がります。「きっとあの子はしんどい思いをしていたのだろうな…」
「我慢して付き合ってくれていたのだろうな…」と。緩やかにしかつながれない子も存在
するわけです。目標に向かって進んでいくうちに自然と団結していた。
そのような形が望ましいのかもしれません。緩やかに徐々に広がるイメージをもつこと。
学級経営を豊かにするために必要なイメージだと感じています。
 学級という集団の中では、子どもたち同士が全く関わらずに生活するということはまず
ありません。当然気の合う子もいれば、合わない子、仲良くなれない子もいます。我々大
人も同じです。だからといって気の合わない子を攻撃したり無視したりすればいいという
ことではありません。「みんな仲良く」ができない子もいます。だからこそ「仲良くなれ
ない人との付き合い方」を教えることも大切なのではないのでしょうか。それは、これか
らの社会を生きていく子どもたちにとって、より現実的なことなのではないでしょうか。
 経験年数が少ない頃の私は、感覚的に「うまくいっている」と感じることの方が多かっ
たように思います。年数を重ねるにつれ、「うまくいっている」と感じることは少なくな
りました。以前は「集団」の動きや状態ばかりに目がいき、「個」が見えていなかったか
らです。だからこそうまくいっていると錯覚をしていたのです。「個」が育てば「集団」
が育つ。逆も然り。「集団」が育つことで「個」が育ちます。実際、「集団」が育つこと
で「個」が生き生きする場面もよく見てきました。ですから、決して「個」だけを見るべ
きだと主張しているのではありません。「集団」に傾倒し、強制力を働かせすぎていたが
ために見えていなかった「個」が多すぎた。そのことへの反省なのです。

 なぜこのような話をしたのかというと、自分自身の学級経営のあり方を大きくリフレク
ションする必要があるからです。
 授業改善のための授業リフレクションはよくしてきました。研究授業をしたことがない
教師などいないでしょう。研究授業をすれば他者からの批判や評価を受け、ふり返ること
ができます。しかし、学級経営においてはどうでしょうか。他者からの批判や評価を受け
る機会は少ないのではないでしょうか。失敗を自分で反省することはあっても、改善のた
めに自らの実践の内容や方法、目的や成果などを様々な観点からふり返ることは少なかっ
たと感じています。だからこそ自分自身で意図的にリフレクションする必要があると思う
のです。そうしなければ勘と経験だけで乗り越えようとしてしまいます。その勘と経験だ
けである程度乗り越えることができてしまうのもこの職種の怖い所です。「うまくいって
いる」という錯覚から抜け出すことができません。 
 人は、特に何かがあった時にふり返ります。しかし、そうでない時にこそふり返るべき
です。1年前の自分はどうだったのか。5年前の自分はどうだったのか…。日常的なリフ
レクションだけではなく、長いスパンでのリフレクションも必要だと感じています。
 私の場合はまずとにかく記録をとるようにしています。具体的な行動、感じたことやそ
の時に考えていたこと等を素直に書き記していきます。これだけではただのメモなので、
ある一定の期間で整理し、共通項を取り出したり項目で分けたりします。「うまくいった
こと」「いかなかったこと」に分け、「なぜうまくいったのか?」「なぜうまくいかなか
ったのか?」という思考をくぐらせます。常に「WHY思考」を心がけます。
 また、年をまたいでの思考の変化も見ます。例えば2014年度の4月は「子どもとの関係
性を高めるための方策」について考えている。2015年度の4月は「子供同士のかかわり合
いの質を高める」ことについて考えている。「この1年間での変化は何なのだろうか?」
「なぜ変化したのか?」を考えることで、次への方向性や原理原則が見えてくることがあ
ります。それが自分なりの学級経営の「あり方」となるのです。
 リフレクションの方法は人それぞれです。自分自身に合うリフレクションの方法を模索
するべきだということは言うまでもありません。常に自分自身を問い直し、反省的実践家
であり続けたいものです。

 今回で『山の麓の会』の連載も最終になります。我々は「授業づくり」に特化したサー
クルです。今回は敢えて「学級経営」をテーマに会を通して書かせていただきました。難
しい点も多々ありました。しかし、このような機会をいただき改めてふり返ることで、再
度大切なことを確認することもできました。感謝いたします。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

授業研究サークル『山の麓の会』
yamanofumotonokai@gmail.com
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[2]【連載:部会情報】   休 載
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