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メルマガ名
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発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2017年10月20日
 
発行部数
409部
メルマガID
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形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 映画 > その他

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映画野郎【無料メルマガ版】  2017.10.20 vol.550


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   INDEX

(1) コラム一番星
 ◆『爆言! シネトーク最前線!!』 特別編!クロスレビュートーク:第49回『セブン・シスターズ』PART1
 ◆プチ鹿島の『挨拶は心の窓! 舞台挨拶おじゃまします!』 第110回『アウトレイジ 最終章』[2/2]
 ◆要ゆうじの『コメディ千本ノック』第255本目:『アメリカン・ヒーロー』
(2) ガチンコ!!シネマレビュー
 ■バリー・シール/アメリカをはめた男 ■斉木楠雄のΨ難
(3) 映画野郎クロニクル 
 ◆【ガチンコ!!シネマレビュー】■メッセージ ■WE ARE X
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


(1) コラム一番星

[※コーナー紹介:各ジャンルのスペシャリストが週替わりもしくは不定期に更新していく、「映画野郎」でしか読めない連載読み物コーナーです!]
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◆『爆言! シネトーク最前線!!』 特別編!

[※コラム紹介:映画野郎編集部のメンバーが映画界の時事ネタをテーマに座談会形式で本音トーク! 月イチの特別編、今回はノオミ・ラパス主演SFアクションスリラー『セブン・シスターズ』をレビュアーが語りつくします!]


■クロスレビュートーク:第49回『セブン・シスターズ』PART1

じょ~い小川(以下、小川):それでは今回の「クロスレビュートーク」ですが、こちらは10月21日から新宿シネマカリテにてロードショーのノオミ・ラパス主演の『セブン・シスターズ』。この映画ですけど、ノオミ・ラパス以外ではウィレム・デフォーも。

原口一也(以下、原口):俺たちのウィレム・デフォーも出ていてね。

KANTO:あと、グレン・クローズが出てることも。

小川:そうですね、グレン・クローズも。それとあと監督は、『処刑山 -デッド・スノウ-』の監督をやったトニー・ウィルコラ。あと、日本未公開ですが『ヘンゼル&グレーテル』もやってるみたいですね。

原口:『処刑山 -デッド・スノウ-』は2010年日本公開で、それ以来の久々の日本公開作。

小川:この映画はディストピア映画であり、近未来SFアクション映画だよね。設定が2073年に人口が凄い爆発的に増えて100億人ぐらいになっちゃった状態の中で、食料不足とか環境問題とか凄い進んでいる中でヨーロッパの政府がいわゆる一人っ子政策、1つの家族につき子どもは1人しかダメというような政策を作って、2人目以降は冷凍保存をするみたいな感じになっている中、ウィレム・デフォー演じるセッドマンの息子夫妻が7つ子を産んでしまった、と。
その7つ子の両親は亡くなって、ウィレム・デフォーが演じるセッドマンが7人の子 を引き取りつつ、その7人の子の名前に月曜、火曜、水曜……とそのまんまの曜日名をつけて、政府に見つからないように育てる。ある日、そんな中で“月曜”と名付けた女の子が行方不明になってしまった、と。という所からいろいろ怪しい事件が動いていくということですね。

KANTO:まず話したいことがある。7つ子であるっていうことが異常じゃないっていう世界の前提でちゃんと作ってるよね。なぜかっていうと、いろいろ医療が進化して、たくさん一辺に赤ちゃんを産んじゃうような状況が出来て、人口が爆発的に増えているっていうことを冒頭の所でちゃんと説明している。

小川:あれは食料の変異でしたよ。

KANTO:医療と食料の変化かな。

小川:多産病とか。

KANTO:双子とか三つ子とかが当たり前に産まれるような環境になってる中で、一人っ子政策をするという政策を打ち出した、と。その設定をちゃんと言わないと。それを言わないとこの話の一番面白い部分に行かないんですよ。それを踏まえた上で、よくある双子のすり代わりの話になるわけで。

小川:それも言って大丈夫かな?

