レフティやすおの楽しい読書

  • ¥0

    無料

元「本屋の兄ちゃん」といっしょに読書嫌い・古典苦手を克服し、「読書は楽しい!」を実感する「プチ教養人」に変身しよう!(若い頃、本好き読書好きで、司馬遼太郎先生のエッセイ「駅前の書店」(『司馬遼太郎が考えたこと 15』新潮文庫)に登場する東大阪市の栗林書房、その今はなき八戸ノ里支店で5年8カ月働く。)月の半ばは初心者のための読書法を、月末は古今東西の古典の名著・名作を隔月交互に一点ずつ紹介します。読書とは他人(ひと)様の人生や思惟を追体験すること。「楽しい読書」で素敵なひと時、豊かな人生を!

著者サイト
 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
レフティやすおの楽しい読書
発行周期
月二回
最終発行日
2018年04月15日
 
発行部数
64部
メルマガID
0000257388
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > 古典

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号

◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
------------------------------------------------------------
2018(平成30)年4月15日号(No.221)
「私の読書論105-私をつくった本・かえた本(4) 中3三学期編」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 4月。

 新学期になったということもあり、
 
 今回の「私の読書論」は、昨年9月以来、久しぶりに
 「私をつくった本・かえた本」の4回目です。

 いよいよ本格的に一般向けの本を読み始めた
 「中3の三学期15歳から高校時代」に入ります。

 まずは、わが本格的読書人生の第一歩とも言うべき、
 高校入学前の中3の三学期のお話を――。



◆ 第1回 ◆

2017(平成29)年2月15日号(No.193)-170215-
「私の読書論90-私をつくった本・かえた本(1)幼少期編」
http://archives.mag2.com/0000257388/20170215120000000.html

私をつくった本・かえた本(1)
 幼少期編―『ジャックと豆の木』から『小学○年生』まで

【私を作った歴代定期購読雑誌】
1.小学校1年生(6歳)から卒業(12歳)まで
『小学1年生』-『小学6年生』(小学館)
2.中学生2年(14歳)ぐらいから、高校卒業(18歳)まで
『週刊少年マガジン』(講談社)
3.高校2年生夏休みから30代始めまで
『ミステリマガジン』(早川書房)
(新聞:幼少時から現在まで『産経新聞』)

┏・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┓ 〈私をつくった本〉
〈私をつくった本〉―幼少期編―
 小学館の学習雑誌『小学1年生』-『小学6年生』
┗・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┛

*
『翼よ、あれがパリの灯だ 上』チャールズ・オーガスタス・
リンドバーグ/著 佐藤 亮一/訳 (旺文社文庫)1980/12
http://www.amazon.co.jp/dp/4010640405/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

『翼よ、あれがパリの灯だ 下』チャールズ・オーガスタス・
リンドバーグ/著 佐藤 亮一/訳 (旺文社文庫)1980/12
―お手持ち本はこれ。下のみ。半端ものを古本屋の100均で。
http://www.amazon.co.jp/dp/4010640413/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22


◆ 第2回 ◆

2017(平成29)年3月15日号(No.195)-170315-
「私の読書論91-私をつくった本・かえた本(2)小説への目覚め編」
http://archives.mag2.com/0000257388/20170315161000000.html

私をつくった本・かえた本(2)
  小学生時代:小説への目覚め

┏・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┓
〈私をつくった本〉―小学生時代編―
 『少年少女新世界文学全集第37巻 日本古典編(2)』講談社
(「太平記」「八犬伝」「東海道中膝栗毛」「雨月物語」)
┗・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┛

*「雨月物語」【現代語訳】
『雨月物語』上田秋成/作 高田衛、稲田篤信/訳 ちくま学芸文庫
1997/10
http://www.amazon.co.jp/dp/4480083774/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22
『改訂版 雨月物語―現代語訳付き』上田秋成/作 鵜月洋/訳
角川ソフィア文庫 2006/7
http://www.amazon.co.jp/dp/4044011028/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22


◆ 第3回 ◆

2017(平成29)年9月15日号(No.207)-170915-
「私の読書論96-私をつくった本・かえた本(3) 中学生時代編」
http://archives.mag2.com/0000257388/20170915120000000.html

私をつくった本・かえた本(3)
  中学時代:読書への目覚め 編

┏・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┓
〈私をつくった本〉―中学時代編―
 【中学校図書室のお子様向け海外のSF&ミステリ】
┗・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・┛



