レフティやすおの楽しい読書

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元「本屋の兄ちゃん」といっしょに読書嫌い・古典苦手を克服し、「読書は楽しい!」を実感する「プチ教養人」に変身しよう!(若い頃、本好き読書好きで、司馬遼太郎先生のエッセイ「駅前の書店」(『司馬遼太郎が考えたこと 15』新潮文庫)に登場する東大阪市の栗林書房、その今はなき八戸ノ里支店で5年8カ月働く。)月の半ばは初心者のための読書法を、月末は古今東西の古典の名著・名作を隔月交互に一点ずつ紹介します。読書とは他人(ひと)様の人生や思惟を追体験すること。「楽しい読書」で素敵なひと時、豊かな人生を!

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メルマガ名
レフティやすおの楽しい読書
発行周期
月二回
最終発行日
2018年02月15日
 
発行部数
63部
メルマガID
0000257388
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > 古典

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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
------------------------------------------------------------
2018(平成30)年2月15日号(No.217)-180215-
「私の読書論103-産経新聞・朝刊コラム【明治の50冊】 」
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私の読書論103-産経新聞・朝刊コラム【明治の50冊】
 ~ 明治の古典に触れる好機会 ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「私の読書論」連投です。申し訳ございません。

 古典の勉強が進んでないんだろう、って?
 まあ、当たらずとも遠からず! です。


 でもこちらも結構大変なんですよ、ネタ探しで。

 100回を超えますと、そうそうおもしろい、
 興味深い話題がゴロゴロしているわけでもないのですよ。

 さて、今回は……。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 - 楽しみな連載企画 -

  ~ 明治の古典に触れる好機会 ~

 産経新聞・朝刊コラム【明治の50冊】

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ●明治150年の好企画・産経新聞【明治の50冊】

産経新聞・朝刊で今年から毎週月曜日、
明治時代の古典を紹介するコラム【明治の50冊】
が始まりました。

昨年末、読者への公募もありました。

最終的には、記者さんたちの自薦と
日本近代思想史が専門の先崎彰容日大教授の意見を参考に
決定されました。


*【明治の50冊】について(産経新聞)
2017.12.13
連載「明治の50冊」決定 激動期…先人の知恵に学ぶ
http://www.sankei.com/life/news/171213/lif1712130009-n1.html


明治維新から150年が過ぎ、
再び明治時代のような流れになっているといいます。

欧米の植民地化という国家的な危機に直面した初期から、
日露戦争後個人の内面に向い、
後期には大逆事件から社会不安に…、と
(公→私→公)へと関心が変化している。

戦後も、
復興から高度成長期、バブル崩壊後の相次ぐ震災や安保問題など。

同じように、(公→私→公)へと変化している、といいます。

そこで、
明治時代に出版された古典の名著・名作から、
現代にも通じる著作を現代に引き付けて読んでみよう、
という企画だそうです。



 ●【明治の50冊】のラインナップ

年末に発表された
【明治の50冊】のラインナップのうち、
私が読んでいるのは、約40%の20冊程度です。

程度と書いたのは、詩集・歌集や辞書などもあり、
そのすべてを読んだわけではない、という意味です。

私の一推しは、幸田露伴の『五重塔』でしょうか。

 ・・・

【明治の50冊】の一回から五回までは以下の通り。

*1.明治4年 中村正直訳『西国立志編』
*2. 5年 福澤諭吉『学問のすゝめ』 
 3. 8年 福澤諭吉『文明論之概略』
 4. 14年 文部省音楽取調掛編 小学唱歌集
 5. 17年 三遊亭円朝『怪談牡丹燈籠』


以後、私の読んだもののみ上げておきます。

*23年 森鴎外『舞姫』
*24年 幸田露伴『五重塔』
*27年 内村鑑三『代表的日本人』
 28年 内村鑑三『余は如何にしてキリスト教徒となりし乎』
*28年 樋口一葉『たけくらべ』
 32年 福澤諭吉『福翁自伝』
 33年 泉鏡花『高野聖』
*33年 新渡戸稲造『武士道』
*37年 小泉八雲『怪談』
 38年 夏目漱石『吾輩は猫である』
 39年 夏目漱石『坊っちゃん』
*39年 岡倉天心『茶の本』
 39年 島崎藤村『破戒』
 40年 田山花袋『蒲団』
 42年 森鴎外『ヰタ・セクスアリス』
 43年 柳田国男『遠野物語』
 43年 石川啄木『一握の砂』

あたりでしょうか。


これらのうち、弊誌で取り上げたものがいくつかあります。
*印のものがそれです。

バックナンバーを探っていただけると、うれしいです。



 ●第一回、中村正直訳『西国立志編』

第一回―
2018.1.8 15:00(産経新聞)
(1)閉塞状況打開のカギに 読者を鼓舞
 『西国立志編』サミュエル・スマイルズ著、中村正直訳
http://www.sankei.com/life/news/180108/lif1801080028-n1.html

明治4年(1871)に出版された、イギリスの
サミュエル・スマイルズ"Self-Help"(『自助論』1859)の翻訳です。

詳細は、↓の記事をお読みいただければ幸いです。


*参照:『レフティやすおのお茶でっせ』2018.1.17
産経新聞【明治の50冊】
第一回『西国立志編』サミュエル・スマイルズ
http://lefty-yasuo.tea-nifty.com/ochadesse/2018/01/post-3c5d.html


