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メルマガ名
仮説社PublicRelations
発行周期
不定期刊
最終発行日
2018年04月20日
 
発行部数
734部
メルマガID
0000246834
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 教育実践 > 教育全般

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メールマガジン最新号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔仮説社PublicRelations〕No.307
2018年4月20日
http://www.kasetu.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

◎仮説社の営業日程は,〈連休〉といってもかなり変則的になります。
◎『たのしい授業』2018年4月号の反響(後編)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


 本日(20日),『たの授』5月号の最終校正を終えました。わ〜
い,わ〜い。
 連休がひかえているので(流通部門が混み合うので),27日
に……いつもよりかなり早めに刊行・発送いたします。


◎仮説社の営業日程は,〈連休〉といってもかなり変則的になりま
す。
 
 28〜29日,仮説社フェアでは,ふだん並んでいる本・授業書・
おもちゃ・実験器具などの売り物の他に,とても簡単な霧箱で「宇
宙線」が見られます。その霧箱の作り方も見ていってください。
 新刊,『きみは宇宙線を見たか』(山本海行・小林眞理子)も,
見てね! 

 「ものづくり体験」は,「ゆっくり染め(おりぞめ)」「消しゴ
ム落款」「不思議物体」などを予定しています。
 (実費の一部をご負担いただく場合があります)
 さわって,作って,遊んで……ゆっくりお過ごしください。
 「たのしい授業」にかかわる疑問・質問も大歓迎です。
 
 28日,「『たのしい授業』編集会議」は,いつものように,全国
の研究・実践原稿を読みまくります。参加自由です。

 5月の連休に東京にお出かけ予定の方は,ぜひ,上野の山におい
でください。
 上野駅の「公園口」から出て人並みに流されて行けば,右手の西
洋美術館をすぎてすぐにテント村が見えます。
 まっすぐ行けば動物園,都立美術館も近くで,テント村の右奥が
国立博物館です。
 
 4月28日(土)仮説社フェア(10〜6時)/『たの授』編集会議
(仮説社近くの喫茶店ルノワールの会議室,12時〜3時)
   29日(日)仮説社フェア(10〜6時)
   30日(月)振替休日
 5月1日(火)通常どおり営業(10〜6時)
   2日(水)通常どおり
   3日(木)本社休業。上野公園で「上野の森親子ブックフェ
スタ」(博物館前のテント村)に参加,出店販売(10〜5時)
   4日(金)「上野の森親子ブックフェスタ」(10〜5時)
   5日(土)「上野の森親子ブックフェスタ」(10〜5時)
   6日(日)日曜日休み。以後,カレンダー通りに営業



◎『たのしい授業』2018年4月号の反響(後編)

☆☆☆ 2018年4月号(No.475)学級づくりハジメの一歩
               /小特集 追悼板倉聖宣 ☆☆☆

 4月号についての編集委員のおたより(4.20.現在25人)
 前号では6人の方のおたよりを紹介しました。
 そのつづきです。
 まず,25人分の「言及された原稿一覧」です。

22◆松本キミ子「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」
17◆板倉聖宣「絵と私」
14◆「ありがとう,板倉聖宣さん(山崎敏光/平林 浩/板倉雅宣
   /板倉玲子,4氏のスピーチ)」
12◆板倉聖宣アーカイブズ8(犬塚清和編)「問題意識を鮮明に」
11◆峯岸昌弘「学級目標は どっちに転んでも,シメタ!」
7◆村岡京子「4月の教室は桜で満開」
6◆山路敏英「自立を後押ししてくれる本」
6◆舘 光一「理科室へようこそ!」
6◆小原茂巳「答えは〈実験〉が教えてくれる」
5◆淀井 泉「〈これはよかった!〉と思えた教材」
3◆市原千明(手書き連載1)「怪しい理科少年」
3◆伊勢革観「落款づくりは楽観的に!? 」
2◆三木淳男「BB弾とプラスチックケースで 三態変化3Dモデル」
1◆船迫智子「(おたより)スプラッシュハート」

 ここから,お便り本文です。


7●肥沼孝治(埼玉・中学,社会)

 『たの授』4月号で特に良かったのは,次の3点です。
◆(1-0)「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」(松本さん)と,
◆(1-1)「絵と私」(板倉さん)
 「追悼・板倉聖宣」の中の松本さんと板倉さんのお二人の文章を
読み,その交流にたくさんの感動をいただきました。多くの人が板
倉さんと「運命的な出会い」をしたと思っていると考えますが,こ
れほど劇的な出会いは他にはなかなかないでしょう。
 仮説実験授業とキミ子方式の出会い。それはまさしく「歴史的な
出会い」でした。
◆(2)問題意識を鮮明に(板倉さん)
 「板倉式発想法の源流」と副題が付いていますが,「なぜそれを
研究するのか」という問題意識を失った研究は,その時点から魅力
を失っていくのだと思いました。
 常にそのことを意識した研究をされたから,板倉さんは仮説実験
授業をはじめ,多くの研究に成功されたのでしょう。
◆(3)答えは〈実験〉が教えてくれる(小原さん)
 特別支援学級での仮説実験授業の報告・第2弾でした。
 普通,子どもたちが答えを間違えたりすると,先生方としてはあ
せりますね。へたをすると,誘導尋問的に(教育的配慮のもと
に?)「正解」に向かったりします。
 しかし,題名の言葉を,教職2年目の若い先生に言ってもらえる
というのは,やはり仮説実験授業ならではと思いました。


8●栗原正治(群馬・小学校長)