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 - 私の読書論105 -

  ~ 私をつくった本・かえた本 (4) ~

  ―中3三学期:読書習慣の始まり 編―

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ●本屋で見かけた若い工員さん

中学三年生の三学期になり、いよいよ中学も卒業を前に、
まず気になるのは、高校入学、及び入試です。


まあ、自分で言うのもなんですが、進路はもう決まっていて、
自分なりの希望も特になく、
それなりに勉強もできていたので、
入試もまったくといっていいほど気にかけることなく、
ただその後の生活がどうなるのか、という程度のことでした。


父親が歳とってからの子ということもあり、
当時は定年が55歳、
「親は高校まではやれるが、その後は……」という状況。
親の希望もあり、工業高校へ行くことになりました。


正直なところ「学校の先生になりたい」
という希望がないわけではなかったのですが――
というか、他に身近にこれという職業のお手本がなかった、
という感じです。
親が勤め人の場合、どんな仕事をしているのか見えませんからね。

父は旋盤工でしたが……。


学校の先生の他には、
「コツコツ自分で何かを作る仕事がいいなあ」
という、おぼろな願望はありました。

もし身近に、
テレビの「ケーキやケンちゃん」のような手づくりケーキ屋さんや
手づくりパン屋さんのような店があれば、
そういうのがいいなあ、と思ったかもしれません。

和菓子屋さんはあったのですが、
店頭で作っているところを目にすることはありませんでしたから。

 ・・・

ある日の夕方――
『週刊少年マガジン』を買いに通っていた市場の前にある、
昔よくあった町の小さな本屋さんで、
近くの町工場から勤めを終えて家に帰る途中らしき
作業服姿の若い工員さんが、
本屋のおばさんと話しているところに出会いました。

何か面白そうな新しい本は出ていないか、
と聞いているようでした。

このやりとりを横目で見て、
いわゆる文学青年的な印象をうけ、
こういう生活もいいなあ、と思いました。



 ●SFマークの文庫本

この本屋さんでは、コミックや
入試用のミニ・ドリルなども買いました。

あるとき、反対側の棚に新潮と角川の文庫本が並んでいて、
その中に「SF」マークのついた本がありました。

(当時は、この二つが一般的な文庫でした。
 他には、岩波は別格として、春陽堂とか創元推理文庫といった
 エンタメ系、リアル系?の現代教養文庫、
 箱入りの中高生向け旺文社文庫といったところ。)

当時すでに高校生だった兄は、新潮や角川、
創元のSFや本格推理マークの文庫本を読んでいました。

で、こういう文庫本は私も見慣れてはいたのです。


その一冊が、
コナン・ドイル『失われた世界』(永井淳訳 角川文庫)でした。

棚から取り出すと、表紙に恐竜の絵がありました。
本を開くとカラーの口絵がありました。
本文中にもいくつかの挿絵が付いています。


今手元にその本がないので、詳しい紹介はできませんが、
心躍る、興味引かれるものがありました。

これを買って帰り、
いよいよ一般向けの本を読むことになりました。

一般向けといっても、
内容的には「中高生向け」というところでしょう。

あるいは、小学生でも読書に慣れている、
早熟な子なら十分読めるものです。


読んでみると、期待にたがわぬ面白い本でした。
同じ「SF」マークの本が他にもあり、
その後、二、三の本を読みました。



 ●コナン・ドイル『失われた世界』(ロスト・ワールド)

コナン・ドイルといえば、
名探偵シャーロック・ホームズの生みの親。

でも、こんな素敵な冒険SFも書いているのです。


*参照:
2009(平成21)年1月号(No.13)-090131-
『失われた世界』英雄的行為としての秘境探検
http://archives.mag2.com/0000257388/20090131074500000.html


主人公チャレンジャー教授は、
気難しい奇人・変人でもあるホームズとは180度違う、
愉快で快活な性格、明るいキャラクターです。


本書は、
ジュール・ヴェルヌの名作『地底旅行』に触発された
と思われる一編です。

ヴェルヌの荒唐無稽な地下世界よりは、
グッとありそうな設定で、
南米の赤道直下に近い隔絶された台地に
中生代の恐竜が生き残っていた、というもの。


著者はこんな言葉を残しています。


 《半分おとなの子供か/半分こどもの大人が/
  ひとときを楽しまれれば/とへたな趣向をこさえた次第》

     『ロスト・ワールド』新庄哲夫/訳「扉の言葉」
      ハヤカワ・SF・シリーズ(1963) 


読書が身についていない、習慣になっていない
初心者が読む本としては、
本人の興味のあるジャンルのもの、
あるいは、
この本のように挿絵が付いていてイメージしやすい
とっつきやすい、読みやすい本が最適です。

そういう意味では、我ながらピッタリな本を択んだものだ、
と感心します。


改めて思うのですが、
本に限らず、最初の出会いというのは、非常に大切です。

そこでつまずくと、後々悪い影響を与えます。

くれぐれも良い出会いを!