原口:そういう設定がもう、ストーリーの柱なので大丈夫。

KANTO:その双子のすり代わりが出てくるスリラーっていうか。

小川:サスペンスかな。

原口:わりと、双子が出てきてどっちがどっちなのかわからなくなるっていう設定が他にもよくあるけど、それが一気に7つ子! っていう所の複雑さ加減がこの映画のオリジナリティーだよね。

KANTO:アイデアっていうのは小説の所で引っ掛かっていると思った。ところがこれを映像化するのが今の時代だからようやく出来た。

小川:ま、そうですね。7つ子という所は。

KANTO:当然、昔だったら双子を演じるっていうのを1人の俳優がやるっていうのはあって、上手くすり代わりをしたりとかっていう。でも、7つ子になると話はそうはいかない。例えばCGの技術とかが発展してできるようになった。ということがあるじゃないですか。

原口:でも一人何役もやったって言ったらエディ・マーフィーがコメディでやったっていうぐらい。

KANTO:それを言うと『スプリット』っていう最近の映画で、1人で何役もすり代われるっていうやつも同様で、それは1人の俳優がいろんなキャラクターをやる難しさをこなしていった。この映画は同じようなことをノオミ・ラパスがやってるんだけど、同時にテーブルで7人揃うような技術があって。一人ひとり分かるようにキャラクターを作りあげてる。これはね凄いことだなって。さあどうぞ、感想を。

原口:急に。(笑) じゃあ俺言うけど、凄い面白かったよ。これ今年のベスト3に入る!

小川:えええええ! すんげぇつまんなかったよ、これ。

KANTO:僕も言わせて。相当面白かったよ。

原口:ちょっと待って。なんでつまんなかった?

小川:てか、7つ子自体全然面白くないじゃん。もう眠くて眠くて仕方なかった。

原口:え……後半アクション性強くなるし。

小川:そこだけだよね。

原口:それだけじゃなくて7つ子が一人っ子政策の政府に立ち向かう設定も面白いし、展開も飽きさせないしいいところだらけだよ。

KANTO:2001年ぐらいに原作が出来て、この映画が出来たの2017年として、ずっとこの映画が出来るのを待ってた。この脚本自体は映画化したい脚本だと思う。

原口:(映画化)したいし、出る方もスタッフもこの脚本で参加したいと思うだろうし。みんなこの脚本でやりたいって、参加したくなるような凄い脚本だと思うよ。

KANTO:ノオミ・ラパスもこの役をやって、この役をやれるってなって、本気で取り組んでるのが凄く分かる。

原口:この1人7役っていうのは相当演技力がないと勤まらなくて、彼女はそれをちゃんとやりきった。見てる方も納得できる演技で、女優魂を見ましたよ。

MUNE:(エディ・マーフィーの)『ナッティ・プロフェッサー』じゃないもんね。

KANTO:そうだよね。今までそういう物って全部コメディだったじゃん。

MUNE:最初ちょっとギャグっぽい感じかと思ったけど、7つ子設定が本当に上手くて素晴らしい。

KANTO:これチームワークって言っても他人同士のチームワークじゃない。家族のチームワークとも違う。新しいチームワークだよね。

原口:7人が血のつながった姉妹っていう所で、その関係のどうしようもなさを描くテーマ性も入ってるし、嫌でも連帯責任を追わされるっていう所の理不尽さっていうのもちゃんと描かれてるし。その中で7人がそれぞれ、この状況をどういう風に思ってるのかっていうのが明らかになっていくところも実に面白いよね。

(※続きは次号にて掲載!)

『セブン・シスターズ』(原題:WHAT HAPPENED TO MONDAY?)
・2017年10月21日(土)より新宿シネマカリテほか、全国順次ロードショー! 【R15+】
・配給:コピアポア・フィルム
・公式HP:http://7-sisters.com/

監督:トミー・ウィルコラ/脚本:マックス・ボトキン、ケリー・ウィリアムソン
出演:ノオミ・ラパス、グレン・クローズ、ウィレム・デフォー、マーワン・ケンザリ、他
7人がシェアしたのは、たった一人の人生。
一人っ子政策を強行する国家 vs. 7人の姉妹
闘いの果てに彼女たちが見たものは…
『ミレニアム』三部作のノオミ・ラパスが1人7役で熱演するSFアクションスリラー!!