 今月号でよかった記事
◆小原茂巳「答えは〈実験〉が教えてくれる」
 小原さんの授業参観の記録や先生方の感想と研究会での意見に対
する反応がすばらしいです。それから,森さんとのやりとりもいい
です。その随所に授業書の素晴らしさと仮説実験授業のもとになる
授業観が出ていて,よかったです。
 特に「授業中の間違え」についての考え方がよく分かります。森
先生の「〈間違えても良いからもっと自分で考えたことを伝えてご
らん!〉という前向きな気持ちにさえなっていました」という言葉
に思わず拍手をしてしまいたい気持ちになりました。
 「正しいことを教えなければならない」という,よく考えてみれ
ば何の根拠も無い無言のプレッシャーに先生も子どもたちも授業中
辛い思いをしています。しかし,「この授業は,流れが決まってい
るし,実験で決着がつくので,私は,子どもたちの方だけを向いて
授業することができました」と若い先生が実感できる授業書の素晴
らしさ。それは,徹底したヒューマニズムに基づく仮説実験授業の
すばらしさでもあると思います。授業書は,子どもたちにもたのし
い時を提供するけれど,「子どもたちの方だけを向いて授業する」
ということを具体的に分からせてくれる先生のためのものでもあり
ますね。
◆松本キミ子「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」
◆板倉聖宣「絵と私」
 この2つは,セットで仮説実験授業の考え方がわかるものでし
た。
 ボクも小学校から絵を描くということに劣等感を学ばされて嫌い
なことの1つでした。「本物そっくりに描きたい」という気持ちが
あって,下書きの時にはそれなりに納得できても,色をぬる段にな
ってどんどんダメになっていくという小中学生時代を思い出しまし
た。そして,それを解決する策を何も教えてくれない学校への不
満。
 キミ子さんにお目にかかったときにそれを話したら,「あなたの
ような人に教えたいのよ」と言われました。そして描いていくと
「あなた,上手じゃない」と言われいい気分になったことを思い出
します。
 『絵のかけない子は私の教師』という本の題名は,絵のかけない
子だけでなく,すべての教育に対して教師がもつべき考え方だと思
います。だから,この題名はボクの好きな言葉の1つです。
◆「ありがとう,板倉聖宣さん」
 ◇山崎敏光「常識にとらわれず,自分の頭で考えろ」/
 ◇平林 浩「原子論への道は人間を大切にする道」/
 ◇板倉雅宣「いたずらっ子ではなかった 兄の素顔」/
 ◇板倉玲子「はてしない幸福の連続でした」
 葬儀一日目(夜の部)には出なかったので,こうして文章に起こ
していただきありがたいです。
◆板倉聖宣アーカイブズ8(犬塚清和編)「問題意識を鮮明に」
 「分からないことは分からないと言おう」は,当たり前のようで
いて,実際にはなかなか実行できないことだと思います。それを鮮
明にして,なおかつ授業書という具体物を通じて,「〈わからない
すばらしさ〉を発揮して良いのだ」ということを実感させてもらえ
る仮説実験授業は,すごい発明だと思います。


9●根本 巌(神奈川・中学校,社会)

◇リニューアルした4月号。始めにカラーページが目に飛び込んで
きますね。ボクはあまり見ない色合いだけど,目になじみやすかっ
たです。写真が多く取り入れられているのもいい感じ。昔の教育雑
誌ってこんな感じだったような。見出し,小見出し,文中の語句や
文にもカラーが散見されますが,ここは編集担当者の遊び(美意
識)かな。カラー化以外では,子どもたちの声(感想)が,吹き出
しの中に入っている箇所がありいいなと思いました(以前からもあ
ったかな?)。
◆峯岸昌弘さん「学級目標は どっちに転んでも,シメタ」
一読,すっかり感心しました。峯岸さんはすごい。板倉さんの言
葉をしっかり自分で消化して生かしている。学級目標は,ボクにと
ってず〜〜っと悩ましいところだったのです。
子どもたちに考えてもらうとき,事前にそれなりの手立てをとって
きました。「こんなクラスにしたい」という願いを書いてもらい学
級通信に載せる。ボクの願いとして「短く覚えやすい,1年間いろ
いろな場面でつかえる,校長先生に見てもらっても大丈夫」を伝え
る。それから学級会で話し合って決定してもらうのですが,正直ボ
クがピンとこないものに決まってしまい,「これ使いづらいな
ぁ・・・」ともやもやしてしまうことが多かったのです。
 でも,峯岸さんは潔い。きちんと気持ちを伝えてから,<僕が子
どもたちに伝えたい目標>を提案して,それを採用してもらってい
る」。この「教師による提案」→「子どもたちによる採用(評
価)」という流れも仮説実験授業の考え方にピッタリです。気持ち
の伝え方もいい。峯岸さんの体験や授業書の内容が見事に生かされ
ています。ちょっと板倉先生の「たのしく学びつづけるために」を
連想したくらいです。
 さっそくマネさせてもらいました。峯岸さんの文を学級通信に転
載させてもらい(一部編集)中学3年生に「提案」。その後,ボク
が廊下に出て学級委員中心に話し合ってもらい,3分で「採用」さ
れました。ボクのクラスの生徒だけが知っているのはもったいない
ので,発行予定の「進路便り」にも掲載させてもらう予定です。峯
岸さんありがとう。
◆松本キミ子さん「板倉さんとの運命的な出会い」
◆板倉聖宣さん「絵と私」
二つの偉大な「才能」が出逢い,共鳴し合う。その高揚感が臨場
感を持って伝わってきて,読み手のボクまでわくわくどきどきして
きます。通勤車内で何度も読み返しました。
何度読んでも,わくわくどきどきが沸き起こります。こうした出逢
いに恵まれた人生というのは,それだけで十分幸せなのでしょう
ね。
◆板倉玲子さん「はてしない幸福の連続でした」
 板倉先生の「遺書」の書き出しが「私の一生ははてしない幸福の
連続でした」だったというお話は,ボクもその場で聴いていまし
た。何人ものすばらしいお話の中でもっとも印象に残った言葉で
す。先生の人生は松本キミ子さんとの時のようなすばらしい出逢い
の連続だったのでしょう。先生が「幸福」という想いを抱かれてい
たことを知って,ボクも「幸福」になりました。そして,もうそれ
こそ手前勝手に,恥ずかしげもなく,ボクも板倉先生の「幸福」の
末席(の末席の・・・)に連なっていたと思いこむことに決めまし
た。紹介してくださった玲子さん,ありがとうございました。


10●山田晃靖(福井・ふれあいスクール)

◆読み応えのある4月号でした。 二色刷りのページに驚きました
が,落ち着いた赤色で読みやすく感じました。
 手に取った瞬間,判型が大きくなったと感じましたが,錯覚のよ
うです。
 板倉先生の特集記事は,今後も少しずつ載せていただけるとうれ
しいです。
 以下,上位6編について書きます。
◆(1)ありがとう板倉聖宣さん
 板倉先生の幼少の頃よりの好奇心,考えて実験・実践して真理を
見つけていく行動力,人を大切にする日常生活,そして人を大切に
するということを仮説実験授業という形で示されたことに,改めて
感動しました。
◆(2)私と絵
 自由と束縛,となりからとなりへ,キミ子方式と仮説実験授業の
進め方が同じ考え方から出て,どちらもたのしいという点で成果を
あげています。
 松本さんが板倉さんを発見した,ということは僕も板倉先生を発
見したともいえるな。なんだかうれしくなります。
◆(3)板倉聖宣さんとの運命的な出会い
 松本さんも絵の描き方についての仮説を立てて実践し,子どもた
ちが描くことを好きになっていく姿から出発されたんですね。
 自ら発信して行動して,板倉先生を見つけていく過程がたのしか
ったです。発信することで新しいことが生み出せますね。
◆(4)問題意識を鮮明に
  「この学問は庶民にとってどういう意味がある」を根底に考え
ていくから,仮説実験授業は,多数の人々にとってたのしい勉強に
なるんだと納得しました。
◆(5)「これはよかった!」と思えた教材
 教室で授業に使うのもよいし,家庭で,あるいは個人で楽しむの
もよしかなと思います。
◆(6)理科室へようこそ!
 4月の授業開きはこういうたのしいのがいいですね。授業は楽し
いんだなと一時間でも感じてほしいし,こういう授業をする先生は
一年間たのしい授業を考えて進めていくと思います。


