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映画野郎【無料メルマガ版】  2017.6.23 vol.532

※告知:「映画野郎【無料メルマガ版】」は7月から週1回・金曜配信に変わります! 引き続きご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

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   INDEX

(1) コラム一番星
 ◆『爆言! シネトーク最前線!!』 特別編!クロスレビュートーク:第46回『ドッグ・イート・ドッグ』PART2
 ◆要ゆうじの『コメディ千本ノック』第246本目:『アメリカン・レポーター』
 (2) 映画野郎クロニクル 
 ◆【ガチンコ!!シネマレビュー】■新宿スワンII

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(1) コラム一番星

[※コーナー紹介:各ジャンルのスペシャリストが週替わりもしくは不定期に更新していく、「映画野郎」でしか読めない連載読み物コーナーです!]
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◆『爆言! シネトーク最前線!!』 特別編!

[※コラム紹介:映画野郎編集部のメンバーが映画界の時事ネタをテーマに座談会形式で本音トーク! 月イチの特別編、今回も『ドッグ・イート・ドッグ』をレビュアーが語りつくす第2弾!]


■クロスレビュートーク:第46回『ドッグ・イート・ドッグ』PART2

じょ~い小川(以下、小川):いや~、本当ね。最初はニコラス・ケイジも見かけはビシッと決まっているんだよね。ウィレム・デフォーもパッと見さ髭を生やしたいいおっちゃんだしね。でも、これで本当にクズだな~って思ったのは、彼等が女の子と話す時に話す会話がないというクズっぷり。

原口一也(以下、原口):3人ともムショ暮らしが長くて、そのムショの中で3人は仲良くなるわけだけど、シャバのことがわからなくて女の子との会話がなんかギクシャクしちゃう。その面白さがお見事だったな~。

小川:お見事だったね。

MUNE:なんか、やっぱり好い人っぽい感じで人間味を出すのがこういう映画じゃないですか。けどそれがなくて、ひたすらみんな悪い人なのが面白かった。

小川:その通り。全くその通りだった。

原口:普通の、ノーマルな人の視点が全くない面白さっていう(笑)。

小川:共感性はゼロなんだけど、いやしちゃいけないんだけどね。

原口:そうね、突っ込みを入れるような一般人の常識的な視点がまるでない。3人がそれぞれクズな中で、一生懸命仕事して、上手くいかないっていう(笑)。こんなんじゃ何をやっても上手くいかないよ! って、見てる人が突っ込みを入れるような内容で。

小川:でも凄いのはこれだけクズなのに、特にこのウィレム・デフォーに見られたんだけど、真人間になりたい希望がめちゃくちゃあるというね。

原口:お前絶対無理だよ、というね(笑)。それでも「だけど、俺は友達が欲しいんだ」って言うエピソードは、泣けるよね。

小川:だからそこが憐れでいいんだけど、そこはやはり『タクシー・ドライバー』の脚本家らしかったよね。

原口:原作小説が上手いのかもしれないけど、やっぱり会話の妙というか、喋っている会話でどれだけこいつが頭が悪いかっていうのをちゃんと浮き上がらせるよね。

小川:それをちゃんと出してるし、これもまた特に一番だったのがウィレム・デフォーだと思うけど、3人が3人とも馬鹿なんだよね。まあ、ニコラス・ケイジは比較的まだちょっと取りなしている顔はあるけど、結果馬鹿だよね。

原口:ニコラス・ケイジってリーダー役にしては、意外に思慮が浅いなっていう所が結構あるし。

小川:まあ、だからそこが逆にいいというかね。

原口:なんか無駄に人が死んじゃう所とかいいよね。

小川:思いっきりがいいんだよね。あの描写もポール・シュレイダーらしくて、割と最近のタランティーノだとかからああいう描写を学んだんじゃないかなと思うんですけど、ね。

KANTO:取り込んでいると思う。

小川:やっぱりそうですよね。

KANTO:どのカットもカッコいいんだよね。

小川:そう、カッコいい。

KANTO:カッコ悪いアングルがゼロっていうのは凄いよ。 右から左に喋っている人の画を一番左の端っこに置いて、右に喋っている人が端っこにいて、お互いに絡んでないんだけど会話しているとか、手前の人の真っ正面を向いている人が鏡とか。