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◆プチ鹿島の『挨拶は心の窓! 舞台挨拶おじゃまします!』

[※コラム紹介:時事ネタに強いピン芸人・プチ鹿島による、突撃取材連載! 「映画の初日舞台挨拶」に潜入し、現場で起こっている「真実」を鋭くレポート! 10/7『アウトレイジ 最終章』レポートの続きです!]


■第110回『アウトレイジ 最終章』[2/2]

2作目は他にもたまらないみどころがあった。

《今回は大阪の「花菱会」が登場。みどころを言います。「言葉の銃撃戦」です。会長の布施を演じる神山繁の食えないオヤジぶりもいいですが、その脇にピッタリ寄り添う若頭・西田敏行と塩見三省の「口撃」がまぁ素晴らしい。「知らないんはお前の方じゃボケ!」「腐れ外道が」「なんじゃワレ!なめ腐りやがって、ただじゃおかへんぞコラ!」。
出るわ出るわ言葉の銃弾雨あられ。特に北野武演じる大友と対面シーンの怒鳴り合いは圧巻。言葉はアレなのですがそのリズムとテンポで心地よくてむしろ癒された。特に塩見三省はその面構えと独特の姿勢のよさから放つ言葉がハマっており、スッキリ。》(2012年のコラムより)

「言葉の銃撃戦」が最高だった『アウトレイジ ビヨンド』。潜入コラムの筆も上記のように踊りました。

あれから5年。今回の『アウトレイジ 最終章』です。

10月4日の毎日新聞の記事を引用する。

《力争いを描く映画「アウトレイジ」シリーズも3作目にしてラストを迎えた。監督、脚本、主演を務める北野武は、「シリーズそれぞれに色づけをした。1作目は暴力、2作目は大阪弁を交えた言葉の応酬。そして、3作目は乾いた感覚を取り入れた。これで三色旗の完成」と話す。》

言ってみれば1作目は暴力で求心力を発揮し、2作目は言葉の銃撃戦で遠心力を発揮した。そして今回の3作目が「乾いた感覚」であるなら、やはり北野映画の真骨頂であると言えよう。

私が潜入したのは10月7日新宿ピカデリー、午後12時の回。上映前に挨拶する回である。

呼び込みとともに、北野武監督、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、金田時男の各紙が登場。

客席からは「たけちゃん!」という男の掛け声。

まず西田敏行は「日本な銃規制国家です。 だからエンタメとして楽しめるんだと思います。」と語ったあと、「映画の撮影当初は頸椎亜脱臼で四ヵ月入院していてこれが復帰作でした。歩行困難でした。塩見三省さんも病気になってしまって、ふたりとも後遺症を抱えながらでした。そしたら監督が『ホン(台本)変えちゃおうか』と。 優しさに感動しました。」

その話を受けた北野監督は「西田さんに関してはなるべくアドリブを外す作業をしました」。照れ屋なたけちゃん!

それにしても「アドリブ銃撃戦」西田敏行の現場でのパワフルさを想像してしまった。

ピエール瀧は「僕ぐらいの年齢層だと(北野武と仕事ができるのが)光栄の極みです」。

そのあと、
「西田敏行さんはじめ物騒な顔の方が多いので浮かないようにしました。」

「あ、客席の1列目空いてますけど、後ほどホンモノの方が来ますので、席を蹴らないようにしてください」
と会場を沸かす。

松重豊は前作で刑事コンビを組んでいた小日向文世から「今度どうなるの? 誰が死ぬの? 西田敏行さんは死ぬの?」と矢継ぎ早に質問されて大変でしたと語り、これまた大ウケ。小日向文世のこの映画でのキャラと相まったいかにもな言葉。