11●日吉 仁(佐賀・小学校)

◆松本キミ子さんの「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」がとても
よかったです。出会いというのは,人の数だけ,いやそれ以上にあ
るものだけど,それが運命的なものになるかどうかは本人次第なん
だなあということを強く感じました。ぼくも板倉さんとの出会いを
運命的なものにすることができてよかったです。
◆板倉さんの「絵と私」も,とてもよかった。板倉さんにとっても
キミ子さんとの出会いが運命的なものであったように思えます。
「運命的」という表現が妥当かどうかわからないけど,思ってしま
うものは仕方がないですよね。
◆同じく板倉さんの「問題意識を鮮明に」もよかった。ぼくは仮説
実験授業を日常的に,当たり前のようにやっているので,その点で
問題意識がぼんやりとしているところがあるなあと思います。「ど
うして仮説実験授業をするのか」とか,「何のために仮説実験授業
をするのか」というところをはっきりさせておきたいなと,改めて
思いました。
 犬塚さんの「編者から一言」も,とてもよかったです。卒業式で
こういうことはなかなかできないでしょう。問題意識を鮮明にする
だけでなく,それを行動に移す実行力がすばらしいです。見習わね
ば。
◆村岡京子さんの「4月の教室は桜で満開」はすごかったです。1
年生が入学してすぐに,こんなにすごい絵が描けるとは。子どもた
ちはもちろん満足でしょうけど,保護者のみなさんもうれしいでし
ょうね。小学校への期待がふくらむのではないかと思います。
◆小原さんの「答えは〈実験〉が教えてくれる」もよかった。特別
支援学級の1〜6年生までの20人を相手に授業が成立するだけでも
すごいと思うのですが,先生も子どもたちも笑顔というのがすばら
しいです。こういう体験を経て,仮説実験授業をする若い先生がど
んどん増えていくといいなあと思います。
 ぼくは今年も2年目の先生と同学年なので,その先生が楽しく先
生をできるように,小原さんを見習ってサポートしていきたいと決
意を新たにしました。どんどん楽しい授業を紹介していきます。


12●橋本五郎(福島・民生児童委員)

◇今月号を読んで,「よかったよかったで終わってはいけない。そ
れを身につけることができなければ,本当によかったことにはなら
ない」ということ,「よかったと思ったことも,身につけることが
できて初めてよかったことは完結する」ということを感じました。
そういう意味でも今月号は,今までになく読み応えのある号でし
た。
◆何といっても,「はてしない幸福の連続でした」という喪主の話
が良かったです。「お茶を持って近づいていっても話しかけること
ができないくらいの集中力でした」という板倉さんの仕事ぶりと,
「私の一生ははてしない幸福の連続でした」という板倉さんの言葉
が紹介されていたからです。「はてしない幸福」という言葉がいつ
までも心に残って離れません。
◆葬儀委員長の話も良かったです。
「私はこの論文(「天動説と地動説の歴史的発展の論理構造の分
析」)のことをいつもいつも思い出しながら自分の研究をやってお
ります」
この論文は「いつまでたってもその価値,命はなくなることはない
と,そういうことをこの21 世紀で意味のある仕事をしようと努力
しながら,常々感じているところでございます」というところを読
んで,「天動説と地動説の歴史的発展の論理構造の分析」の価値を
再認識することができたからです。近いうちに,再読,精読したい
と思いました。
◆「問題意識を鮮明に」を読んで,そのことの重要性をよく理解で
きていなかった自分を発見することができました。「ぼくらが研究
会をやるときには問題意識のところで全面的な議論を展開します」
とありましたが,これまでなんども研究会などで議論をしてきたの
に,「こんなことあったかな?」と思うほどだったからです。
〈「なぜ研究するのか」「なぜ問題なのか」ということをはっきり
しなければ研究してはいかんのだ〉なるほど,耳が痛い板倉さんの
言葉です。下町主義の素晴らしさも,〈ぼくにとっての「問題意
識」〉を読んで,初めて理解できました。だからこそ,今持ってい
る板倉さんの著作の中で下町主義というものがどのように言及され
てきたか,調べてみたいと思います。
◆ <学級目標は「どっちに転んでもシメタ!」>を読んで,その威
力というか,素晴らしさを初めて実感できた感じがしました。剣道
を例に「負ける恐れがある時は,同時に勝つチャンスでもある」と
いう考え方を知ったからです。そういえば,野球でよく言われる言
葉「ピンチはチャンス」という言葉を思い出しました。
 そして,挫折体験のところを読んだときは,どんなことがあって
も,振り返ってみた人生を肯定的に捉えることができる魔法の言葉
ではないかと思えました。


13●西村尚子(山口・会社員)

