月刊バロック通信

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バッハ・ヴィヴァルディ・ヘンデルが活躍した時代へようこそ! チェンバロ奏者で『古楽でめぐるヨーロッパの古都』の著者が バロック音楽を中心とした古楽の世界へ、まったりのんびりご案内します。

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メルマガ名
月刊バロック通信
発行周期
月刊
最終発行日
2017年11月22日
 
発行部数
195部
メルマガID
0001306010
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 音楽 > クラシック

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月刊バロック通信 Vol.78

==緊急ニュース! 本日ラジオ番組に出演いたします!==
詳しくは編集後記をご覧ください。

こんにちは。いにしえの宮廷楽師です。今月は以下の内容をお届けします。
=<< 目次 >>=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
++01 船乗りたちの歌
++02 おすすめコンサート情報
++03 これからの公開講座
++04 突撃!バッハの昼ごはん
++05 編集後記
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

++01 船乗りたちの歌

オランダの東インド会社は1602年に設立され、オランダ東洋貿易の黄金時代を築きました。インドネシア・ジャワ島のバタヴィア(現在のジャカルタ)に置かれた本拠地は、貿易事業だけでなく、植民地の政治や軍事の代行機関の役割を担いました。

アムステルダムからバタヴィアまでの船旅は、約7か月かかりました。寄港地では、船乗りたちに与えられる指令はトランペットやドラムで伝えられました。例えば太鼓手が街の中を巡りながら太鼓を鳴らせば、くつろいで過ごしていた船乗りたちは再び船に戻らなければなりませんでした。また敵国の船がやってきて戦闘になりそうな時には、最初の一斉砲撃の前に現在のオランダ国歌《ヴィルヘルムス・ファン・ナッソウエ》の旋律が、トランペットで高らかに鳴らされました。
単調な船旅では音楽と歌が、船乗りたちの大きななぐさめとなりました。朝と夕べの祈りには、船乗り全員で詩篇が歌われ、帆を張ったり錨を上げたりするときには、太鼓のリズムに合わせてロープが引かれました。

船乗りたちは船旅の様々な場面を歌にしました。そうした歌が16世紀後半から17世紀にかけて印刷され、歌詞カードやブックレットの形で出回りました。例えば、『船乗りの喜び』1696年、『愉快な東インドの歓迎すべき酒飲み』1740年頃、『東インドのティートゥリー』1767年など。
それらをみると、東インド会社に雇われた船乗りたちの生活サイクルが、手に取るようにわかります。彼らが入隊し、家族や愛する人と別れて出航し、死の危険と隣あわせの航海を経てバタヴィアに着き、アジアでしばしの生活を楽しみ、再び危険な航海を経て故郷に戻り、稼いだお金とともに贅沢三昧をすると、1・2か月でお金は底をつき、再び船乗りとしてアジアに旅立っていく、という・・・今日はそうした歌の中から《東インドの船乗りの歌》をご紹介します(原語はオランダ語。筆者による英語からの重訳)。

《東インドの船乗りの歌》
航海したい者はみんな来い/トランクとマットレスを用意して。/俺の話を聞いておけ/東インドの船乗りは、海に乗り出す/ここでは良い船員を雇い/明日は兵士を雇う/さあ、早く乗った乗った!

太鼓は響き/明日は出航だ/友よ家族よ、一緒に来てくれ/ただそこに突っ立ってないで/はしけのところか/モンテルバーンスの桟橋まで/俺たちが出航するまでは。

船乗りたちは見る、誰が船まで見送りに来てくれたかを/そして叫ぶ「さよなら、娼婦たち!俺たちはインドに向けて出港だ/胡椒を取りに、五年をかけて/喜び勇んで出航する/悲しみなんて知るもんか。」

俺たちがバタヴィアに着き/そこからあちこちアジアの国を訪ねると/どんなに威張り散らすことだろう/飲んだくれたり、ののしったり、乱暴な口をきいたり/俺たちは誰が一番かを張り合うんだ。

ああ、高貴なるアジアよ/おまえの高名な美しさは/俺たちをハッピーにする/ああ、高価で貴重な真珠よ!/さようなら、さらば、俺の人生の最高の時よ/俺はすぐに戻ってきたい/もし俺がまだ生きながらえていられるのなら。