大森南朋は「北野武ファンなので自分はいつ(北野作品に)出れるのか苦虫を噛み潰していた。」と告白。

締めの北野武監督は、
「次は純愛映画やって失敗すると思うので、そしたらまた『帰ってきたアウトレイジ』『アウトレイジタロー』なんかやりたい」と宣言。

ここは「ビートたけし」でした。お客さん大喜び。十八番である言葉の「銃撃」を監督から聞けたのでした。

あと最後に言っておくと、舞台挨拶には出ていませんでしたが塩見三省の演技が最高でした。前作から今作までの5年間のあいだ、塩見さんはご病気をされて今でも後遺症が残る状態の中、前作から役柄を「アップデート」していたんです。ある意味、自分のこの5年間の経過を役柄にも「いかしている」としか思えませんでした。

というわけでまだ映画館に行ってない人は、観たほうがいいよバカヤロー!

(第110回おわり!)

『アウトレイジ 最終章』 【R15+】
2017年10月7日(土) 初日舞台挨拶 12時10分の回上映前
・会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3-15-15)
・登壇者:北野武(ビートたけし)、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、金田時男
・公式HP⇒http://outrage-movie.jp/

◇プチ鹿島プロフィール⇒http://orenobaka.jugem.jp/?pid=2
※ブログ「俺のバカ」⇒http://orenobaka.com/

プチ鹿島の新刊!『プロレスを見れば世の中がわかる』(宝島社刊)が絶賛発売中!
※amazonでチェック!⇒http://amzn.to/2wfImkw

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◆要ゆうじの『コメディ千本ノック』

[※コラム紹介:脚本家・コメディライターの要ゆうじによる、必見のコメディ映画コラムです! ]


■第255本目:メンタル弱すぎのクズでダメなヒーローに、ちょっと目が離せない!─『アメリカン・ヒーロー』

今年もDCコミックのヒーローが映画界で人気だが、そんなメジャーヒーローたちとは一線を画すヒーローを描いた作品が『アメリカン・ヒーロー』(2015年)だ。主人公はクズでダメな中年男。念力を使える能力者だが、それを活かすこともせず、妻にも三下り半を突き付けられる。『デッドプール』(2016年)もクズ野郎なヒーローだったが、こちらの主人公・メルヴィンはコスチュームもなく、見た目はただのおっさんである。マトモになったかと思うと、すぐまたクズに戻ったりして何ともメンタルが弱い。弱すぎる。だけど、そこが妙にイイのだ。

メルヴィン・ヘスパー(スティーヴン・ドーフ)は「念じただけで物を動かせる特殊能力」を持っていたが、酒と女とドラッグに溺れる自堕落な生活を送っていた。せっかくの特殊能力も見世物にして日銭を稼ぐ程度にしか使わず、親友で障害者のルシール(エディ・グリフィン)からも将来を心配されている始末。
メルヴィンにはドリーン(キーナ・ファーガソン)という妻と一人息子のレックス(ジョナサン・ビリオンズ)がいたが、メルヴィンのダメ亭主ぶりに愛想をつかれ、離婚調停で息子に会うことも禁止されていた。それ故、今は実家で母のアイリーン(アンドレア・コーヘン)、妹のクラリス(ライーデン・グリア)と暮らしている。メルヴィンが特殊能力を持っていることは友人たちには周知の事実であり、警官のジミー(キング・オルバ)からも世の中のために能力を使うよう説得されていた。
ある日、メルヴィンはレックスの様子を見に学校の周辺まで行くが、そこで街のギャング連中がうろついているのを目撃する。愛する息子の身に危険を感じたメルヴィンは、心を入れ替えて真面目になり、能力を使ってギャングたちを追い払った。しかし怒ったギャング団は仕返しにルシールを襲い、重傷を負わせる。ヒーロー気取りだった自分に嫌気がさしたメルヴィンは、再び自堕落な生活に戻るのだったが……。

