『施設長の資格』~障害者施設の舵取り指南

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障害者総合支援法で日本の社会福祉の枠組みは大きく変わりつつあります。総合支援法を最大限活用して新しい障害福祉サービス提供していくために、障害福祉施設を舵取りする施設長・管理者のとるべき道を全国の福祉施設スタッフ10万人にお届けします。

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メルマガ名
『施設長の資格』~障害者施設の舵取り指南
発行周期
毎月1・15日
最終発行日
2018年01月03日
 
発行部数
794部
メルマガID
0000205870
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > マネジメント

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メールマガジン最新号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■■『施設長の資格』■■ ~障害者施設の舵取り指南~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Vol.195 2018/01/03

いつもお読みいただきありがとうございます。

2018年です。

1年振りの発行です。

引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★☆ 本日の内容 ☆★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日の内容は

 2017年の読書レポート


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★ 2017年の読書レポート ★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2017年は雑誌や月刊誌を除けば約480冊の本を買いました。
紙の書籍の他にiPadのkindleアプリで電子書籍を読むので、購入し
た本の26%は電子書籍でした。ちなみに2016年は32%、20
15年は42%、2014年は26%、2013年は12%でした。

では2017年に読んだ本の中で特に印象に残った本を12冊選んで
紹介します。また出版が2017年のものを選びました。出版年月を
付記します。参考までに記した価格は紙の書籍か電子書籍かいずれか
の金額です。

1 野口嘉則『完全版 鏡の法則』サンマーク出版
  17年1月 1296円

06年に発行された『鏡の法則』の改訂版です。現物は、人に貸して
いて手許にないのですが「現実に起きる出来事は、一つの結果であり、
結果には必ず原因があり、その原因はあなたの心の中にある。あなた
の人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡」という法則とともに、
人生の問題を根本的に解決するには、自分の心の中の原因を解消する
必要がある、という教えが得られます。自分の心の中の原因にどう気
づくか、どう認めるかという手法についても語られます。自らの境遇
の不幸を嘆き悲しむこと、そしてそれを他人に手当てしてもらおうと
期待することは、大人としてみっともないことだと内藤は考えており
ます。

2 伊勢雅臣『世界が称賛する日本の経営』育鵬社
  17年3月 1620円

日本的経営とは、三方良しを追求する経営であると著者は定義します。
もちろん日本的経営といっても日本国内だけで通用するものではなく、
売り手良しとはEmployee Satisfaction、買い手良しとはCustomer
Satisfaction、世間良しとはCorporate Social Responsibilityの訳
語と考えてよいともとらえています。
日本的経営の源流として、会社は人をつくると意識していた松下幸之
助、積小為大(小さなものを積み上げて大きなものにする)思想の二
宮金次郎、士農工商の身分制度の中、商人の社会的存在意義を説き、
日本人の労働観、事業観を築いた石田梅岩を紹介しています。日本的
経営の道徳力が世界の経済を牽引しているのです。内藤の勤務する施
設・事業所は様々な能力のある方々(障害のある方を含めて)への就
職支援を使命としていますが、その本質は職業教育にあると感じてい
ます。この教育の中核は先人の打ち立てた理念への学びと敬意に置く
べきであると考えます。

その意味で次の本もお薦めです。
  野村 進『千年企業の大逆転』文藝春秋社
  14年8月 1000円

  金剛利隆『創業一四○○年』ダイヤモンド社
  13年10月 1620円

3 杉田水脈『慰安婦像を世界中に建てる日本人たち』
  産経新聞出版kindle版 17年3月 1300円

国連。この世界の平和をリードする最高の組織、白馬の騎士と考えら
れている組織が、世界の国々で虐げられている人々の声にならぬ声を
拾い上げる仕組みは素晴らしい。しかしながら、自ら虐げられている
と自認している人々の思いが、常に正しいとは限らない。「弱気を助
け強きを挫く」ことが正義であると思い込んでいる人々や、多様性が
大切だと主張し、多様性を認めようとはしない人々を差別主義者と断
じ排除しようとする人々の声に陽を当てつつも、既に手にしている幸
せに感謝しつつ未来に受け継ぐ使命を基盤に据えて社会づくりに地道
に取り組まなければならないと思います。国連で決められたことは、
個々の国の政府の決定より崇高で正しいという思い込みからまずは外
れるために必要な本です。
どのような形であれ、戦争によって命を落とされた方々への鎮魂は大
切なことです。鎮魂とは、その魂にただただ向き合うことです。