古今の成功者の伝記を引用しながら、
地道な自助努力が成功への道であることを説いた本です。


 《(略)『自助論』は
  成功への心がまえが書かれているばかりでなく、
  科学の発達史にもなっている。
  わかりやすく具体的な例があげられ、
  人間性あふれるエピソードが加わっているので、
  親しみやすい読み物でもある。》

   『明治の人物誌』星新一/著 新潮文庫(1998,原著1978)
  「中村正直」p.16


訳本は、

『西国立志編』サミュエル・スマイルズ/著 中村正直/訳 渡部昇一/解説 講談社学術文庫527
http://www.amazon.co.jp/dp/4061585274/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

 <「天は自ら助くる者を助く」という精神を思想的根幹とした、
  三百余人の成功立志談>


私は抄訳本の

竹内均/訳・解説 三笠書房・知的生きかた文庫
『自助論
スマイルズの世界的名著 人生の師・人生の友・人生の書』
http://www.amazon.co.jp/dp/483797239X/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

を読んだだけです。


*関連本:

星新一/著『明治の人物誌』新潮文庫(1998,原著1978)
http://www.amazon.co.jp/dp/4101098506/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

―星新一の父・星一に関わる明治の偉人たちの人物伝。
 冒頭の一章が「中村正直」。
 正直とスマイルズについてコンパクトにまとめられている。
 他に野口英世、伊藤博文、新渡戸稲造、エジソンなど全十名。
 講談社学術文庫『西国立志編』巻末の
 渡部昇一解説でもふれている。
 
  《その人生をひとことでいえば、
   維新、開国、文明開化という時期に
   『Self-Help』を日本語に訳した。
   そのために天がこの世に出現させた人物。
   そうとしか私には思えないのである。》40p



『天ハ自ラ助クルモノヲ助ク 中村正直と『西国立志編』』平川祐弘/著 名古屋大学出版会(2006)
http://www.amazon.co.jp/dp/4815805474/ref=nosim/?tag=hidarikikidei-22

― 著者は、小泉八雲の研究者としても有名な比較文学の先生。
 本書は『西国立志編』の影響を探る、著者の大学教授"卒業論文"。
 一般読者にも読みやすい平易に書かれた文化の伝播の研究書。
 イギリスの最盛期・ヴィクトリア時代の世界的名著"Self-Help"が、
 日本で中村正直によって紹介され、日本産業化の国民的教科書となり、
 数々の文化的影響を及ぼした。
 さらに、イタリア・中国での影響と比較することで、
 世界規模の文化間の関係を調べる。

  付箋貼りながら読みだしたら、一冊丸ごと付箋だらけになる、
 非常に興味深い一冊でした。



 ●第二回以降

第二回 2018.1.15
【明治の50冊】
(2)福澤諭吉『学問のすゝめ』 時代と格闘 文明開化宣言
http://www.sankei.com/life/news/180115/lif1801150024-n1.html

第三回 2018.1.22
【明治の50冊】
(3)一身独立説く「近代の源流」 福澤諭吉『文明論之概略』
http://www.sankei.com/life/news/180122/lif1801220023-n1.html

第四回 2018.1.29
【明治の50冊】
(4)文部省音楽取調掛編 小学唱歌集 理想に終わった和洋折衷
http://www.sankei.com/life/news/180129/lif1801290016-n1.html

第五回 2018.2.12
【明治の50冊】
(5)三遊亭円朝「怪談牡丹燈籠」 「言文一致」文芸運動の象徴
http://www.sankei.com/life/news/180212/lif1802120021-n1.html

第六回 2018.2.19
【明治の50冊】
(6)『小説神髄』(坪内逍遥) =予定=

 ・・・

第二回第三回の福澤諭吉は、
三冊目として明治32年に『福翁自伝』が登場します。

複数冊入っているのは、

 福澤諭吉、内村鑑三、森鴎外、夏目漱石、正岡子規、島崎藤村

の6人で、
三冊上がっているのは、福澤以外に夏目漱石がいます。

漱石は、『猫』『坊っちゃん』『三四郎』です。


色んな考えがあるとは思いますが、
この二人が、
明治時代を代表する二大文化人と言えるのかもしれませんね。

 ・・・

読者アンケートは105人の投票があり、
上位五冊は、

(1)「福翁自伝」6票
(2)「学問のすゝめ」4票
(2)「蹇々録(けんけんろく)」4票
(4)「西国立志編」3票
(4)「武士道」3票

「蹇々録」は、明治期の貴重な外交史料ですが、
刊行が昭和4年のため除外、とされたそうです。

 ・・・

今年一年、このコラムと共に、
明治時代の色んな古典を楽しむことができそうです。

読者の皆様も、
ぜひ、ご一緒にお楽しみください。


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※「別冊 編集後記」~『レフティやすおの作文工房』~
2018.2.15 私の読書論103-
  ―第216号「古典から始める
レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
http://ameblo.jp/lefty-yasuo/entry-12352506719.html

*ココログ『レフティやすおのお茶でっせ』にも転載しています。
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