本作は一応「SFアクションコメディ」のジャンルに入ると思うが、他のヒーローものと比べてひたすら地味だ。巨大な悪の組織と戦うわけでも、強敵に苦しめられるわけでもない。敵は街のギャング団。単なる人間の悪党だ。メルヴィンがちょっと本気を出せば、紙屑のように全員放り投げられる。なので、アクション的な盛り上がりではなく、ひとりのダメ男が家族や友人との関りで更生していく物語を観るというのが正しい。と書くと、ヒューマンドラマのようだけど、「能力のバカげた無駄遣い」がちゃんとエッセンスとして乗っている。

主演のスティーヴン・ドーフは『ブレイド』(1998年)の悪役・フロスト役で知られるが、マーベルコミックの敵役が20年経ってヒーロー役というのも興味深い。

また、主人公の親友ルシールを演じたエディ・グリフィンはスタンダップ出身のコメディアン。本作ではずっと車椅子姿の役だが、それでも常に女の子をナンパするというバイタリティー溢れるキャラクターだ。
アメリカでは障害者もちゃんとギャグの対象として扱うので、こんなシーンもある。病院でルシールが看護師に向かって「俺の下半身も診てくれない? 少しさわってもらえると治るかも……」と言うと、看護師が「平気よ。同じこと言ってくる人(障害者)いっぱいいるから」とサラリとかわす。スケベでナンパな障害者が登場するコメディは珍しくなく、このへんが日本のコメディと大きく違うところだろう。

『アメリカン・ヒーロー』 (原題:AMERICAN HERO)
DVD未発売、レンタルのみ。 (発売元:カルチュア・エンタテインメント)
監督・脚本:ニック・ラヴ/出演:スティーヴン・ドーフ、エディ・グリフィン、ルイス・ダシルバ、他
※Amazonビデオ(オンラインビデオをストリーミング)をチェック!⇒http://amzn.to/2gvhWEU

◇要ゆうじ(かなめ・ゆうじ) Facebookプロフィール
⇒https://www.facebook.com/yuji.kaname/about


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(2) ガチンコ!!シネマレビュー

[※コーナー紹介:熱心に映画館へ足を運ぶ新作好きな映画ファンのため、精鋭レビュアーが気になるその内容をいち早く辛口レビューしまくります!]
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■バリー・シール/アメリカをはめた男

《作品データ》
トム・クルーズと『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督の初タッグによるエンターテインメントな実話ベースの社会派映画! TWAパイロットのバリー・シールはある日、CIAからスカウトを受け、飛行テクニックを駆使して東側の領域を写真撮影し、そこからさらにヤバい仕事が舞い込む。トム・クルーズ他、サラ・ナイト、ドーナル・グリーソン、ジェイマ・メイズが出演。

・10月21日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
・上映時間:115分
・配給:東宝東和
【スタッフ】
監督:ダグ・リーマン/脚本:ゲイリー・スピネッリ
【キャスト】
トム・クルーズ、サラ・ナイト、ドーナル・グリーソン、ジェイマ・メイズ

原題:AMERICAN MADE/製作国:アメリカ/製作年:2017年
公式HP:http://barry-seal.jp/

《『バリー・シール/アメリカをはめた男』レビュー(レビュアー:じょ~い小川)》

トム・クルーズ主演最新作で『Mr.&Mrs.スミス』やボーンシリーズを作ったアクション系に定評があるダグ・リーマン監督の作品とくればさぞ派手なブロックバスター映画か、と思いきや意外にも『グッド・フェローズ』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のような口当たりの映画。期待のしどころさえ間違っていなければそこそこのトム・クルーズ主演映画ではある。

実在したトランス・ワールド航空の最年少パイロットにして、CIA、中南米の麻薬カルテル、さらにはアメリカ政府の運び屋となった男バリー・シールの物語であり、しかも実話でもある。
普通のパイロットから、ヤバい仕事で成り上がる感じは『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』とマーティン・スコセッシの成り上がり系映画(『グッド・フェローズ』、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)を掛け合わせた感じで、合法/違法スレスレの運び屋パイロットのまるで映画のような話を実話ベースとして楽しむ映画である。