その意味で次の本もお薦めです。
  崔 吉城『朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実』ハート出版
  17年11月 1620円
  
  大高未貴『父の謝罪碑を撤去します』産経新聞出版
  17年6月 1404円

4 佐藤芳直『なぜ世界は日本化するのか』扶桑社kindle版
  17年6月 1296円

佐藤芳直さんは、「働く」ことの意味を特に若い人に伝えることこそ、
国づくりの大切に基礎であることを実践している希有なコンサルタン
トです。内藤が勤務する施設・事業所の職員の研修計画には必ずその
講師として登場します。

「騙されるなと教えた外国人、日本では騙すなと教えた」「教育とい
うのは子のためではない。将来親が楽するためではない、教育という
のは公のためなのである」「自分の人生は誰かの幸せのためにある。
そのことを分かっている人間だけが、世の中で認められる人間になっ
ていける。誰かのための自分であるとの思いが、人間の人間たるゆえ
んだと思う」「社員を教育するということは、その社員の人間性を高
めることと同義語である。人間性が高まれば自分だけ良ければいい、
という発想から離れ、誰かのために働くという考え方に変わっていく。
これこそが仕事をするということの真の意味である。」

5 北村良子『論理的思考力を鍛える33の思考実験』彩図社
  17年5月 1404円

マイケル・サンデルの「ハーバード白熱教室」や『これからの「正義」
の話をしよう』早川書房10年5月 でも採り上げられた「爆走トロ
ッコの選択」(1967年にフィリパ・フットが提示した思考実験)
は、自らの倫理観を問われる問題です。他にも「臓器くじ」、矛盾を
問われる「テセウスの船」「アキレスと亀」や「生きるための答え」
など、リラックスしようとして読もうとしているのに、いつの間にか
疲れるほど考え込んでしまう本です。(たまには息抜きも必要かと……)

6 千葉雅也『勉強の哲学』文藝春秋社
  17年4月 1512円

第四章の「勉強を有限化する技術」が、勉強の仕方を示してくれる。
本の選び方や本の読み方(特に自分の実感に引きつけて理解しようと
はしないこと、という注意)は、勉強をイヤにならずに続けるには、
完璧主義を避ける必要がある、という教えとともに、新たな気づきを
与えてくれます。専門書の書き手である専門家の選び方、ビジネス書
への信頼の置き方などもなるほどという視点が得られます。読書につ
いて著者が特に薦めているのが、ピエール・バイヤール『読んでいな
い本について堂々と語る方法』筑摩書房08年11月です。読書につ
いてだけ完璧主義を振りかざす(つまり全文読み込まない限り次の本
に進まない)ことのないようにしたいものです。