◇誌面が一新されたのか,なんだか新鮮な気がしました。写真もふ
んだんに使われていて,2色刷りの記事も変化があり,ページ上端
の内容案内もわかりやすかったです。
 その中でも,今回は板倉先生とキミ子さんの文章には面白く,興
味を引かれました。
 (板倉先生もキミ子さんも若い!)
◆板倉聖宣さんとの運命的な出会い
 キミ子さんの板倉先生との出会いは,最初は本の中での事だった
のですね。
 しかも,キミ子さんが,感性やイメージやセンスである芸術との
間で悩んでいる時に板倉さんの言葉に出会い,これだ!と思ったの
とのこと。
 こうやってキミ子さんは板倉さんに出会ったのだと少し感動的で
した。
 そして,キミ子方式の確立・交流。板倉先生との歴史が始まった
のだと思いました。
◆絵と私
 板倉さんが絵を描いている姿は,なんだか想像がつきませんでし
た。
 キミ子さんと出会い,最初は仮説と芸術教育だけは別物だと思っ
ていた板倉さんがキミ子さんの実践報告に触れて,どんどんと惹か
れていく過程がおもしろかったです。
 輪郭線を描くことだけに自信があった板倉さんが輪郭線を描かず
にとなりへとなりへと絵を伸ばしていくキミ子方式に感銘を受けた
のは,さもありなんという感じがしました。
 こうやって出会った,仮説とキミ子方式が現在まで続いていると
いうことが感慨深いです。
 板倉先生のかぼちゃの絵は美味しそうだった!
◆問題意識を鮮明に
 まさに仮説実験授業の本髄に迫る講演記録だと思いました。
 下町主義の学問。庶民にとってどのような意味を持つのかを明ら
かにせずに研究してはいけない。
 「指導者に誤り導かれない」ことの大切さを,どう納得してもら
うか。そのためには真理とは何かをということをわかっていなけれ
ばならない。
 そして,真理は多数決では決まらないということをすべての人が
知っておく必要がある。
 ところどころに散りばめられたこれらの言葉たちが,そのまま仮
説実験授業の構造ですね。
 今までもよく聞いてきた言葉達ですが,改めてすごい!と思いま
した。
◆4月の教室は桜で満開
 まず 表紙次の桜の絵は目を引きました。しかも入学したての小
学1年生の絵とは。教室が華やかですね。
 こんな素敵な絵が小学1年生でも描けると,楽しいなと思いまし
た。きっと,子どもたちもお母さんも大喜びでしょう。
 やはり,芸術はセンスや感性だけではなく,絵の描き方を教える
ことも大切だなと思わされます。
 その中から,芸術家が産まれればいい。
 多くの人に絵を描く楽しさを教えることが,学校では大切な気が
します。
 レオナルド・ダ・ヴィンチの描き方と書いてあったけれど,キミ
子方式とも似ているなと思いました。
 それにしても,日本人は桜に特別な感情がありますね。春は桜で
す。


14●山中真志(千葉・小学校)

◆学級目標はどっちに転んでも,シメタ!(峯岸さん)
 この言葉はとても良いなぁと思います。ボクも子ども達によく話
をしていました。ただ,峯岸さんも書いているように,「転んだそ
の時はなかなかそうは思えない」ということがあります。ボクにも
そんな経験があるからこそ,子ども達にも話ができるんだと思いま
す。学級目標も,「先生の想いを願っての設定」というのも良いと
思いました。ボクも真似してみたいと思います。
◆板倉聖宣さんとの運命的な出会い(松本さん)
 本当に人との出会いは大切だし,この人に出会えなかったら…な
んて思う人もいます。ボクも色々な巡り合わせがあって仮説を知る
ことができました。これからもそんな人との出会いを楽しみに,大
切にして行きたいなぁと思いました。
◆理科室へようこそ!(舘さん)
 ここに紹介されている内容は,ボクも結構やったことがあります
が,理科の先生がこんなにも楽しいことをしてくれたら,子ども達
は本当に嬉しいだろうなぁと思いました。新年度,子ども達と新し
い出会いがあります。出会う子ども達に「この先生,楽しそうだ
な!」と思ってもらえるように頑張りたいなぁと思いました。
◆落款づくりは楽観的に!?(伊勢さん)
 消しゴムハンコづくり,読んでみるととても簡単そう。図工関係
は準備が大切だと思いますが,コレは消しゴムを買っちゃえば,あ
とは大変なことはなさそうです。高学年を担任した時には是非やっ
てみたいなぁと思いました。
◆4月の教室は桜で満開(村岡さん)
 描き方がとても丁寧に示されていたので,「1年生でもできるん
だ〜」と思いました。4年生や5年生バージョンも書いてあって,是
非やってみたいと思いました。ボクは図工の引き出しが少ないの
で,こういう資料はとても助かります。
◆「これはよかった!」と思えた教材(淀井さん)
 こういう紹介,とてもありがたいです。ボクは絵本も好きで色々
読んでいるのですが,知らない絵本もあったので,手にとってみた
いなぁと思いました。


15●小川直恵(長崎・中学校,理科)

◆山路敏英「自立を後押ししてくれる本」
 不登校支援教員としての経験を基に書かれた堀江晴美さんの著
書。特に,「子どもに寄り添うことは,子どもの言いなりになるこ
とではなく,子どもの一番の願いをかなえてあげることだ」という
話になるほどと納得でした。そして,山路さんの「自己の〈自立〉
を目指す全ての人達への本でもある」という解説に,ぜひ手にとっ
て読まなければと思っています。
◆峯岸昌弘「学級目標はどっちに転んでもシメタ!」
 定番の学級目標ということですが,私にとっては常に人生訓とも
言うべきものです。先日友人から,「どっちに転んでもシメタ」のロ
ゴいりTシャツを着て宅急便の応対に出ると勇気づけられると言わ
れたという話を聞きました。大人にとってもとても大切な言葉です
から,ぜひ誰にとっても心にとめてほしい言葉だと思っています。
◆板倉聖宣(アーカイブズ)「問題意識を鮮明に」
 「わからないことは,わからないと言おう」と「問題意識を鮮明
に」という2つの合い言葉は,意識していても簡単に使えないこと
が多いです。わからないと言うにはとても勇気がいることが多く,
そんなことも知らないのかと思われそうで言えなかったり,問題意
識を持とうと思っても何が問題なのかと言うことがわからなかった
り…。そんな中,わからないと言える勇気や何が問題なのかと考え
る視点があることは,一歩踏み出す時の大きな支えになることが多
い気もします。今すぐに解けそうにないことでも,その2つのこと
を意識することで見えてくることが少しずつあって,それが解決の
道筋につながっていくように思います。板倉先生の合い言葉を今の
自分の様々な問題や社会情勢に当てはめ考えていく指針としていき
たいです。
◆館 光一「理科室へようこそ」
 理科専科の館さんの「出会いから授業へ」という流れを知り,中
学理科でやっている私にとって,「なるほど,これやってみようか
な」と思うことがたくさんあるお話でした。
特にエナジースティックは,小学生だけでなく,中学生も楽しんで
くれそうな感じで,今まで持っていたけれど使ったことがなかった
のでやってみようと思いました。また,自己紹介もクイズ形式でや
ってみるのも楽しそうなので,作ってみようかなと思っています。
学期初めは忙しくバタバタすることが多いのですが,準備さえして
いればお互いよい出会いと印象が作れるので,大切にしていきたい
です。


16●樋口みどり(広島・ヨガインストラクター)

