ピアノ レッスン コン・ヴィヴァーチェ

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メルマガ名
ピアノ レッスン コン・ヴィヴァーチェ
発行周期
ほぼ隔週(月曜日)
最終発行日
2018年07月09日
 
発行部数
376部
メルマガID
0000253147
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 音楽 > 楽器

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 はじめてのピアノ レッスン con Vivace (コン・ヴィヴァーチェ)

            ( 第251号 )
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[ お知らせ ]

● 夏休みのお知らせ

コン・ヴィヴァーチェでは、2018年7月20日から7月27日まで夏休みを取らせていただき
ます。この期間、商品のご注文は可能ですが、商品の発送は7月30日以降となりますの
で、ご了承ください。ダウンロードでの販売につきましては、これまで通りです。

● 次回メールマガジン

メールマガジンは、1回お休みとさせて頂き、次回配信は、8月6日となります。



[ たのしい音楽小話 ]

音楽の雑学的な事から、作曲家の話、いろいろな音楽情報まで、音楽を幅広く興味を
持って楽しんでいただける様なお話を紹介しています。

今回は、フジコ・ヘミングさんのお話です。

先日、ピアニストのフジコ・ヘミングさんを取り上げた映画を観てきました。雨が降る
平日の朝一番の時間帯でしたが、ネット予約ができない映画館だったので、かなり早く
着くように家を出ましたが、チケット売り場の前には既に10人くらい並んでいました。

ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコさんといえば、独特の雰囲気を持つ
ピアニストですが、以前、大ブレイクのきっかけとなった半生を紹介したテレビ番組を
偶然に見て、大変衝撃を受けました。あれから月日が経ち、映画化されるということで
興味を持ったわけです。

ピアニストをしていたフジコさんのお母様は、東京芸術大学の前身である東京音楽学校
の出身です。当時は、「荒城の月」で有名な滝廉太郎などが教鞭をとっていた時代で
す。その後、留学先のドイツでスウェーデン人のデザイナーと出会って結婚し、フジコ
さんが生まれました。

映画は、14歳の時に書いていた絵日記の回想シーンとともに、現在の日常生活に密着し
たドキュメンタリー映画となっていました。

御年80歳を超えるピアニストですが、現在でもマネージャーを付けずに自らスケジュー
ル管理をしながら年間60ものコンサートをこなし、アメリカやヨーロッパ、アフリカ
大陸にもコンサートに出かけているそうです。

密着シーンでは、相当ハードはスケジュールで、お疲れモードの姿も見えつつ、それ
でも、毎日4時間のピアノの練習を欠かさない姿が映し出されていました。

古いシャンデリアが優しく照らし出すパリの自宅の中は、フジコさんがコンサートなど
で着ている衣装のような世界観の内装が施され、そこに、ラグのかかった小さ目の
グランドピアノと伴奏者が使用するためのアップライトピアノが置かれ、壁一面にある
大きな本棚には古本がびっしりと並べられていました。時代や国を超えた独特の雰囲気
の自宅で、大好きな猫も3匹くつろいでいました。

それでも、キッチンには招き猫などの柄の生地が飾られていたり、日本の食器を使って
いるところが面白いです。

フジコさんは、パリだけでなく日本や他の国にも自宅を持っていますが、日本の家は、
パリの家とは全く異なり驚くほど伝統的な日本の家屋でした。昔の職人が手をかけて
作ったものに、味わいを感じているのでしょう。

フジコさんは、大の動物好きでもあり、日本に住んでいた時には、30匹ほどの猫と一緒
に暮らしていたこともあったようです。

パリでは、猫の他に小犬も一緒に住んでいて、コンサートなどで自宅を離れる時には、
友人に預けているそうです。コンサート後に、6時間かけて電車に乗って愛犬を迎えに
行くシーンが流れていました。フジコさんの姿と声を聞いた犬が、遠くから全力疾走で
駆けつけ、体をくねくねさせて尻尾を思いっきり振りながら、何回も何回もフジコさん
に飛びかかるシーンでは、映画館の中で、あちこちから笑いと歓声が起こっていまし
た。