後半における追い詰められ感も、シラフ版『グッド・フェローズ』&『ウルフ・オブ・ウォールストリート』といった趣。マフィアでもヤク中でもない普通の人がちょっとヤバい仕事をして感覚が麻痺してる具合いがミソであり、そこをいかに面白がれるかがこの映画を楽しめる鍵になる。モーテルでの車のやりとりに『カジノ』の影を匂わせるなど、やはりこの手の映画の何かは意識していると思われる。

トム・クルーズの軽快な演技が良くも悪くもあり、レオナルド・ディカプリオが主演した『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や『アビエイター』辺りと比べちゃうと重さというか物足りなさがなくもない。バリー・シールをトム・クルーズに演じさせたのは『トップガン』の主演だった彼を主演にすることで実在のバリー・シールに対する最大限のリスペクト、ともとれる。つまり、トム・クルーズ主演ということそのものがダグ・リーマンの演出とも言える。

トム・クルーズが主演となるだけでパイロット版『グッド・フェローズ』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』がエンターテインメントな映画になっているのはお見事と言うしかない。アクションとかダグ・リーマン特有の派手なシーンは少ないが、いい意味で気軽に見えるクライムな映画としてはダグ・リーマン監督&トム・クルーズによるマジックかもしれない。

評価:★★★★

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■斉木楠雄のΨ難

《作品データ》
週刊少年ジャンプで大人気の「斉木楠雄のΨ難」が「勇者ヨシヒコ」や『銀魂』の福田雄一監督により映画化! 生まれながらにしてあらゆる超能力を持つ高校生・斉木楠雄を中心とした学園コメディで、今回は学園祭が舞台となる。主演は最近漫画原作で主演が多い山崎賢人。他、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一が出演。

・10月21日(土)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー
・上映時間:97分
・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、アスミック・エース
【スタッフ】
監督・脚本:福田雄一
【キャスト】
山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
公式HP:http://saikikusuo-movie.jp/

《『斉木楠雄のΨ難』レビュー(レビュアー:じょ~い小川)》

週刊少年ジャンプの原作漫画の映画化……というよりテレビアニメもかなりやり、いろんな形で見せた中で「勇者ヨシヒコ」や『銀魂』の福田雄一の監督・脚本による本作はギャグマンガを見事に実写映画化したお手本のような作品で、改めて福田雄一のすごさを痛感した!

生まれながらにしてあらゆる超能力を持つ高校生・斉木楠雄を中心とした学園群像コメディで、今回の映画版はその中の学園祭のエピソードに集中した。福田雄一監督はとにかくこの漫画のキャラクターを熟知し、十二分に生かし、また福田雄一特有のゆるいコメディセンスが原作との相性がよく、肩の力を抜いて楽しめるコメディに仕上がっている。

超能力と冷静、というか常に冷めた目線でツッコミを常に繰り出す斉木楠雄と、松岡修造並の熱血&暑苦しい灰呂、どす黒い美少女・照橋、バカの燃堂、中二病の海藤、元ヤンの窪谷、イリュージョニストの蝶野など「斉木楠雄のΨ難」に出てくる濃いキャラがフル回転のロイヤルランブル! なかでも橋本環奈が演じる照橋はお見事としか言いようがなく、可愛さと彼女の崩れ加減に落差があり、素晴らしき怪演ぶり。とにかく、灰呂にしろ燃堂にしろ蝶野にしろなりきりぶりが凄く、「斉木楠雄のΨ難」ワールドを堪能出来る。

原作もアニメ版も全て見てる方にはひょっとしたら物足りなさがあるかもしれないが、原作未見者にもわかりやすく、学園群像コメディ映画としてのクオリティもかなり高い。これをきっかけに「斉木楠雄のΨ難」ワールドにはまるにはいいし、映画版第1作目としては上々のシリーズ顔見せ映画になっている。原作のファンはもちろん、コメディ映画が好きなら原作未見者も必見!