◆二色印刷,とても良いです。セピア色が素敵です。
◆「学級目標は,どっちに転んでもしめた」(峯岸昌弘さん)
 板倉先生の言葉の「いまの親は〜」(10ぺ)から最後まで,なる
ほどなるほどと思って読みました。ごめんなさい。ホントに全ての
文章を読んで,そう思います。
 間違わないことは,自分で考えてないから,新しいことに挑戦し
ていないから……そうです。
 うまくいかない時に,しめたと思える発想大切です。
◆「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」(松本キミ子さん)
 お二人の出会いについては知らなかったので,知れて良かったで
す。それに,キミ子さんの事も詳しく分かって,やっぱり情熱的な
方なのだと思いました。
 他の方の,板倉先生との出会いも知りたいです。
◆「ありがとう板倉聖宣さん(その2。4人の方のお話)」
 「常識にとらわれず,自分の頭で考えろ」,「原子論への道は人
間を大切にする道」……それぞれの題名でわかります,板倉先生が
おっしゃっておられたこと。
 「やろうと決めたら80%成功だ」……そうだと思います。
 「はてしない幸福の連続でした」……良かった,ホントに良かっ
た。
 それに,記録してくださった大黒さん,ありがとうございました。
◆「問題意識を鮮明に」(板倉聖宣さん)
 意識することが大切だと思います。実は,ヨガでも,意識するこ
とが大事なのです。ヨガは,呼吸と動作と意識を合わせて行いま
す。意識を合わせて行わないと,ヨガではないのです。
 仮説実験授業の考え方とヨガの考え方は,似ていることが多いで
す。私は仮説実験授業を先に知ったので,ヨガの本を読むと「仮説
実験授業と似ている」と思うのですが,私のヨガの先生は,何千年
と続くヨガの方が先にその考え方をしている,と思われています
(でも,その先生も仮説実験授業好きです)。
◆「これはよかったと思えた教材」(淀井泉さん)
 特別支援の教材が色々あって嬉しいです。色々な個性の子供たち
がいるので,たくさん確実な情報があるといいです。
◆「4月の教室は桜で満開」(村岡京子さん)
 1年生の作品と思えません。みんなすごいです。子供たちも満足
していると思います。
◆「おたよりのページ」
スプラッシュハート,やってみたーい。


17●荒居浩明(神奈川・小学校)

 今月号は,次の三つに強い感動を覚えました。
◆「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」…松本キミ子さん
 私(あらい)は子どもの時の教育のせいで,絵が大きらいにな
り,描くのがとてもいやです。今でもそれは直りません。しかし
「キミ子方式」と出逢い,子どもたちがステキな絵を描くようにな
ったのは,とてもうれしかったです。それでも私自身は未だに絵を
なかなか描きたいとは思えないでいます。
 しかし,このキミ子さんの記事を読み,仮説実験授業の考え方と
同じである「キミ子方式」を考えだし,板倉先生との出会い,そし
て美術の世界ではなく,仮説実験授業研究会で広がっていく「キミ
子方式」のステキさにとても感動を思えました。次の板倉先生の記
事と合わせて,自分でも絵を描いてみようかなと思うことがやっと
できました。
◆「絵と私」…板倉聖宣先生
 いくつか驚いたことがありました。板倉先生は,子どもの頃,絵
に自信があったんだということ。自分の家族にキミ子さんに絵を描
かせてほしいとたのんだこと,そして板倉先生自身の絵です。
 キミ子方式が,板倉先生に,そして仮説実験授業研究会で普及さ
れていった経緯がよくわかりました。
 そして「絵の描けない子は私の教師」という言葉の重さが強く心
に響きました。さしづめ私の場合は「音楽のきらいな子は私の教
師」・「自然観察がきらいな子は私の教師」というところでしょう
か。「マネできる教育理論」,仮説実験授業もキミ子方式も,本当
にそれを実現できた授業なのだとはっきりわかりました。
◆「はてしない幸福の連続でした」…板倉玲子さん
 玲子さんのこの言葉は,板倉先生の葬儀の時に,じかに聞きまし
た。涙なしには聞くことができませんでした。そして,またこの文
章,電車の中で詠みましたが,思わず涙があふれそうで困ったほど
でした。板倉先生が,いつも全力で誠実に仕事に取組み,たくさん
の子どもたちや先生たちを笑顔にすることができたこと,世界にそ
ういう人間は他にいたのかという気さえします。今更ですが,惜し
い人を失くしたと思わざるを得ません。
◆「4月の教室は桜で満開」…村岡京子さん
 この記事が出て本当によかったと思っています。じつはこの「ブ
ルーノ・ムナーリ」さんが考え出した木の描き方は,小学校の国語
の光村の教科書2年生に「1本の木」と題して載っていました。今
から9年ほど前に,2年生の子どもたちとこの国語の授業をして,
キミ子方式と少し似ているところがあるなぁと思い,せっかくなの
でこの通りに木の絵を子どもたちに描いてもらいました。たいへん
うまく掛けているので驚いて写真をヘ撮り,サークルで見てもらっ
たこともありました。
 村岡さんがこの描き方を教えてもらい,発表してくださったこと
で,多くの人たちが,笑顔になれるなぁと喜んでいます。ぜひ一度
この方法で描いてみてほしいと思います。
 2018年4月号は,私の中で感動の一冊となりました。感謝。


18●小田富生(和歌山・農業/算数工房)

◇2色刷りいいですね。セピア色が増えただけでグッと雰囲気(カ
ラー感)が変わりますね。
◆口絵写真の桜の木,とても1年生が描いたとは思えないほど華や
かで楽しい桜の木です。「基本の木の描き方を伝える」これがポイ
ントなんですね。
◆板倉さんと◆キミ子さんの出会いをそれぞれの文章で読めるのが
良かったです。ぼくが初めて仮説の大会に参加したのが猪苗代大会
でしたが,キミ子方式で描かれた絵がずらーと並んでいたような記
憶があります。ぼくは,小学校1年生の時に自転車屋さんの絵を描
いて賞をもらいました。ところが5年生か6年生の時に,家を一
軒,画用紙のど真ん中に描いて「なんなこの絵は!」と先生にけな
されて以来,絵には劣等感を持っていました。そんなぼくが,大人
になって再び絵筆を握ってみようと思えるようにしてくれたのがキ
ミ子方式でした。
◆市原さんの連載おもしろかったです。「ドライアイスに蚊が寄っ
てくるか?」予想…ドライアイスの周りは二酸化炭素だらけで蚊が
寄ってきそうですが,人間の吐く息は暖かいですが,ドライアイス
からの二酸化炭素は冷たいので,蚊は寄ってこないと思います。5
月号が楽しみです。
◆三木さんの分子運動3Dモデルは,なかなかのヒットアイデアだ
と思います。写真からの想像でしかないのですが,奥行きのある動
きをするんだろうなと思います。口絵写真を見たときには,重ねた
ケースを上下に振るのかなと思っていたのですが,本文で「ゆるゆ
ると左右にゆさぶって,上からぼんやり見る」と書いていて,「そ
うか,上から見るのか。それなら凄い!」と思いました。
 4月21日に籾を水につけます。今年の米作りの始まりです。