小川:それあった。マシューのやつね。

原口:奥の方にいて、鏡に写っている。

小川:それとか、一見、いわくありげな引きのショットでそのまま引いちゃったりね。

KANTO:これは何をしてるかっていうと、セリフを立たせるための演出なんだよ。

小川:それもあるし、あと最初の方で何よりも驚いたのがカラーの使い方ですね。わざとストリップバーでモノクロ単色カラーにさせたり。

KANTO:モノクロ単色で喋っている中で赤い銃のヤツを文句言ったりするんだよね。あのセンスだよね。

小川:それでニコラス・ケイジが演じるトロイのスーツのシーンがあるんだけど、これがまたビシッと決まるんだよね。

原口:映像や演出に凝ってて、普通のジャンル映画のアクションとかサスペンスとは一線を画しますよね。 映画をたくさん観ている人ほどいっぱい引っ掛かりそうな、面白い演出をしている。

小川:そうですよね、本当にそうですよ。

KANTO:ノワールものとかハードボイルド系の分け方をした時に新しい挑戦状を出してきているんだよね。

原口:最近何でもスタイリッシュに撮るのが流行ってるけど、まあ、クリーブランドっていう舞台もあるかもしれないけど。結構雰囲気は泥臭いっていうか。

KANTO:田舎の話の臭いがするね。

原口:田舎の話でありながらカッコよく撮っているっていうか面白く撮っているんですけど、KANTOさん、クリーブランドってどういう所ですか?

KANTO:普通の地方都市ですよ。

小川:ジム・ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984年)で途中舞台になってますよ。

原口:そのクリーブランドの田舎感がまた良かったかもしれない。

KANTO:それが『ファーゴ』っぽい感じがするんだよ。物凄くスケールが小さいことを言っていることがあるんだよね。あと、凄く夢物語的なスケールの言い方とか。そこら辺のちぐはぐさが田舎の人が言っている感じが会うのかも。そしてまたニコラス・ケイジとウィレム・デフォーを繋いでいる、巨体の彼の存在感が凄いんだよ。

小川:そうですよ。

KANTO:ニコラス・ケイジが彼のことを最初の方でちょっと説明する時に、「次元が違ったら弁護士になる」って言ってたけど、なんかそんな感じがするんだよね。だから僕にとっては陰のリーダーに見えてたね。何かあった時にコントロール。けど、「三馬鹿」っていうラインはちゃんと守っているんだよね。

原口:やっぱり愚かな所がそれぞれにあるっていう面白さがある。

小川:さらにもう一つ、さっきキャストの中で1人だけ言わなかったのがいるんですけど、監督のポール・シュレイダーも出てて、それがギャングのボス役なんだよね。これがね、ぴったりで。

原口:あのボス、実は監督なんだよね。

小川:あのしゃがれ声というか。

原口:まあ、演技が上手くないのはしょうがないんだけど、味がある。

小川:まあ、ウィレム・デフォーしかり、ニコラス・ケイジしかりですけど、凄い俳優だけど、ほとんどこれ友情出演的なものじゃないかなとボクは読んでいるんですよ。

原口:映画に予算がなかったんですよ、多分。

(※続きはまた次号!)

『ドッグ・イート・ドッグ』(原題:DOG EAT DOG)
・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー中! 【R18+】
・配給:プレシディオ
・公式HP:http://dogeatdog-movie.com/

監督:ポール・シュレイダー/原作:エドワード・バンカー/脚色:マシュー・ワイルダー
出演:ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クック、オマー・ドージー、ポール・シュレイダー、他
喰うか喰われるか。ニコラス・ケイジが挑む 超ハードボイルド&極バイオレンスの世界!

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◆要ゆうじの『コメディ千本ノック』

[※コラム紹介:脚本家・コメディライターの要ゆうじによる、必見のコメディ映画コラムです! ]


■第246本目:通好みの豪華キャストによる戦場ロマンティックコメディ!─『アメリカン・レポーター』

もうすっかりコメディ界の大御所になった感のあるティナ・フェイ。ライトなコメディへの出演が多かったティナだが、実話を元にした『アメリカン・レポーター』(2016年)は彼女の新境地となっている。

「アフガニスタンに派遣された戦場レポーターの物語」というとシリアスな戦争映画をイメージしそうだけど、悲惨なシーンはあまりなく、ふたを開ければ「主人公の女性の恋と成長のオハナシ」で、ロマンティックコメディの変化球という印象だ。

ティナの相手役には、『ホビット』シリーズや人気ドラマ「シャーロック」で知られるマーティン・フリーマン。ライバルの女性レポーター役に『スーサイド・スクワッド』(2016年)などで注目の若手女優マーゴット・ロビー。脇に名優アルフレッド・モリーナやビリー・ボブ・ソーントンを配し、なかなか豪華な顔ぶれが揃っている。