評価:★★★★

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【評価の星取りの見方→★★★★★:傑作!! ★★★★:秀作 ★★★:佳作。観て損はない。★★:凡作。★:駄作】


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(3)  映画野郎クロニクル

[※コーナー紹介:かつて掲載していた記事やコラムで、今読み返しても面白そうなものをセレクト掲載! 今回はBlu-ray、DVDが今月発売されたばかりの新作2作の封切当時に掲載したレビューをお届け!]
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◆【ガチンコ!!シネマレビュー】

■メッセージ

《作品データ》
『灼熱の魂』や『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSF映画が登場。 ある日世界12ヵ国に謎の飛行物体が突然現れた。軍は言語学者のルイーズをスカウトし、彼女に異星人と思わしき地球外生命体と対話をさせることに。言語学者ルイーズ役にエイミー・アダムスが、他ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、マイケル・スタールバーグ、マーク・オブライエン、ツィ・マーが出演。

・2017年10月18日(水)、Blu-ray&DVD発売!
※amazonでBlu-rayをチェック!⇒http://amzn.to/2goktgr
(2017年5月20日ロードショー/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
【スタッフ】
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ/脚本:エリック・ハイセラー
【キャスト】
エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、マイケル・スタールバーグ、マーク・オブライエン、ツィ・マー
原題:ARRIVAL/製作国:アメリカ/製作年:2016年

《『メッセージ』レビュー(レビュアー:じょ~い小川)》

昨年の東京国際映画祭で上映され一部の映画ファンの間で話題になっていたSF映画『メッセージ』。『灼熱の魂』や『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴだからSFでもそこそこやると踏んでいたが、派手さこそはないが、そこそこのSFではあった。

突如飛来して来た大きなモノリスのような飛行物体にどよめく世界各国のサマはまさしく『インデペンデス・デイ』そのものだが、そこからは対話重視という辺りはスピルバーグの『未知との遭遇』さながら。異星人らしき生物(?)はタコみたいなステレオタイプな宇宙人で、墨みたいな丸を描き、これを言語学者が読み解く。

この飛行物体と異星人とのコンタクトが丁寧かつリアル。各国が対応に悩む様子も無理やり移民問題と被せれば現代ともリンクしているし、中盤以降にとったアクションもいかにもアメリカらしい。それと途中でしゃしゃり出た某国もいかにも現代らしく、微かに世界のマクロ面のパワーバランスも見えなくない。

そんな中で、主人公ルイーズの家庭・家族の過去の問題や精神が映像にも影響していて、全体的に暗めでぼかしもいくつか見られる。歯切れの良い展開からも彼女の壮大な夢とも見れなくはないが、ストーリーのテーマの中で対話がテーマになっているのは彼女自身に起因していると見ると納得する部分は多い。

『インデペンデス・デイ』や『宇宙戦争』のような派手さは全くなく、「映画野郎」的には地味なSFではある。が、丁寧な作りの脚本だし、『2001年宇宙の旅』のモノリスや『未知との遭遇』を思うとその現代版としては感慨深さはある。

評価:★★★

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■WE ARE X

《作品データ》
いまや日本のみならず世界的にも伝説的になった日本のヴィジュアル系HM/HRバンド・X JAPANのドキュメンタリー映画! YOSHIKIとTOSHIの幼少期からバンド結成、メジャーデビュー後に瞬く間に成功するも、メンバーの脱退やアメリカ進出失敗、解散、メンバーの死、そして復活とバンドの歴史を振り返る。監督はスティーブン・キジャック。

・2017年10月11日(水)、Blu-ray&DVD発売!
※amazonでスペシャル・エディション(Blu-ray3枚組)をチェック!⇒http://amzn.to/2yztFH6
(2017年3月3日ロードショー/配給:東宝映像事業部)
【スタッフ】
監督:スティーブン・キジャック
【キャスト】
X JAPAN
製作国:アメリカ/製作年:2016年

《『WE ARE X』レビュー(レビュアー:じょ~い小川)》

バンドブーム直撃世代にはBOOWYやラフィン・ノーズ以上に熱狂的なファンを生み、その後のLUNA SEAやGLAYといったヴィジュアル系の先駆者でもあるX JAPANのドキュメンタリー。
バンドの結成や成功だけではなく、メンバーの脱退、死、バンドの解散、アメリカ進出の失敗などバンドの負の部分・時期も赤裸々にさらけ出したドキュメンタリーでそこは見応えはあったが、個人的に引っかかる部分がいくつかあった。