19●中村 文(福岡・小学校)

◆学級目標はどっちに転んでもシメタ!(峯岸さん)
 峯岸さんが〈子ども達に伝えたい目標〉を提案して,「僕の授業
の内容は全部忘れてしまっても,この目標だけは忘れないでいて欲
しい」という文章がとてもよかったです。実は最初,このページを
読んだとき「そうだよなー。子ども達に伝えたい言葉の一つだよ
な。うんうん」という感じで結構軽く読んでいたんです。しかし,
p.8に書かれていた「いろいろあって,今がある」の内容にとても
共感しちゃって,今すぐにでも「転んでもシメタ」って言葉を子ど
も達に伝えたい!と思っちゃいました。
 私も峯岸さんと同じように大学落ちて一浪したし(笑),失恋し
たり,教員採用試験に落ちたり(なかなか福岡に帰れなかった),
仕事で本当にツラい時を経験したり……したことがありました。
 峯岸さんが書かれていたように,気がついたらそのことが(思い
出したくもないこともあったけれども)結果的に今の私にとってシ
メタとなっている。??「ということを見つけることができるように
なったな」という経験もすることができたんです。シメタ と思え
ることが後から見つかったとき,本当にうれしくて仕方なかったで
す。
 とはいえその渦中にいると,「どうしてもシメタって思えないよ
ね……この先ずっと私には暗い未来しかないんだ……」と,かなり
悲観的になることが多い 笑。
 しかし私も,「失敗したときに,この言葉を早く思い出せるよう
になると人生は明るく開けてくる」ということを意識しながら子ど
も達と過ごしていきたいなと思いました。
◆板倉聖宣さんとの運命的な出会い(松本キミ子さん)
◆絵と私(板倉さん)
 この二つをセットにして読んでいると,キミ子さんからの視点と
板倉先生からの視点が合致するところがあったので,どちらもとて
も面白かったです。キミ子さんの〈絵は一部の人にしか描けないの
ではなく,一定の方法を教えれば誰でも絵が描ける〉の仮説が実践
できたことって,改めてすごいなって思います。
 そしてp.29に書かれていた「私は文章を書くとき輪郭線に当たる
〈構想を立てる〉ことをやめて,となりとなりと〈いつも今描いて
いることだけに集中して書いていく〉という方法を身につけて,そ
の文章を書き出すときには考えてもいなかったことを発見しながら
書いていく喜びを確立していたのだった」が「キミ子方式」の絵の
描き方と一緒だったというところにも「す,すごい!」となっちゃ
いました。
◆ありがとう板倉聖宣さんその2(山崎さん・平林さん・板倉雅宣
さん・板倉玲子さん)
 山崎さんの「全てのことを疑え・常識というものにとらわれる
な。自分の頭で考えろ」や,
 平林さんの「科学的認識は実践によってのみ成立する・科学的認
識は社会的認識であるという仮説実験授業の根幹になる言葉も簡単
には理解できなかったけれども,授業書を具体化するなかで,研究
を進めるなかで,くり返しわかりやすい事例に置きかえてさりげな
くわからせてくれた」や,
 板倉雅宣さんの板倉さんの生い立ち,そして板倉玲子さんの板倉
さんの最期の様子とそして遺書に書かれていた「私の一生ははてし
ない幸運の連続でした」を読んで,ぶわーっと涙が出てきて……泣
いちゃいました。
 私,本当に仮説実験授業に出会ってよかったなって思います。実
は私,平林さんが話していた「仮説実験授業の根幹になる言葉」に
ついては未だによくわかりません。ただ仮説を通じて,さらに笑顔
で過ごせるようになったし,子ども達や自分のスバラシサを発見で
きるようになったと思っています。
 『たのしい授業』でお別れ会の追悼メッセージを特集していただ
き本当にありがとうございました。
◆問題意識を鮮明に(板倉さん)
 特に「〈自分自身の学問は庶民にとってどのような意味を持つの
か〉ということを明らかにせずに研究してはいけない〉という思い
がぼく自身はすごく強いわけです」という文章が心に残りました。
 現場は新指導要領の移行期間中。もうあたふたです。指導要領に
あるから教えなければならないとか,アクティブラーニングだと
か,まぁ,いろいろ言葉が飛び交っています。
 もしかして的外れかも知れないですが,この文章を読んで「やっ
ぱり私は自分が感動した」とか「自分が楽しい・教えたい」という
思いを大切にしたいなって思いました。
◆「これはよかった!」と思えた教材(淀井さん)
 いろいろたのしそうな教材ばかりで,読みながらワクワクしてい
ました。昨年から朝の読み聞かせをしているので,絵本は気になっ
ていたから紹介してもらえてウレシイです。『うんこしりとり』読
んでみたいです。
◆答えは〈実験〉が教えてくれる(小原さん)
 「間違えた子がとても多かったですね」という指摘(p.124)以
下の部分を,校内研究の授業と仮説をする時との自分の気持ち?を
ふり返りながら読んでいました。
 ベテラン教師の方が言った「ボクだったらすごく焦ると思いま
す」という気持ち,私もその気持ちがわかるんです。
 (私が今まで経験してきた)校内研究の授業ですが,まず指導案
通りに行くことを考え,何回も何回も発問や板書計画や予備授業み
たいなのをするのです。私,指導案をほとんど書けないから,いつ
も学年の先生が考えた(そして過去に残されていた)ものにおんぶ
にだっこでやっています。しかし,その指導案の中身をわかってい
るか?というと……よくわからない。ですから最終的に「よくわか
らないけれども指導案通りに授業をする」ということを意識して授
業に臨んじゃうのです。自分でもよくわかってない&授業中子ども
達の話がずれてくるとすごく焦ります。ベテランの先生が思ってい
た「すごく焦る」というのは,私のこういう気持ちに似ているのか
な?と思いました。
 そして協議会では「あそこの発問がダメだったから,子ども達の
思考がずれた」と指摘されちゃって,焦る私だったら「あー,ごめ
んなさい」ってなっちゃうんですけどね。
 しかし,仮説実験授業では違うんですよね。小原さんが書いてい
たように,最終的に〈実験〉できまるし,「正しいことを教えなけ
ればならない」というプレッシャーから解放されるんですよね。す
ごく前向きな気持ちにもなる。授業に対して「指導案通りに行かな
かったらどうしよう」という不安もなくなっていくんだと思いまし
た。
 「森先生自身が楽しそうに授業をされていた」という評価はとて
もウレシイですよね。若い先生達がこうやって楽しそうに授業がで
きる事っていいなぁと思いました。