街中で出会ったお散歩中の犬をずっと見ているシーンがあったり、動物愛護のための
コンサートを開催しているシーンもあり、動物への愛情が伝わってきました。

絵日記の回想シーンでは、当時の生活ぶりが紹介されていました。

フジコさんの独特の世界観は絵にも表れていますが、小さい頃からお母様の厳しい
ピアノの指導を受けつつ、食べ物の配給を取りに行ったり、家事の手伝いをして大忙し
の日々を送っていた様子が描かれていました。ハーフであることで差別を受けた辛さ
も、インタビューの中で語っていました。

当時習っていた世界的に有名なレオニード・クロイツァーについても、絵と共に日記に
書かれていました。クロイツァーは、ロシア出身のピアニスト兼指揮者で、ベルリン
音楽大学の教授や、日本でも芸大の教授を務め、多くの日本人ピアニストを育てて日本
の音楽界に大きな貢献をしました。現在でもクロイツァーとゆかりの深い芸大、
国立音大、武蔵野音大の大学院ピアノ科を主席卒業した学生には、クロイツァーの
功績を記念した賞が授与されています。

クロイツァーは来日した時、既に世界的に有名だったわけですが、当時10歳だった
フジコさんのピアノを聴いて「これは凄い」と喜び、無償でピアノのレッスンを受けら
れるようになりました。既に相当な腕前だったのですね。

フジコさんがクロイツァーのレッスンについて語っていて、常に人が歌っているよう
に弾くことを指導されていたそうです。機械的に指を動かす練習をさせられなくて
ラッキーだったとも話していました。

16歳の時に、中耳炎をこじらせて右耳の聴力を失いましたが、芸大に進学し、卒業後
には、かねてより希望していたベルリン留学をすべくパスポート申請をするのですが、
そこで国籍が無いことが発覚します。元々スウェーデン国籍を持っていたらしいのです
が、一度も行ったことがなく抹消されてしまったようです。日本人パスポートもなか
なか取得できず、28歳の時にようやく難民としてドイツに渡り、ベルリンに留学しま
す。

指揮者のカラヤンやバーンスタイン、ピアニストのサンソン・フランソワやパウル・
バドゥーラ=スコダにも認めら、いよいよ大きな舞台でのリサイタルに漕ぎつける目前
で、風邪をこじらせて聴力を失うという不幸が起こります。致命的な出来事によって
世界デビューが白紙となり、耳の治療をしながらピアノ指導者としての日々を送りま
した。

その後、左耳の聴力は40%くらい回復したものの、16歳の時に失った右耳の聴力はもち
ろん失ったままです。

お母様の死をきっかけに日本に帰国して、月日が流れ、そして、私がテレビで見た
フジコさんの半生を紹介したテレビ番組に繋がるのです。この番組をきっかけに、CD
デビューを果たし数百万枚の売り上げを達成して数々の賞も受賞し、カーネギーホール
でのリサイタルも果たしました。現在では、コンサートのチケットが入手困難なほど、
世界的にも大ブレイクしています。

フジコさんのこれまでの軌跡を知るだけでも、波乱万丈で驚くばかりですが、映画の
中ではいろいろなシーンでフジコさんのピアノ演奏が流れるのも魅力的でした。バッハ
からモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーまで、様々な作曲家の
ピアノ曲を聴くことができますが、やはりフジコさんの代名詞とも言えるリスト作曲の
「ラ・カンパネラ」がほぼ全曲流れていたのは印象的でした。

リストの作品は、音楽的な内容よりも超人的なテクニックの方に目が行きがちですが、
「魂を込めて弾いている」と言うフジコさんの言葉通り、激動の半生を過ごしてきたか
らこそ奏でられる、奥深く味わい深い演奏に、とても引き付けられました。

生徒さんにも、この映画をお勧めしたいと思いました。



[ ピアノ曲・無料楽譜/有料楽譜 ]

インターネットで見つけた無料の楽譜をご紹介するコーナーです。

今回は、ソナチネアルバム第1巻より第15番 ベートーヴェン作曲ピアノソナタ Op.49-2
第2楽章をご紹介します。

前回の続きの第2楽章ですが、今回は異なる無料楽譜でご紹介します。

第2楽章は、同じメロディーが何回か登場するロンド形式で作られています。最初の
8小節のメロディーが、曲の中で違うメロディーを挟みながら何回も出てきますので、
譜読みは比較的楽に感じるかもしれませんが、曲の構成をしっかりと把握しておかない
と、正しく暗譜で弾けなくなる可能性がありますので注意しましょう。