俺たち東インドの船乗りは、故郷に戻り見せびらかす/どれだけ多く稼いだかを/美しい絹の着物が/誰に一番似合うのかを。/彼らは今は紳士だが/覚えているがいい、たった六週間で/彼らはもとの無一文。

☆今月の一曲☆
《東インドの船乗りの歌》こちらでほんの一部ですが、試し聴きができます。(トラックナンバー2)
https://www.muziekweb.nl/Link/EAX1273/Van-varen-en-vechten-Liederen-van-de-Verenigde-Oost-Indische-Compagnie
☆CD情報はこちら☆ https://www.amazon.co.jp/Liederen-Van-Varen-En-Vechte/dp/B00009969Z/

++02 おすすめコンサート情報

朗読と音楽のコラボレーション 風流楽コンサート
2017年12月2日(土) 14:00開演
アートルーム 新紀元(JR立川駅より徒歩2分)
朗読 野田香苗 チェンバロ 渡邊温子  
詳細はこちらへ! http://cembalonko.exblog.jp/10565414/
ご予約、お問合せ cembalonko2002♪excite.co.jpまで。
(♪をアットマークに替えてください)
 
中央大学混声合唱団
第54回定期演奏会 ヘンデル「メサイア」
2017年12月10日(日) 16:00開演
オリンパスホール八王子(JR八王子駅前)
出演 指揮 飯坂純 ソプラノ 石田亜希子 アルト 鈴木涼子 テノール 大久保憲 バス 大森いちえい オルガン 渡邊温子 オーケストラ アレクテ室内管弦楽団
合唱・主催 中央大学音楽研究会混声合唱団  
ご予約、お問合せ 中央大学混声合唱団 http://c-konsei.lolipop.jp/TheChuoUniversityChorus/

ドラマチック・バロック!Vol.7
2018年1月27日(土) 14:00開演
東京オペラシティ 近江楽堂 (京王新線 初台駅直結)
出演 ソプラノ 秋吉邦子 チェンバロ 渡邊温子
詳細はこちらへ! http://cembalonko.exblog.jp/28127220/
ご予約、お問合せ cembalonko2002♪excite.co.jpまで。
(♪をアットマークに替えてください)

++03 これからの公開講座

歴メシ!とめぐるヨーロッパの古都
(全6回・コース料理とともに楽しむ音楽レクチャー)
開催会場 松本記念音楽迎賓館(東京都世田谷区)
選曲とお話 渡邊温子 調理 音食紀行 遠藤雅司(『歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる』著者)

1回ごとに書籍『古楽でめぐるヨーロッパの古都』に登場する街と時代に照準をあわせ、そこで食されていた歴史的料理を味わい、当地の風景の画像を見ながら音楽を聴き、それにまつわるお話をいたします。五感でヨーロッパの街のいにしえの時代を体験していただくイベントです。
(第4回~第6回の期日は年明けに発表いたします)

第1回 2018年1月28日(日)12:30開宴
ヴェネツィア(18世紀イタリア、ヴィヴァルディの時代)
第2回 2018年4月21日(土)12:30開宴
ザンクト・ガレン(中世スイス、単声聖歌の時代)
第3回 2018年6月17日(日)12:30開宴
アントウェルペン(17世紀ベルギー、ルーベンスの時代)
第4回 期日未定 12:30開宴
リューベック(17世紀ドイツ、ブクステフーデの時代)
第5回 期日未定 12:30開宴
セビーリャ(16世紀スペイン、大航海時代)
第6回 期日未定 12:30開宴
ヴェルサイユ(18世紀フランス、ルイ14世の時代)

旅に役立つ教養講座「教会と音楽セミナー」
講師 渡邊温子(『古楽でめぐるヨーロッパの古都』著者)

ヨーロッパの街を歩けば、どんな小さな村でも教会を見つけられます。世界遺産になっている大聖堂から小さな木造の教会まで様々。
ところで、ガイドブックには○○様式(ゴシック、バロックなど)と書かれているけど、それぞれどんな特徴なの?大聖堂と普通の教会って何が違うの?そういえば、西ヨーロッパと東ヨーロッパでは教会が少し違うようだけど(東方は正教)。
「訪問する前に知っていれば…」
そう感じた方は少なくないはず。
人口のほとんどが仏教徒の我々日本人にはあまり馴染みがない教会の存在も、歴史や背景、特徴、教会をとりまく音楽などが理解できれば、ヨーロッパの街めぐりがもっと楽しくなります。