20●須崎正美(埼玉・中学校理科)

◆松本キミ子さん「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」
◆板倉聖宣さん「絵と私」
 このキミ子さんと板倉さんの文章を読み比べてみると,キミ子方
式と仮説実験授業の出会いが生き生きと描かれています。仮説実験
授業が科学の教育だけではなく,美術の教育へと広がっていく様子
がよく分ります。
◆板倉雅宣さん「いたずらっ子ではなかった 兄の素顔」
 板倉さんの子どもの頃の様子がよく分りました。板倉さんも子ど
もの頃は,普通の子とそんなに変わりがないことを知り,安心しま
した。
◆板倉玲子さん「はてしない幸福の連続でした」
 闘病生活の中で,玲子さんと板倉さん,お二人で過ごす時間が長
くなり,楽しく生活していることが手に取るように分かりました。
「病気になってもシメタ!」ですね。それにしても,玲子さんがい
らしたからこその板倉さんだなと,今回強く感じました。玲子さ
ん,ありがとう。そして板倉さんも。
◆板倉聖宣さん「問題意識を鮮明に」
 この記事を読んで,板倉さんがいつも言われていた,「下町主
義」と「問題意識を鮮明に」というものが,しっかり結びついてい
るのだなと言うことがわかりました。(いかなる学者も)「〈自分
自身の学問は庶民にとってどのような意味をもつのか〉ということ
を明らかにせずに研究してはいけない」ということなのですね。こ
れこそが,「下町主義」,大衆のためという「問題意識」をはっき
りさせて研究していく板倉さんの姿勢だったと気付きました。


21●長澤弘明(神奈川・民生児童委員)

◆松本キミ子さん「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」
 松本さんの文章に,私も共感しました。私は松本キミ子さんと出
会って,生まれて初めて絵を描きあげたときの感動を思い起こしま
した。小中学校を通じて絵を仕上げることなく,苦手なので宿題に
されると,母が手伝ってくれて提出していたのです。図工の評定は
「1」か「2」でした。キミ子さんに出会って絵を描く楽しさを知
ることができました。
◆峯岸昌弘さんの「どっちに転んでもシメタ!」
 私も学級目標にして貼り出したことがありました。定年退職の児
童とのお別れ式にも,「どっちに転んでもシメタ!」を折るpめに
したものんいかいて送る言葉にしました。


22●田辺守男(埼玉・高校,理科)

 今月号も特に印象深く読むことができました。ありがとうござい
ました。
◆(1)「どっちに転んでも,シメタ」☆☆☆☆(4/5):峯岸
さん
 とってもイイ話でした。保護者会でも使えるような内容で,これ
ほどまで「転んでもシメタ」ついて詳しく哲学してくれたのは初め
て読みました。「失敗の仕方を学ぶ」というのは,まさに板倉さん
のメッセージと繋がるのでとても良かったです。
◆(2)「板倉聖宣さんとの運命的な出会い」 ★5つ:松本キミ
子さん
 まさに,運命的な出会いで感動しました。久しぶりにキミ子さん
の文章を読んで,嬉しかったです。あらためて,キミ子さんの発見
の素晴らしさとその熱意に感動しました。
◆(3)「絵と私」☆5つ:板倉聖宣さん
 キミ子さんが板倉さんと出会った話は,本で読んだり聞いたりし
ていたのですが,板倉さんからキミ子さんと出会ったことの詳細を
読んで,コレまたビックリして感動しました。まさに,二人が運命
的な出会いをしていたんだなと,この二人の文章を読んでそう思い
ました。二人で書かれたことが同時に掲載されたことに実に意味が
あるなぁと,編集者の方々の心意気を強く感じました。仮説社でな
ければ,こんな組み合わせはできませんね。
◆(4)「ありがとう板倉聖宣さん(その2)」☆5つ
 今回もすごく良かったです。山崎さんが,『科学と方法』を60年
くらいたったのにすぐそばに置いていたという話。「常識にとらわ
れるな」という教えなどあらためてすごいなと思いました。『科学
と方法』また,ゆっくり読んでみます。
 板倉玲子さんが語る「板倉聖宣」はとてもしみじみと読ませてい
ただきました。「初めの50年間は疾風怒濤のごとく走ってきた」。
そして,「遺書」に「私の一生ははてしない幸福の連続でした」と
いう一文は泣けてきました。
◆(5)「問題意識を鮮明に」☆5つ:板倉さん
 物事の本質に迫るには,「問題意識を鮮明にする」というのがい
かに大切で,なかなかそれがフツーは出来ないのだなと思いまし
た。身の回りにあるもの,いつもアタリマエだと思っている常識,
学校や社会でのトラブルなどの多くは,こういう「問題意識を鮮明
にする」という発想で対応すれば,多くの場合,本当の意味での基
礎知識として学ぶことができるのだと思います。とても応用範囲が
広いし,原点に戻って考えることができそうです。
 イイ事を学びました。
◆(5-2)編集者からの一言:☆5つ
 板倉哲学をこうして自分のものとしてどうやって応用するかとい
う話で,とても良かったです。言われてみればそうです。卒業証書
を直接渡すのは担任であるべきだというのは,問題意識があって初
めて出てくることですね。とってもステキ校長先生です。
 ルネ高の卒業式のビデオをルネ高で見ました。若い先生が羽織袴
で笑顔で卒業証書を渡しているシーンはなかなかのものでした。
◆(6)「理科室へようこそ!」☆4つ:舘さん
 理科専科の先生らしい紹介。とてもイイですね。初めてこういう
紹介の仕方を知りました。知らない理科専科の先生を子ども達がき
っと好きになってくれるだろうと想像できます。
 特に,82ペの「魔法使いの絵本」紹介はとっても良かったです。
僕もさっそく,新しい授業開きで使わせてもらいました。
 でも,ちょっと盛りだくさんですね。小出しにして,もっと早く
仮説実験授業をやった方がいいと思いました。
◆(7)「4月の教室は桜で満開」☆4つ:村岡京子さん
 すごくイイですね。小学校1年生が描いたとは思えません。しか
も,保護者会直前に描いたなんて…。素晴らしいです。これらの絵
が教室に貼られていたら,圧倒されてしまいます。やり過ぎでしょ
う(笑)。村岡さんの目の付け所や行動力,押さえきれない衝動
(笑),…どれも意欲が伝わってきます。
 僕は,読む前に「コレはキミ子方式の1年生バージョンかな?」
と思って予想しながら読んだのですが,そうではなかったようで
す。キミ子方式と似ている部分はありますが,かなりやり方がハッ
キリしていて,これはこれでとてもイイですね。
◆(8)「答えは〈実験〉が…」☆5つ:小原さん
 前回に続く,特別支援学級での仮説実験授業。この授業記録とお
話がすごいのは,小原茂巳さんが授業をしたのではなく,若い森先
生が初めてやった仮説実験授業ということです。初心者でしかも若
者ですが,実に堂々と授業を楽しんでいる様子が伝わってくる,と
ても爽やかな授業記録でした。
 それだけでなく,参観者のウレシイ感想はこの授業の成功を裏付
けしてくれています。さらには,協議会で参観者の疑問〜「間違え
た子ととても多かった」についての,森さんの感想とそれに対して
の小原さんの解説はお見事としか言いようがありません。とても気
持ち良く読ませていただきました。そして,とっても勉強になりま
した。
◆番外:新装なった『たのしい授業』,とてもいい感じです。ちょ
っと色が付いてきて,おしゃれです。