ニューヨークのテレビ局でニュースライターをしているキム・ベイカー(ティナ・フェイ)は、局の方針で報道記者としてアフガニスタンへ派遣されることになる。恋人のクリス(ジョシュ・チャールズ)には3か月で戻ると約束し、キムは軽い気持ちでアフガニスタンへ向かった。現地ではガイド兼通訳のファヒム(クリストファー・アボット)とセキュリティ担当のニック(スティーブン・ピーコック)に出迎えられるが、駐留している海兵隊への取材を通して早速厳しい現実を知ることになる。
キムよりも先にアフガニスタンの取材で滞在しているターニャ(マーゴット・ロビー)とは、戦場レポーター同士という仲間意識から友人となった。さらに、フリーカメラマンのイアン・マッケルピー(マーティン・フリーマン)とも知り合うが、ターニャから「女好きのサイテー男だから、気安く近づかない方がいい」と忠告される。やがて現地での生活に慣れてきたキムは、次々と強硬取材を決行。ついにはアフガニスタンでナンバー2と目される、法務長官のサディク(アルフレッド・モリーナ)への単独インタビューにも成功した。
キムはスクープ映像を撮ることに快感を覚え、当初の予定期間を過ぎてもアフガニスタンでの取材を続けるために滞在を続けるのだった。それが原因でアメリカにいる恋人クリスとは気持ちがすれ違い、やがてクリスの浮気が発覚したことで別れることになる。そんなある日、危険な目に遭ったキムをニックが救わなかったことをイアンが激怒し、思わずニックを殴り倒してしまう。イアンの意外な一面を見たキムは、彼に惹かれ始め、やがて二人は結ばれるのだった。
そんな時、ターニャが大スクープ映像をものにする。過激派の一味を海兵隊が爆撃する瞬間を至近距離でレポートしたのだった。ターニャに先んじられてしまったキムは、テレビ局からも見捨てられ、傷心のままニューヨークへ戻る。しかし、テレビ局でターニャの姿を見つけたキムは全てを察知する。ターニャは海兵隊と事前に示し合わせてスクープを撮り、そのネタを持ってキムのいる局に自分を売り込んだのだった。
ターニャのせいでスタッフに死者まで出ていることに憤ったキムは、再びアフガニスタンへ行くことを決意。中継地点のイギリスでイアンと落ち合う約束をする。待ち合わせ場所の空港に着いたキムは、そこでイアンが過激派に拉致されたという知らせを受け……。

主演のティナ・フェイの上手さ・器用さは、実話原作をテーマにしたことでさらに幅を広げた感がある。マーティン・フリーマンのチャラ男っぽいキャラも新鮮だし、マーゴット・ロビーはひたすらカッコいい。コワモテの将軍を演じたビリー・ボブ・ソーントンが「そんな軽自動車に8万ドルもする対戦車用のミサイルを使うな! もったいない!」と言ってのけたりして、意外なギャグ担当だったりする。
また、無国籍な雰囲気ならお手の物のアルフレッド・モリーナは、本作ではアフガニスタンの大物政治家役。何かにつけて「特別な友人にならないか?」とキムを口説こうとするし、ついにはストーカーとなってキムの家に酔って押し掛け、変なダンスを始める始末だ。

アメリカらしいギャグとしては、イギリス人っぽかったニックが実はカナダ人だと分かった時に、キムが「カナダ人だったの!?危うくカナダ人と寝るところだった!」と言うのがオカシイ。これ、アメリカでは「ニューヨーカーはカナダ人をダサい田舎者としてバカにしている」という定番ギャグがあるのだ。
実は見どころいっぱいで、通好みな豪華キャストによる異色ロマコメとしてオススメの作品である。

『アメリカン・レポーター』 (原題:WHISKEY TANGO FOXTROT)
DVD発売中!  (発売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア/脚本:ロバート・カーロック
出演:ティナ・フェイ、マーゴット・ロビー、マーティン・フリーマン、アルフレッド・モリーナ、ビリー・ボブ・ソーントン、他
※AmazonでDVDをチェック!⇒http://amzn.to/2s1zFUg

※過去のコメディ紹介作リストはこちら!⇒http://amzn.to/2cN0Tvv

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(2)  映画野郎クロニクル

[※コーナー紹介:かつて掲載していた記事やコラムで、今読み返しても面白そうなものをセレクト掲載! 7月にBlu-ray・DVDが発売される、注目の邦画の封切当時に掲載したレビューをお届け!]
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◆【ガチンコ!!シネマレビュー】

■新宿スワンII

《作品データ》
新宿・歌舞伎町のスカウトマン・白鳥龍彦のドラマ&アクション映画『新宿スワン』が続編『新宿スワンII』として帰って来た! 白鳥龍彦が所属する新宿・歌舞伎町のスカウト会社「バースト」は勢力拡大のため関と白鳥は横浜へ。そこでは横浜出身の関のかつての友人の滝のスカウト会社「ウィザード」が取り仕切っていた。白鳥龍彦役は前作と同じく綾野剛、滝役に浅野忠信が、他伊勢谷友介、山田優、椎名桔平、村上淳、広瀬アリスが出演。監督は園子温。