第1回 総論:教会の変遷 
2018年2月24日(土)10:00-12:00
Space415(東京都中野区、JR中野駅より徒歩12分)http://space415.info/access/

第2回 総論:クラシック音楽の変遷と教会 日時未定
第3回 チェコ・ブルノ市をめぐる 日時未定
第4回 キプロス・ニコシア便り 日時未定
第5回 北ドイツめぐり・リューベックからベルリンまで 日時未定

詳細はこちら http://i-travel-square.tokyo/seminar/church-music/
お申し込み・お問合せ アイ・トラベル・スクエア
Email info@i-travel-square.tokyo
Telephone 03-6706-4700 (平日10時~18時)

++04 突撃!バッハの昼ごはん

1745年に出版されたベストセラー『ライプツィヒの料理本』に掲載されたお料理をご紹介します。もしかしてバッハも味わったかもしれない料理のレシピを、ちょっとのぞいてみませんか。

その10 <エスカルゴのスープ>
1.エスカルゴを柔らかくなるまでゆでる。
2.殻から取り出し、黒い皮をはずし、醜い部分を切り離す。
3.2.を熱いお湯で洗い、ブイヨンで煮る。裏ごし器(訳注:茶こしでも)でブイヨンから身を取りだし、いくつかを残して小さく刻む。
4.小さく刻んだエスカルゴの身を鍋に入れ、その上にブイヨンを注ぎ、胡椒、ナツメグ、カルダモンとバターを加える。
5.パンを牛脂でローストし(訳注:クルトンを作る)、スープ皿に入れる。
6.スープ皿の中央に、大きいままのパン一切れをローストして置き、その上に刻まずに残しておいたエスカルゴをのせる。その上にスープを注ぎ、レモンの皮を散らす。

※このレシピもしっかりお腹にたまる「パンがゆ」として作られている、贅沢なスープです。18世紀のライプツィヒの人々は、グルメだったのですね!

※来年1月から、歴史的料理研究家<音食紀行>遠藤雅司氏とのコラボで、歴史料理付き音楽レクチャーが始まります!お近くの方はぜひお出かけくださいませ。(「これからの公開講座」をご参照ください)

++05 編集後記

東京は早くも真冬のような寒さの日も出てまいりました。みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

突然ですが、本日ラジオ出演いたします!
11月22日(水)20:00〜20:55、コミュニティラジオ番組music book cafeで、前半30分ほど著書『古楽でめぐるヨーロッパの古都』についてのお話をしています。
http://www.musicbookcafe.jp/2017/11/1122.html

☆ラジオでお聞きいただく場合の放送局リストはこちらです。
http://www.musicbookcafe.jp/p/stationlist.html
首都県内では 東京都―調布市 ちょうふFM 83.8MHz、立川市 FMたちかわ 84.4MHz
神奈川県―横須賀市 FMブルー湘南 78.5MHz 横浜市戸塚区 エフエム戸塚 83.7MHz 大磯市 湘南マジックウェイブ 85.6MHz
千葉県―成田市 Radio NARITA 83.7MHz 八千代市 ふくろうFM 85.8MHz で直接お聞きいただく事が出来ます。

☆その他の地域の方の聞き方は、こちらです。
http://www.musicbookcafe.jp/p/howto.html

また、お手持ちのスマートフォンやPCでも、下記のアドレスを開いて頂き、再生ボタンを押して頂ければお聞きいただく事が出来ます!(一部android端末では再生できない場合があるそうです)
http://www.jcbasimul.com/?radio=fm-kitakata

収録裏話・・・本来は今月最終週に収録日が決まっていました。ところが番組の担当者から「他の出演者がインフルエンザのため収録が出来なくなったので、代わりに日程を早めて来ていただけませんか」と連絡があったのが、収録前日の昼間。心の準備もろくにできないままスタジオに駆けつけた、というような状況でして・・・
自分自身もドキドキしながら聴くことでしょう。とはいえ、めったにない機会ですので、ご都合が合いましたら、ぜひお聴きいただければ幸いです。

今月も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また来月もお元気でお会いいたしましょう。
ご質問・ご意見・ご感想などもお待ちしております。
→ http://form.mag2.com/mouwuuanio

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月刊バロック通信
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★発行人:いにしえの宮廷楽師(渡邊温子)
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★発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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