現行本では、光文社古典新訳文庫の一冊が、
当時の雑誌掲載時の挿絵つきでお買い得でしょう。


*参照:(アマゾン)(↓当時の表紙カバーが見られます)
・コナン・ドイル『失われた世界』永井淳訳 角川文庫(1967)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JA71VC/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

・アーサー・コナン・ドイル『ロスト・ワールド』新庄哲夫訳
 ハヤカワ・SF・シリーズ(1963)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JAIPSA/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

・アーサー・コナン・ドイル『失われた世界』伏見威蕃訳
 光文社古典新訳文庫(2016/3/11)
http://www.amazon.co.jp/dp/4334753280/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22



 ●市場の前の小さな本屋さん

高校入学までのこの時期3カ月の出来事ですが、
私が毎日、本を読む習慣を身に付けた時期で、
しかも一般向けの本を、という初心者時代でもあり、
心に非常に強く刻まれています。

家の近くにある、市場の前の小さな本屋さんでしたが、
『少年マガジン』を含め、多くの本を買いました。

色んな本を知るようになったきっかけのお店でもありました。

もちろん小さな本屋さんですから、
置いている本の数は知れていました。
当然のように、
私が欲しいと思う本はだんだん見つけられなくなりましたが、
高校時代まで、非常に大きな存在でした。

高校時代、そして私の人生にとって最大の発見とも言うべき、
『ミステリ・マガジン』との出会いもこの本屋さんでした。

当時の人気作家でもあり、
私の日本人作家の中での一番のお気に入りでもあった
(そして、今でも一番であり続ける)
北杜夫さんとの出会いも、ここで並んでいた、角川文庫版の
『どくとるマンボウ航海記』『どくとるマンボウ昆虫記』でした。


今はもうないのですが、
おやめになられたのは、もうかなり前のこと、
多分、年齢的なものだったのではないでしょうか。

(あるいは、市場がダメになり出したころか?)

お店番はほとんどおばさんだったのですけれど、
ご夫婦でやられていたお店だったと思います。

今のような町の本屋厳冬期になる前、というのは、
結果的にはよかったのかもしれません。


市場はその後、食品スーパーとなり、
今はそれもなくなったようです。

少し離れたところに
大手・中堅チェーンのスーパーが次々と開店し、
小さいところはつぶれてしまった、というところでしょうか。



 ●〈私をつくった本〉&〈私をつくった本屋〉

さて、今回の「私をつくった本」は、

一番最初の一冊

oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo

 〈私をつくった本〉 ―中3三学期編―

 【コナン・ドイル『失われた世界』永井淳訳 角川文庫】

oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo

であり、


「私をつくった本屋」として、

oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo

 〈私をつくった本屋〉 ―中3三学期編―

 【「市場の前の小さな本屋さん」】

oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo


を挙げておきましょう。


実名は(99%ぐらいの確率で)覚えているのですが、
もしも間違っていたら、と思うと書くのが怖くなります。

自分にとって大切な本屋といいつつ、
間違っていたら申し訳ないですから。

当時、
購入日と書名・著者名、価格は、ノートに記帳していました。

ところが、店名の記録までは取っていなかったのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~
2018.4.15
私の読書論105-私をつくった本・かえた本(4)中3三学期編
―第221号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
http://ameblo.jp/lefty-yasuo/entry-12367578585.html
*ココログ『レフティやすおのお茶でっせ』にも転載しています。
〈メルマガ「楽しい読書」〉:カテゴリ
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/cat22804639/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
レフティやすおの楽しい読書/発行人:レフティやすお
発行『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
読者登録解除(配信中止) http://www.mag2.com/m/0000257388.html
または、『レフティやすおのお茶でっせ』のサイドバーで!
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/
Copyright(c) 2008-2018 by L.YASUO

★こちらもどうぞ! レフティやすおのもう一つのメルマガ★
左利きおよび利き手について考える
『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』
http://archive.mag2.com/0000171874/index.html
-


メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