7 トッド・ローズ『平均思考は捨てなさい』早川書房kindle版
  17年5月 2138円
  原題 “The End of Avarage”2016

2017年で一番印象に残った本です。著者の言葉を借りれば、何か
新しい事柄を学ぶ際に最も難しいのは、新しいアイデアを受け入れる
ことではない。古いアイデアを手放すことなのです。本書ではこの古
いアイデアが「平均」という概念なのです。個人を評価する尺度とし
てその妥当性を本気で疑う人は滅多にいない。平均値に不快感を抱く
ときはあっても、結局のところ、人間の現実を客観的に象徴する手段
の一つとして受け入れてしまうものです。しかし平均的な人間は誰も
いない。平均的な身体のサイズなど存在しないのと同じで、平均的な
才能や知性や性格も存在しないと著者はいいます。これは人を評価す
ることはできないし、しようと試みるべきではないということです。
人の行動の成果は評価することができますが、その評価はその人その
ものの評価としてはならないのです。障害者支援の分野でも、本人中
心主義、個別支援は望ましいものとしてとらえられていますが、そも
そも個別支援計画書づくりに同一のフォーマットで臨むという姿勢に
は注意が必要なのかもしれません。同時に障害支援区分の判定につい
ても、同一の評価項目を当てはめることを通じて、個人に相応しい支
給量等が導き出せるという発想もまた疑ってかかる必要があることに
気づかされます。福祉政策に財源を割り当てる手法としての枠組みと
しては必要であっても、平均からの偏差をもって障害の程度や支援の
必要性が導き出せると期待するのは、平均の概念が染みついているか
らです。作業においてもまた「標準化」という平均に基づく概念が、
事業成果の効率化のために大いに期待されています。しかし学歴や資
格、才能の一面だけの評価では人の個性全体(また未来の期待量)を
推し量ることはできない。ではどうやってこの呪縛から解き放たれる
か? 人の特性は状況(コンテクスト)によって異なる行動をもたら
すこと、目標に至る道(子どもの成長もしかり)はひとそれぞれ異な
るということ、そしてその経路を本人が決めること、ただし目標その
ものに対する評価や期待は社会にいる第三者としての専門家、企業家
の要望が反映されること、機会均等は平等なアクセス保障ではなく、
平等なフィット(個人にどんなバラツキがあってもその個人に合わせ
ること)を保障することを著者は主張します。これは全て公教育にも、
障害福祉支援現場にも当てはまることです。

8 アービンジャー・インスティチュート
 『2日で人生が変わる「箱」の法則・決定版』
  祥伝社 17年6月 1836円

 同著『管理しない会社がうまくいくワケ』大和書房 
 17年9月 1620円 原題 “The Outward Mindset”

人を、人として見るか、それとも物として見るかの心情は、見かけの
行動にかかわらず相手に伝わる、という教えは、今からちょうど11
年前の06年暮れに、同著『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
を、今回のレポートの1番目の紹介した『鏡の法則』とともにアマゾ
ンで購入して出会いました。その後、08年3月に今回紹介する本の
初版を読みましたが、これは『「箱から脱出する方法』以上に強い印
象を受けました。特に、ジェニーを追いかけたマイクとメイ・リーの
姿勢と行動にです。この詳細はぜひ本書にあたっていただくとして、
よく福祉の世界では「共感」が大切と言われますが、この共感を行動
することは「思いを寄せる」「一緒に泣き、笑う」ということとは、
どうもレベルが異なることではないかと、本当にガツンと気づかされ
ました。

『管理しない会社がうまくいくワケ』は『「箱から脱出する方法』の
ビジネス篇という位置づけで発売されました。「箱」に入る、出ると
いう表現が、物事のとらえ方であるマインドセットが内向き思考であ
るか、外向き思考であるかに変わってはいるのですが、結果として表
れる成果は、その原因である行動に依るのではなく、その行動を規定
するマインドセットに依るという原理は同じです。この原理に気づく
ことができれば、次なるアクションは、自らのマインドセットをどの
ように振り返っていくのか、ということになります。このアクション
を組み立てていく事例がわかりやすく紹介されているのが本書です。

9 長沼博之『100年働く仕事の哲学』ソシム
  17年8月 1512円

16年11月に発売になったリンダ・グラットン『ライフシフト 
100年時代の人生戦略』東洋経済新報社 以来、65歳からの高齢
期はいわば人生の高潮からの引退期という思考からの脱却が必要であ
ることを感じさせます。障害者支援の現場においても、高齢化する障
害者への支援のあり方については、介護保険制度との融合を含めて、
従来の高齢者介護の延長線上で検討しているきらいが多く見られます
が、この考え方に一石を投じるアイデアを見つけることができます。
さて、例えば100歳まで働くことで社会に貢献し続けるとしてこれ
から(内藤であればあと41年、ということはこれまでと同じくらい
の期間!)のキャリアをどう設計するかを考えていかなくてはなりま
せん。そしてまた、障害のある方々に対してもこのことの支援のあり
方を考えていかなければなりません。そのときの考え方(哲学)ガイ
ドとして本書は役に立ちます。時間に追われる生活からどう工夫して
ゆとりを得るか、などという課題意識からは間違いなく卒業できます。