映画はニューヨークのマジソン・スクウェア・ガーデン公演の4日前からその直前までの舞台裏やインタビューを中心に構成。主にリーダーのYOSHIKIの話がほとんど、フロントマンのTOSHIの部分を足して8割というぐらい YOSHIKIとTOSHIのストーリーだが、それでも十分X JAPANのヒストリーとして成り立っている。
もちろん、HIDEの死も重いが、この二人の幼少期の頃の話とTOSHIの洗脳騒動からバンドの解散がそれ以上に重く感じさせる。考えてみれば、バンドの成功よりも苦悩の方が長く、そこが映画のポイントにもなり、YOSHIKI本人が完成した映画を観て辛くなったのはわからなくもない。

ただ、随所でいくつかの現象に説明が不足している。ある音楽評論家がX JAPANを日本のロックシーンにおいてX JAPAN以前と以降というふうに述べているがそれ以前がどういったものかはっきりと定義していない。
また、X JAPANが成功するきっかけになったバラエティ番組「ビートたけしの元気が出るテレビ」を全く取り上げていない。番組を出さなくても、この番組を制作していたテリー伊藤氏のインタビューは出来れば欲しかった。
あと、アメリカ進出の失敗がなんで失敗したのか、その後2000年代後半に世界中の音楽フェスに出てバンドが世界的なバンドになったなど成功・失敗の分析が出来ていない。

とりあえず、なんとかファンの鑑賞に堪えられるギリギリの出来ではあるが、正直作り手にバンドに対する熱があまり感じられない。
X JAPANを知ったり、ワイドショー的にはこれでいいのかもしれないが、音楽ドキュメンタリーとしては踏み込みが甘い。

評価:★★


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■編集後記

10月も中旬になって、天気も悪いせいか急に冷え込んできていますが皆さん体調はいかがでしょうか。
今号で掲載している月イチ連載の「クロスレビュートーク」ですが、今回扱った『セブン・シスターズ』で49作目。そして次回はいよいよ50作! 先週末のスタッフミーティングにて50回記念作品のトークをぶちかましてきましたが、ちなみに作品を予告しておくと、韓国産のサスペンスアクション『密偵』(11月11日公開)になります。アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品に選出されたくらいの作品なのでけっこう注目作かと。
このクロスレビュートークの連載50回を記念して、改めて特別トーク読み物を企画したいと思っておりますので、皆さんお楽しみに。それにしても月に一回のペースでやっていて50作というのは、振り返って思うとけっこう頑張ってきたなと。1年で12作だから4年以上かかるわけで。
そして、残念なお知らせになりますが、この50回を区切りに、クロスレビュートーク連載は休載になります。主要メンバーである副編集長の小川さんの仕事の都合で、メンバー4人が集まれなくなってきた……というのが大きな理由ですが。そこらへんの都合の詳しい事情は次回の編集後記で書かれるかと思います。まあ、みんな仕事の休みの日程がバラバラなので、もともと都合つけるのが難しいところがあるんですよね。
自分も仕事ではないのですが実は引っ越しをすることになり、いま荷造りなどでバタバタしているところだったりして、いろいろみんな、変化のある時期なのかなあ、と感じたりもしていますが。バタバタしているせいで、今月は映画館ではまだ『アウトレイジ 最終章』にしか行けてません、とほほ。
ちなみに引っ越し先は都内ではあるのですが、区が変わって、これまで映画を見に行く拠点が新宿だったのに、そこから離れてしまう。そこでしかやっていないミニシアター系の映画は別にして、シネコンがメインの作品だと、住まいから近いシネコンに拠点が変わりますよね。引っ越し先は豊島区の山手線沿線で、一番電車で近いのはやっぱり池袋なのですが、山手線を逆に回って、新しくできる上野のTOHOシネマズもそんなに遠いわけでもない。暮らしの環境だけでなく、映画の環境が変わるのもこれから楽しみたいと思っております、ハイ。(原口一也)

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