23●荒川康夫(埼玉・小学校)

 印象に残った記事は次の4つです。
◆峯岸昌弘さんの「学級目標はどっちに転んでも,シメタ!」
 ぼくも「どっちに転んでも,シメタ!」は大すきな言葉ですが,
それを学級目標にしているというのは驚きでした。よく読んでみる
と,この目標を選んだ意味が分かりました。失敗したときどうすれ
ばよいかを考えることが大事……そこから別の方法を考えればいい
ということをこの言葉はあらわしているので,この言葉はどんな場
合でも子どもたちや我々に勇気を与えてくれる言葉だったのだと改
めて思いました。いやあ,いい言葉ですね。
◆松本キミ子さんの「板倉聖宣さんとの運命的出会い」
◆板倉聖宣さんの「絵と私」
 松本さんの新しい絵の描き方の発見と板倉さんのキミ子方式との
出会いが交互に語られていて,往復書簡のようだなあと思いまし
た。とてもいいです。
 キミ子さんの発明した描き方が板倉さんの発明した仮説実験授業
と似ている,同じだということがお互いに発見できた経緯から,キ
ミ子さんの単行本発行にまで至るまでがつづられていました。実際
の板倉さんの絵などが掲載されていて,往復書簡ではないのです
が,そのように感じられる交流の記録でした。
◆平林浩さんの「原子論への道は人間を大切にする道」
 どのお話もよいのですが,その中でもの平林さんのお話がよかっ
たです。平林さんが《ものとその重さ》の実践を通して「子どもを
大切にするとは子どもが関心をもっていく問題をしっかりと作り出
していくことなんだ」と思ったこと,板倉先生に触発されて分子模
型が原子をイメージするのにとても大切な役目を果たすことに気が
つくところ,そして『ひと塾』での板倉先生の優しさ,いろんなこ
とをおのお話から学びました。
◆板倉玲子さんの「はてしない幸福の連続でした」
 ぼくはお通夜に出席したので,このお話を生で聞くことができま
した。板倉先生の日常から最後までの様子を簡潔にまとめられた,
奥様にしか語れないお話をたくさん聞くことができました。どのお
話も心あたたまるお話でしたが,ある日「遺書」と書かれた文章の
最初の方に「私の一生は,はてしない幸福の連続でした」と書かれ
てあったとのこと。このことにすごく感銘しました。ぼくもそうい
うふうに生きたい,そう思って死にたいと思ったのですが……死ぬ
ときにそう思って死ねるかどうか? いやそれを目標に生きようと
思います。


24●片桐明美(山形・盲学校,中理)

 実はまだ最後まで読めていないのですが,今月も濃い内容です。
◆一番はじめの峯岸さんの「学級目標」にまずグッと来て,学級開
きで使いました。ちょっと伝えるだけのつもりだったのに,30分く
らいはこの話題でした。が,おかげで前向きな一年が送れそうで
す。少なくても私は,4月にしては珍しく,全て前向きに考えてい
られます。ありがとうございました。
 「追悼・板倉聖宣」の中の,◆松本キミ子さん,◆板倉聖宣さ
ん,そして4人の方の◆「ありがとう」の言葉。そして◆「問題意
識」。
 〈キミ子方式〉は有名で,いつかと思ってますが,まだやったこ
とがありません。できればイカを描いてみたいと思っています。い
ろいろな出会いがあって道が広まるんですね。
 板倉先生,お会いできませんでしたが,生き方が,すごい! 文
面からぐいぐい伝わるものがありました。
◆「落款作り」(伊勢さん)やってみたいです。


25●藤井幹二(大阪・小学校)

 今月号は「学級づくりハジメの一歩」特集とあるので,〈たまも
の〉をしてもいいかなぁと思ったものの,僕がバカなのか間抜けな
のか,作り方が分からず,いきなり消化不良に。「どっちに転んで
もシメタ」を学級目標にする峯岸さんの意図に共感できるものの,
いざ使うとなると……う〜ん,どうしたものかと,これまた消化不
良に。
 4月の中旬に最初の参観と学年懇談会があるので,そこで言おう
かと迷走中。
 ダメ押しは,最後のページの「5月号予告」。見ると家庭訪問や
授業参観がラインナップの「保護者ともイイ関係」特集。
 すいません……僕の町ではそれ全部4月で終わっています。どん
な内容か興味津々なだけに,怒りを飛び越えて憂鬱な気分になって
しまった。改めてタイムリーな記事と出会うのは難しいと痛感し
た。──という中,
◆山路さんの「自立を後押ししてくれる本」という堀江さんの著書
の書評が最高に良かった。久しぶりの大興奮だ。山路さんも書いて
いるが,僕も「子どもに寄り添う」ことの意味がよく理解できなか
った。堀江さんの「ぐずっている子に向かってわたしは決まって聞
くことがあります。“あなたの願いはなになんですか”」に,「お
ぉ〜!」と思わず唸った。今年No.1の名言になりそうだ。さっそ
く水口さん(大阪)にわがままを言って,この本を貸してもらって
夢中で読んでます。もちろん読了後,買いますよ。

                  ……… 次号へ続く ……
        
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
*メルマガ編集部よりひとこと*
今号もお読みくださりありがとうございました。
昨日,8ヶ月の産休・育休を終えついに職場復帰いたしました
(荒)です。自分の席は残っているだろうか…なんて悪い心配ばか
りがよぎっておりましたが,行ってみれば慣れ親しんだ場所でし
た。「おかえり」って言ってもらえて本当にほっとしてしまいまし
た。感謝,感謝。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
それでは,また来号をお楽しみに!
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
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