10 北村俊則『精神に疾患は存在するか』星和書店
   17年6月 2916円

厚労省の患者調査によっても五大疾病のうち精神疾患が300万人を
超えて患者数第1位になっていて、精神科医療に対する国民の期待は
高いものがあります。精神科患者による事件がマスコミ報道されると
正常とは何かを考えざるを得なくなりますが、こういうときだけ精神
疾患を想起する自分の心を磨きたくなります。著者は精神疾患という
心理現象が自然現象として区切られた存在であることを示唆する根拠
は乏しい、患者が生活する社会環境との中での不都合も進化論的には
意味がある、といいます。しかし疾患でないとすればそもそも治療や
援助が不必要かといえばそうではなく、現在用いている病名集(DS
M等)に該当しなくても、専門家としての自分の知識・技術・経験が、
目の前の人には必要だ、との診断こそが医療者が医療行為を開始する
きっかけなのだ、といいます。これは福祉現場の職員にとっても専門
家としての資質を獲得する意義と共に、施設・事業所の方針や、サー
ビス管理責任者の作成する個別支援計画だけに依存しない自由な支援
実践が求められるエールと受け止めることができます。有効な手段を
一つ見つけたからといって、他の支援法を軽視したり、さらには、有
効な手段を活用しなくては日常生活を送れない人々がいると思い込ん
だりすることもまた危険なことであると教えてくれます。予防医学は
社会学的見地から認識することが大切ですが、障害福祉の分野におい
て、このことをどう受け止めるかもまた考えどころです。

 関連するテーマでのお薦め
 大塚明彦『「精神病」の正体』幻冬舎 
 17年7月 1512円

 仙波純一『精神科医はくすりを出すときこう考える』日本評論社
 17年9月 1836円

 青木省三『こころの病を診るということ』医学書院 
 17年4月 3240円

 ジョエル・パリス『現代精神医学を迷路に追い込んだ過剰診断』
 星和書店 17年5月 2484円 

11 西野亮廣『革命のファンファーレ』幻冬舎新書kindle版
   17年9月 1350円

絵本の『えんとつ町のプペル』幻冬舎 16年10月 2160円の
著者の時代認識が語られます。職業そのものがなくなっていく時代に
突入し、副業、兼業、転職が常識になりつつあるなか、やりたいこと
を掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、とこれからの時代を
生き抜く術である。やりたいことに迷うのは間違いでなく若い者であ
ることの証拠。いつの世でも優秀なのは年下である、と。やりたいこ
とがしっかりと見えているのは、年寄りの証拠であり、同時にこれか
らの世の中を生き抜くことに相応しくない証拠でもある、と一見逆説
的な表現ではありますが、これが真実なのでしょう。お金を信用とと
らえることもまた単に現金よりも大切なものがある、という悟りきっ
た考えよりも素直な認識です。人が行動するときの動機は常に「確認
作業」という著者の言葉もまた「ファン」を喜ばせる芸人としての資
質が素直に表れています。努力は必ず報われる。報われない努力があ
るとするならば、それは努力と呼ばない。努力量が足りていない努力
は努力ではないし「この努力は本当に正しいのか?」と疑うことをサ
ボり、時代にそぐわない誤った努力を続けているのもまた努力ではな
いと著者は言います。
60歳からの仕事もまたアンチエイジングの推奨ではなく、歳を重ね
ることを「衰え」ではなく「成長」にすることとしてとらえるべきと
いう視点もまた純粋で素直です。愛される欠陥=許され力、という高
齢者に対する視点も素直で共感できます。勇気を情報で置き換え、行
動を進めることで自らの未来を決定する覚悟を持とうという著者の素
直すぎる主張には、こちらもまた素直で応えていきたいと思うのです。
著者が心から薦める次の本もまたそのまま薦めたいと思います。