今回の楽譜では、一番最初に書かれている右手のソの音が8分音符になっていますが、
付点8分音符の誤りなので注意しましょう。その次に書かれている16分音符は、最初の
音に比べて弱くなるように弾き、次の1小節目に書かれている2分音符はやや強めに弾い
て、リズムの強弱に注意しながら滑らかさを忘れずに弾きましょう。

左手は、2拍目の単音の音が、周りの音に比べて低くなっていますので、音が強くなり
がちなので気をつけましょう。また、左の伴奏は右手とかなり音域が接近していますの
で、左右の音の強さのバランスに気をつけましょう。

4小節目の最初の音は、強拍ではありますが、フレーズの終わりの部分なので強くなら
ないようにしましょう。

7小節目の左手は、右手のメロディーの流れを妨げないように弾きましょう。

11小節目の右手のメロディーは、丁寧に弾きましょう。次の小節でフレーズが終わりま
すが、スタッカートのように短く切りすぎると不自然になりますので注意しましょう。

19小節目のメロディーは、音の粒をきれいに揃えて弾きましょう。

20小節目から場面が変わり、右手の重音でのメロディーと左手の音階の伴奏になり、
曲想も変化します。右手のメロディーは、この曲の冒頭部分と同じくかなり短いフレー
ズになっていますが、それだけに目を向けてしまうと、音楽が細切れになってしまいま
すので、24小節まで大きな塊であるという意識で弾きましょう。

その後は、ちょうど逆転した形となり、右手に音階の伴奏が登場し、左手に重音のメロ
ディーが出てきて、右手の下降系のフレーズが終わると共に新しい場面に移り変わり
ます。フォルテで弾きますが、左手の伴奏は16分音符で音数が多いので、バタバタとし
たうるさい感じにならないように注意しましょう。右手のメロディーは、短い下降系の
連続になりますが、軽やかさを忘れずに弾きましょう。また、第2楽章の緩やかな雰囲
気を忘れずに、左右を揃えて弾きましょう。

35小節目の終止形が完了するとともに、次の新しい場面に移り変わります。右手の
上昇系の音階の後に出てくるアルペジオの下降系は、8分音符2つで短いフレーズが書か
れていますが、意識しすぎると重たい印象になったりテンポが遅れがちになり、音楽の
流れが停滞してしまいます。39小節目の最初の音まで、繋げていくような気持ちで弾き
ましょう。

その後は、同じ形が2回目として登場しますが、今度は下降系が3連符に変化していま
す。鳥のさえずりのように、可愛らしく軽やかに弾きましょう。

42小節目からの6小節間は、右手のメロディーはずっと付点8分音符プラス16分音符とい
うスキップのリズムがひたすら続きます。2小節が一単位となって2回続き、3回目は今
までの2回とは異なり、後半も音が下降していき、最初のメロディーに戻ってきます。

67小節目の後半からは、調性も変わり、大きく曲想が変わっていきます。少し堂々とし
た雰囲気になり、右手の重音も音域の幅が広がってきます。手の小さい方にとっては、
メロディーを繋げて弾くことが難しいところなので、無理をせず、上手にペダルを使用
しましょう。その際は、指でメロディーを繋げて弾く気持ちを忘れずに弾きましょう。
左手の伴奏は、重たくならないようにしましょう。

2回同じメロディーが出て、82小節目から右手のメロディーにファのシャープも出てき
て、その後調性も元に戻り、87小節目から、また冒頭部分のメロディーが再登場しま
す。

107小節目からは、いよいよ曲の最後に向けてコーダ部分になります。これまで何回も
出てきている曲の冒頭部分のメロディーが、調性を変えて連続して下降してきます。

114小節目は、右手のリズムを正しく弾きましょう。

119・120小節目は、油断すると拍を間違えることもありますので、気をつけましょう。


無料楽譜:ソナチネアルバム第1巻より第15番 ベートーヴェン作曲 Op.49-2 第2楽章
http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/9/90/IMSLP129817-PMLP253034-Sonatinen_Album.pdf

(楽譜はPDF形式で、81から83ページまでがご紹介した曲になります)

有料楽譜
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4111012116 (Amazon)


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http://www.convivace.jp

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