・2017年7月4日(火)、Blu-ray&DVD発売!
※AmazonでBlu-rayをチェック!⇒http://amzn.to/2tkPuY8
(2017年1月21日ロードショー/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
【スタッフ】
監督:園子温/脚本:水島力也
【キャスト】
綾野剛、浅野忠信、伊勢谷友介、椎名桔平、深水元基、久保田悠来、山田優、北村昭博、広瀬アリス、高橋メアリージュン、村上淳、笹野高史

《『新宿スワンII』レビュー(レビュアー:じょ~い小川)》

前作から1年8ヶ月と続編のスパンとしてちょうどいいぐらいで作られ公開する『新宿スワンII』。舞台の大半は横浜になるものの、より群像的に展開しアクションも前作より若干パワーアップした。

ストーリーは新宿「バースト」の横浜進出を中心に関と旧知の仲だった滝の過去や前作で行方不明になったかつての同僚洋介のエピソード、「バースト」と「ウィザード」のそれぞれのバックにいる組織のやりとり、龍彦の元に表れたマユミのエピソードなどを群像的に展開。勿論、前作と同様に龍彦の成長記としての側面もあるが、今回はより周りのキャラクターが光るような作りでバラエティに楽しめる。

クライマックスにキャバ嬢のミスコンと倉庫街でのバトルと「バースト」対「ウィザード」の表と裏の二重構造のバトルになっていっている。加わえて2つのグループのバックの動きや滝と笹野高史演じる悪徳刑事のやりとりなどの水面下の流れもしっかりしている。

園子温の監督作品としては良くも悪くも控え目な演出でソツのない作りは前作と同様。過度な期待をせずに、原作のファンと園子温のファンが楽しむには無難な映画ではある。

評価:★★★
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【評価の星取りの見方→★★★★★:傑作!! ★★★★:秀作 ★★★:佳作。観て損はない。★★:凡作。★:駄作】

◇じょ~い小川 facebookプロフィール
⇒https://www.facebook.com/joeyogawa/about


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■編集後記

今週は割と余裕があったので新作を5本ほど見たんですが、今さらながら先月から公開中の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』にはやられました。大傑作! 故郷をワケありで離れた主人公に感情移入できるかどうかで印象が変わるかもしれないですが、自分もそこまでワケありではないものの、あまり故郷に帰りたくない派なので、共感度高く、かなりインパクトありました。
なんでケイシー・アフレック演じる主人公がそんなに故郷が嫌なのかという理由が作中で徐々に明かされるんですが、その明かし方がけっこう上手い。そして描かれるテーマも面白く、さすがアカデミー賞の脚本賞とっただけある脚本ですよ。「地味」っていう評がけっこう多かったのがあって見るのを後回しにしてしまったんですが、もっと早くみればよかった。
演出や役者の演技は静かでおとなしいけど、ちっとも退屈じゃない。ある思いを抱える主人公の姿が実にリアルで、彼の行動すべてがスリリング。野郎の心を直撃するドラマかと思うので、映画館でやってるうちに是非!
あと、アカデミー賞受賞作繋がりで、アカデミーの外国語作品賞を獲った『セールスマン』もおもしろかった。イラン映画ですが、フランスとの共同製作で、普通に見られる現代劇。これも脚本がよくできてました。サスペンス映画かと思ったら……という意外性。ドラマ寄りで若干野郎向けじゃないテーマだったりしますが、あまり予備知識無く見たほうがいいかなと。それにしても、イランの人もいまは普通にスマホを使っているんですね……アナログな印象のある風景なのに、そういうところで近代的なメカが出てくるとおっと思ってしまいますが。
あと、我らがジャッキー・チェン主演の『レイルロード・タイガー』もみましたが、いつものジャッキー映画なノリが懐かしく面白かったです。いい感じでコミカルで、ちゃんと最後はNG集が入っているという。去年の韓国映画の『暗殺』同様、反日というか抗日映画で、日本軍のボスとして池内博之が悪役だったりするんですが、そこがまた面白かったです。池内博之の評価が上がりましたよ!
他、いまいちな作品については割愛ということで……それにしてもズドーンと面白い作品に当たると気分いいものです! これだから映画はやめられない。(原口一也)

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最終発行日
2017年06月23日
 
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PC・携帯向け/テキスト形式
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エンターテイメント > 映画 > その他

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