 前田裕二『人生の勝算』幻冬舎kindle版 
 17年6月 1400円

 佐藤航陽『お金2.0』幻冬舎kindle版 
 17年11月 1620円


12 平松 類『老人の取扱説明書』SB新書kindle版 
   17年10月 800円

タイトルについてはなんだかちょっとという気になりましたが、10
万人以上の老人と接してきた医師が教える老いた親との上手な付き合
い方という帯の言葉に励まされて読みました。老人の困った行動にあ
る真実の理由は、ボケや性格よりも体の変化にあるという著者の気づ
きが満載ですし、具体的な接し方が示されています。例えば都合の悪
いことは聞こえないふりをする、同じ話を何度もする、いじわる、周
りの迷惑を考えない、無駄遣いなどのあるある場面が丁寧にその根拠
と共に説明されています。自分自身も老眼が進み、眼鏡なしでは不自
由する場面が増えてきただけに、体の変化を十分に理解している人が
周りにいることはありがたいことだと思います。老人の体の変化を自
然には実感できない若い人財に代わり、高齢のスタッフの役割がこう
いう面からも必要だと思わされます。
小国士朗『注文をまちがえる料理店』あさ出版 17年11月 
1512円 は認知症の人が働くレストランを紹介しています。間違
えることを受け入れてくれるお客様は、注文どおりの料理が出てこな
くてもクレームにしない。ある場面における役割が固定していない
(つまり店側は店側、客側は客側)空間を想像した人々の思いの融合
が本当にありがたいことであるし、多くの人々にも少し知っていただ
きたいと思います。

13 三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』岩波新書
   17年3月 950円

この本を読まなければならない理由は、渡部昇一氏の著作を良く理解
するためです。知の巨人といわれた渡部昇一さんは惜しくも17年4
月に逝去されました。その言説は常に明快でした。致知出版社からも
多くの音声CD等が発売されているので、これからの若い人も多く接
することは可能でしょうし、分かりやすいためにファンも増えるでし
ょう。しかしながら、自ら歴史を学ぶ(つまり本を読む)姿勢を持た
ないままでは、まるで講談を楽しむようになります。渡部昇一さんは
講談師ではないのです。これではなくない。だからこそ、この本を読
まなくてはならない。そして渡部昇一さんならば、どう解釈するかを
考えるのです。様々な水の粒をまとめて、そこにどのような光を当て
て水の粒のプリズムから虹を導き出すか、これを追求せよというのが
渡部昇一さんの教えであったと、内藤は受け止めています。
本書の「教育勅語」はいかに作られたのか(p225)は、
伊藤哲夫『教育勅語の真実』致知出版社 11年10月 と合わせて
お読みになることをお薦めします。

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★ 編集後記とお知らせ ★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回もここまでお読みいただきありがとうございました。
読者の皆様に感謝申し上げます。

このメルマガは、年末12月31日から年が明けて1月3日まで3日
間をかけて作成しました。その間家事はほとんどせずに、妻に任せっ
ぱなしでした。毎年食事を上げ膳据え膳で食する幸せな年末年始です。
今年は年賀状すらすべて妻に任せたままでした。

平成30年1月22日(月)~23日(火)は日本セルプセンターの
作業部会研修会として、レストラン・総菜・弁当部会の研修会が開催
されます。レストランゆずのき(就労継続支援A型事業)惣菜処ぽれ
ぽれ(A型事業)の現地視察を含みます。内藤も参加しますので、ぜ
ひ現地でお目にかかれますことを楽しみにしています。
 
詳細は次のサイトをご覧いただき、お申し込みください。
http://blog.canpan.info/selpinfo/archive/325

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行動を取るかということを常に考えていることが重要です。

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